3食昼寝付きの囚人生活へようこそ!TVアニメ『ナンバカ』必見の6つの理由はコレだ!
2016年10月4日より放送が開始されるTVアニメ『ナンバカ』。双又翔先生による同名の人気WEBコミック(comico)を原作とし、あの『銀魂』でもお馴染みの高松信司監督がTVアニメ化するということで、原作及びアニメファンからから大きな期待を集めている作品です。放送も間近に迫る中、ここではそんな『ナンバカ』が、アニメファンにとって必見となる6つの理由を紹介していきます!
原作の雰囲気を踏襲した、ビビッドな色使いに注目!
なんといっても本作のビジュアルを目にした際に印象に残るのが、カラフルかつ独特なビビッドな色使い。それもそのはず、原作となっている双又翔先生によるコミックは、フルカラーで掲載されているWEB漫画。原作で描かれている鮮やかな色合いを完全に再現した結果がこのアニメでの独特な色使いとなっているのです。原作の持ち味を生かすための徹底したこだわりからは、スタッフの本作にかける愛情がヒシヒシと伝わって来ます!
特に原作コミックの特徴でもある、キラキラとしたエフェクトまでも完全に再現されており、原作ファンはもちろん、TVアニメから本作に触れる方々も、そのビジュアルに釘付けになってしまうことは請け合いです。
一癖も二癖もある個性的なキャラクターたち!
本作の主な登場キャラクターたちは、日本最高のセキュリティをもつ「南波刑務所」の最奥にあるとされている「13舎13房」の囚人です。13房は、数ある脱獄囚の中でも特に危険視されている存在で、脱獄を試みることそのものが趣味の「ジューゴ」、無類の女とギャンブル好きで、デートに行きたいがために脱獄を図った「ウノ」、ケンカ好きだがそれ以上に食べることに情熱を燃やし、メシがまずいからというだけの理由で脱獄しようとした「ロック」、元はドラッグのバイヤーだったが、薬と注射が大の苦手な「ニコ」など、メインキャラクターである4人を筆頭に、どの囚人も超がつくほど個性的な性格となっています。
また囚人だけでなく看守である「双六一」(すごろくはじめ)にも注目です。「ハジメ」や「ハジメちゃん」という愛称で親しまれている彼ですが、日々個性的な囚人たちや同僚の看守たちに振り回される苦労人。一方でその腕っぷしは凄まじく、決めるべき所では決めてくれるカッコイイ一面ももっている、囚人たちに並ぶもう一人の主人公とも言えるでしょう。
加えて、それらのキャラクターを演じるキャスト陣も超豪華。柿原徹也さん、関智一さん、津田健次郎さん、明坂聡美さんら経験豊富な声優陣に加えて、汐崎アイルさん、大河元気さんら舞台を中心に俳優として活躍する面々も大勢参加。かといって決して話題先行のためのキャスティングではなく、俳優陣も多くは既に声優として活動する経験者揃い。果たしてどんな熱演を見せてくれるのか、今から期待が高まります。
刑務所なのに快適!? コミカルでハイテンションな監獄生活
先ほどの項目でも触れた通り、本作では日本最高のセキュリティをもつとされる「南波刑務所」に収監された囚人たちの物語が主に描かれていくことになるのですが、看守たちに一方的いたぶられる、理不尽な刑務所生活といった要素は描かれません。
それぞれにクセは強いものの、本作に登場する看守たちは基本的に善人達で、囚人達もおおむね刑務所生活を楽しく満喫しているという、他の作品ではなかなか見られない、コミカルでハイテンションな日常が描かれることになります。新年会や鬼ごっこなど、学園生活さながらの賑やかなイベントも行われ、ここは本当に刑務所なのかとツッコミたくなってしまう、異例の監獄生活に釘付けになってしまうこと間違いなしです。
ギャグだけじゃない! 超シリアスなバトルシーンも見所
本作は基本的にはコメディ要素が強く、日常を楽しんでいる囚人たちの姿が描かれますが、彼らにはそれぞれ過去を抱えており、軽いノリの中に見え隠れするシリアスな側面も魅力の一つ。
中でも主人公の一人である「ジューゴ」には、特殊な力が備わった「黒い枷」が両手両足につけられており、その力を巡ってさまざまな騒動に巻き込まれることに。物語が進むに連れ、本格的なバトルシーンがいくつも待ち受けており、ギャグ作品だと侮っていると、そのギャップに度肝を抜かれることになるでしょう。ギャグとシリアス両方のストーリーを楽しめる、一粒で二度おいしい作品となっています。
製作スタッフは超豪華!女性アニメファンは要注目!
TVアニメ版『銀魂』や『男子高校生の日常』を手がけたことで知られる高松信司さんが監督を務めるのは冒頭でも触れた通りですが、シリーズ構成は『新テニスの王子様』『甘々と稲妻』の広田光毅さん、キャラクターデザインに『七つの大罪』で総作画監督を務めた戸谷賢都さん、音楽を担当するのは『ニンジャスレイヤー フロムアニメイション』の藤澤健至さんと、数々の話題作を手がけてきた豪華なスタッフ陣が集結。さらに製作スタジオは『マクロス』シリーズや『アクエリオン』シリーズで知られるサテライトとなっており、性別を問わず幅広い層から支持される人気作品を生み出してきた面々だけに、アニメファンなら要チェックです!
早くも異例の公式ファンクラブが発足!豪華賞品をかけたコスプレ大会も!
さらに公式サイトでは、TVアニメとしては異例の公式ファンクラブ“囚人友の会”のメンバーを募集中。登録すると自分だけのナンバカ“囚人番号”と、囚人番号が記載された“囚人カード”が発行され、南波刑務所の囚人になった気分が味わえるように!(躊躇いなくファンを囚人にしてしまうというのも、本作のすごい所と言えるでしょう)
この囚人番号は今後開催されるイベントでも必要になってくるうえ、メルマガで届くアニメの最新情報や、イベントの優先権など特典も満載。登録は無料となっているので、ファンなら入会は必須ですよ!
なお現在は既に募集は終了していますが、10月下旬にはナンバカファンのためのコスプレ企画『ナンコス』も開催予定。栄えあるグランプリには賞金10万円と、キャストサイン入り「ナンバカ」公式Tシャツ、双又翔(原作者)賞には双又翔先生サイン入りコミックと『ナンバカ』公式Tシャツといった豪華景品が用意されています。
一風変わったキャンペーンも多い本作。次はどんなお祭りが開催されるのでしょうか? 今後の情報にも目が離せません!
以上、本作を絶対に見るべきだと考える6つの理由、お分かりいただけたでしょうか。独自の世界観で描かれる、ここでしか味わえない魅力が満載となっているTVアニメ『ナンバカ』。10月4日から始まる放送をお見逃しなく!
[文/米澤崇史]
TVアニメ『ナンバカ』作品情報
ナンバーのついたバカたち!
<放送情報>
2016年10月4日(火)より放送スタート!
MBS 10月4日スタート 毎週火曜日27;00~
TOKYO MX 10月5日スタート 毎週水曜日 23:30 ~
BS11 10月6日スタート 毎週木曜日27;00~
※放送は都合により変更されることがあります。
<キャスト>
ジューゴ:上村祐翔
ウノ:柿原徹也
ロック:汐崎アイル
ニコ:小林大紀
双六一:関智一
百式百子:明坂聡美
一声三鶴:津田健次郎
三葉キジ:Kimeru
四桜犬士郎:山本匠馬
悟空猿門:保志総一朗
五代大和:武内駿輔
七夕星太郎:奥山敬人
九十九:豊永利行
リャン:藤原祐規
ウパ:小林ゆう
チィー:大河元気
トロワ:安達勇人
ハニー:光富崇雄
ムサシ:細谷佳正
双六仁志:筆村栄心
<スタッフ>
原作:双又翔(comico)
監督:高松信司(『銀魂』ほか)
シリーズ構成:広田光毅(『新テニスの王子様』ほか)
キャラクターデザイン:戸谷賢都
音楽:藤澤健至
アニメーション制作:サテライト