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ヤマトジェット、発進! 旅客機の撮影会に潜入!

ヤマトジェット、発進! スカイマーク×『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』コラボ旅客機の撮影会に潜入! 森雪のアナウンスも限定公開!

 2017年2月25日より第一章 嚆矢篇が劇場上映されている『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』。劇場上映に合わせ、様々なPRが行われていますが、ファンの度肝を抜いたのは航空会社スカイマークとのコラボです。

 “ヤマトジェット”と名付けられたこの飛行機はオリジナルのラッピングが行われているほか、機内アナウンスを森雪(CV:桑島法子さん)が担当しているなど、豪華仕様。

 今回、メディア向けに行われた撮影会の模様をフォトレポートでお届けします。さらに、スカイマークの広報を担当しているスタッフへのインタビューや、森雪の機内アナウンスの一部を大公開! ヤマトジェットを隅々までお楽しみください。

 また、記事の最後に、『アニメイトタイムズ公式』Twitterフォロワー40万人突破記念キャンペーンとして、ヤマトジェットで実際に使用されているヘッドレストカバープレゼント情報もありますので、お見逃しなく。

まさに“愛の戦士たち”に相応しいデザイン
 関係者しか入ることができないスカイマーク格納庫内。大きな空間に佇むヤマトジェットの姿に、思わず取材陣からも「おおー!」と歓声が上がります。

  ヤマトジェットにはコンセプトが用意されており、『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』とのストーリーのつながりがなんともファンの心をくすぐります。

◆コンセプト
西暦2199年、ヤマトの地球帰還後、〈コスモリバースシステム〉により回復した地球大気。地球大気の浄化により、従来通りに大気圏内の移動が可能となり、地球復興のため旅客移動・貨物輸送が増加した。
これにより、新たに組織された地球大気圏内輸送隊で運用されているスカイマーク型 旅客機。

 ヤマトジェットに乗れば、『宇宙戦艦ヤマト』の世界をより身近に感じることができる――。そんな気さえします。

 まずは外観から見ていきましょう。

 左側には大きくヤマトのイラストが配置されています。窓の部分がちょうどイラストとかぶっているので、窓から外に敬礼をすれば、ヤマトに乗っている気分を味わえます。機内に流れるテーマ曲に身を任せ「さらば~地球よ~」と口ずさめば、熱い血潮がたぎってくること間違いなしです。

 飛行機の右側は古代進と森雪の大きなイラストが。古代進の実直な表情と、その横で優しいほほえみを見せる森雪の表情がグッときます。

 ここで注目してもらいたいのが、翼のハートマーク。スカイマークの旅客機には、もともとハートやスペードなどのマークが翼に施されているのですが、今回ヤマトジェットとしてラッピングされた旅客機は偶然にもハートマークがついた機体。見事、『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』のテーマとも合致する結果となったそうです。しかも、幸先の良い偶然が重なり、機材繰りの変更から取材日当日から運航がスタートできたそうです。まるで、これからの『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の船出を暗示しているかのようです。

 機内の中に足を運ぼうとすると、入り口にも古代進と森雪のイラストが。細かいところにも気を付けてデザインされているのがわかります。

 そして、機内に入ればズラリと並んだシートに目が釘付けに。ヘッドレストカバーとして、3タイプのイラストが使用されており、どれも迫力満点。使用するのがもったいないと思えるほどのクオリティです。

 今回のイベント用でしたが、客室乗務員が左腕につけているワッペンもポイントでした。

 また、機内では先述した森雪のアナウンスが流れており、運航上の注意をしてくれます。アナウンスはもちろん録り下ろし。「みなさま、本日はスカイマーク・ヤマトジェットをご利用いただき、誠にありがとうございます。宇宙戦艦ヤマト、船務課の森雪です」と、これまたヤマトの艦内放送を聞いているかのような気分を味わえます。

 今回は特別にいただいた森雪のアナウンスの一部を独占配信! その美しい声をたっぷりとお楽しみください。


搭乗時アナウンス



降機時アナウンス


 いかがでしたか? ヤマトジェットに乗れた暁には、ぜひともその細部までを観察してみてください。ヤマトジェットは2018年夏ごろまで運航予定です。

ヤマト関係者のみなさんに感謝!スカイマーク担当がコラボのアレコレを語る!
 しかし、このコラボレーションはどのようにして実現したのでしょうか? その答えを探るべく、スカイマークの「また乗りたいね!」推進室・室長代理の水野伸二郎さんにインタビューを行いました。


──今日はよろしくお願いします。しかし、「また乗りたいね!」推進室という名前は面白いですね。

水野伸二郎さん(以下、水野):そうなんです。元々は広報を担当する部署が、他の企業様とのコラボをやっていたんですが、様々なコラボなどに対してスピーディに対応するべく、昨年の6月に「また乗りたいね!」推進室を設立しました。


──なるほど。今回のヤマトジェットも発表段階から大きな反響がありました。

水野:そのようですね。ありがたい限りです。




──今回のヤマトジェットはどのようにして実現したのでしょうか?

水野:スカイマークという航空会社があるということは、みなさんにも知っていただいているのですが、どこを飛んでいるのかを知らない方も多いんです。ヤマトジェットのようなコラボレーションを行って、特に路線の認知度を上げることを目標にしていました。

今回のコラボはいただいたお話からスタートしましたが、社内で相談した結果、いいのではないかという結論が出まして。ヤマトジェットは、幅広いお客様にも認知していただけるきっかけになるのではないか、と考えています。


──昨今では航空会社とアニメのコラボも盛んに行われていますが、それに対する認識はいかがでしょうか?

水野:実は私、アニメは『エヴァンゲリオン』を観ているくらいでそこまで詳しくはなかったんです。コラボが決まるまで『宇宙戦艦ヤマト』も知らなくて……。


──(笑)。『ヤマト』は特に世代でないとアニメ好きでない限り取っつきづらいかもしれませんね。

水野:でも、それではいけないなと思って『宇宙戦艦ヤマト2199』や初代の『宇宙戦艦ヤマト』を観てみたんです。

──おお!

水野:これがまた、面白いんですよ!

一同:(笑)。

水野:見事にハマっちゃって、会社に「やりすぎなんじゃないの!?」と言われるまで、とことんやってやろうと思いました。

2月6日に行われた完成披露上映会でもブースを出させていただいて、『宇宙戦艦ヤマト』は本当に熱いファンが多いことに気づかされましたね。


──『宇宙戦艦ヤマト』と飛行機のコラボはファンも嬉しかったと思います。

水野:確かに、飛行機との親和性が高いなと感じています。今回のコラボでは、特製のクリアファイルを作成したのですが、ヤマトやアンドロメダ級とスカイマークの飛行機の大きさを比較したデザインを採用しています。宣伝用のグッズなのに、弊社の飛行機が一番小さく描かれているんですよ(笑)。

会社の詳しい者に聞いてみたら「ファンはこのほうが喜ぶ」と言われて、このデザインになりました。実際のヤマトジェットをご覧になったら、ヤマトのスケールの大きさを実感できると思いますよ。やはり、『宇宙戦艦ヤマト』は世界観が壮大だなと実感しましたね。

──実際のヤマトジェットのデザインのこだわりのポイントは何でしょうか?

水野:まずは、ヤマトの艦体は絶対に載せたいと思ったのはポイントですね。若いファンにはキャラクターが響くかもと思い、反対には古代進と森雪を配置しました。機体の性質上、制約もあるのですが、ギリギリまでイラストを大きくすることに心がけました。


──社内の反応はいかがでしたか?

水野:整備部門などの社員の中には『宇宙戦艦ヤマト』が好きな者が多くて、「こんなデザインはどう?」という意見もたくさんいただきました。先ほどのクリアファイルにしても、知らない人からすると「魚が並んでいるみたい」と思ったようですが、「いやいや、これがいいんだ!」と熱弁してくれて、意見を参考にしましたね。

──機内アナウンスもファンには嬉しい要素だと思います。

水野:BGMとして何かできなかと思い、テーマソングを使用させていただけることになりました。森雪のアナウンスは、私が作品を見ていて、船務課と客室乗務員が近い存在なのかなと思い、提案させていただきました。

通常はスカイマーク社員の音声を録音したものを使用しているのですが、森雪がアナウンスしたら面白いんじゃないかと思いまして、提案だけでもと思って提出したんです。そうしたら、『2202』の関係者のみなさんは、快くお引き受けしてくださいました。

森雪が客室乗務員の制服を着たイラストも提案だけでもと思っていたのですが、お引き受けしてくださったんです。私たちも「こんなことができるのか」と、新たな発見がありました。

──今回、森雪のアナウンスを聞いて、ファンとしてもドキドキしてしまいました。目を閉じれば、本当にヤマトに乗っているかのような感覚があって……。

水野:そうなんですよ。私も近々、乗ってみたいなと思っています。

スタッフ:1年くらい帰ってこれそうにないですけどね(笑)。

一同:(笑)。


──(笑)。ちなみに、飛行機の魅力って何だと思いますか?

水野:飛行機の魅力は、チームで飛ばしていることですね。ヤマトもチームで艦艦を飛ばしていますが、飛行機も社員それぞれに役割があって、それぞれが役割を全うすることで出発して目的地まで安全にたどり着くことができます。スカイマークの社員も楽しく全うしながら仕事をしていますよ。


──では、ヤマトジェットに乗るみなさんにメッセージをお願いします。

水野:ヤマトジェットに乗って、ヤマトに乗っている感覚をぜひ味わっていただきたいです。これからも機内販売など、様々な展開を考えています。決め打ちで乗ることができないのは大変恐縮ですが、ヤマトジェットに乗ることができたら存分にお楽しみください。

[取材・文/石橋悠]

>>スカイマーク公式サイト

プレゼントキャンペーン概要
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【キャンペーン期間】
2017年3月2日(木)~3月9日(木)

【応募方法】
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作品情報
 日本SFアニメ史の始祖にして不朽の名作『宇宙戦艦ヤマト』を完全リメイクし、大ヒットを記録したTVアニメシリーズ『宇宙戦艦ヤマト2199』【2013年4月~9月全国放送】。あれから3年の時を経て、待望の新シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第一章が2月25日(土)より2週間限定で劇場上映されます。

 モチーフとなるのは、1978年に公開され、日本全土を熱狂させた劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』。シリーズ構成は、『亡国のイージス』の原作や『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のストーリーを手掛けた福井晴敏が担当。壮絶なる物語が、新たな解釈と装いで現代に蘇ります。

<劇場上映、Blu-ray&DVD、配信>
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』は、2017年2月25日からの劇場上映、特別限定版Blu-rayの発売や配信など、目白押しの展開です。

(1)劇場上映
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第一章【全七章】
2017年2月25日(土)より、新宿ピカデリーほかにて、全国15館にて2週間限定劇場上映

(2)特別限定版Blu-ray 劇場&BVCにて発売
上映劇場にて2017年2月25日(土)より最速先行販売
バンダイビジュアルクラブにて2017年3月4日(土)より販売

(3)配信
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第一章2017年2月25日(土)よりデジタルセル版先行配信スタート

(4)Blu-ray&DVD一般発売
★『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第1巻 Blu-rayおよびDVDの一般発売が決定! 2017年3月24日(金)より全国の販売店にて発売。
※詳細はアニメ公式サイトをご確認ください。

<第一章「嚆矢篇」STORY>
時に西暦2202年。
あの壮大な片道16万8000光年にも及ぶイスカンダルへの大航海から宇宙戦艦ヤマトが帰還して、既に3年――。
〈コスモリバースシステム〉により、かつての青い姿を取り戻した地球は、ガミラス帝国とも和平条約を締結。復興の傍ら、防衛のためと最新鋭戦艦アンドロメダを含む新鋭艦隊の整備が進められていた。イスカンダルのスターシャの願いも虚しく、地球は軍拡への道を歩み始めていたのだ。はたしてこれが、かけがえのない数多くの犠牲の果てにヤマトが成し遂げた、本当の平和なのだろうか?
宇宙の平穏を願う女神テレサの祈りが、ヤマトを新たな航海に誘う。
いま、宇宙を席巻するガトランティスの脅威が、地球に迫っていた――。

<各話STORY> ※第一章は第一話、二話で構成されます。
第一話「西暦2202年・甦れ宇宙戦艦ヤマト」
あのイスカンダルへの大航海から3年。〈コスモリバースシステム〉によって蘇った地球は、急速に復興を遂げようとしていた。一方、地球とガミラスの混成艦隊が、謎多きガトランティスの前衛部隊と武力衝突を繰り広げる。その渦中に、元宇宙戦艦ヤマト乗組員・古代進の姿があった――。

第二話「緊迫・月面大使館に潜行せよ」
最新鋭戦艦アンドロメダの観艦式が盛大に執り行われる。新しく樹立された地球連邦政府は、軍備拡大路線を突き進んでいるのだった。沖田艦長の命日に英雄の丘へと集う元ヤマト乗組員は、イスカンダルとの条約を反故にしてまで再軍備を進める地球の現状に、激しい違和感を覚えていた。

<CAST>
古代進:小野大輔
森雪:桑島法子
真田志郎:大塚芳忠
徳川彦左衛門:麦人
南部康雄:赤羽根健治
相原義一:國分和人
榎本勇:津田健次郎
ローレン・バレル:てらそままさき
クラウス・キーマン:神谷浩史
ズォーダー:手塚秀彰
テレサ:神田沙也加

<STAFF>
製作総指揮:西﨑彰司
監督:羽原信義
シリーズ構成:福井晴敏
副監督:小林誠
メカニカルデザイン:玉盛順一朗
メカニカルデザイン:石津泰志
キャラクターデザイン:結城信輝
音楽:宮川彬良

>>公式サイト

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