声優
「京まふ2017」応援サポーターの佳村はるかさんにインタビュー

京都の魅力を伝えたい!「京まふ2017」応援サポーターの声優・佳村はるかさんにインタビュー

 西日本最大級のマンガ・アニメの国際イベント「京都国際マンガ・アニメフェア」(以下、京まふ)。今回で開催は、6回目。応援サポーターという大役を昨年の水瀬いのりさんから受け継ぐのは、佳村はるかさんです。

 2017年7月20日には京都国際マンガミュージアムにて、発表会が行われ、佳村さんも登壇。佳村さんは、しっかりと応援サポーターの役目を果たし、京都市長等と共に京まふをPRされていました。

 本稿では、発表会後に佳村さんに行ったインタビューの模様をお届け。京まふに対する想いをお聞きしてみました。

 また、アニメイトタイムズでは、発表会の模様もレポートしていますので、合わせてチェックを!

>>佳村はるかさんが意気込みを語る!「京まふ」発表会をレポート

「京まふ」でみなさんを応援できたら
──今日は緊張したと思いますが、いかがでしたか?

佳村はるかさん(以下、佳村):こういう場での仕事はあまりなかったので、どうなるかと思っていましたが、自分が知らなかったアニメの文化を記者会見の中だけでもすごくたくさん知ることができました。

アニメの世界の裏で、たくさんの方たちがすごく頑張ってくださっていたんだなと知れる貴重な経験になりました。


──ではまずは、応援サポーターに任命されたときの感想をお聞かせください。

佳村:任命されたときは、「自分が「京まふ」の良いところをどんどん伝えていこう」という気持ちだったんです。でも、今日の会見で実行委員の方々の頑張りを知って、そんな皆様の応援もできたらなと、思いました。


──今回の応援サポーターも含めて活動の幅が広がっている印象を受けますが、これまでのキャリアを振り返っていかがですか?

佳村:思ってもいなかったと言いますか。こういった活動に参加できるのも滅多にない機会ですし、私を選んでいただけて嬉しいです。自分が知らなかったことを知れる機会なので、とても素晴らしい体験をさせていただいていますね。

大阪出身なので、「京まふ」での活動は両親にも伝わっているみたいなんですよ。両親が親戚とかに「こういうことしているよ!」って言いやすいみたいで、そういう面でも嬉しいです(笑)。


──もちろん、ファンの方の喜びの声も多かったのではないでしょうか?

佳村:みなさんに言っていただけるので嬉しいですね。昨年は水瀬いのりちゃんが応援サポーターをやられていて、綺麗なお着物も着ていらっしゃって素敵だなと思っていたんですけど、まさか自分がなるとは……! という感じです。

──応援サポーターとしてチャレンジしてみたいことはありますか?

佳村:個人的には『クッキングパパ』のうえやまとち先生のトークショーに時間があえば行きたいです! 伝統工芸体験にもすごく興味があります。京都の伝統工芸品って女性にも人気なものが多いと思うんですけど、それがアニメとコラボするっていうのは素敵だなと思います。


──舞台となる京都に対して、どんなイメージをお持ちでしたか?

佳村:今の日本、特に東京で生活している私にとっては、どこか違う国のようにも感じられます。大阪に住んでいたころは、30分くらいの移動でこんなに世界が変わるものなのかと思っていました。すごく落ち着ける場所で、見て楽しめますし、歩いて楽しめますし、色々な楽しさが詰まっている場所だと思います。


──確かに伝統的な町家が並ぶ景色などを見ていると、現代の日本とは違った雰囲気を感じますよね。

佳村:感じますよね。お店の店員さんもはんなりされていて、すごく親切で大好きです。


──これまで色々な作品に関わってこられたと思いますが、マンガやアニメはご自身にとってどういう存在ですか?

佳村:人生と言っても過言ではないくらい!小さい頃からマンガやアニメをずっと見ていました。正直に言うと、最初はマンガを付録目当てで買っていたんですが、小学校2年生の時にちゃんと文字を読んでマンガを楽しめるようになり、それからは本当に没頭していましたね。初めて自分で読んだマンガは『赤ずきんチャチャ』でした。そこからこういう仕事ができるなんて不思議ですね。


──では最後に、「京まふ」を楽しみにしているみなさんにメッセージをお願いします。

佳村:「京まふ」には、概要を見るだけでも楽しい、観に行きたい、遊びに行きたいと思わせてくれるものがたくさんあります! 今回の発表会が行われた京都国際マンガミュージアムもすごく素敵なところですし、ぜひイベントを楽しみながらマンガミュージアムも堪能してほしいですね。本当にたくさんの種類のマンガがあって、子供のころに読んでいたマンガが普通に単行本であったり、本屋で探そうとすると見つからないようなものもたくさんあって、何時間でもここにいられるなって思います。その上座り心地のいい椅子も用意してあって、パラダイスだな……と思いました(笑)。

駅に着いた瞬間から家に帰るまでが「京まふ」だと思いますので、ぜひ京都の街並みも楽しんでいってください。




[インタビュー/石橋悠]


1989年(平成元年)生まれ、福岡県出身。アニメとゲームと某王国とHip Hopと自炊を愛するアニメイトタイムズの中堅編集者兼ナイスガイ。アニメイトタイムズで連載中の『BL塾』の書籍版をライターの阿部裕華さんと執筆など、ジャンルを問わずに活躍中。座右の銘は「明日死ぬか、100年後に死ぬか」。好きな言葉は「俺の意見より嫁の機嫌」。

この記事をかいた人

石橋悠
1989年福岡県生まれ。アニメとゲームと某王国とHip Hopと自炊を愛するアニメイトタイムズの中堅編集者。

担当記事

関連記事
【そろそろBLのこと知ってみませんか?】いまさら聞けない商業BLの世界!「アニメイト編集部BL塾」開校【前編】
近年盛り上がりが急激に加速している「ボーイズラブ(通称、BL)」。20年以上前は秘匿性の高かったジャンルが、過渡期を迎えていた。ところが、アニメイトタイムズ編集部員の石橋さんはほとんどBLに触れてこなかった様子。BLの知識はほぼないに等しい。アニメイト社員ともあろうものが、このままでは波に乗り遅れてしまう。やばい、やばすぎる。……ということで、「アニメイトタイムズ編集部員にBLのアレコレソレを教えて!」と急遽助っ人を要請。「アニメイト編集部BL塾」と題して、BL塾の開校に踏み切った。今回の企画では、BL通のライター・阿部裕華が先生役となり、BLの世界をいちから初心者の方に向けてご案内。BLを知りたい! もっと深く知りたい! と思っている読者のみなさんは、石橋さんとともに生徒気分でお楽しみを。※BL事情は諸説あるため、本企画には個人的見解も含まれています。※一部、R-18の作品も紹介しています。<登場人物>●阿部裕華フリーのライター。本企画の助っ人。石橋さんの飲み友達。BL愛好歴15年。『好きなものは好きだからしょうがない‼』に衝撃を受け、BLへ沼落ち。黒髪メガネ受けが登場する商業BLマンガは一通りチェックする。今回の先生役。●石橋悠アニメイトタイ...
関連記事
「田村ゆかり BIRTHDAY LIVE 2018」に王国民歴10年の編集者と初参加ライターで参戦してみた
「ゆかりん(田村ゆかりさん)が2018年2月24日、25日、27日に武蔵野の森総合スポーツプラザで、「田村ゆかりBIRTHDAY♡LIVE2018*Tricolore♡Plaisir*」を開催するんです。その名の通り、バースデーライブ。せっかくの機会。非常に貴重なライブなので、取材してください」アニメイトタイムズの編集者・石橋さんから、上記のメッセージが届いたのは2月中旬のこと。スケジュールを確認した結果、25日・27日なら取材可能だった。彼にそのまま伝えると「参加するなら27日が圧倒的にオススメです」とキッパリ。その理由を聞いてみると、田村ゆかりさんが誕生日当日にライブを行うのは5年振りということらしい。「2度とないこの日のライブにこれまでにないレポートを書いてほしい」これが僕に課せられたミッションだ。「当日は横で解説お願いしますよ?」(川野)「いや、それは無理です(即答)。僕は3日間全て客席にいるので」(石橋)なるほど。アニメイトタイムズの編集担当・石橋さんは生粋の王国民(田村ゆかりさんのファン)だった。こんな贅沢な時間を取材席で淡々と見つめることはできないと。1人のファンとして声を熱を届けたい。応援したいという大人の判断である。「僕は初心者の目線としてラ...
関連記事
祝『ヒプノシスマイク』1周年大特集! 第1弾「世界観&ハマる理由編」|ご新規さんもゴリゴリのヘッズも読んでほしい『ヒプマイ』が素晴らしい理由
8月26日に行われたライブも大盛況のうちに幕を閉じ、話題沸騰中の『ヒプノシスマイク』。声優とラップという異色の組み合わせで、新たなムーブメントを巻き起こしている『ヒプノシスマイク』が、9月2日で1周年を迎えました!アニメイトタイムズでは、1周年を記念して『ヒプノシスマイク』を大特集! 全5回に渡って、世界観やキャラクターについて掘り下げていきます。第1回となる今回は、「世界観」と「ハマる人が続出している理由」について。ヒップホップとアニメ漬けの生活を送ってきた編集部員・石橋が解説していきます。「ちょっと乗り遅れちゃったな〜」「もうちょっと詳しく知りたいな」「ここで復習しておきたい!」と思っているヘッズのみなさんはぜひご覧ください!なお、本企画は石橋の個人的見解も盛り盛りでお届けしますので、ご了承ください。そもそも『ヒプノシスマイク』って何ですか?まずは『ヒプノシスマイク』という作品そのものについて語っていきましょう。『ヒプノシスマイク』は2017年9月4日に発表されたキングレコードのEVILLINERECORDSによる音楽原作のCD企画です。木村昴さん、浅沼晋太郎さん、速水奨さん、白井悠介さんといった人気声優をキャスティングし、キャラク...
もっと見る
関連記事
『絶望放送』や『下ラジ』を作った構成Tこと構成作家・田原弘毅さんに聞く「ラジオの作り方」──連載第1回「苦情も来ないようなラジオは誰も聴いてないんですよ!」
 ラジオってどうやって作られているのでしょう? 何気なく「パーソナリティが話しているのを録音して配信、生放送したもの」というイメージがありますが、実際のところ、素人からするとブラックボックスな部分が多いような気がします。どんな仕組みでできているのか、気になりませんか? そんな「ラジオの作り方」をお伝えする企画がスタートです。私たちを導いてくれるのは構成Tこと、構成作家・田原弘毅さん。『ぱにらじだっしゅ!』『さよなら絶望放送』『下ネタという概念が存在しない退屈なラジオ』などの伝説的なラジオをアニメイトTV、アニメイトタイムズで数多く制作してきた田原さんと、愉快なゲストをお招きして「ラジオの作り方」についてレクチャーしてもらいます。 さらに、今回の企画の集大成として、アニメイトタイムズ新米編集者・石橋が田原さんと共にラジオを作ります! しかし、聴くのは好きでも作るのはズブの素人である石橋。果たして、ラジオを作ることはできるのでしょうか? 連載第1回となる今回は、ラジオのプロデューサーをしているフロンティアワークスの寺田純一さんをお招きし、ラジオ作りの裏側を聞きながら、これから目指すアニメイトタイムズラジオのヒント...
関連記事
『すずめの戸締まり』新海誠監督インタビュー|神木隆之介さんへのオファーは一度断れながらも電話で直談判!? 10年たった今だからこそ描く東日本大震災への想い
また新海誠監督の最新作がやってきます。まるで4年に一度のオリンピックを楽しみにするように、3年に一度のお祭りのような感覚で新海監督の作品を心待ちにしている自分がいます。それは、読者のみなさんも同じではないでしょうか。『すずめの戸締まり』はその期待を良い意味で裏切ってくれるはずです。だって、新海監督の作品ですから。公式サイトやTwitterで事前にアナウンスされているように、本作『すずめの戸締まり』は、地震をモチーフにしている、花澤香菜さんや神木隆之介さんが出演する、監督史上最大規模の作品、といった気になる情報がいくつか散見されます。新海監督はどういった経緯で『すずめの戸締まり』の制作に踏み切ったのでしょうか。本稿では、映画公開を直前に控えた新海監督に行ったインタビューの模様をお届けします。監督の言葉の端々に隠されたヒントを読み解いていきましょう。おすすめ記事寂しい風景が増えた日本ーー試写で作品を拝見させていただきました。待望の新作ということでワクワクしております。新海誠監督(以下、新海):3年ぶりになってしまい申し訳ありません。観客のみなさんがどう思っているのか気になっています。ーー新海監督の作品では珍しいロードム...



京都国際マンガ・アニメフェア2017開催概要
催事名称:京都国際マンガ・アニメフェア2017
略称:京まふ(KYOMAF=KYOTO INTERNATIONAL MANGA ANIME FAIRの略)
会場:
・みやこめっせ(京都市勧業館) 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
・京都国際マンガミュージアム 京都市中京区烏丸通御池上ル(元龍池小学校)

会期:
・みやこめっせ(京都市勧業館)
2017年9月16日(土)・17日(日) 9:00~17:00(17日は16:00まで)
・京都国際マンガミュージアム
2017年9月16日(土)・17日(日) 10:00~20:00

主催:京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会、京都市
共催:京都国際マンガミュージアム、KYOTO CMEX 実行委員会、京都コンピュータ学院・京都情報大学院大学

入場料:
前売券:各日 一般1,200円 前売り券販売中
みやこめっせ・京都国際マンガミュージアム共通入場券 各日1,800円

【前売り券(ステージ観覧抽選応募権付き)】
7月21日(金)~8月27日(日)

【前売り券(ステージ観覧抽選応募権なし)】
8月28日(月)~9月15日(金)

当日券:各日 一般1,500円
※当日券に限り、学生・障害者・外国籍の方は1,300円に割引(要証明書)

優先入場券:各日2,000円
予約受付:8月31日(木)~9月10日(日)
徹夜および早朝からの会場外待機を避ける為、会場内に優先的に入場できる権利のチケットを抽選で販売。入場には別途みやこめっせ会場への入場券が必要。

※小学生以下の方は無料(要保護者同伴)。ただし、抽選制ステージの観覧を希望される場合、ステージ観覧抽選応募権付き前売券を購入し、ステージ応募をして頂く必要があります。
※ビジネスツアー、マンガ出張編集部は入場無料(要事前申込)

>>公式ホームページ
おすすめタグ
あわせて読みたい

京都国際マンガ・アニメフェアの関連画像集

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2025年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2025年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024秋アニメ何観る
2024秋アニメ最速放送日
2024秋アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング