『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』本予告編映像とポスタービジュアルが解禁! 主題歌を歌うのは尾崎裕哉さん!
感動のTVシリーズから12年が経ち、新たに描かれるレントンとエウレカの物語『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』が、劇場3部作として待望の映画化。その第1章が、2017年9月16日(土)より全国107館にてロードショーとなります。
そんな本作の主題歌を担当アーティストが決定しました。主題歌を歌うのは、伝説のアーティスト故・尾崎豊さんを父に持つシンガーソングライター、尾崎裕哉さんです。裕哉さんは、本作で初の映画主題歌に挑みます。
今回は、尾崎さんが歌う主題歌「Glory Days」を使用した本予告編映像と新ポスタービジュアルが解禁。さらに、尾崎裕哉さんと京田知己監督からのコメントも到着しました。
『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』本予告編映像
60秒版
90秒版
尾崎裕哉さん コメント
今回、初めて映画の主題歌を担当させて頂けるという事と、特に自分はアニメが好きで、その中でも『エウレカセブン』のような素晴らしい作品に携われることを凄く光栄に思います。
今回の楽曲は、作詞はいしわたり淳治さんと、作曲は蔦谷好位置さんと一緒に作らせて頂きました。実は、アップテンポの曲を作るのが僕、初めてだったんですけど、お力添えあって、なんとかうまくいったかなと思います。 すごく力強いサビができたので、それを組み立てるまでのメロディを何回も繰り返して考えました。とてもいい感じになったと思います。早く劇場で聞きたいです。
僕はレントンと境遇が似ているところがあって、レントンが葛藤しているところとか「ああ、こういうことあったなぁ」と思っていました。反発しながらも、根本には寂しいという気持ち、「やっぱり父親に会いたい」という気持ちはお互いすごくあったわけで、そこの部分を想像していました。
レントンと同じ14歳の頃にはすでに、憧れというか、音楽をやりたいなぁという気持ちはあったので、 今こうして作品を作るような職業につけたのは嬉しいことです。『エウレカセブン』は、たくさんのファンの方の期待を背負っていると思うので、その期待をいい意味で裏切ったり、超えていけるような作品になったらうれしいです。
尾崎裕哉さんプロフィール
シンガーソングライター。1989年、東京生まれ。2歳の時、父・尾崎豊が死去。母と共にアメリカに渡り、5歳からの10年間を米国ボストンで過ごす。同時に、父親が遺した音源を幼少期から繰り返し聴き続けて歌唱力を磨き、ギターとソングライティングを習得。帰国後バンド活動を開始。2016年に、『ニ世』(新潮社)を出版し、アーティスト「尾崎裕哉」としては初の音源となる Digital 1st Single『始まりの街』をリリース。また、これまで書きためたオリジナルソングを中心に、《HIROYA OZAKI "LET FREEDOM RING TOUR 2017》と題した初ツアーを敢行し大成功を収める。2017年3月には 1st EP『LET FREEDOM RING』をリリースし「父が成し遂げられなかったことを果たしたい」という思いを胸に、本格デビュー。秋には初のホールツアー”SEIZE THE DAY TOUR 2017"の開催も決定。本作のために書きおろされた楽曲「Glory Days」は、自身初の映画主題歌となる。
京田知己 総監督 コメント
『Glory Days』について
フィルムにとって音楽は非常に重要なファクターではあるものの、そのめぐりあいについては偶然や奇跡に委ねるしかないのだ……というのは、幾つかの監督作品や参加作品を経た上でたどり着いた僕なりの結論です。
今回の映画がレントンという男の子の幼年期の終わりを描く物語になると決まった時に、出来ることなら映画の最後に流れる曲は歌であって、それも男の子の歌であって欲しいなと思っていました。しかしどのような歌が、どのような方が歌った音楽が良いのか、自分たちには皆目見当もつかないでいました。
そんな中、たまたま脚本打ち合わせでiTunesを開いた時、本当にたまたまトップ画面に尾崎裕哉さんのバナーが流れていて、そして本当に勢いでクリックして流れてきた『サムデイ・スマイル』を聴いた瞬間に、そこにいた全員に「ああ、今度の映画の最後を飾るのは、この人の曲だ」という空気が流れました。そう、まさしく「エウレカ!」な気分になったのです。
もちろんハードルが無かった訳ではありません。大人の事情というものもありました。それ以上に僕らが気にかけたのは、これは偶然なのですけれども、自分たちの作っているフィルムの主人公レントンの設定と尾崎さんの境遇が似ているように思えたことでした。ですが快諾をいただき、デモを聴かせてもらい、尾崎さんご本人にお会いして色々と話を聞かせてもらい、そして気づかされました。
今の自分だからこそ語れるものがあるのなら、それは今語るべきなのだ、と。
自分たちは今回、運命や境遇を受け入れて、それでも前へ未来へ進み出す男の子を描くことが「今の」自分たちに語れることだと思い、フィルムを作りました。そして尾崎さんの楽曲も、そのどれもが「今の」尾崎さんではないと歌えないものに思えました。そんな「今」を描こうとしたからこそ、僕らは邂逅出来たのかもしれません。その結果としての『Glory Days』という曲は、僕にとっての、僕らにとっての宝物のような存在になりました。
願わくばこの曲の流れる映画を見て劇場を出た後に、いや映画を見ていなくても街中でこの曲を聴いた全ての人の行く先に、輝ける未来があらんことを。
京田知己
【STORY】
地球上を覆う情報生命体・スカブコーラルと人類の戦いが巻き起こした世界の危機――サマー・オブ・ラブ。
その危機から世界を救ったのは、アドロック・サーストンだった。
英雄と讃えられるようになるアドロック。だが、その真相を知るものは、最前線で戦ったごく一握りの人間だけだった。
そして10年の時が流れた。
アドロックの残された息子レントンは、ビームス夫妻の養子となり、地方都市ベルフォレストで暮らしていた。義理の父チャールズは、豪放で色んな意味で“濃い”男。義理の母、レイは冷たそうに見えて細やかな愛情の持ち主だった。だが、ビームス夫妻とレントンの間にはどこかぎこちなさがあった。
14歳になり、鬱屈とした日々を送っていたレントンに運命の転機がやってくる。そして、家を飛び出すレントン。
そこからレントンは様々な人との出会い、別れを経験する。
レントンが出会ったひとりは、ファシリティ・ガード隊長のホランド・ノヴァク。一時、ホランド率いるファシリティ・ガードに身を寄せていたレントンだが、ホランドとの相性は最悪。徹底的に悪かった。
結局レントンはそこからもわずかな時間で飛び出してしまう。
彼が出会ったもうひとりは、少数宗教ヴォダラクの少女。死に瀕した彼女を救うため、レントンは奔走する。
人々との出会いと別れは、レントンに大事なことを気づかせる。
自分はなぜ、家出をしたのか。自分はなぜ今、この道を走っているのか。
“それは、あの時のこと、あの子のこと…俺が見つけた大切なもの”
レントン:三瓶由布子
エウレカ:名塚佳織
デューイ:辻谷耕史
ホランド:森川智之
タルホ:根谷美智子
チャールズ:小杉十郎太
レイ:久川 綾/アドロック:古谷 徹
総監督:京田知己
脚本:佐藤大
キャラクターデザイン:吉田健一
原作:BONES
監督:清水久敏
メインメカニックデザイン:河森正治
コンセプチャルデザイン:宮武一貴
デザインワークス:武半慎吾、齋藤将嗣、出渕裕、コヤマシゲト、柳瀬敬之、中田栄治
キャラクター作画監督:藤田しげる、倉島亜由美
特技監督:村木靖
メカニック作画監督:阿部慎吾
メインアニメーター:柿田英樹、金子秀一、大塚健、横屋健太、長野伸明、工藤糸織
美術監督:永井一男
美術監督補佐:本庄雄志
色彩設計:水田信子
編集:坂本久美子
撮影監督:木村俊也
音響監督:若林和弘
音楽:佐藤直紀
挿入曲:Hardfloor 、Hiroshi Watanabe
主題歌:「Glory Days」尾崎裕哉(TOY'S FACTORY)
アニメーション制作:ボンズ
製作:バンダイビジュアル、バンダイナムコエンターテインメント、博報堂 DY ミュージック&ピクチャーズ、ボンズ、MBS
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