ボルダリングに奮闘する佐藤拓也さんにファンも釘づけ!『佐藤拓也の「やれます!」報告会イベント2017』ゲストは川田紳司さん
佐藤拓也さんのWebラジオでの企画を、映像と共に報告する『佐藤拓也の「やれます!」報告会イベント2017』が、2017年9月9日(土)虎ノ門のニッショーホールにて行われました。過去に行われた「富士登山報告会」に続き、第3回目となる報告会イベントでは「ボルダリング」に挑戦!
同じ所属事務所の先輩である川田紳司さんをゲストに迎え、映像とトークでボルダリングチャレンジの報告や川田さんとの体を使った対決など、盛り沢山の内容で集まったファンを大いに楽しませてくれました。そんな報告会の様子を本レポートでお届けします。
突然の佐藤さんの登場にファンもビックリ!?ここでしか見れないボルダリングの映像に大興奮!
番組のテーマソングが軽快に流れると、何と客席通路を通り佐藤さんが登場!これには会場のファンも驚きの様子で、大歓声を上げながら拍手で出迎えます。衣装は物販で販売している佐藤さんの実物大の手形をプリントした「やれます!」オリジナルTシャツを着用し、会場内では早速着用しているファンの姿も見受けられました。ゲストの川田さんはボルダリングスタジオのオーナーでもあり、今回指導をして下さったという事で「皆さん声を揃えて先生と呼んで下さい。せーの!」と言う佐藤さんの声に続き「先生~!」と、会場の元気な掛け声で川田さんが登場します。
「先生じゃないですよ。一緒に遊んだだけですから」と少し照れた様子の川田さん。事務所の先輩後輩という垣根を越え、和気あいあいとした雰囲気が会場を包みます。いよいよお待ちかねの映像が流れると、まずは川田さんがオーナーを務めるボルダリングスタジオで行った初めての練習シーンが映し出されます。「ボルダリングでたっくんが苦しんでる姿を撮ると、お客さんが喜んでくれるって聞いたんだけど」と言う川田さんの発言に、会場からは笑いが起こります。
まずは初歩的なレクチャーを受けると、持ち前の鍛えられた身体を生かし、初めてとは思えない様子でスイスイと壁に登っていく佐藤さん。時折悩ましげな体勢になりファンへのサービスショットも披露しつつ、次はどこに足を掛ければいいのかと考えながら真剣に登っていく姿に会場は釘づけに。あと一歩と言うところで惜しくも落下してしまうと「チクショー!とったよ今!!」と悔しげに叫び、仕事という事も忘れるほどの本気モードでボルダリングに打ち込んでいました。
初日が無事終了すると、次は3ヶ月後の様子へ。初日とは比べ物にならないほど上達し、手慣れた様子で次々に難しそうな壁を登っていきます。3ヶ月続けた感想は「思いのほかハマっていて続けられそう」とのコメントで、やる気に満ち溢れています。
3ヶ月間のインドアでの練習を終えると、次はいよいよアウトドアでのボルダリングに挑戦です。場所は東京から車で数時間の山中。前日に雨が降っていたという事もあり、岩が滑りやすくコンディションはあまり良い状態とは言えない中、初めてのトライであっという間に登り切きると、岩の上で無邪気にガッツポーズ。その後も登るたびに爽やかで気持ちよさそうな表情を見せてくれました。いくつかの登頂に成功した後は、表面がツルツルで登りにくい上級向けの岩にチャレンジ。
これまでの経験を生かして奮闘しますが、なかなか上手くいかず……。川田さんのアドバイスを受けながら再び登ろうと試みますが、足の取っ掛かりも無くすぐに滑り落ちてしまうため、なかなか難しい様子。「この岩、ツンデレ」と笑い飛ばしますが、そんな言葉とは裏腹に真剣な表情で何度も何度もチャレンジする様子からは、負けん気がうかがえます。と、ここでロケの時間制限もあるため、惜しくも断念することに。
「今日一日ロケをして、たっくんのお尻がよく撮れてよかった」と言う川田さんに対して「とりあえず会場にいる俺。今すごく恥ずかしいだろう!」という発言に、会場からは拍手と笑いが沸き起こりました。
ここで映像は終了し、会場の2人にトークが戻ります。登りきれなかった岩の前でずっと悔しげにしていた事をふり返り「たっくんはハートが強くて、立ち向かっていく勇気が素晴らしい」との川田さんからの評価に「負けず嫌いなんですよね」と返す佐藤さん。失敗しても悔しさをバネにして挑戦し続ける、そんな佐藤さんの一面が窺える貴重な映像になりました。
そして、ここからはファン待望スペシャル映像のコーナーに。「佐藤拓也ファン(上級者向け)の映像です」とのことで、滝が流れる水辺に到着すると、無邪気に水遊びを始めます。水かけごっこをするシーンでは「こりゃ売れませんね。このイメージ映像は売れない」とコメントし、ファンからは思わず笑いが。先ほどの真剣なボルダリング映像とは打って変わり、リラックスして楽しげに水遊びをする姿に、会場は大いに癒された様子でした。
体を張って先輩と勝負!甘い罰ゲームはむしろご褒美…?
ここからは「先輩と勝負!」のコーナーに移ります。体を使ったゲーム3回戦で勝ち負けを競い、負けた方には罰ゲームが待っています。1回戦は「バランスボールどちらが長く乗れる?」対決。先行は佐藤さんで、記録は2秒45。続く川田さんの記録は6秒38と大奮闘し、この勝負は川田さんの勝ちとなりました。2回戦は「空気椅子でしりとり」対決。しりとりの内容は声優らしく、録音スタジオにありそうなもの限定です。
お互い向かい合わせで空気椅子をし、ひたすらしりとりをしていきますが、体を鍛えているお二人にとって空気椅子はさほど辛いものではないようで、余裕の表情でしりとりが続きます。最後はしりとりの結果、佐藤さんの勝利。
最後となる3回戦は「腕立て伏せ何回できる?」対決です。会場のファンのカウントで黙々と腕立て伏せをする二人からは、やはり余裕が窺えますが、なんと40回で佐藤さんがギブアップした為、トータル2勝1敗で川田さんの勝利となりました。罰ゲームは恒例の「甘いセリフ」。声優の本領を発揮した佐藤さんが優しく響く声で囁くと、会場からは大きな歓声と拍手が沸き起こります。
続いては「先輩とトーク」のコーナーに。ここでは壇上にお酒が登場。和やかな雰囲気でお酌をし合い美味しそうにビールを飲み干すと、事務所の先輩後輩ならではのトークが弾みます。
2人の初めての出会いは、なんと残念ながらお互い覚えていないとの事でしたが、川田さんに「ビールはダイエットによくない」と教えてもらってから気を使うようになった事や、事務所の先輩との付き合い方など、和気あいあいとしたトークを聞かせてくれました。
最後は、事前にお客さんに書いてもらったアンケートの紹介コーナーです。「佐藤さんは一体何を目指してるのですか?是非教えてください」と言う質問には会場から思わず笑いがこぼれます。「特に何か明確な方向性を持ってやっているわけではなく、声優という今の環境をフルに活用して自分の楽しいと思ったことをやってみて、それがお芝居以外の事で皆さんに楽しんで頂ける1つのエッセンスになればいいなと思いやっています。方向性というよりは、皆さんに楽しんでもらうという目的でこれからもやっていきたい」と、佐藤さんなりの考えを語ってくれました。
数多くのイベントに出演し、10月には関智一さんが座長を務める『ヘロヘロQカムパニー』での舞台出演も決まり、11月には自身の音楽活動でのセカンドソロライブを控えている佐藤拓也さん。今後の活躍から、ますます目が離せません。
[取材・文・写真/五十嵐麻維]
■佐藤拓也4thシングル「モノローグ」
2017年11月8日発売
定価:本体1,600円+税
品番:FFCV-0066
発売元・販売元:フロンティアワークス
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■佐藤拓也2ndソロライブ
会場
大阪公演:味園ユニバース(スタンディング)
東京公演:中野ZERO大ホール(全席指定)
開催日
2017/11/18(土) 17:00開演 (16:00開場)
2017/11/26(日) 17:00開演 (16:00開場)
※18日(土)は大阪公演、26日(日)は東京公演となります。
出演者
佐藤拓也
価格
6,300円(税込)
※大阪・東京公演共通
チケット購入はこちらから(https://www.animatetimes.com/event/details.php?id=V4e00642)