
さかいかなさん(元・酒井香奈子)、主演舞台『不滅の恋人』作詞家の人生をリアルに描く意欲作!! 公演開始!!
舞台『不滅の恋人』(脚本・演出:澁谷光平)のゲネプロが16日、東京・下北沢OFFF・OFFシアターで行われ、初日公演を目前に熱量たっぷりの演技をみせつけました。本作品はナチュラルな芝居でリアル感を重視し、地に足のついた物語を展開するプロデュース型ユニット、スプリングマンの最新作。共演には声優の波多野和俊さんや、あきやまかおるさん等、さかいさんと何度もタッグを組んだ布陣で、息のあった掛け合いをみせます。
本作はさかいかなさん演じる女流作詞家、岩田時子の日常とその生涯をゆるやかに描きます。
『不滅の恋人』の舞台は世田谷にある築50年以上のアパート、作詞家である岩田時子(さかいかな)の部屋。弟の翔平(山本徹)は従弟のたかし(武藤啓太)と一緒に、バイク事故でなくなった時子の部屋を片づけにやってきます。ふたりは時子の机の引き出しから数枚の通帳と「不滅の恋人へ」と書かれた宛名不明の手紙を発見。
姉との確執から遺産を放棄した翔平であったが、自分の大学費用を出していたのが姉であることが分かり、無性に腹が立つ。そんな複雑な思いからか、翔平は手紙にある「不滅の恋人」に遺産をゆずりたいと提案し、たかしとともに恋人探しを始めるが……。
すでに亡くなっている主人公の時子のシーンと不滅の恋人を探す現代の物語が交差し物語は展開していきます。ゆっくりと浮き彫りになっていく時子の人生の先には、誰もが共感する何気ない日常に潜むドラマが見えてくるでしょう。
とても順調に稽古を重ねてきて、手応えを感じています。ですが、本番はこわいです。とてもナマモノなお芝居で、状況に身を任せて会話をしているので、お客様が入ると感じ方も想いもだいぶ変わってくる気がしてどんな完成へとなるのか…。はじまってしまったら、その日のお客様と私達だけが知ることのできる物語になって行くと思います。岩田時子の人生を精一杯生きるので、是非劇場へとお越しください。
■公演概要
【スプリングマン『不滅の恋人』】
脚本・演出:澁谷光平(スプリングマン)
「一通の手紙をめぐる、ある女流作詞家の愛の物語」
26歳という若さでこの世を去ることになる名もない作詞家、岩田時子。
彼女の住むアパートから見つかった強烈なラブレター。
その手紙は誰に出すものだったのかを探求していくうちにみえてくる、彼女の生涯。
物語は2008年から2016年を行ったり来たりしながら、不滅の恋人へと辿りつく。
日付:2016年8月17日(水)~21日(日)
ホール:下北沢OFF・OFFシアター
【CAST】
さかいかな
波多野和俊
あきやまかおる
武藤啓太
山本徹
美藤大樹
日南田顕久
――声の出演――
若林直美
<タイムテーブル>
17(水)19:00-
18(木)19:00-
19(金)14:00-/19:00-
20(土)14:00-/19:00-
21(日)12:00-/16:00-
前売 3600円/当日 3900円
>>「スプリングマン」公式サイト
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