SolidS、QUELLのソロ楽曲もライブ初披露された「S.Q.P 2017 SUMMER(スケアパーティー2017サマー)」昼公演レポート
2017年7月16日(日)に両国国技館にて、2.5次元に存在する架空の芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」に所属するSolidS(ソリッズ)とQUELL(クヴェル)の2ユニットが出演するトークライブイベント「S.Q.P 2017 SUMMER(スケアパーティー2017サマー)」が行われました。
それぞれのユニット曲のほか、全出演者8名のソロ曲を初めてライブで披露。360度客席に囲まれた国技館のステージならではの演出もあり、イベントが行われた2時間半の間、国技館は夏の炎天下にも負けない熱気を帯びていました。
本稿では、そんな大熱狂のイベント昼公演の模様をお伝えします。
■出演者
【SolidS】
江口拓也さん(篁 志季 役)
斉藤壮馬さん(奥井 翼 役)
花江夏樹さん(世良里津花 役)
梅原裕一郎さん(村瀬 大 役)
【QUELL】
武内駿輔さん(和泉柊羽 役)
西山宏太朗さん(堀宮英知 役)
仲村宗悟さん(久我壱星 役)
野上翔さん(久我壱流 役)
開演前、すでにテンションが上がりきっているファンたちの前にSQのマスコットキャラクター・リッズくんが、髷を結ってまわしを締めた力士姿で登場。会場のボルテージをさらに高めます。
そして、ステージ上に設置された4枚のモニターにカウントダウンが表示されると、SolidSの4人が登場し、1曲目『KARA DA KARA』へ。
待ちに待ったライブの開演に黄色い声が会場中から湧き上がります。
続いてQUELLが登場し、2曲目『HIKARI』を感情たっぷりに歌い上げます。改めてSolidSを呼び込み挨拶を終えると、ひとりずつソロ曲を披露。
まずは江口さんが『Tide-光の射す方へ-』でセクシーな歌声で会場を魅了すると、斉藤さんが『Canaria-消えゆく空に-』で澄み渡るような歌声を響かせます。
曲が終わると会場に向けて「みんな大好き」と一言。うっとりと聴き入っていた会場から一気に大歓声が上がります。
SolidSがふたり続いた後は、QUELLから武内さんが『End of Night』を披露。ダンサーたちと一緒に踊りながら、会場にも手拍子を求めたりと会場を盛り上げます。
仲村さんが『星空』を歌い始めるとステージ上にスモークが広がり、まるで雲の上で歌っているような幻想的な演出に心を奪われます。
4人のソロ曲を終えたところで、トーク朗読コーナーへ。まずはSolidSの4人による「そりらじ in 両国国技館 スケパ特別編」が行われました。
事前に募集していたリスナーからのお便りを紹介し、質問に答えていきます。両国国技館にちなんでそれぞれの四股名を考えたり、4人で手の大きさを比べたりする場面も。
「リッカの最近の料理事情」の話になると、東南アジア系のスパイスを使った料理にハマっているというリッカに対して、シキから「アヒージョ!!!!!!」の声が。
アヒージョはスペイン料理だとツッコミが入り、東南アジア系で食べたいものはないのかと問われると「フォー!!!!!!」と叫び会場の笑いを誘います。
そりらじの次は、QUELLの4人によるくべらじも行われました。
MCの英知が緊張からか噛みまくる中、何とか始まったくべらじ。そりらじと同じくリスナーからのお便りを紹介していきます。
「朝食を一人で食べない」というリスナーのルールに共感したメンバーは、スケジュールの都合でひとりだけ早く朝食を食べざるを得ない柊羽を気遣い、たまにはみんなで早起きして一緒に食べようと提案。これに柊羽がいたく感動して震えてしまう場面も。
また、「壱星は壱流にお兄ちゃんと呼ばれたいか」というお便りに壱星は「呼ばれ方を意識したことはない」と答えたものの、意識したら呼ばれたくなったと、壱流に「お兄ちゃん」と言ってもらう流れに。
照れながらも「お兄ちゃん」と呼ぶ壱流の姿に会場は大いに盛り上がりました。
そんなトークコーナーを経て、イベントも後半戦。再開されたライブパートは、花江さんの包み込むような優しい歌声による『Good Night My Darling』から始まりました。
続いて梅原さんの『人生ハードモード』。タオルを振り回しながら、エネルギッシュに歌い上げます。
そんなエネルギッシュな流れのまま、野上さんの「いくぞ!」という掛け声で始まった『紅く染まる空』から、西山さんの無邪気でかわいらしい歌声が響き渡った初披露の新曲『虹』へと連なっていきます。
SolidSによるMCを挟んだ後、再びユニット曲へ。まずはSolidSによる『東京LOVEジャンキー』がかかると、これまでよりもさらに一段階会場のボルテージが上昇。
割れんばかりの歓声が鳴り響き、曲の歌詞にもある通りまさに最高潮の盛り上がりを見せました。
続くQUELLの『蒼い水』はダンサーも含めて全員がタオルを持って登場。ダンサーたちがタオルを使った踊りを披露する中、サビ部分では全員でタオルを回して盛り上げます。
最後はQUELLの4人が肩を組みながら横に並んでフィニッシュとなりました。
会場のファンたちもアニメに出演!? キャラクターたちへのコールを収録
SolidSの4人も呼び込み、全員でお知らせコーナーに。
2017年10月から放送されるTVアニメ『TSUKIPRO THE ANIMATION(プロアニ)』の情報が紹介されました。
オープニングテーマは4ユニットがそれぞれ担当するため、4種類用意されることが発表。さらに、その中のひとつSolidSバージョンの映像が会場で初公開されることに。
「少しだけなので見逃さないように」と執拗に忠告と言う名の前振りが行われ、5秒のカウントダウンの後オープニング映像が“2秒間”だけ再生されました。
そんなオチにも不満を言わない寛容なファンたちにサプライズが。なんと、プロアニで使用されるメンバーたちへのコールの声を、この場で収録することに。
30秒間思い思いに各メンバーたちに呼びかけます。昼の部はSolidSメンバーへのコールをひとりずつ収録。収録中はメンバーたちは声を出せないため、コールを受けるときはジェスチャーで煽ることに。
その後、今回のイベントの模様を収録したBD/DVDが2017年12月22日にされることや、8月11日からアニメイト池袋本店にてツキプロオンリーショップ「月野百鬼夜行」が開催されるなどのお知らせに加えて、配信中のツキプロのリズムゲームアプリ『ツキノパラダイス』にSolidSの楽曲『SEXY☆SENSE』が追加されることが発表されました。
最後にひとりずつ挨拶を終え、イベントは終了……と思いきや先ほど追加が発表された『SEXY☆SENSE』を全員で歌うことに。
ステージに登場したリッズくんやメンバー同士で肩を組んだりじゃれあったりする様子が頻繁に見られ、会場のボルテージも最高潮をさらに更新。国技館が物理的に揺れるほどの盛り上がりを見せました。
そんな大熱狂のライブを終え、斉藤さんの掛け声を合図にメンバー全員で一礼し、昼公演は終了となりました。
[取材・文/竹内信哉]
セットリスト(昼夜共通)
LIVE1:KARA DA KARA/SolidS
LIVE2:HIKARI/QUELL
MC:全員
LIVE3:Tide-光の射す方へ-/篁志季(江口拓也)
LIVE4:Canaria-消えゆく空に-/奥井翼(斉藤壮馬)
LIVE5:End of Night/和泉柊羽(武内駿輔)
LIVE6:星空/久我壱星(仲村宗悟)
MC:QUELL
朗読コーナー:そりらじ/SolidS
朗読コーナー:くべらじ/QUELL
LIVE7:Good Night My Darling/世良里津花(花江夏樹)
LIVE8:人生ハードモード/村瀬大(梅原裕一郎)
LIVE9:紅く染まる空/久我壱流(野上翔)
LIVE10:虹/堀宮英知(西山宏太朗)
MC:SolidS
LIVE11:東京LOVEジャンキー/SolidS
LIVE12:蒼い水/QUELL
LIVE13:SEXY☆SENSE/全員
SQ(スケア)シリーズ、「SolidS」「QUELL」が両国に集合!
2017年7月16日に両国国技館で開催された「S.Q.P -SQ PARTY 2017 SUMMER-」を映像化。
■タイトル
S.Q.P -SQ PARTY 2017 SUMMER-
■発売日
2017年12月22日(金)予定
■価格
Blu-ray:7,500円+税 本編/特典BD+特典ドラマCD
DVD:7,500円+税 本編/特典DVD+特典ドラマCD
■収録内容
・イベント本編
・特典ムービー
・特典ドラマ
■出演
SolidS:篁志季(CV:江口拓也)、奥井翼(CV:斉藤壮馬)、世良里津花(CV:花江夏樹)、村瀬大(CV:梅原裕一郎)
QUELL:和泉柊羽(CV:武内駿輔)、堀宮英知(CV:西山宏太朗)、久我壱星(CV:仲村宗悟)、久我壱流(CV:野上翔)
>>S.Q.P 2017 SUMMER イベントページ
>>ツキノ芸能プロダクション 公式サイト
>>TSUKIPRO THE ANIMATION 公式サイト