![映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』独占先行試写の感想は!?](https://img.animatetimes.com/news/visual/2017/1491466549_1_1_a46bfa38d52aebec410a111ed449c695.jpg)
原作ファンも大満足! 映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』独占先行試写の感想は!?
日本が誇るSF作品『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の実写映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』が2017年4月7日から公開となります。士郎正宗氏が描く原作の人気は国内にとどまらず、アメリカでも多くのファンを獲得しています。ルパート・サンダース監督も原作ファンの一人であり、この作品からインスピレーションを貰ったと言うほど。その監督が自信を持って送るこの映画には、多くの期待が寄せられています。
アニメイトタイムズではそんな『ゴースト・イン・ザ・シェル』の独占先行試写会を実施! 会場に来場した方々にアンケートに協力してもらい、いち早く映画を見た感想・評価をお聞きしました。今回はアンケート結果と併せて、映画の魅力をお伝えします!
映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』吹き替え版を見た感想は!?
アンケートを対象者は、男女比が半々、年代が10代3%、20代22%、30代33%、40代23%、50代19%。『攻殻機動隊シリーズ』を見たことがある人は66%で、そのうち62%がこの作品の大ファンと答えました。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』を点数で評価してもらうと、半数以上が80点以上の点数をつけ、全体の平均点は84.3点、50点以下と答えた人は0人と、非常に高評価でした! さらに、満足度を答えてもらうと、大満足、満足と答えた人が75%以上でした。
ハリウッドで実写化された吹き替えを、アニメ版のオリジナルキャストが行ったことに対しては、「最高だった」が47%、「良かった」が43%と、多くの人が吹き替えに対して満足していたようです。監督自身がファンということもあり、原作・アニメ版へのリスペクトが感じられます。
多くの人が満足したと答えていましたが、映画の中で具体的に良かったと感じたポイントは……、
「アニメ版と同じく、実写版でも作品の迫力が増していた」(40代男性)
「光学迷彩を纏った戦闘シーンがかっこよかった!」(20代女性)
「戦闘シーンでは、アニメ版のリアルな再現がされていた」(50代男性)
「オープニングで素子のシーンが、攻殻機動隊だ、と思わせてくれた」(40代男性)
「吹き替えが完璧すぎて、逆に違和感を感じてしまうほどでした。流石プロのお仕事。ありがとうございました!」(20代女性)
「ビルからダイブするシーンがスタイリッシュでかっこよかった」(30代男性)
などでした。「攻殻機動隊シリーズ」の世界観を留めつつも、実写版としての魅力を感じる演出が施されていたことが伝わってきます。
最後に、『ゴースト・イン・ザ・シェル』全体を通しての感想では……
「長年の原作ファンへのサービス、しかと受け取りました。このハリウッド版をきっかけにファンが増えてくれることを願います」(20代女性)
「最高の吹き替えでした!ありがとうございます!」(30代男性)
「アニメ版から好きな私にとっては、吹き替えで再集結したことだけで本当に嬉しいです! 次のハリウッド版があればぜひまた!(30代女性)
「まるで、というか本当にアニメの時のように違和感なく見れました!」(20代男性)
「まさに攻殻機動隊最高でした!! ありがとうございます!」(40代女性)
「オリジナルの作品が見てみたくなりました。20年以上前の作品なのに、今でも古さを感じさせないのが凄い!」(30代女性)
といった大絶賛の声が挙がっており、原作をよく知らないという人の中にも、この映画を機会に他のシリーズ作品にも興味を持った人が多く見られました。
アンケート結果から、映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』は既に原作ファンの人、シリーズを見たことがない人、どちらの目線から見ても満足ができる作品となっているのがわかります。原作の世界観を保ちながら、実写版として新たな魅力を生み出した本作は、漫画・アニメの実写映画のお手本とも言えるのではないでしょうか? 遂にハリウッドにまで進出した「攻殻機動隊シリーズ」の人気は、まだまだ留まるところを知らないようです。
作品情報
タイトル:『ゴースト・イン・ザ・シェル』
監督:ルパート・サンダース『スノーホワイト』
原作:士郎正宗『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』
出演:スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、マイケル・ピット、ピルー・アスベック、チン・ハンandジュリエット・ビノシュ
邦題:ゴースト・イン・ザ・シェル
原題:GHOST IN THE SHELL
公開日:(北米)2017年3月31日(日本)2017年4月7日
配給:東和ピクチャーズ