TVアニメ『異世界食堂』安野希世乃さん、杉田智和さんが2話「メンチカツ/エビフライ」から感じたコトとは【GUEST NOTE 3P】
アニメイトタイムズで実施中のTVアニメ『異世界食堂』(原作:犬塚惇平/主婦の友社「ヒーロー文庫」刊)のインタビュー連載企画「異世界食堂 GUEST NOTE」。
今回は、2話「メンチカツ/エビフライ」で活躍したサラ役・安野希世乃さんとハインリヒ役・杉田智和さんのお二人が登場です! 2話の振り返りや演じるキャラクターの印象などをメールインタビューにてお伺い致しました。
――2話を振り返ってみての感想をお聞かせください。
サラ役・安野希世乃さん(以下、安野):私が演じるサラ(メンチカツ)のエピソードである2話は、異世界食堂のお話の中では実に王道です。アニメの構成とは異なり、原作小説では第1巻の第1話という、異世界食堂の世界観を伝える最初のエピソード。私もオーディションを受ける際に原作に触れた時に冒頭から引き込まれ、初っ端から涙してしまった大好きなエピソードです。アニメ版の最後のカットでは、笑い合うウィリアムとサラの姿が見られ、お腹も心も温かく満たされました。一人前の冒険者となったサラに感じる曽祖父ウィリアムの面影に、胸が熱くなります。
――原作を読んだり、実際に演じて感じた作品の印象は?
安野:ねこやの料理を初めて口にしたキャラクターたちの驚きに満ちた「はじめて」の反応がとても新鮮で、毎回それを見るのが1番の楽しみです。ねこやの店主にとっては、きっとこれが料理人としての快感と喜びなんだろうなと、こちらまでくすぐったいような嬉しい気持ちになってしまいます。今の日本を生きる自分がとても幸せなんだなぁ…と噛み締めると共に、美味しい料理との出逢いの感動をこれから沢山味わえる異世界食堂のみんなが、ちょっぴり羨ましくもなります(笑)。
――ご自身が演じるキャラの印象はいかがですか?
安野:サラは一人前のトレジャーハンターとして冒険を重ねていて、注意深く、警戒心も強いしっかり者。なので、ねこやに入店してからも簡単に心をほだされないようにと指示を受けました。そう、メンチカツを口にするまでは。色味的に、全体的に茶色い(笑)印象ではありますが、まっすぐで素敵な女の子だなぁと思い演じております。
――普段、料理をしますか? 得意料理などもあれば教えていただければと。
安野:今までレシピを見ながら色々なものにチャレンジして来ましたが、よく作るのは豆腐とお肉を50:50で作るハンバーグ。普通にお肉だけで作るよりフワフワになって美味しいんですよ~!カレー粉を入れるのが隠し味です♫
――サラはウイリアムスが好きだったメンチカツサンド弁当を持ち帰りますが、一番テンションが上がるお弁当は? また、作中の自分の名前の代わりに呼ばれたい料理もありましたらお聞かせください。
安野:カフェラテ、あるいはポンシュ、でしょうか。どちらも飲み物ですが(笑)。あと最近のマイブームが焼き鳥のハツなので、「こころ」なんて呼ばれるのも素敵ですね♡テンションが上がるお弁当は…お土産寿司!
――EDテーマも歌われていますが、どのような曲になっていますか?
安野:EDテーマとして歌わせて頂けた「ちいさなひとつぶ」は、永く色褪せずに残っていく希望を感じられる、ピアノが主体の普遍的なバラード楽曲です。他ならぬ私自身が「アニメソングの名曲と言えば、やっぱりしっとり系EDだよね」という趣向の持ち主なので、まさしく今回の楽曲にこのような形で関われたことが、恐悦至極です…!
――この作品の魅力と今後の見どころと原作ファンの皆さん、この作品にまだ触れたことがない方へメッセージをお願いします。
安野:毎回オムニバスで、様々な人物とメニューとの運命的な出逢いのエピソードが語られる異世界食堂。毎話毎話が、まるで宝物のようです。みなさまも、自分の大好物との出逢いの瞬間を思い出したりしながら、この夏の、最高ゆえに最凶な深夜飯テロアニメに、どうぞお付き合いくださいませ❀
みなさまのご来店を、ねこやの常連一同、大歓迎でお待ちしております!
ハインリヒ役 杉田智和さん
――2話を振り返ってみての感想をお聞かせください。
ハインリヒ役 杉田智和さん(以下、杉田):拘りは大切ですが、柔軟に他を捉える事でさらに良くなると感じました。
――原作を読んだり、実際に演じて感じた作品の印象はいかがでしたか?
杉田:腹が減りますね。エビフライが食べたくなります。
――ご自身が演じる公国の騎士、ハインリヒの印象はいかがでしたか?
杉田:愛される脳筋であれば幸いです。
――第2話でハインリヒは、エビフライを何皿分も食べてしまうほど気に入りましたが、杉田さんが思わず何皿も食べてしまうほど好きな料理はございますか?
杉田:カレースタンドPLUCKのカレー。
――この作品の魅力と今後の見どころと原作ファンの皆さん、この作品にまだ触れたことがない方へメッセージをお願いします。
杉田:ハインリヒの芝居に全て込めました。よろしくお願いします。
イベント情報
■「異世界食堂」×「明神カフェ」コラボ開催中!
開催期間中には、作品の舞台となる老舗食堂「洋食のねこや」に登場するフードやドリンクを明神カフェがアレンジしたコラボメニューを提供する他、複製原画などの展示も実施!
開催期間:2017年7月15日(土)~7月30日(日)
場所:明神カフェ(東京都文京区湯島1-2-13 御茶ノ水明神ビル1F)
営業時間:11:00~22:00(ラストオーダー21:00)※18日(火)のみ20時閉店
展示内容:ねこやの扉、TVアニメ『異世界食堂』複製原画・場面写真、原作小説『異世界食堂』イラスト、コミック『YGC異世界食堂』イラスト
詳細はこちら⇒http://myoujincafe.jp/
■TVアニメ『異世界食堂』
【放送情報】
テレビ東京:7月3日より毎週月曜日深夜1:35~
BSジャパン:7月8日より毎週土曜日深夜0:30~
AT-X:7月6日より毎週木曜日夜8:00~
[AT-Xリピート放送]
毎週土曜昼12:00~/毎週日曜朝6:00~/毎週火曜朝4:00~
※ 放送日時は変更になる場合があります
【配信情報】
dTV、あにてれ、dアニメストア他にて随時配信開始予定
【スタッフ】
原作:犬塚惇平(ヒーロー文庫/主婦の友社 刊)
原作イラスト:エナミカツミ
監督・シリーズ構成:神保昌登
キャラクターデザイン:佐野隆雄・佐野恵一
プロップデザイン:森木靖泰
美術監督:片平真司
色彩設:水本志保
撮影監督:佐藤 敦
編集:近藤勇二
音楽:辻林美穂/TOMISIRO
音楽製作:フライングドッグ
音響監督:土屋雅紀
音響制作:グルーヴ
アニメーション制作:SILVER LINK.
オープニングテーマ:Wake Up, May’n!「One In A Billion」
エンディングテーマ:安野希世乃「ちいさなひとつぶ」
【キャスト】
店主:諏訪部順一
アレッタ:上坂すみれ
クロ:大西沙織
赤の女王:伊藤静
アルトリウス:清川元夢
タツゴロウ:大塚芳忠
アルフォンス:立木文彦
サラ:安野希世乃
ハインリヒ:杉田智和
【あらすじ】
オフィス街に程近い商店街の一角、雑居ビルの地下一階にある、猫の絵が描かれた看板が目印の「洋食のねこや」。どこにでもありそうなこの洋食屋の扉は、週に一度“特別営業”の土曜日にだけ「異世界」とつながる。
向こうの世界の様々な場所に現れる扉を通じてやってくる、文化も、種族すらもバラバラな「向こうの世界」の客たちが舌鼓を打ってしまう、不思議な“魅力”を持った料理がここ「異世界食堂」にはある。
この店で生まれる異世界と現代、食堂に集う人々と店主、そして料理との一期一会を描く、温かい出会いの物語。