【Sargas（サルガス）編】『ツキプロch.（ツキプロチャンネル）』収録レポート＆コメント到着

『ツキノ芸能プロダクション（ツキプロ）』は声優とキャラクターがセットとなり、2.5次元で活躍するタレントが所属する芸能プロダクション。そんなツキプロがお届けする声優バラエティ「ツキプロch.（ツキプロチャンネル）」が2016年10月より2クール目に突入しています。これまでツキプロの新人育成プロジェクト“ツキクラ”のメンバーとしてその成長をお届けしていた全員に、ついにツキプロ正式所属の証であるキャラクターが与えられることとなりました！

　「ツキプロch.」第2クールの第2回、第3回では、そんなツキクラメンバーとツキプロに設立された新グループ“劇団アルタイル”のキャラクターたちとの初対面の様子が放送されます。今回対面するのは、7月18日に開催された単独イベントにて惜しくもユニット選抜から漏れてしまった、荒一陽さん、市川太一さん、菊地燎さん、西野太盛さん、筆村栄心さんの5人です。

　本稿では、放送に先駆け、収録の模様をレポートでお届けしていきます！

劇団アルタイルの秘密兵器を目指せ"Sargas（サルガス）"

　今回の収録一番のサプライズは、なんと5人にもユニット名が与えられることになったことです。ユニットとしてのCDデビューはまだ決まっていないこともあり、キャラクターのビジュアルと共にこの日まで伏せられていました。

そんな5人は“Sargas（サルガス）”の名前が与えられると知り、不意打ちを食らったように大喜び。さそりの尾という意味があるサルガスというユニット名には、先にデビューする選抜ユニットたちへの挑戦という意味も込められてると伺い、最初はどこか固い雰囲気を纏っていた5人がより一層結束を強くしたのを感じられました。

　そんな喜びに続き、今回の発表のメインであるキャラクターと対面のときとなりました。緊張しながらも全員の総意で一気にフリップがめくられると、そこに現れたビジュアルに5人はユニット発表の比ではないほどの盛り上がりをみせます。髪型や顔つき、イメージカラーに自分たちの様子を見つけては、お互いの印象を確認し合う様子は本当に楽しそうでした。そして、それぞれが思い描くキャラクターの今後のイメージをメンバーどうして語り合いました。

最後にはサルガスとしての意気込みを語っていただき収録は終了。CDデビューは選抜組に先を越される形となりますが、いずれは5人の歌声もみなさんに届くこととなります。今後の活躍にご期待下さい！

ミュージカルのようなキャラクターの個性を出せることに挑戦してみたい！

　今回は収録後に、荒さん、市川さん、菊地さん、西野さん、筆村さんの5人に、キャラクターと対面しての感想や今後への抱負などを伺うことが出来たのでお届けします。

▲霞サクヤ

──念願の担当キャラクターと対面した感想をお願いします。

荒一陽さん（以下、荒）：もう嬉しかったです！　霞サクヤくんは、僕が声優としていただいた初めてのキャラクターなんですよ。こうして対面してみると確かに僕っぽい部分がいくつも発見できて、最高に愛着が湧いています。どこかセクシーで澄ましたところがあるけど、ぶれない心のあるキャラクターだと思っているので、みなさんに愛されるキャラクターになるように精一杯頑張っていきたいです。

市川太一さん（以下、市川）：一目見ては"綺麗だな"と感じました。ある程度設定は聞いていたのですが、思った以上に神秘的な雰囲気を纏っているビジュアルで、僕自身もこれからどう演じていこうかと楽しみが膨らんでいくのを感じます。これまでは市川太一としての活動でしたが、キャラクターもいただき、東雲ユウリくんとしての活動も始まっていくんだと思うとワクワクしています。二人三脚でこれまでより一段と頑張っていこうと思います。

菊地燎さん（以下、菊地）：カッコいいですよね。目もキリッとしていて、僕も目が特徴的だと言われるので、月島ヒジリくんとリンクしているような不思議な感覚になりました。この気持ちを大事にして、彼を演じる自身になるように繋げていこうと思います。僕が声優として初めていただいた役ということもあり愛着も半端ないですが、これからは二人分の責任を背負っていくのだと気を引き締めて活動していきたいです。

西野太盛さん（以下、西野）：護国寺ミカドくんは僕が声優としていただいた初めてのお仕事であり、初めてのキャラクターになります。これから先もたくさんの初めてを経験すると思いますが、ミカドくんと共に乗り越えて成長していけたら良いなと思っています。一見すると元気でやんちゃな感じがするキャラクターなんですけど、目を見てみると落ち着いた印象を受けるんですよね。ぱっと見では判断が難しいですけど、それだけ深く掘り下げていけるんだと思うので、これからキャラクターをすり合わせていくのも楽しみに感じています。

筆村栄心さん（以下、筆村）：千川リツくんと初めて対面したとき、瞳に引き込まれてしまいそうなほど綺麗だなって思いました。こんなに可愛いステキなキャラクターをいただけて本当に嬉しいです。キラキラしているリツくんを演じるうえで、僕自身も負けないようにポテンシャルを高めていけたらと思います。リツくんと一緒に僕自身がもっともっと愛していただける存在になりたいです！

▲東雲ユウリ

──愛が伝わってきますね。事前にある程度の設定は聞いていたということですが、それぞれどのような設定を持っているのでしょう？

荒：僕自身もちょっと驚いたことなんですが、メンバーみんなを嫌っているんです。僕自身はみんなのことが大好きですから、どんな風に演じていくか悩みどころですね。みんなを寄せ付けない雰囲気があって、実は以前組んでいたバンドを追い出されてしまったという悲しい過去を持っているんです。そんなサクヤくんも、いつかは他のメンバーに心を開ける日が来るんだと思っているので、その過程を楽しみにしながら演じていこうと思います。

市川：ユウリくんは他の劇団アルタイルメンバーは子役だったりアーティスト経験があったりする中で、数少ないスカウト組なんです。日本人の父とスウェーデン人の母を持つハーフで、さらに面白いことに妖精が見えるという設定があるんですよ。スカウト組ということでユウリくん自身やりたいことが決まってないんですが、それは今後物語として広がっていく部分だと思っています。僕自身もどんな風に演じていくか考えながら、これから先を一緒に進んでいきたいですね。

菊地：もともとモデルで、身長が伸び悩んだからこの道にきたというちょっと変わったキャラクターです。ただちょっと心配してることがあって、ヒジリくんは僕より身長がかなり高いんですよね。だから舞台で演じることになったらどうしようかと（笑）。共通する部分ではお互いにプライドが高いというのがあります。僕自身は隠してるつもりだったんですけど、周りにはバレバレだったみたいで。でもそんな細かい要素をキャラクターに取り入れてもらえたのは感動しましたね。メンバーを利用してやろうという腹黒い一面もあるんですけど、そんな彼がどう変わっていくのかは僕自身も楽しみにしています。

西野：ミカドくんの父親がハリウッドで活躍してる大物俳優で、しかもツキプロに所属しているんですよ。母親も人気モデルというサラブレッドなんですけど、そんな背景があるからかどこまで本気で頑張ろうと思っているのかもわからない一面を持っています。だから僕自身も未知の部分が多いんですよ。これからみなさんとすり合わせをしていってどんなことがわかっていくのか、凄く楽しみです。

筆村：もともと子役出身なんですけど、芸能界に対してはそこまで執着がない子なんですよ。流れに身を任せて歩んでいくような、天才肌なのかなと僕は感じています。そんなリツくんをまだフワッと捉えてる段階なので、こういう風に演じていきたいという目標が持てるようにいろいろ挑戦していきたいです。それとイメージカラーがピンクなんですよ。僕自身ピンクが大好きでよく身に着けてるんですけど、キャラクターにも取り入れていただけて本当に嬉しかったです。

▲月島ヒジリ

──この5人でやってみたいこと、やらせたら面白そうなことってありますか？

市川：スタートでは出遅れてしまった5人ですけど、劇団アルタイルの隠し玉や秘密兵器のような存在になりたいですよね。とてもバランスが良いメンバーが集まってると思うんですよ。モデルも役者もアーティストもいるし。

筆村：それぞれに特化したメンバーが集ってるよね。この個性をサルガスにぶつけるとしたらなにができるかな？

菊地：全部活かすとしたらミュージカルとか？　それぞれの目立ってる部分をたくさん見せることができると思うんだけど。

市川：このメンバーでやったら確かにきらびやかで、物語性のある舞台になりそう。劇団という括りでいろんなことに挑戦できるっていうことだったし。

西野：色のバランスも絶妙だよね。赤（霞サクヤ）、青（月島ヒジリ）、黄色（護国寺ミカド）、水色（東雲ユウリ）、ピンク（千川リツ）と良い感じにバラけてる。

菊地：それは本当に思った。もしライブをやることが出来たら、サイリウムがバランスよく綺麗にまとまりそう。原色に近い3人とそこに近い色で固まってるから。

▲護国寺ミカド

──どんどんドラマが膨らんでいって話題は尽きないですが、ここでツキクラとしてのお話も聞きたいと思います。12月に発売となるCD「未来のPiece」への意気込みをお願いします。

荒：僕自身歌うことが大好きなので、自分の歌った曲のCDが出るというのは夢のようです。ツキプロに所属してこれまで頑張ってきた一つの成果だと思いますから。これからリリースに向けての活動も始まっていくので、このステキな曲を少しでも多くの方に届けられたら良いなと思います。

市川：ツキクラの全員で頑張ってきた成果としてCDを出せることが決まり凄く嬉しかったです。選抜メンバーはユニットCDの発売も控えていますが、これまでツキクラとして僕たちを応援してくれていたみなさんにとっても、恩返しになったんじゃないかなと思っています。満足していただける曲になるよう頑張っているので、ご購入していただけたら嬉しいです。

菊地：メンバーの恐らく全員にとって初めて出す、それぞれの思いが詰め込まれたCDです。ジャケットの撮影や衣装合わせなど、僕らにとって初めての経験がたくさん待っていると思うので、そんな僕らの一挙手一投足に注目していただき、CDの発売を楽しみにしていただけたらと思います。

西野：メンバー全員でCDを出せることの嬉しさを噛み締めています。このCDがどんどん売れて、あわよくばランキングに入り世間の人にも聞いてもらえたら嬉しいですよね。そのためにもメンバー全員でパフォーマンスを磨いているので、きっと良い物をみなさんにお届け出来ると嬉しいです。とにかく買っていただきたい！　次に繋がっていくにはこの第一弾が大切だと思うので、スタートダッシュを決められるよう、応援をよろしくお願いします。

筆村：今回の「未来のPiece」には、「グロリアス・ストーリー」と「I need you」というツキクラになるためのオーディションで歌わせていただいた課題曲もカップリングされています。僕たちの活動の思い出が一枚のCDになるというのが本当に嬉しいです。僕たちの声が形になってみなさんに届くというのはこの曲が初めてなので、このCDで僕たちのことをより近くに感じていただけたらなと思います。

▲千川リツ

──では最後に、キャラクターもつき「ツキプロch.」が2クール目に突入するといことで、今後やっていきたいと思うことや抱負をお願いします。

荒：これまでは、僕たちツキクラが始まってからの姿を見ていただいてきたので、これからはより成長した姿を応援してくださっている視聴者のみなさんにお届けできたらなと思います。CDも発売されることになりキャラクターもいただいたので、これまで以上にみなさんに知っていただく機会は増えると思うので、ツキクラの良いところをたくさん伝えられるようにこれからも頑張っていきます。

市川：1クール目では僕たちツキクラとしての活動だけでしたが、これからは今日いただいたキャラクターとしての活動も始まっていくんだと思います。今はリゲル、レグルス、サルガスの3つのユニットですが、メンバーを変えた新しいユニットが今後も増えていくということなので、そんないろんなユニットを視野に入れた楽しい番組になれば嬉しいです。これからも応援よろしくお願いします。

菊地：こういうコンテンツはツキクラのような三次元から応援してくださる方もいれば、キャラクターとして二次元で応援してくれる方もいるのが魅力だと思うんです。僕らも今回キャラクターをいただいたことでよりたくさんの方に知ってもらえるようなったと思うし、そのぶん責任も大きくなったんだなと実感しています。そして男性の方のもぜひ見ていただきたい。声優を目指そうと考えている人たちに夢を与えられるような存在になりたいので、それに恥じないようパフォーマンスを磨いていきたいと思います。

西野：1クール目もそうであったように、これからも僕たちをいろんなことが待ってるんじゃないかと楽しみにしています。それがどんなことになるかは僕たちもまだわからないので、みなさんにも毎回毎回を楽しみにしていただけたら嬉しいです。そしてたくさん僕たちの姿を見て、もっと僕たちのことを知ってもらいたい。見てもらうことが一番僕らを知っていただくことに繋がると思っているので、2クール目も応援をよろしくお願いします。

筆村：僕たちはオーディションのときからみなさんに見ていただく機会があって、みなさんと一緒に歩んできたと思っています。ですから、これからの僕たちも「ツキプロch.」でずっと見守ってもらえたら嬉しいです。1クール目のときに合宿があったんですけど、そこで僕たちは距離を縮めることができたんですよ。もし出来るのであれば、成長した今の姿での合宿もやってみたいですし、キャラクターとしての合宿姿もみなさんにお届け出来たら良いなと思っています。