キュアパルフェお披露目直前! 暮田公平SD、貝澤幸男SD、神木プロデューサーに聞く、『キラキラ☆プリキュアアラモード』が6人チームとなったその理由とは!?
「キュアラモード・デコレーション 夢と希望を、レッツ・ラ・まぜまぜ! キュアパルフェ、できあがり!」
ピカリオ(ジュリオ)を追い詰めていたのが自分だったとわかり、愕然とするキラリン(シエル)の姿で終わった『キラキラ☆プリキュアアラモード』(以下、『プリアラ』)第22話。続く7月16日(日)放送の第23話では、いよいよ新プリキュア「キュアパルフェ」(CV:水瀬いのり)が登場します!
白と虹色のコスチュームに、ペガサスの羽が生えた背中――。強キャラ感ただようキュアパルフェですが、いったいどんなプリキュアなのでしょうか? 暮田公平シリーズディレクター(監督 以下、SD)、貝澤幸男SD、そして神木 優プロデューサーのお三方に、『プリアラ』前半の反響や、後半の見どころなども含めてうかがいました。
――『キラキラ☆プリキュアアラモード』も折り返し地点になりました。シリーズ前半を終えて、印象的だった反響などはありますか?
シリーズディレクター・暮田公平さん(以下、暮田):日曜あさの放送後、その日のアニマルスイーツを「作りました!」とSNSに写真を上げてくださる方がいることに感動しています。作りたいと思うくらい楽しんでくださっているんだなぁ……と、大きな励みになっていますね。
あとは、ゆかりとあきらのペア人気が予想以上でした。「後ろに構えても目立つキャラにできたらいいなぁ……」くらいの感覚で作り始めたふたりでしたが、特に大人の視聴者の方から人気をいただけているようで、ありがたいですね。この先の第25話(7/30放送予定「電撃結婚!プリンセスゆかり!」)でも結構遊んでもらいましたので、さらに楽しんでもらえるんじゃないかと思います。
――脚本を拝読しましたが、確かにすごいことになっていました……(笑)。
神木 優プロデューサー(以下、神木):私もちょっとビビってしまって、脚本を部長(*1)に見せに行きました。「面白いんじゃない?」という反応でしたね(笑)。
暮田:ちょうどショコラの登場回(第6話)がオンエアされたころに、第25話の脚本を作っていましたね。この暴走回がちゃんと映えるように、「(高校生組の)人気が出てくれたら良いねぇ……」と、みんなで話していました。
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*1 東映アニメーション 鷲尾 天さん。『ふたりはプリキュア』(04~05年)から『Yes!プリキュア5GoGo!』(08~09年)までのプロデューサー。『プリアラ』には企画としてクレジットされている
――高校生組でいうと、ゆかり/キュアマカロンの女児人気もすごいみたいですね。これは予想されていたんですか?
暮田:お姉さんキャラは、やはり人気が出るだろうなとは思っていました。
神木:紫色、ネコ、長くてウェーブした髪など、女の子から人気の出そうな要素は固めていますね。とはいっても、お店によってマカロンのプリコーデドール(*2)が売り切れたり、ホイップと一緒に女児向け雑誌の表紙を飾ったりと、数字としてここまで跳ね返ってきたのは驚きでした。
*2 バンダイから発売されている、頭身の低いプリキュアのドール。変身前と変身後の着せ替え遊びができる
――ただ、ゆかりの雰囲気や言動は、小さい子たちにとって少し理解しづらい部分もありますよね。
シリーズディレクター・貝澤幸男さん(以下、貝澤):そうですね。それでも人気が出たのは、「動物を個性に当てはめる」という神木プロデューサーのコンセプトがハマったからだと思います。
小さい子どもたちからみて、「この人は気まぐれなんだ」とはわからなくても、「ネコっぽい」とは捉えてもらえた。
カタチ=性格という遊び的な感覚で、「キュアマカロンは(見た目も性格も)ネコだ!」と、理解してもらえたんだと思います。
暮田監督が絵コンテを担当した第1話の段階から、うれしくなったいちかがウサギみたいにピョンピョン跳ねる描写がありましたよね。
各話の演出さんたちにも同様の工夫を重ねてもらい、こういった感覚が少しずつ浸透してきたんだと思います。
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5人それぞれの“お当番回”から見えたもの
――キャラクターの深い部分についても、ジュリオ編を経て掘り下げられてきましたね。
神木:いちかでいうと、「元気と笑顔を!レッツ・ラ・まぜまぜ!」という言葉が大元にあって、いつも明るく笑顔ですけれど、第17話(最後の実験!変身できないキュアホイップ!)を観ると、この子はただ調子よく笑ってるんじゃないんだと改めて思えましたね。
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暮田:ただ単に明るいんじゃなくて、そう努めている女の子だったっていう。元気と笑顔というのは、彼女の「指針」だったんですよね。
神木:だからこそ、逆境のなかでも笑えるカッコ良さがある。「元気と笑顔のキュアホイップ」の真髄を見たような気がしましたねぇ。
暮田:あおいにしても、元気で明るいだけじゃなく、ちょっとみんなに気をつかっている部分が見え隠れしてきましたね。
ロックな感じで前に進まなきゃいけないけど、肝心なところで気後れしたり、足踏みしてしまうこともある、と。表面的な性格の裏に隠されているものが、今後さらに出てくるんじゃないかと思います。
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シリーズディレクター・貝澤幸男(以下、貝澤):キャラクターって最初は「記号」なんですけど、キャラ話での掘り下げも経て、今後どんな変化をするのか、どんな成長をしていくのか、それがなんとなく見えてきたかなぁというところですね。
ひまりちゃんだったら「引っ込み思案」という記号からスタートしましたけど、(第13話で)PR動画のレポーターという伝える仕事に挑戦して、この先ではそれ以上の大舞台に臨むエピソードも出てきます。
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記号だったところから少しずつ一人の個性へと変化していくんです。僕らも、声優さんも、ひまりちゃん自身も、少しずつひまりちゃんを理解していっているような感覚がありますね。
やりながら、キャラクターのことをますます大好きになってきました。
特にシリーズ構成の田中(仁)さんなんかは、キャラ話が大好きですからね。1年間のうち、1キャラクターにつき4~5本やるとなると、パルフェを入れた6人で30本……半分以上がキャラ話ということになります(笑)。
神木:仁さんはキャラ話好きですよねぇ(笑)。
貝澤:各話のシナリオライターさんも、そうでしょうね。
たとえば坪田(文)さんだったら、ゆかりのネコっぽい気まぐれさの裏に何があるのかな……とか、かなり考えてくれています。
僕らはただ、いろいろできるお姉さんかなぁと思っていたんですけれど、坪田さんは「そうじゃなくて、本当はすごく心が弱いんですよ」と。だから嘘をついてしまったりもする。その心の弱さを描いていけば、ゆかりの素敵なところがもっともっと見えてくるんじゃないか、という。けっこう楽しめるキャラクターだと思いますね。
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――ゆかり回は必ず坪田さんが書かれていますよね。もはや“ゆかり担当”なんでしょうか?
神木:そうですね。「ゆかりのことしか考えてないんじゃ……」って思うタイミングもあるくらいで(笑)。そこをツッコむと、「ゆかりが一番強いんだから仕方ない!」っておっしゃるんですよ。あれ? いつそうなったっけ……と(笑)。
暮田:ゆかりが戦うと、敵がボコボコに……(笑)。
神木:坪田さんはもう、ゆかりなんじゃないかと思います(笑)。
貝澤:坪田さんは、ゆかりのセリフを考えるプロセスも面白いです。
ゆかりのお話上からセリフを導くというより、「ゆかりという女性が現実にいたら何を言うのか」という発想なんですよね。
瞬間瞬間をどう生きていくかっていう、女性のリアルな部分をすくいとっているんだなぁと感じます。
暮田:あきらとゆかりの関係がさらに進展する第25話も、まさにそんな面白さがありますね。
あきらの純粋でまっすぐな想いに、ゆかりがどう応えるのか……。ふたりの関係性が、ちょっと変わってくると思います。
あきらの純粋さは「目の前の人を助ける」という部分にも出ていますが、その指針が揺さぶられて苦悩するようなエピソードもあります。こちらもぜひ見届けてほしいですね。
キュアパルフェは “天に向かって前進する、夢を目指すキャラクター”
――シエルは妖精のキラリンだったわけですが、妖精からプリキュアになること自体にも、何か狙いがあったのでしょうか?
神木:今回の場合は、すでに5人ものキャラクターがいるので、そのなかで埋もれないように、キャラの出自もバラエティー豊かにしたかったところが大きいですね。
暮田:いわゆる“追加戦士”って、最初から強いキャラクターとして登場しますよね。
いままでのシリーズでは、敵だったキャラクターが仲間になったり、自分たちより上の存在がプリキュアになる、というパターンが多かったと思います。ただ『プリアラ』の雰囲気から考えると、その2パターンはどちらも親しみにくい気がしました。
今回は登場直後から親しみやすい、主人公と同じ目線で見られるようなキャラクターにしたいと考えて、それなら妖精が良いだろうという話になりました。
神木:ごく初期には……実はペコリンをプリキュアにしようと思っていたんです。
でも検討していくなかで、お子さまがペコリンを見るときの感情と、プリキュアを見るときの感情は違うはずだという結論になりました。
やっぱりペコリンの魅力は抱きしめたくなるかわいらしさで、プリキュアのもつ「かわいい」とは違うんですよね。なので、違う妖精さんを検討することになりました。
キラリンも二頭身でかわいいキャラクターですが、基本的にはシエル(キュアパルフェ)として、5人のプリキュアたちと同じく憧れをもってもらえるようなキャラクターとして設定していきました。
――キュアパルフェのデザインについては、どんなコンセプトなのでしょうか?
暮田:パフェというモチーフがすでにあるわけですが、まずフランス語の「パフェ」は、英語でいう「パーフェクト」です。なので「全部のせ」みたいなイメージがありつつ、色的にも全部のせである「虹のプリキュア」になりました。プリキュアにはそれぞれ基本色がありますが、パルフェの場合は7色なんです。
アニマルのモチーフに関してもペガサスと決めて、そこからはキャラクターデザインの井野(真理恵)さんに丸投げしてしまったのですが……(笑)。
シルエット全体をパフェに見立てて、服全体がグラスで、そのなかに盛り付けられたフルーツがあって……と、うまく落とし込んでくださいました。初稿からいまのデザインに近い状態です。
――ペガサスということで、背中には羽も付いていますよね。
暮田:ホイップの耳が良かったり、カスタードの足が速いのと同じ発想で、パルフェの場合は飛べるようにしました。
神木:ペガサスというモチーフは、ほかの5人と同じく、キャラの性格や特徴にも関わってきます。設定するにあたっては、(田中)仁さんが「ペガサスってどういう性格だよ……いないから知らないよ……」と、すごく悩んでいましたね(笑)。でも最終的には、「夢と希望を!レッツ・ラ・まぜまぜ!」という名乗りにもガシッと噛み合う、“天に向かって前進する、夢を目指すキャラクター”というコンセプトを作っていただきました。
――シエル/キュアパルフェの声を水瀬いのりさんが担当されることも話題です。水瀬さんを選ばれたポイントは、どんなところですか?
暮田:水瀬さんには、5人と同じオーディションに来ていただいていました。シエルはまだ、実は妖精ということくらいしか決まっていなかったので、オーディションでは妖精の声も同時にやっていただいていたんです。中でも水瀬さんは妖精役もすごくかわいくてはまってましたし、プリキュアとしての声もうまくて。水瀬さんにはぜひシエルをお願いしたいなと思いました。完全に良い意味で、うますぎましたね……。
神木:オーディションでお声を聞いたとき、いちかの明るさとはまた違う、突き抜けた明るさを感じましたよねぇ。
暮田:声のもつカラーとして、5人から突き抜けている感じがあったんですよね。その意味でも、やはり後から加わるキャラ、シエルをお願いしたいと思いました。
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神木:実際にシエルとして演じていただくなかでも、随所で水瀬さんのうまさを感じています。たとえば、シエルはすごく強い言い方をすることがありますけど、水瀬さんの演技だと「ひどい」という印象にはならないんです。ひどく言うこともできるなかで、「芯が通っているんだ」という印象にしてくださるんですよね。
逆に優しいセリフには、本当に救いが感じられます。たとえば第19話(天才パティシエ!キラ星シエル!)で、シエルがいちかの弟子入りを断ったあと、微笑みながら「紅茶淹れ直すね」って言うシーンがありましたけど、断るセリフとのメリハリも含めて、本当に絶妙な演技だと思いました。
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新しいキャラクターを出すときは、テレビの前のみなさんに受け入れられるか、やっぱりすごく心配なんです。特にシエルは、ほかのキャラクターに比べて強い“カセ”があるので……突破してプリキュアになった後は良くても、突破する前は少し難しさもあるなと思っていました。でも水瀬さんにお声をいただいて、きっと大丈夫だろうと思えましたね。
――第23話では、5人の初変身回のように、パルフェのキャラソンもお披露目になるんですよね?
神木:戦闘シーンもたっぷり描いていただいたので、うまくキャラソン(*3)とハマっているかなと思います。水瀬さんの歌の収録に暮田さんと立ち会ったんですが……もう圧倒的すぎて、なぜか笑えてきちゃいました(笑)。
暮田:あれはもう……すごすぎて思わず笑いましたね(笑)。
*3 『TV キラキラ☆プリキュアアラモード sweet etude 6 キュアパルフェ(CV.水瀬いのり)』として、8月2日発売。
収録曲収録曲は、1. 虹色エスポワール(作詞:六ツ見純代 作曲・編曲:加藤賢二 キュアパルフェ(CV.水瀬いのり))、2. レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム ~キュアパルフェ・バージョン(作詞・作曲・編曲:Nostalgic Orchestra 歌:キュアパルフェ(CV.水瀬いのり)、3. 虹色エスポワール(オリジナル・カラオケ)の3曲。(アニメイトオンラインより)
シリーズ後半は“光と闇の戦い”という面も
――スイーツに込めた気持ちの結晶であり、尊いものとして描かれてきた「キラキラル」ですが、最近の話数では“負のキラキラル”も徐々にフォーカスされてきました。今後のお話は、いままでよりもシリアスな感じになるのでしょうか?
暮田:第23話でピカリオが「気持ちはキラキラしたものだけではない」と話す場面も出てくるんですが、負の気持ちも結晶化して(負の)キラキラルになる、ということなんです。
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ピカリオがノワールにされたように、人の怒りや憎しみから闇のキラキラルを抜き出して、世界を闇で染めるのが敵側の目的ですね。
今後は、いままで以上に気持ちや心がフォーカスされて、明るい気持ちと負の気持ちの対比、“光と闇の戦い”みたいな側面が強くなってくると思います。
「闇」サイドの動きとしては、新しい幹部たちが出てきます。くせ者ぞろいなんですが、特に人の心に興味をもつ「エリシオ」というキャラは、プリキュアたち心ののなかに入り込むようなネチネチした攻撃をしてくるので、ビジュアルも含めてぜひ注目してほしいですね。
「光」であるプリキュア側も、それぞれが経験する心の成長にともなって、パワーアップしていきます。
貝澤:単なるパワーアップとは、ちょっと違うんですよね。気持ちで戦う要素が大きくなるといっても、「頑張るぞ!」「気合だ!」みたいなことではありません。
キャラクターそれぞれが抱く、欠点も含めて自分を認められるようになる、そう思わせてくれる仲間がいると気付く、自分でも自分を大好きになる……といったような気持ちなんです。
そんな内なる心の輝きが、そのまま敵を倒すパワーにもなりえる、と。もっといえば、心の輝きをパワーに変えられること自体が、女の子のもつ輝きであり、力である、ということなんです。
暮田:戦いのスケールは大きくなっていきますね。ただ、そうしたプリキュアや敵の心に向き合いつつも、アニメとして「楽しさ」に重きを置く点は変わりませんので、楽しく観ていただけたらなぁと思います。
――いろいろと今後の見どころをお話ししていただきました。それでは最後に、視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
神木:パルフェが加わり6人になりますが、引き続き個人話も多く盛り込んで、プリキュア一人ひとりを作品のヒロインとして描いていきたいと思っています。
それぞれのキャラクターのかっこよさは、「○○と○○を!レッツ・ラ・まぜまぜ!」というワードに込めていますが、それを本当の意味でお伝えするためにも、今後もそれぞれの魅力をさらに掘っていった映像をお届けしたいです。
第23話からはエンディングテーマも変わりますが、ここでも「6人がそれぞれの色で輝いてるよ」というイメージを音楽やダンスに詰め込んでいますので、注目していただけたらと思います。
貝澤:スイーツ大好きな仲間たちがキラパティに集まり、スイーツ作りを通じて人々に笑顔を届ける。そんなお話で盛り上がったのが前半戦でした。
対して後半戦では、同じキラパティにいながらも、キャラクターそれぞれが「自分」に向き合い、彼女たち個々人の幸せや歩むべき道みたいなものが見えてくる……そのあたりが見どころになるんじゃないかなと思います。
その個々人の幸せ、進むべき道のなかに、はたして「キラパティ」が存在するのかしないのか……。そんなことも想像しながら観ると面白いかもれいません。
暮田:パルフェが加わってプリキュア6人になりますが、これまであまり描けなかったものも含めて、キャラ同士の関係性をさらに楽しく深く描いていきたいと思っています。
活発化した敵との“光と闇の戦い”も激しくなっていきますので、ぜひ見届けてほしいですね。
最後のほうになると、その関係が覆る……ようなビックリする展開も待っていますので、ぜひ期待していただければと思います。
[取材&文・小林真之輔]
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作品情報
【あらすじ】
主人公の宇佐美いちかはスイーツが大好きな中学 2 年生。海外で働く母が帰ってくるときいてショートケーキを作っていたところ、おなかがぺこぺこのペコリンに出会います。いちかの作ったショートケーキには想いがつまっており、スイーツに宿るエネルギー「キラキラル」があふれ出ていました。
そこへ「キラキラル」を狙う悪い妖精が現れ、ショートケーキを真っ黒にしてしまいます。「大好き」という想いがつまったショートケーキを守るため、いちかは伝説のパティシエ・プリキュア「キュアホイップ」に変身するのです……!
【キャスト】
キュアホイップ/宇佐美いちか:美山加恋
キュアカスタード/有栖川ひまり:福原遥
キュアジェラート/立神あおい:村中知
キュアマカロン/琴爪ゆかり:藤田咲
キュアショコラ/剣城あきら:森なな子
キュアパルフェ/キラ星シエル:水瀬いのり
ペコリン/かないみか
【スタッフ】
シリーズディレクター:暮田公平、貝澤幸男
シリーズ構成:田中仁
キャラクターデザイン:井野真理恵
美術デザイン:飯野敏典
音楽:林ゆうき
スイーツ監修:福田淳子
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