禁断愛を描いた話題のドラマCDシリーズ『禁断情事』の「芸能人とファン」が11月30日発売! 駿役を演じる土門 熱さんのインタビューをお届け!!
ヒロインと禁断関係にある男性とのラブロマンスを描いたVelvet VoiceレーベルのドラマCDシリーズ『禁断情事』の最新作「芸能人とファン」が11月30日に発売されます。今作は、歌や舞台に活躍する人気スターの駿とカフェ店員のヒロインとの恋愛ドラマを描いています。収録にはダミーヘッドマイクを使用し、臨場感のある濃密なドラマをお楽しみいただけます。ヒロインの相手役の駿を演じる土門 熱(あつし)さんに収録後、インタビューしましたのでその模様をお届けしましょう!
━━収録を終えての感想をお願いします。
松浦 駿役 土門 熱さん(以下 土門):今回のドラマCDはダミーヘッドマイクを使っての収録でしたが、駿のライバルの藤堂君やマネージャーの屋良さんなど出演者が多くて。ダミーヘッドマイクはちょっとした音でも拾ってしまうデリケートな機材のため、バラバラに収録するのかなと思っていました。実際はみんな一緒で、「せーの」で収録が始まって。一緒に収録するとノイズとか拾ってしまって大変かなと思ったけど、うまくチームワークでクリアでき、ひとつのドラマを一緒に作り上げていく楽しさも体感できたので、楽しみながら収録できました。聴いてくださる皆さんも駿や他のキャラクターに囲まれている感覚で、臨場感を持って楽しんでいただけるかなと思っています。
━━演じるキャラについての印象とキャラクターを演じる上で気を付けたポイントなどありましたらお聞かせください。
土門:駿は知名度があって、アイドルや俳優として活躍するタレントさんで、そんな彼がお忍びでプライベートで使っているカフェで、そこで働くヒロインと出会い、物語が始まっていくわけですが、駿は芸能人扱いをされたくなくて。僕自身もテレビの画面に出る松浦 駿じゃなくて、ひとりの普通の青年であることを終始忘れないように心がけました。
駿は芸能界で活躍しながらも人知れず、苦悩を抱えていますが、僕らも声優として何かを表現するという部分では駿に共感できる部分もあったので、親近感を持てました。オフでの彼がヒロインとのふれあいを通じて、変わっていく様子を楽しんでいただければいいのかなと思います。
━━ヒロインについてはどんな印象を持たれましたか?
土門:カフェに通うようになって、いつの頃からか気になっていた店員さん。特に美人だとかスタイルがいいというわけでなく、どこにでもいるような普通の女の子で。彼女は常に芸能人ではなく、ひとりのお客さんとして接してくれたことが、駿にとって心の安らぎになってひかれていったんでしょうね。彼女は最初、駿が芸能人だと知らなかったわけですが、知ってしまったらどこか意識して接してしまってもおかしくないのに、変わらずに接してくれたことが、彼らの関係性が深まっていく一番の要因だったのかなと思います。
むしろこっちがどんどんひかれていくような。そしてヒロインがカフェの店員さんということで、日々、いろいろな人達と接していることで感情の機微や雰囲気を敏感に感じとれる子なので、駿の気持ちや感情を優しく汲み取ってくれるのもいいですね。好意に関しては鈍感なんですけど(笑)。想像力が働く子なので、駿の仕事上のことも彼以上に心配してくれて。駿がそんな子と出会えたことは、とても幸運だったと思います。
━━気になったシーンやお気に入りのシーンはありましたか?
土門:マネージャーさんとのやり取りがリアルで、「きっとこんなことあるんだろうな」と想像しやすくてドキっとしました。自分を支えてくれているファンの方やスタッフさんなどへの責任を背負わなくてはいけないから、自分の素直な気持ちをヒロインにぶつけることができないもどかしさを痛いほど感じて。
そして同じ事務所に所属し、親友であり、ライバルでもある藤堂君とはお互いに認め合う存在で、切磋琢磨できる相手がいることは素晴らしいですね。お互いのことを思いやるシーンもあって、「これって男友達だからだよな」と思わせてくれて素敵だなと思いました。
━━本作の聴きどころを教えてください。
土門:ふたりのドラマの舞台がカフェや公園など、よくある普通の場所であることが「もしかしたらこんなことあるかも?」と思えるし、感情移入しやすいのかなと思います。駿とヒロインの関係性の変化や、ふたりを取り巻く人達の温かさや友情など聴きどころはたくさんありますが、本編とは別に収録した特典CD(※ステラワース限定版、連動購入特典CD)も聴いていただきたいです。本編から時系列がつながっていて、ふたりの距離感が縮まって、関係性もどんどん深化していくのが感じていただけると思います。
本編を聴いた方は、「この後、ふたりはどうなるんだろう?」と、主観的も客観的にもその先も知りたくなるでしょうし、カフェの雰囲気の変化も感じ取っていただけると思います。ぜひ特典CDもゲットしてふたりの「その先」も見届けてほしいです。
━━今回のシリーズは「禁断情事」がテーマになっていますが、好きな禁断シチュエーションはありますか?
土門:ベタですが、「先生と生徒」かな。でもシチェーションは学校なのか、家庭教師なのか、はたまた自動車学校やスポーツジムだったり、いろいろあって。教える立場と教わる立場という上下関係が逆転するところが禁断のシチェーションの醍醐味なのかなと思います。今まで見られなかった表情が垣間見えるというのがこのシリーズの魅力だと思うし、今作でも能動的な駿を受け入れていたヒロインが、いつしか駿を包み込むようになったこともそうでしょうし。
━━今後、シリーズであったらおもしろそうだなと思うシチュエーションはありますか?
土門:上司と部下かな。それも取引先に営業に行った会社の偉い人と関係を持ったりしたらおもしろそう(笑)。
━━発売を楽しみにしている読者のみなさんにメッセージをお願いします。
土門:主人公と駿の関係性だけでなく、取り巻く人々のドラマもあって。「芸能人とファン」がテーマになっていますが、それぞれのキャラは普通にそこにいる人達という雰囲気をまとっているので、聴いてくださる皆さんも受け入れやすくなっていると思います。本作は僕的には「人間愛」がテーマになっていると思うので、温かいドラマと素敵なラブロマンスにひたっていただけたらうれしいです。
発売日:2016年11月30日
価格:[通常版] 2,000円(税別) / [ステラワース版(特典CD付き)] 2,500円(税別)
発売:Velvet Voice
★2017年1月25日発売予定の『禁断情事:執事とお嬢様』と連動購入特典あり
※『禁断情事:お義兄ちゃんと義妹』、『禁断情事:先生と生徒』は好評発売中
>>Velvet Voice bouquet公式サイト
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