実写映画『鋼の錬金術師』マスタング大佐、アルとウィンリィらが登場する場面写真公開! 撮影地イタリアで、本作の世界観を再現
12月1日公開となる実写映画『鋼の錬金術師』より、本編の場面写真が公開となりました!
公開されたのは、「マスタング大佐(ディーン・フジオカ)」「アルとウィンリィ(本田翼)」「ホークアイ中尉(蓮佛美沙子)と仲間たち」「“嫉妬”エンヴィ―(本郷奏多)」が登場している4種類。どれも作品世界を色濃く再現したものとなっています。
本作では、16世紀中ごろの欧州をモデルとする原作の世界観を再現するため、イタリアでロケを敢行。『グラディエーター』(2000年、米)の撮影地としても知られるピエンツァ近郊や、『トワイライト~初恋~』(2008年、米)シリーズが撮影されたヴォルテッラ、世界遺産のシエナやフィレンツェでも撮影され、イタリア国鉄の協力により、現存する100年前の貴重な機関車を貸切り実際に走らせるなど大規模なものとなっています。。本編では、約1年間にも及ぶVFX処理が施され、日本映画におけるVFXとしては、製作期間、総カット数ともに史上最大規模なものになっているとのことです。
映画本編からの場面カット公開
●焰の錬金術師であり、主人公・アルと弟エドの絆を守るマスタング大佐(ディーン・フジオカ)が、コーネロ教主が持つ賢者の石を手にしたシーン。
●アルとウィンリィ(本田翼)が“ハガレン”の代名詞でもある機関車での旅の道中で仲良くトランプをするシーン。
●正確無比な腕前を持つ狙撃手であるから“鷹の目”という異名を持つホークアイ中尉(蓮佛美沙子)が仲間たちと共に銃を構えるシーン。
●《ホムンクルス》という七つの感情に魂を込めた人造人間の一人・“嫉妬”エンヴィ―(本郷奏多)が不気味な様子で闇の中で一人佇むシーン。
作品情報
映画「鋼の錬金術師」
12月1日(金)ロードショー!
●概要
本作は、月刊「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス刊)で2001年~2010年に渡り連載された、荒川弘氏による大人気コミック『鋼の錬金術師』(略称:ハガレン)の実写化作品。エドワード・エルリック役の山田涼介さん(『映画 暗殺教室』(2015))、ウィンリィ役の本田翼さんら豪華キャストが集結。監督はジェームズ・キャメロン監督の下『タイタニック』(1997)のCGを手掛け、『ピンポン』(2002)で日本映画の新たな扉を開いた曽利文彦氏です。
●STORY
「返せよ、足だろうが、両腕だろうが、心臓だろうが、くれてやる。だから返せよ! たった1人の弟なんだよ!」
大好きだった亡き母を生き返らせようと、幼い兄弟は最大の禁忌(ルビ:タブー)を犯した──。
「これだ! この理論なら完璧だよ! 母さんを生き返らせることができる!」
幼くして錬金術の天才的な才能を見せるエドは、弟アルと、ついに"人体錬成"の理論にたどり着く。
母さんにもう一度会いたくて、その笑顔が見たくて…、迷わず前に進んだ幼い兄弟の運命はしかし非情なものだった。二人の錬成は失敗し、エドは左脚を、アルは身体全部を代価として"持っていかれて"しまう。
瀕死のエドはとっさに無謀な再錬成に挑み、右腕と引き替えにアルの魂だけをなんとか錬成し、近くにあった鎧に定着させる。あまりに多くを失ったエドだが、決して諦めはしなかった。すべてを取り戻すため、鋼鉄の義肢をつけた身で国家錬金術師となり、鎧の姿の弟アルと旅を続けるエドをやがて人はこう呼ぶのだった。“鋼の錬金術師”、と──。
※錬金術とは
物質の構成や形状を変化させ、新たなものに作りかえることができる、一見魔法のようだが、「等価交換」を原則とする厳正科学。この術において、最も禁止されていることが、“人間”自体を作ること。この兄弟は、幼いがゆえに死んだ愛する母親にどうしても会いたいと、蘇らす人体錬成を行ったが、失敗。その代償として身体の一部を失ってしまった。
●キャスト
山田涼介 本田 翼 ディーン・フジオカ
蓮佛美沙子 本郷奏多/國村 隼
石丸謙二郎 原田夏希 内山信二 夏菜
大泉 洋(特別出演) 佐藤隆太/小日向文世/松雪泰子
●スタッフ
原作:「鋼の錬金術師」荒川 弘(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)
監督:曽利文彦(『ピンポン』)
製作:映画「鋼の錬金術師」製作委員会
制作プロダクション:OXYBOT
配給:ワーナー・ブラザース映画