杉田智和さん、マフィア梶田さんが8年間走り続けてきたラジオ番組『アニゲラ!ディドゥーーン!!!』、おふたりが意識することとは?
『声優グランプリ』の姉妹誌で、全アニラジリスナーのバイブルが17年ぶりに奇跡の復活を遂げた雑誌『アニラジグランプリR』が発売中! 本誌では、「佐倉としたい大西(音泉&文化放送/超A&G+)」や「羽多野渉・佐藤拓也のScat Babys Show!!(音泉&ラジオ大阪)」など、第3回『アニラジアワード』受賞番組のパーソナリティーが大集合しており、インタビュー記事やグラピアが掲載されています。
そこで、アニメイトタイムズでは、『アニラジグランプリR』の魅力をお届けしようと、本誌の内容を少しだけ公開。今回は、男性出演者が出ている番組でもっとも面白いラジオ「BEST MALE RADIO 最優秀男性ラジオ賞(一般)」に輝いた『アニゲラ!ディドゥーーン!!!』(以下、アニゲラ)より、パーソナリティーを務める杉田智和さん、マフィア梶田さんおふたりのインタビューの一部を紹介します。
個性的なおふたりが8年間走り抜いてきた『アニゲラ』への想いや意識していることとは何なのか……ぜひチェックしてください!
『アニゲラ!ディドゥーーン!!!』とは
杉田智和さんとマフィア梶田さんが、10代の男子・ 女子に向けて、アニメやゲー ム、マンガに関するトーク をお届け! マニアックな アニメ・ゲームトークから下ネタまで、ふたりのフリーダムさを楽しめるラジオ番組。文化放送「超!A&G+」で毎週木曜21時~放送中!
>>番組公式Twitter(@anigera_staff)
>>文化放送「超!A&G+」公式サイト
絶対に面白いと思えるものを届けたい
──長く番組を続けていて、変化を実感した部分はありますか?
杉田智和さん(以下、杉田):番組タイトルは変わったけど、 僕らはスタンスを変えてないから大きな変化はないと思います。ただ、番組を取り巻く周囲の事情は変わってきたかな。
マフィア梶田さん(以下、梶田):周囲が番組のスタイルに合うようになってきたというか、世間全般がオタク文化に優しくなって、我々も活動しやすくなりましたよね。いい時代になったものです。
杉田:ありがたい話だよね。番組オリジナルのゲーム用カードローダーが爆売れしちゃうくらい対象ユーザーを絞ってるラジオなのに、8年も続けられるんだから。
梶田:今さらながら、リスナーの寛大っぷりには頭が下がりますよ。
杉田:このまま世間が寛大になっていったら、甘やかされすぎちゃうかもね。ほら、僕のエンジンって反骨精神だから……。
梶田:今の段階で相当甘やかされてますから、大丈夫ですって。公開録音でもメチャクチャやってますけど、リスナーのみんなは笑って拍手してくれるじゃないですか。
杉田:不思議だよな。本当に好き放題やってるだけなのに……。
梶田:杉田さんが楽しいと思えることを広めたおかげで、同じように楽しめる人が増えたんです。
──今でこそゲームを扱う番組は少なくありませんが、当時から「実際にゲームを遊ぶコーナー」をやっていた番組は多くなかったと思います。そういったキャッチーな発想は、どこから生まれたのでしょうか。
杉田:企画を出すときは、必ず「自分が面白いと思っていて、他人がやってないことをやる」という点を意識しています。ゲームコーナーについても、僕の中で「これは絶対に面白い」と思ってやったことでした。
──とはいえ、ラジオではゲーム画面が見えませんよね。
杉田:「ゲームを遊んでるやつら」から伝わる面白さの本質は、映像ではなくてそのテンションと感情なんですよ。それが伝われば、映像は必須ではないんです。
梶田:映像についても、訓練を詰んだゲーマーは音で映像を頭に思い浮かべられますからね。
──たしかに、ゲームを遊んでるときの異様な盛り上がりは、かなり興味を引きますね。
梶田:あとは「ラジオなのにゲームやってるぞこいつら」っていうちぐはぐさ自体も、ネットのひねくれ者たちに受けた部分はあるんじゃないかと思います。
杉田:まぁ、当初は「僕みたいなひねくれ者の考えは支持されないかもしれない」という想いも、少なからずありました。なので、リスナーに“お仲間”がたくさんいるとわかったときは、ちょっと安心しましたね。
★そのほか濃いインタビュー内容の続きは、ぜひ『アニラジグランプリR』でチェックしてください!
『アニラジグランプリR』雑誌情報
書名:アニラジグランプリR
発売日:発売中
定価:本体 1,389円+税
体裁:A4変形判 100ページ オールカラー
<杉田智和さんプロフィール>
10月11日生まれ。アトミックモンキー所属。主な出演作はアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』(キョン)、『銀魂』(坂田銀時)、『ジョジョの奇妙な冒険』(ジョセフ・ジョースター)ほか。
<マフィア梶田さんプロフィール>
10月14日生まれ。ゲームライター。ゲーム情報サイト『4Gamer.net』などでライターとして活動するかたわら、サブカルチャー 系のラジオや配信番組にも多数出演している。
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