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『アトム ザ・ビギニング』をより楽しむための「5つ」のポイント

『鉄腕アトム』誕生までのエピソードを描く!TVアニメ『アトム ザ・ビギニング』放送前にチェックしておきたい「5つ」の見どころ

“マンガの神様”と名高い手塚治虫氏。氏が手掛けた作品『鉄腕アトム』は、国産初のTVアニメとして今なお語り継がれています。

そんな『鉄腕アトム』の主人公と言えば、主題歌のなかで“心やさしい科学の子”と歌われているアトム。そんな彼の誕生までのエピソードを描いた漫画『アトム ザ・ビギニング』(漫画:カサハラテツロー/コンセプトワークス:ゆうきまさみ)のTVアニメが、いよいよ4月15日より毎週土曜23:00からNHK総合テレビにて放送開始となります。

 本稿ではそんなTVアニメ『アトム ザ・ビギニング』を、5つのみどころでご紹介していきます。ぜひ、放送前にどのような作品なのか知る一助になれば幸いです。

 

ポイント1.あのお茶の水博士と天馬博士の大学時代が描かれる!?
 本作を語るうえで大前提となるのがこのポイントです。原案となった『鉄腕アトム』作中ではアトムの保護者的な存在となるお茶の水博士。そして、亡くなった息子・トビオの代わりとしてアトムを生み出した天馬博士。このふたりが自我を持ったロボットを作ろうと、大学院で研究を重ねていた時代が描かれるのです! 研究費用のためにアルバイトをしたり、時には価値観の相違からぶつかったりと、大学生活を満喫するふたりに注目してください。

 
ポイント2. 日本中の誰もが知っている作品、その前日譚
 アニメ史に残る名作『鉄腕アトム』の前日譚であることも外せないポイントになるでしょう。原案となった作品は、国産初のアニメとして白黒TVで放送されていた作品ですが、幾度かリメイクされており、20代から30代の人でも2003年に放送された『ASTRO BOY 鉄腕アトム』などは覚えている人も多いのではないかと思います。

 そうやって多くの人たちに愛され、どんな人でも物語を知っている『鉄腕アトム』の前日譚だからこそ、また本作も幅広い人たちに受け入れられるのではないでしょうか?

 
ポイント3. A106とアトムの関係は……!?
 大学で天馬博士とお茶の水博士は自我を持つロボットを研究しており、本作にはふたりの研究の賜物である「ベヴストザイン・システム」を搭載したロボット“A106”が登場します。アトムと言えば10万馬力の性能は言わずもがなですが、ロボットにも関わらず善悪の判断を自分でつけたりと、感情豊かでまるで人間のような存在。おそらくその前身となるA106も、いくつかアトムとの共通点があるため彼の活躍や想いも見逃せません。

 

ポイント4. 個性豊かなメカニックたち
 アニメ化を果たしている『RIDEBACK』のカサハラテツロー氏と、『機動警察パトレイバー』『鉄腕バーディー』のゆうきまさみ氏のタッグで作られた本作。ふたりともSF的な作風やロボット・メカものを手掛けてきた経験のある方で、本作でもA106をはじめとしたロボットたちが多数登場します。

 ロボット同士を戦わせる競技「- ROBO-ONE -」などは有名ですが、本作でもそういった競技である「ロボット・レスリング」に参加することになり、ここで戦うロボットたちがどれも個性的です。ロボット以外にも、AI制御で動く車や絶対に倒れないロボチェアなど実際に実現できそうな近未来の機械たちも登場するので、ロボットやメカ好きな人は間違いなく夢中になるでしょう。

 
ポイント5.本作のアニメを支える納得のスタッフ!
 原作のふたりが作る世界観を、アニメとして送り出すスタッフも納得の布陣です。『PSYCHO-PASS サイコパス』の本広克行氏に『機動戦艦ナデシコ』の佐藤竜雄氏が参加しているとなれば、これだけである程度の面白さ・クオリティは保証されているようなもの。アニメで本作の人間ドラマやロボット同士のバトルがどういった形で描かれるのか、今からワクワクしてしまいます!


 以上が5つの見どころとなります。『鉄腕アトム』が原案となっており、その内容やキャラクターたちを把握していればさらに楽しめること間違いなしです! しかし、技術者同士が主張をぶつけ合いながらひとつの目標に邁進する様や、もしロボットが感情を得たらどうなるのかなど、例え『鉄腕アトム』を知らなかったとしても多くの人に刺さる要素を本作は持っています。ぜひ、4月からは『アトム ザ・ビギニング』をご覧になってくださいね。

[取材・文・写真/胃の上心臓]

 
『アトム ザ・ビギニング』作品情報
【放送情報】
4月15日毎週土曜日23:00~NHK総合テレビにて放送開始!

【イントロダクション】
これは、いずれ"天才"と呼ばれるふたりの"日常(いま)"

 大災害後の日本に、未来を夢見るふたりの天才がいた。ひとりは天馬 午太郎。もうひとりはお茶の水 博志。天馬はその手で「神」を作り出すことを、お茶の水はその手で「友」を作り出すことを夢見て、日夜ロボット研究に明け暮れていた。そしてふたりの友情が生み出した1体のロボット、A106(エーテンシックス)。A106は果たして「神」となるのか「友」となるのか。若き天才コンビは、来るべき未来を垣間見る――。

 手塚治虫が描いた永遠のヒーロー・鉄腕アトム。その誕生までの物語を、『機動警察パトレイバー』のゆうきまさみと『RIDEBACK』のカサハラテツローがタッグを組み、まったく新しい構想でコミック化した本作が、ついにTVアニメーションとして始動。アニメ化にあたっては、『踊る大捜査線』『PSYCHO-PASS サイコパス』の本広克行の下、『モーレツ宇宙海賊』の佐藤竜雄が監督を務め、『BLOOD+』の藤咲淳一がシリーズ構成を担当する。
 アトムのいる「未来」と私たちの「今」が、『アトム ザ・ビギニング』によって結ばれる!

【キャスト】
天馬 午太郎:中村悠一
お茶の水 博志:寺島拓篤
A106:井上雄貴
堤 茂理也:櫻井孝宏
堤 茂斗子:小松未可子
お茶の水 蘭:佐倉綾音
伴 俊作:河西健吾
伴 健作:飛田展男
ほか

【スタッフ】
原案:手塚治虫
プロジェクト企画協力・監修:手塚眞
コンセプトワークス:ゆうきまさみ
漫画:カサハラテツロー(「月刊ヒーローズ」連載)
協力:手塚プロダクション

総監督:本広克行
監督:佐藤竜雄
シリーズ構成:藤咲淳一
キャラクターデザイン:吉松孝博
メカデザイン:常木志伸、石本剛啓、宮崎真一
プロップデザイン:めばち、今橋明日菜、吉田大洋
総作画監督:伊藤秀樹
色彩設計:田中美穂
美術:加藤浩
3DCG監督:菅野高明
モニターグラフィックス:青木隆
特殊効果:村上正博
撮影監督:佐藤哲平
編集:本田優規
音響監督:岩浪美和
音楽:朝倉紀行
アニメーション制作:OLM×Production I.G×SIGNAL.MD

●書籍情報
『アトム ザ・ビギニング』/「月刊ヒーローズ」で連載中
コミックス1~5発売中
原案:手塚治虫
プロジェクト企画協力・監修:手塚眞
コンセプトワークス:ゆうきまさみ
漫画:カサハラテツロー
協力:手塚プロダクション

●オープニングテーマ
「解読不能」After the Rain
発売中
初回限定盤[+特典DVD] ¥1,600+税 GNCA-0468
通常盤 ¥1,000+税 GNCA-0469 
After the Rain Official Web Site http://nbcuni-music.com/aftertherain/

●エンディングテーマ
「光のはじまり」南條愛乃
5月17日発売
初回限定盤[+特典DVD] ¥1,800+税 GNCA-0477
通常盤 ¥1,200+税 GNCA-0478
After the Rain Official Web Site http://nbcuni-music.com/aftertherain/

>>TVアニメ『アトム ザ・ビギニング』公式サイト
>>TVアニメ『アトム ザ・ビギニング』公式Twitter

(C)手塚プロダクション・ゆうきまさみ・カサハラテツロー・HERO'S/アトム ザ・ビギニング製作委員会
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