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アニメ『Fate』シリーズ見る順番をわかりやすく解説

『Fate/stay night』ほか『Fate』シリーズのアニメ化作品を見る順番をわかりやすく解説|最新作まで網羅!

有限会社ノーツのゲームブランドTYPE-MOON。同社のタイトル『Fate/stay night(フェイト ステイナイト)』に端を発する『Fate』シリーズの作品たちは、多くのアニメ化作品が展開され人気を博しています。

今回はスマートフォン向けゲーム『Fate/Grand Order(FGO)』などからシリーズに触れた方向けに、初心者の方がアニメ『Fate』シリーズに触れるおすすめの順番について紹介。

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(フェイト カレイドライナー プリズマイリヤ)』などのスピンオフ作品も取り上げますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

なお、本稿ではアニメ化されているシリーズ作品を主に扱っています。その点だけご了承ください。

目次

『Fate』シリーズのアニメ化作品について

『Fate』シリーズは同人サークルから商業化を果たしたTYPE-MOONが、2004年にPCで発売した伝奇活劇ビジュアルノベル『Fate/stay night』を中心とする様々な作品群のこと。手にしたもの願いを叶える“聖杯”を巡り、魔術師(マスター)たちが神話や歴史上の人物を使い魔(サーヴァント)として召喚し殺しあう「聖杯戦争」を描くというのが大まかなあらすじ。

『Fate/stay night』以外の作品としては、『Fate/stay night』とは違った世界観で月の聖杯戦争を描いた『Fate/EXTRA』、ニトロプラスのシナリオライター・虚淵玄さんが第四次聖杯戦争を描いた『Fate/Zero』、東出祐一郎さんによって赤と黒の2陣営に分かれ戦う聖杯大戦を描いた『Fate/Apocrypha』など様々な作品が存在。

また一風変わった作品としては、『Fate/stay night』のキャラクターたちが登場する料理に重きをおいた短編スピンオフ『衛宮さんちの今日のごはん』、ひろやまひろしさんの描くイリヤスフィール・フォン・アインツベルンを主軸とした魔法少女もの『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』なども。

また大人気Android/iOS用ゲーム『Fate/Grand Order』のアニメ化作品としては、『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 前編 Wandering; Agateram』&『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 後編 Paladin; Agateram』、TVアニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』、劇場アニメ『Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-』などがあります。

以下より、そのシリーズ作品の見る順番を紹介していきます。
 

アニメ『Fate/stay night』見る順番まとめ

やはり、シリーズの原点にして原典である『Fate/stay night』から触れるのがいいでしょう。

アニメ化作品としては、原作ゲームにおいてセイバーをヒロインとしたルート[Fate]を軸にスタジオディーンが制作した『Fate/stay night』(2006年版)、同じくスタジオディーン制作による遠坂凛ルート [Unlimited Blade Works] の劇場版『Fate / stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』。

そしてufotable制作の遠坂凛ルートとなるTVアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 』、間桐桜ルート[Heaven's Feel] の劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]』3部作が存在しています。

見る順番は、原作ゲームでの攻略順通りの『Fate/stay night』(2006年版)、TVアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 』or劇場版『Fate / stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』、劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]』3部作がおすすめ。

『Fate/stay night』(2006年版)は総集編『Fate/stay night reproduction』も存在していますので、こちらで大体の流れを掴むのもいいでしょう。

また、劇場版『Fate / stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』については大ボリュームの物語を1本の映画にまとめたダイジェスト的な側面があるので、時間があるようでしたらTVアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 』のほうがより隅々まで物語を楽しめます。劇場版『Fate / stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』は、手早く遠坂凛ルートの物語を把握したり振り返りたい時にちょうど良いのではないかと思います。

シリーズおすすめ視聴順

「シリーズおすすめ視聴順」などと見出しを作っておいて何ですが、正直な話それぞれのシリーズ作品を時系列順に追いかけてほしい以外に言うことはありません。

シリーズの原点であり原典である『Fate/stay night』や、一部の差異こそあるものの『Fate/stay night』の前日譚とも言える『Fate/Zero』は入門にもピッタリではありますが、基本的にどのシリーズ作品からご覧になっていただいても問題ないのです。

例えば『Fate/Grand Order』をプレイして気に入ったキャラクターが登場するシリーズや、ほのぼのとした日常もので殺伐とした戦いがない作品から入るのも楽しいでしょう。ぜひ肩肘張らずに、気に入ったキャラクターや好きな歴史上の偉人などが登場するシリーズからご覧になってみてください。

そのため、以下では各シリーズ毎の時系列や視聴する際の注意点がある作品のポイントだけを簡潔にご紹介します。

『Fate/stay night』関連作

(1)『Fate/stay night』(2006年版)

(2)『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 』もしくは劇場版『Fate / stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』

(3)劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel] Ⅰ.presage flower』

(4)劇場版『劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] II.lost butterfly』

(5)劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel] Ⅲ.spring song』
 

『Fate/Zero』『ロード・エルメロイII世の事件簿』

(1)『Fate/Zero』

(2)『ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』

※『Fate/Zero』は『Fate/stay night』以前に視聴してもOK
 

『Fate/Apocrypha』『Fate/EXTRA Last Encore』『Fate/strange Fake』

これらの作品に見る順番はなく、どの作品から見ても構いません。

気に入ったキャラクターがいるようでしたら、ひとまず“聖杯”を巡ってマスターとサーヴァントがチームを組んで他チームと争うという基本的な要素だけ抑えて『Fate/stay night』『Fate/Zero』より前に見ても大丈夫です。

ただし、『Fate/EXTRA Last Encore』だけはアニメだけだとわかりづらい要素があるので、自分でゲーム版をプレイしたり、その他のメディアミックス作品などで月の聖杯戦争の世界観を調べてから視聴することをお勧めします。
 

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』関連作

(1)『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』

(2)『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』

(3)『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』

(4)『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』

(5)『劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』

(6)『Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム』

(7)『劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』

※『Fate/stay night』『Fate/Zero』で先にイリヤスフィール・フォン・アインツベルンのキャラクター性や背景を知っておくとより楽しめることも。
 

『Fate/Grand Order』関連作

(1)『Fate/Grand Order ‐First Order‐』

(2)『劇場版Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-』前・後編

(3)『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』

(4)『Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-』

(5)『Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-』

※『Fate/Grand Order ‐First Order‐』以降は原作ゲームの第1部6章の物語に飛ぶので、『Fate/Grand Order』のゲームをスマートフォンで遊んでいない場合は、そこまでの物語を他のメディアミックス作品などで補完するとより楽しめます。
 

その他の関連作品

これらの作品は気楽に楽しめるものばかりなので、ある程度の世界観やキャラクターを理解していればどこからでも大丈夫です。

ただし『Carnival Phantasm -カーニバル・ファンタズム』はアニメ化されていない『Fate/hollow ataraxia』や、『月姫』や『MELTY BLOOD』など『Fate』シリーズ以外のTYPE-MOONキャラクターが登場。彼らを知らずとも楽しめますが、知っているとより楽しいことは間違いありません。
 

『Fate/stay night』シリーズの見る順番

『Fate/stay night』(2006年版)

Fate/stay night

あらすじ

街を焼き尽くす程の大災害があった。
炎の中、全てを失った幼い衛宮士郎は
魔術師、衛宮切嗣に助けられ
その後、養子となる。

あれから十年。
衛宮士郎は今は亡き養父、切嗣との約束。
"正義の味方"に成る可く
日々魔術の鍛錬を続けていた。

そんなある日、ふとしたきっかけから
"聖杯戦争"と呼ばれる魔術師同士の戦いに巻き込まれ、
サーヴァントの一人、セイバーと契約する。

聖杯戦争、それは、
手にした者の願いを叶えるという聖杯を、
七人の魔術師(マスター)が
与えられた、七騎士の使い魔(サーヴァント)と共に、
奇跡を手に入れるために殺し合う争奪戦。

そして衛宮士郎は、十年前の大災害が
聖杯戦争によるものだと知り、
あの惨劇を繰り返さない為に、戦いに身を投じる事になる。

キャスト

衛宮士郎:杉山紀彰
キャスター:田中敦子
セイバー:川澄綾子
間桐慎二:神谷浩史
遠坂凛:植田佳奈
衛宮切嗣:小山力也
間桐桜:下屋則子
柳洞一成:真殿光昭
藤村大河:伊藤美紀
葛木宗一郎:中多和宏
アーチャー:諏訪部順一
バーサーカー:西前忠久
言峰綺礼:中田譲治
美綴綾子:水沢史絵
イリヤ:門脇舞以
アサシン:三木眞一郎
ライダー:浅川悠
ギルガメッシュ:関智一
ランサー:神奈延年

(C)TYPE-MOON/Fate Project

 

『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 』

Fate/stay night [Unlimited Blade Works]

あらすじ

舞台は海と山に囲まれた都市・冬木市。そこで行われる、ある一つの儀式。手にした者の願いを叶えるという聖杯を実現させる為、聖杯に選ばれた七人の魔術師に、聖杯が選んだ七騎の使い魔を与える。騎士“セイバー”槍兵“ランサー”弓兵“アーチャー”騎兵“ライダー”魔術師“キャスター”暗殺者“アサシン”狂戦士“バーサーカー”マスターは七つの役割を被った使い魔一人と契約し、七組は、聖杯を求め、最後の一組となるまで殺し合いを繰り広げる。その名は「聖杯戦争」。2014年秋、開戦――。

キャスト

衛宮士郎:杉山紀彰
遠坂凛:植田佳奈
セイバー:川澄綾子
アーチャー:諏訪部順一
間桐桜:下屋則子
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
葛木宗一郎:てらそままさき
ランサー:神奈延年
キャスター:田中敦子
アサシン:三木眞一郎
ライダー:浅川悠
藤村大河:伊藤美紀
間桐慎二:神谷浩史
柳洞一成:真殿光昭
言峰綺礼:中田譲治
衛宮切嗣:小山力也
ギルガメッシュ:関智一

(C)TYPE-MOONufotable・FSNPC

 

劇場版『Fate / stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』

劇場版 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS

あらすじ

聖杯戦争、それは手にした者の願いを叶えるという“聖杯”を求め、7人の魔術師(マスター)と契約した使い魔(サーヴァント)と共に最後の一組になるまで戦う殺し合いの儀式。幼いころ大火災によって両親を失い孤なった衛宮士郎は魔術師を名乗る人物に育てられる。あれから十年、ふとしたきっかけからサーヴァントのセイバーと契約してしまった士郎は“聖杯戦争”に巻き込まれてゆく。

キャスト

衛宮士郎:杉山紀彰
セイバー:川澄綾子
遠坂凛:植田佳奈
アーチャー:諏訪部順一
間桐桜:下屋則子
イリヤ:門脇舞以
藤村大河:伊藤美紀
間桐慎二:神谷浩史
ライダー:浅川悠
衛宮切嗣:小山力也
キャスター:田中敦子
葛木宗一郎:中多和宏
バーサーカー:西前忠久
言峰綺礼:中田譲治
アサシン:三木眞一郎
ランサー:神奈延年
ギルガメッシュ:関智一

(C)TYPE MOON/Fate-UBW Project

 

劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel] Ⅰ.presage flower』

劇場版 Fate/stay night[Heaven’s Feel] I.presage flower

あらすじ

「もしわたしが悪い人になったら許せませんか?」少年は少女を守りたい。そう、思った。魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が、あらゆる願いをかなえる願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」が起きて10年、冬木市で再び戦争が始まった。前回の「聖杯戦争」の参加者である衛宮切嗣の養子・衛宮士郎は遺志を継ぎ、戦うことを決意する。士郎のそばには、彼を慕う少女――間桐桜がいた。彼女は毎朝、毎晩士郎の家に通うと朝食と夕食を作り、天涯孤独だった士郎と優しい日々を過ごしていた。だが「聖杯戦争」が始まると、冬木の町に流れる空気が変わった。あちこちで殺人事件が起き、不穏な空気が流れ始める。士郎は桜を自宅に泊めることを決意した。士郎は召喚したサーヴァント・セイバーとともに、魔術師の遠坂凛と同盟を結び「聖杯戦争」に臨む。だが、その戦いは暗躍する者たちによって大きくきしみ、歪み始めていた。

キャスト

衛宮士郎:杉山紀彰
間桐桜:下屋則子
間桐慎二:神谷浩史
セイバー:川澄綾子
遠坂凛:植田佳奈
藤村大河:伊藤美紀
言峰綺礼:中田譲治
間桐臓硯:津嘉山正種
美綴綾子:水沢史絵
柳洞一成:真殿光昭
衛宮切嗣:小山力也
ランサー:神奈延年
ギルガメッシュ:関智一
ライダー:浅川悠
アサシン:三木眞一郎
キャスター:田中敦子
アーチャー:諏訪部順一
葛木宗一郎:てらそままさき
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
セラ:七緒はるひ
リーゼリット:宮川美保
真アサシン:稲田徹

(C)TYPE-MOONufotable・FSNPC

 

劇場版『劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] II.lost butterfly』

劇場版 Fate/stay night[Heaven’s Feel] II.lost butterfly

あらすじ

「俺の戦うべき相手は――まだこの街にいる」少年は選んだ、自分の信念を。そして、少女を守ることを。魔術師<マスター>と英霊<サーヴァント> が願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」。10年ぶりに冬木市で始まった戦争は、「聖杯戦争」の御三家と言われた間桐家の当主・間桐臓硯の参戦により、歪み、捻じれ、拗れる。臓硯はサーヴァントとして真アサシンを召喚。正体不明の影が町を蠢き、次々とマスターとサーヴァントが倒れていった。マスターとして戦いに加わっていた衛宮士郎もまた傷つき、サーヴァントのセイバーを失ってしまう。だが、士郎は間桐 桜を守るため、戦いから降りようとしなかった。そんな士郎の身を案じる桜だが、彼女もまた、魔術師の宿命に捕らわれていく……。「約束する。俺は――」裏切らないと決めた、彼女だけは。少年と少女の切なる願いは、黒い影に塗りつぶされる。

キャスト

衛宮士郎:杉山紀彰
間桐桜:下屋則子
間桐慎二:神谷浩史
セイバーオルタ:川澄綾子
遠坂凛:植田佳奈
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
藤村大河:伊藤美紀
言峰綺礼:中田譲治
間桐臓硯:津嘉山正種
ギルガメッシュ:関智一
ライダー:浅川悠
アーチャー:諏訪部順一
真アサシン:稲田徹

(C)TYPE-MOONufotable・FSNPC

 

劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song

劇場版 Fate/stay night[Heaven’s Feel] III.spring song

あらすじ

「俺は、桜にとっての正義の味方になるって決めたから」少年は、真実からもう目を逸らさない。少女を救うために。自分の選んだ正義を貫くために。魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が万能の願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」。その戦いは歪んでいた。ひとりの少女――間桐 桜は犯した罪と共に、昏い闇に溺れてしまった。桜を守ると誓った少年・衛宮士郎は遠坂 凛と共闘し、「聖杯戦争」を終わらせるため、過酷な戦いに身を投じる。イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは闘争の真実を知る者として、その運命と向き合い、間桐臓硯は桜を利用して己が悲願を叶えようとする。「だから──歯をくいしばれ、桜」激しい風に抗い、運命に挑む少年の願いは、少女に届くのか。終局を迎える「聖杯戦争」──。最後の戦いが、遂に幕を上げる。

キャスト

衛宮士郎:杉山紀彰
間桐桜:下屋則子
セイバーオルタ:川澄綾子
遠坂凛:植田佳奈
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
藤村大河:伊藤美紀
言峰綺礼:中田譲治
間桐臓硯:津嘉山正種
ライダー:浅川悠
真アサシン:稲田徹

(C)TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

 

『Fate/Zero』

『Fate/Zero』は衛宮士郎の養父である衛宮切嗣を主人公に、『Fate/stay night』の10年前に起きた第四次聖杯戦争を描いた物語。『Fate/stay night』の前日譚にあたるので、『Fate/stay night』を見る前にチェックするのもいいでしょう。

ただし、『Fate/stay night』作中で語られる第四次聖杯戦争と『Fate/Zero』とで細かな差異がみられる部分も。なので今回は『Fate/stay night』を先にチェックすることをおすすめしています。
 

Fate/Zero

あらすじ

これは始まり(ゼロ)に至る物語―――奇跡を叶える『聖杯』の力を追い求め、七人の魔術師(マスター)が七人の英霊(サーヴァント)を召喚し、最後の一人になるまで戦いを繰り広げる究極の決闘劇……聖杯戦争。三度(みたび)、決着を先送りにされたその闘争に、今また4度目の火蓋が切って落とされる。それぞれに勝利への悲願を託し、冬木と呼ばれる戦場へと馳せ参じる魔術師たち。だがその中でただ独り、己の戦いに意味を見出せない男がいた。彼の名は――言峰綺礼。運命の導きを解せぬまま、綺礼は迷い、問い続ける。なぜ令呪がこの自分に授けられたのか、と。だが戦いの運命は、やがて綺礼を一人の宿敵と巡り合わせることになる。それが――衛宮切嗣。誰よりも苛烈に、誰よりも容赦なく、奇跡の聖杯を求め欲する男だった。

キャスト

衛宮切嗣:小山力也
セイバー:川澄綾子
アイリスフィール:大原さやか
遠坂時臣:速水奨
アーチャー:関智一
言峰綺礼:中田譲治
アサシン:阿部彬名
ケイネス・エルメロイ・アーチボルト:山崎たくみ
ランサー:緑川光
ウェイバー・ベルベット:浪川大輔
ライダー:大塚明夫
雨生龍之介:石田彰
キャスター:鶴岡聡
間桐雁夜:新垣樽助
バーサーカー:置鮎龍太郎

(C)Nitroplus/TYPE-MOONufotable・FZPC

 
 

 

『ロード・エルメロイII世の事件簿』シリーズの見る順番

『ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』は、三田誠さんによるスピンオフ小説が原作。『Fate/Zero』に登場するウェイバー・ベルベットにフィーチャーしているので、彼が好きになった方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。また、TYPE-MOONの魔術世界を下敷きにしたミステリー作品ですので、そういった要素が好きな方にも刺さる要素があります。
 

『ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』

ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-

あらすじ

「Fate/Zero」において、征服王イスカンダルとともに第四次聖杯戦争を駆け抜けた少年ウェイバー・ベルベット。時を経て少年はロード・エルメロイの名を受け継ぎ、「ロード・エルメロイII世」として、魔術師たちの総本山・時計塔で魔術と神秘に満ちた様々な事件に立ち向かう―――。

キャスト

ロード・エルメロイII世:浪川大輔
グレイ:上田麗奈
アッド:小野大輔
ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ:水瀬いのり
フラット・エスカルドス:松岡禎丞
スヴィン・グラシュエート:山下誠一郎
カウレス・フォルヴェッジ:小林裕介
メルヴィン・ウェインズ:平川大輔
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト:伊藤静
イヴェット・L・レーマン:岡咲美保
化野菱理:皆口裕子
オルガマリー・アースミレイト・アニムスフィア:米澤円
ハートレス:福山潤
ヘファイスティオン:大地葉

(C) 三田誠・TYPE-MOON / LEMPC

 

『ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note- 特別編』

ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note- 特別編

キャスト

ロード・エルメロイII世:浪川大輔
グレイ:上田麗奈
アッド:小野大輔
ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ:水瀬いのり
フラット・エスカルドス:松岡禎丞
スヴィン・グラシュエート:山下誠一郎
カウレス・フォルヴェッジ:小林裕介
メルヴィン・ウェインズ:平川大輔

(C)三田誠・TYPE-MOON / LEMPC

その他、世界観や時系列が異なるアニメ『Fate』シリーズの見る順番

シリーズ作品の中には、様々な経緯から歴史が分岐したものや舞台からして異なる作品が多数存在。シリーズの原点にして原典は『Fate/stay night』ですが、“聖杯”を巡ってマスターとサーヴァントがチームを組んで他のチームと争うという基本的な要素を抑えておけば、これらの作品群はどこから視聴しても構わないと言えます。

ただし、『Fate/EXTRA Last Encore』は原作ゲームをプレイしておいたほうが理解しやすいので、PSP用ゲーム『Fate/EXTRA』や『Fate/EXTRA CCC』など月の聖杯戦争を描いたシリーズに先に触れることをおススメします。リメイク版となる『Fate/EXTRA Record』の制作も発表済みですので、これから『Fate/EXTRA』関連作に触れる場合はこちらを待つのもいいでしょう。
 

『Fate/Apocrypha』

この作品は『Fate/stay night』とは平行世界の関係にあり、「第三次聖杯戦争」においてとある陣営が『Fate/stay night』の世界に至る場合と異なるサーヴァントを召喚したことで別の歴史に分岐しています。14騎ものサーヴァントが「赤」と「黒」の陣営に分かれて戦う「聖杯大戦」を描いている点も特徴で、本作ならではの見どころになっています。
 

Fate/Apocrypha

あらすじ

かつて、冬木と呼ばれる街で執り行われていた、七人の魔術師と英霊たちによる「聖杯戦争」。しかし第二次世界大戦の混乱に乗じて、“とある魔術師“が聖杯を強奪する―。数十年が経ち、その聖杯を象徴に掲げたユグドミレニア一族は、魔術協会からの離反、独立を宣言。怒れる魔術協会は刺客を送り込むが、彼らが召喚したサーヴァントによって返り討ちに遭う。――サーヴァントに対抗するにはサーヴァント。「聖杯戦争」のシステムが変更され、七騎対七騎というかつてない規模の戦争が勃発。かくして、ルーマニア・トゥリファスを舞台に空前絶後の規模の戦争――「聖杯大戦」が幕を開ける。

キャスト

ジーク:花江夏樹
ルーラー:坂本真綾
シロウ・コトミネ:内山昂輝
赤のセイバー:沢城みゆき
赤のアーチャー:早見沙織
赤のランサー:遊佐浩二
赤のライダー:古川慎
赤のキャスター:稲田徹
赤のバーサーカー:鶴岡聡
赤のアサシン:真堂圭
黒のセイバー:諏訪部順一
黒のアーチャー:武内駿輔
黒のランサー:置鮎龍太郎
黒のライダー:大久保瑠美
黒のキャスター:宮本充
黒のバーサーカー:野中藍
黒のアサシン:丹下桜
獅子劫界離:乃村健次
ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア:檜山修之
フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア:赤﨑千夏
カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア:小林裕介
ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア:大川透
セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア:石上静香
ロシェ・フレイン・ユグドミレニア:加藤英美里
六導玲霞:中原麻衣

(C)東出祐一郎・TYPE-MOON / FAPC

 

 

『Fate/EXTRA Last Encore』

本作は月の霊子虚構世界「SE.RA.PH」で行われる聖杯戦争を描いた『Fate/EXTRA』関連作のひとつ。制作は『〈物語〉シリーズ』や『魔法少女まどか☆マギカ』などで有名なシャフトが担当しています。ゲームとは異なる完全オリジナルストーリーが展開されているので、この作品に触れる場合はゲームを先にプレイしておくと良いでしょう。注意するべきは、1~10話にあたる『オブリトゥス地動説』と11~13話にあたる『イルステリアス天動説』に分けられていること。視聴する際は必ず『オブリトゥス地動説』から見るようにして下さい。

Fate/EXTRA Last Encore

あらすじ

それは忘れ去られたEXTRA

それは、忘れ去られた月で開演かれる"EXTRA"の物語。

月に存在するあらゆる願いを叶える力を持った霊子コンピュータ「ムーンセル・オートマトン」。
ムーンセル内につくられた霊子虚構世界「SE.RA.PH」。
"聖杯"をかけた、 魔術師(ウィザード)と英霊(サーヴァント)による、新たな月の聖杯戦争、開演。

キャスト

岸浪ハクノ:阿部敦
セイバー:丹下桜
遠坂リン:植田佳奈
間桐シンジ:神谷浩史
間桐桜:下屋則子
尼里ミサオ:今村彩夏
アーチャー:鳥海浩輔
ライダー:高乃麗
キャスター:野中藍
バーサーカー:安井邦彦
ガウェイン:水島大宙

(C)TYPE-MOON/Marvelous, Aniplex, Notes, SHAFT

 

 

『Fate/strange Fake』の見る順番

本作は『バッカーノ!』『デュラララ!!』で知られる成田良悟さんが原作となっており、日本で行われた第五次聖杯戦争の終結から数年後を舞台に数多のマスター&サーヴァントが入り乱れる “偽り”の聖杯戦争を描いています。既にTVアニメ化が発表されていますが、昨年(2023年)7月にスペシャルアニメ『Fate/strange Fake -Whispers of Dawn-』が先行して公開されました。
 

『Fate/strange Fake』

Fate/strange Fake

あらすじ

『バッカーノ!』や『デュラララ!!』シリーズで知られる成田良悟が2015年から電撃文庫より刊行し、「聖杯」を巡る新たな戦いを描く『Fate/strange Fake』が、ついにTVアニメーション化。

「聖杯戦争」の舞台として初となるアメリカ合衆国の地で、数多の魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が入り乱れ、繰り広げる死闘と狂騒の物語。

制作は2017年に『Fate/Apocrypha』を手掛けたA-1 Pictures
さらにアプリゲーム『Fate/Grand Order』アニメーションCMや原作小説アニメーションCMなどで常に新しい映像表現を見せてきた新鋭の榎戸 駿と坂詰嵩仁が監督を務め、躍動的かつ大胆にアニメーション化。

“偽り”の聖杯戦争、その戦端が黎明を告げる。

キャスト

アヤカ・サジョウ:花澤香菜
セイバー:小野友樹
ティーネ・チェルク:諸星すみれ
アーチャー:関智一
ランサー:小林ゆう
繰丘椿:古賀葵
オーランド・リーヴ:羽多野渉
キャスター:森久保祥太郎
フラット・エスカルドス:松岡禎丞
バーサーカー:堀内賢雄
ジェスター・カルトゥーレ:橘龍丸
アサシン:Lynn
フランチェスカ・プレラーティ:内田真礼
ファルデウス・ディオランド:榎木淳弥
ロード・エルメロイⅡ世:浪川大輔
ランガル:咲野俊介

(C)成田良悟・TYPE-MOON/KADOKAWA/FSFPC

 

『Fate/strange Fake -Whispers of Dawn-』

Fate/strange Fake -Whispers of Dawn-

あらすじ

『バッカーノ!』や『デュラララ!!』シリーズで知られる成田良悟が2015年から電撃文庫より刊行し、「聖杯」を巡る新たな戦いを描く『Fate/strange Fake』が、ついに2022年大晦日にTVスペシャルとしてアニメーション化。

「聖杯戦争」の舞台として初となるアメリカ合衆国の地で、数多の魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が入り乱れ、繰り広げる死闘と狂騒の物語。

制作は2017年に『Fate/Apocrypha』を手掛けたA-1 Pictures

さらにアプリゲーム『Fate/Grand Order』アニメーションCMや原作小説アニメーションCMなどで常に新しい映像表現を見せてきた新鋭の榎戸 駿と坂詰嵩仁が監督を務め、躍動的かつ大胆にアニメーション化。

“偽り”の聖杯戦争、その戦端が黎明を告げる。

キャスト

アヤカ・サジョウ:花澤香菜
セイバー:小野友樹
ティーネ・チェルク:諸星すみれ
アーチャー:関智一
ランサー:小林ゆう
繰丘椿:古賀葵
オーランド・リーヴ:羽多野渉
キャスター:森久保祥太郎
フラット・エスカルドス:松岡禎丞
バーサーカー:堀内賢雄
ジェスター・カルトゥーレ:橘龍丸
アサシン:Lynn
フランチェスカ・プレラーティ:内田真礼
ファルデウス・ディオランド:榎木淳弥
ランガル:咲野俊介
ロード・エルメロイⅡ世:浪川大輔

(C)成田良悟・TYPE-MOON/KADOKAWA/FSFPC

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』シリーズの見る順番

ひろやまひろしさんによる漫画を原作として、2013年から展開されているアニメ『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』シリーズも『Fate』シリーズの関連作品です。『Fate/stay night』に登場するヒロインのひとりであるイリヤスフィール・フォン・アインツベルンを主軸に据えた魔法少女ものとなっており、可愛い女の子が活躍するアニメが好きな方も楽しめる作風が特徴。ただし、物語が進むにつれてシリアスな一面も顔をのぞかせるので、『Fate/stay night』や『Fate/Zero』などからシリーズに触れた方も十二分に楽しめる作品でもあります。見る順番は第1期から順に放送・公開順に見ていけば良いでしょう。
 

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ

あらすじ

冬木市の穂群原学園初等部に通うイリヤ(イリヤスフィール・フォン・アインツベルン)は、義理の兄に淡い恋心を抱いているごくごくフツー(?)の女の子。しかしある晩、空からお風呂場に乱入してきた魔法のステッキ マジカルルビーに言葉巧みに騙され、強制契約を結ばされてしまう。 魔法少女プリズマ☆イリヤとなったイリヤは、ステッキの元持ち主 遠坂凛には「私の代わりに戦いなさい」と命じられる始末。冬木市に眠るという、英霊の宿るカードの回収をする二人の前に、美遊と名乗る謎の美少女が現れて・・・。はたしてイリヤは全てのカードを回収し、冬木市を救うことができるのか・・・!?

キャスト

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
美遊:名塚佳織
遠坂凛:植田佳奈
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト:伊藤静
マジカルルビー:高野直子
マジカルサファイア:松来未祐
衛宮士郎:杉山紀彰
セラ:寺田はるひ
リーゼリット(リズ):宮川美保
藤村大河:伊藤美紀
森山那奈亀:伊瀬茉莉也
嶽間沢龍子:加藤英美里
栗原雀花:伊藤かな恵
桂美々:佐藤聡美
ロード・エルメロイ二世:浪川大輔
アイリスフィール・フォン・アインツベルン:大原さやか
マジカルブシドー ムサシ:ブリドカットセーラ恵美
イオリ:佐土原かおり

(C)2013 ひろやまひろし・TYPE-MOON・角川書店/「プリズマ☆イリヤ」製作委員会

 

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!

あらすじ

とある夜、お風呂場に飛び込んできたマジカルルビーの、軽妙かつ巧妙なトークに騙されて、魔法少女になってしまったイリヤ。ルビーの元の持ち主である凛に言われるがままに“クラスカード”を回収することに。 ライバル(?)であるもうひとりの魔法少女・美遊とともに、傷付きすれ違いながらもハードなバトルを戦い抜いて、どうにか7 枚のクラスカードをすべて回収。平穏な日常に戻ることができた。 そして――。 回収任務が終わってから数週間後、凛たちから新たな任務を命じられるイリヤと美遊。 地脈に魔力を流し込んで安定させるだけという、簡単な任務のはずだったのだが、なにが悪かったのかトラブルが発生! それが新たな物語の始まりだった――。 明るく激しく楽しい魔法少女たちの続章、波瀾万丈にスタート!

キャスト

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
美遊:名塚佳織
クロ:斎藤千和
遠坂凛:植田佳奈
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト:伊藤静
マジカルルビー:高野直子
マジカルサファイア:松来未祐
衛宮士郎:杉山紀彰
アイリ:大原さやか
衛宮切嗣:小山力也
セラ:七緒はるひ
リズ:宮川美保
藤村大河:伊藤美紀
森山那奈亀:伊瀬茉莉也
獄間沢龍子:加藤英美里
栗原雀花:伊藤かな恵
桂美々:佐藤聡美
カレン・オルテンシア:小清水亜美
バゼット・フラガ・マクレミッツ:生天目仁美

(C)2014 ひろやまひろし・TYPE-MOON/KADOKAWA 角川書店刊/「プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!」製作委員会

 

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!

あらすじ

海だ ! 水着だ ! 誕生日だ ! 魔法少女たちの日常 ( ? ) はこれからが本番 !
私立穂群原学園小等部に通うイリヤは、
魔法のステッキ 「 マジカルルビー 」 の巧妙な話術に騙されて魔法少女になってしまった。
もう一人の魔法少女・美遊とともに、
ステッキの元マスターである凛とルヴィアに言われるがまま “ クラスカード ” の回収に奮闘す。。
さらに任務中のトラブルから、イリヤにそっくりな少女 “ クロ ” が誕生する。
自分が 「 ホンモノ 」 になりたいクロはイリヤの命を狙っていたが、
戦闘の末クロは心に秘めていた 「 ただ生きていたい 」 という願いを叶え、イリヤ達に家族として迎え入れられる。
そんなある日、カード回収の前任者であるバゼット・フラガ・マクレミッツがカードを取り返しにやってきた。
圧倒的な戦力でイリヤたちを叩きのめすバゼットだが、8枚目のクラスカードの情報と引き換えに一時休戦となった。
ようやく自分の手で日常を守ったイリヤたちだが―。

キャスト

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
美遊・エーデルフェルト:名塚佳織
クロエ・フォン・アインツベルン:斎藤千和
遠坂凛:植田佳奈
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト:伊藤静
マジカルルビー:高野直子
マジカルサファイア:松来未祐
衛宮士郎:杉山紀彰
セラ:七緒はるひ
リーゼット:宮川美保
衛宮切嗣:小山力也
森山那奈亀:伊瀬茉莉也
嶽間沢龍子:加藤英美里
栗原雀花:伊藤かな恵
桂美々:佐藤聡美
柳洞一成:真殿光昭
藤村大河:伊藤美紀
オーギュスト:玄田哲章

(C)2015 ひろやまひろし・TYPE-MOON/KADOKAWA/「プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!」製作委員会

 

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!

あらすじ

「こういう時間がいつまでも続けばいいのに――」。 8枚目のクラスカードに宿る英霊との激闘を終えたイリヤたち。残り少ない夏休みをめいっぱい楽しもうと再びバカンスモードに♪ しかし、そんな日常は、あまりにもあっけなく打ち破られてしまう。 異変の起こった円蔵山に駆けつけたイリヤたちの前に現われる現実離れした人影。突然の交戦の後、空間が揺らぐ。そして、動きの後、イリヤが目覚めたのは、 真冬の冬木市――平行世界。 そこは、美遊が生まれ、育った世界だった。大切なものはすべて守る――。魔法少女の、普通にして壮大な願いを叶える戦いが今始まる!

キャスト

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
美遊・エーデルフェルト:名塚佳織
クロエ・フォン・アインツベルン:斎藤千和
田中:福圓美里
ギル:遠藤綾
ベアトリス・フラワーチャイルド:釘宮理恵
アンジェリカ:白石涼子
エリカ・エインズワース:諸星すみれ
遠坂凛:植田佳奈
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト:伊藤静
バゼット・フラガ・マクレミッツ:生天目仁美
マジカルルビー:高野直子
マジカルサファイア:かかずゆみ
衛宮士郎:杉山紀彰
ダリウス・エインズワース:小西克幸
ジュリアン・エインズワース:花江夏樹

(C)2016 ひろやまひろし・TYPE-MOON/KADOKAWA/「プリズマ☆イリヤ ドライ!!」製作委員会

 

 

『劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』

劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い

あらすじ

「話をしようと思う。俺と、美遊の……これまでの話を」世界は滅びに向かって進んでいた。その歩みを止められるのは、〝聖杯〟たる美遊の犠牲のみ。世界か、美遊か――。〝世界の救済〟を掲げるエインズワースが突きつけられた問いに対し、イリヤが出した答えは、両方救うという単純な〝ワガママ〟だった。戦いは小休止を迎え、一行は美遊と士郎が育った家に身を寄せる。団らんのなか、士郎は、美遊との過去を話し始めた。あらゆる願いを無差別に叶える神稚児だった美遊。士郎は、切嗣と暮らしていた家に、身寄りのない彼女を引き取った。それから、5年。二人は本当の兄妹のように平穏な暮らしを送ってきた。しかし、そんな日常は突如として終わりを告げる。美遊の生家へと訪れた二人。その前に、美遊を〝奇跡〟として希求するジュリアンが姿を現し――。美遊と士郎、エインズワースの因縁が、ここに語られる。

キャスト

衛宮士郎:杉山紀彰
朔月美遊:名塚佳織
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
一義樹里庵:花江夏樹
間桐桜:下屋則子
衛宮切嗣:小山力也

(C)2017 ひろやまひろし・TYPE-MOON/KADOKAWA/「劇場版プリズマ☆イリヤ」製作委員会

 

 

『Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム』

Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム

あらすじ

プリズマ☆イリヤ オールキャスト総出演のドタバタギャグコメディがここに開幕! 「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」シリーズのキャラクターが平行世界の垣根を越えて大集合! 原作ひろやまひろし監修による完全新作オリジナルエピソード。少女たちのもう一つの物語が描かれる—。

キャスト

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
美遊・エーデルフェルト:名塚佳織
クロエ・フォン・アインツベルン:斎藤千和
森山那奈亀:伊瀬茉莉也
嶽間沢龍子:加藤英美里
栗原雀花:伊藤かな恵
桂美々:佐藤聡美
マジカルルビー:高野直子
マジカルサファイア:かかずゆみ
衛宮士郎:杉山紀彰
遠坂凛:植田佳奈
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト:伊藤静

(C) 2019 ひろやまひろし・TYPE-MOON/KADOKAWA/Prisma☆Phantasm製作委員会

 

 

『劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』

劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女

あらすじ

エインズワースとの激闘からひと時の休息。美遊を救出したイリヤたちは、平行世界の衛宮士郎から美遊の過去、この世界で起きた聖杯戦争のことを知らされる。それは美遊の悲しい運命であり、美遊のために兄・士郎が命を賭して歩んだ壮絶な戦いの物語だった。人類の救済のために美遊を犠牲にするエインズワース。美遊のために世界の敵となると決めた士郎。相容れない2つの正義に、すべてを守ると誓うイリヤ。「助けるよ。私はみんなが助かる道を探すって決めたから!」大切な人たちと笑いあえる明日を作るために――。魔法少女たちの戦いが、再びはじまる……!

キャスト

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
美遊・エーデルフェルト:名塚佳織
クロエ・フォン・アインツベルン:斎藤千和
ベアトリス:釘宮理恵
エリカ・エインズワース:諸星すみれ
ジュリアン・エインズワース:花江夏樹
衛宮士郎:杉山紀彰
遠坂凛:植田佳奈
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト:伊藤静
バゼット・フラガ・マクレミッツ:生天目仁美
マジカルルビー:高野直子
マジカルサファイア:かかずゆみ

(C)2021 ひろやまひろし・TYPE-MOON/KADOKAWA/劇場版「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前のない少女」製作委員会

『Fate/Grand Order』関連作品の見る順番

人気のスマートフォン用RPG『Fate/Grand Order』も様々なアニメ化作品があります。見る順番としては、主人公(藤丸立香)とマシュ・キリエライトの出会いが見られる『Fate/Grand Order ‐First Order‐』を出発点として、前後編で公開された『劇場版Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-』、TVアニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』、劇場アニメ『Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-』と進み、最後に『Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-』と行くのがおススメ。

ただし、アニメでチェックする場合は原作ゲーム第1部の第1章から第5章まであたりのエピソードが抜けています。なので、余裕があるのならば原作ゲームをプレイするか、コミカライズなどアニメ以外のメディアミックス作品で補完しておくとさらに楽しめるのではないでしょうか。
 

『Fate/Grand Order ‐First Order‐』

Fate/Grand Order -First Order-

あらすじ

西暦2015年。魔術がまだ成立していた最後の時代。

人理継続保障機関・カルデアは、 魔術だけでは見えない世界、 科学だけでは計れない世界を観測し、人類の決定的な絶滅を防ぐために成立された特務機関。

人類史を何より強く存続させる尊命の下に集められた多くの研究者たちの成果によって、人類史は100年先までの安全を保証されていた。

だが。
何の前触れもなく――カルデアで観測を継続していた未来領域が消失。
人類は2017年で絶滅する事が判明―――いや、 証明されてしまった。

その原因と思われるのは西暦2004年の日本の地方都市・冬木。
ここに、 今まではなかった「観測できない領域」が現れたのである。

カルデアはこれを人類絶滅の原因と仮定し、 特異点の調査・解明、
あるいは破壊を目的とした任務“聖杯探索”―――グランドオーダーを発令する。

キャスト

藤丸立香:島﨑信長
マシュ・キリエライト:高橋李依
フォウ:川澄綾子
オルガマリー・アニムスフィア:米澤円
ロマニ・アーキマン:鈴村健一
レフ・ライノール:杉田智和

(C)TYPE-MOON / FGO ANIME PROJECT

 

 

『劇場版Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 前編:Wandering; Agateram』

劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 前編 Wandering; Agateram

あらすじ

遍歴の騎士、ベディヴィエールが辿り着いた旅の果て―。そこは西暦1273年のエルサレム。かつての祈りの地は砂の大地と化し、民は住処を追われ三つの勢力が対峙する不毛の地。聖都、そして獅子王の命めいを守るべく集結した「円卓の騎士」。領地ごとこの地に召喚されるも、静かに現状打破を狙う「太陽王・オジマンディアス」。土地を奪われた民を守り、叛逆の機会を待つ「山の民」。己の成すべきことを果たすため、獅子王が統治する“聖都”を目指すベディヴィエールの前に現れたのは人理を修復すべくこの地を訪れた人類最後のマスター・藤丸立香とデミ・サーヴァントのマシュ・キリエライトであった。ベディヴィエールは藤丸たちと共に、最後の探索へと歩み出す。

キャスト

ベディヴィエール:宮野真守
藤丸立香:島﨑信長
マシュ・キリエライト:高橋李依
レオナルド・ダ・ヴィンチ:坂本真綾
獅子王:川澄綾子
ガウェイン:水島大宙
モードレッド:沢城みゆき
ランスロット:置鮎龍太郎
トリスタン:内山昂輝
アグラヴェイン:安元洋貴
オジマンディアス:子安武人
ニトクリス:田中美海
玄奘三蔵:小松未可子
アーラシュ:鶴岡聡
呪腕のハサン:稲田徹
静謐のハサン:千本木彩花
ロマニ・アーキマン:鈴村健一

(C)TYPE-MOON / FGO6 ANIME PROJECT

 

『劇場版Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 後編:Paladin; Agateram』

劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 後編 Paladin; Agateram

あらすじ

「私は今度こそ、この手で、我が王を殺すのだ――」遍歴の騎士・ベディヴィエールとカルデア一行が足を踏み入れた特異点――西暦1273年のエルサレム。そこは民たちが住処を追われ、三つの勢力が対峙する不毛の地であった。白亜の城を築き、民を殺戮する獅子王と「円卓の騎士」を討つべく、ベディヴィエールらは「山の民」と協力し立ち向かう。大切な仲間をも喪う死闘を終えた彼らは、強大な力を持つ「太陽王・オジマンディアス」に同盟を持ち掛ける。しかしオジマンディアスは獅子王の計画を明かし、自らの民を守るためにその提案を一蹴する。獅子王の真意を知り慄くベディヴィエールたちだったが、仲間たちとともに、その目的を阻止すべく、聖都・キャメロットへの進撃を決意するのだった。そしてついに、聖都決戦の日を迎える。冷酷非道に成り果てた獅子王の真の狙いとは。滅びの約束された世界で、人類を救済する方法とは。赦されぬ罪を背負い続けたベディヴィエールの迎える結末とは。――最も哀しく、美しいFate、ここに完結。

キャスト

ベディヴィエール:宮野真守
藤丸立香:島﨑信長
マシュ・キリエライト:高橋李依
レオナルド・ダ・ヴィンチ:坂本真綾
獅子王:川澄綾子
ガウェイン:水島大宙
モードレッド:沢城みゆき
ランスロット:置鮎龍太郎
トリスタン:内山昂輝
アグラヴェイン:安元洋貴
オジマンディアス:子安武人
ニトクリス:田中美海
玄奘三蔵:小松未可子
呪腕のハサン:稲田徹
静謐のハサン:千本木彩花
ロマニ・アーキマン:鈴村健一

(C)TYPE-MOON / FGO6 ANIME PROJECT

 

『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』

Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-

あらすじ

人理継続保障機関・カルデアは、魔術だけでは見えない世界、科学だけでは計れない世界を観測し、2017年で絶滅することが証明されてしまった人類史を存続させるため日夜活動を続けている。人類絶滅の原因、歴史上のさまざまな箇所に突如として現れた「観測できない領域」――“特異点”。カルデアに唯一残されたマスター・藤丸立香は、デミ・サーヴァントのマシュ・キリエライトとともにこの特異点の事象に介入することで、これを解明、あるいは破壊する禁断の儀式――“聖杯探索(グランドオーダー)”を遂行してきた。今回、新たに発見されたのは七つ目の特異点――紀元前2655年の古代メソポタミア。不老不死の霊草の探索を終えた、“賢王ギルガメッシュ”が統治し繁栄を誇ったウルクの地は、三柱の女神と数多の魔獣による蹂躙で滅亡の危機にあった。そして、過去への時間旅行――“レイシフト”によってウルクの地に辿り着いた藤丸とマシュが出会うのは、魔獣の猛攻を食い止める要塞都市・絶対魔獣戦線と、脅威に曝されながらも懸命に生きる人びとの姿だった。襲い来る神々と魔獣。そして、それに抗う人類―。そこは人と神が袂を分かつ、運命の時代。六つの探索(オーダー)を駆け抜けてきた二人――藤丸とマシュが挑む最後の戦いが始まる。

キャスト

藤丸立香:島﨑信長
マシュ・キリエライト:高橋李依
フォウ:川澄綾子
ロマニ・アーキマン:鈴村健一
レオナルド・ダ・ヴィンチ:坂本真綾
ギルガメッシュ:関智一
キングゥ:小林ゆう
マーリン:櫻井孝宏
アナ:浅川悠
イシュタル:植田佳奈
シドゥリ:内山夕実
牛若丸:早見沙織
武蔵坊弁慶:稲田徹
レオニダス一世:三木眞一郎
ジャガーマン:伊藤美紀
ゴルゴ―ン:浅川悠
ケツァル・コアトル:遠藤綾

(C)TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT

 

 
 

『Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-』

Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-

あらすじ

七つの特異点での戦いを遂行し、ついに聖杯探索グランドオーダーの最終地点――終局特異点、冠位時間神殿ソロモンへと到達した人理継続保障機関・カルデア。全ての元凶である魔術王ソロモンを倒し、未来を取り戻す。そのときを間近に控えた一行は、それぞれの時間を過ごしていた。ロマニ・アーキマンは自分がこれから行うであろう選択に、マシュは限りのある命に、思いを馳せる。そして最後の作戦を控えた藤丸は、新たな礼装に身を包もうとしていた。これまでに得た多くの出会い、そして多くの未来を賭け、藤丸とマシュはついに最後の作戦へと赴く……。

キャスト

藤丸立香:島﨑信長
マシュ・キリエライト:高橋李依
フォウ:川澄綾子
ロマニ・アーキマン:鈴村健一
レオナルド・ダ・ヴィンチ:坂本真綾
ソロモン:杉田智和

(C)TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT

 

 
 

『Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-』

 

あらすじ

ロストルーム―――。
失われたものを見る。あるいは失うものを見る。
それは、カルデアの片隅に忘れ去られた、誰の部屋でもない部屋。

キャスト

藤丸立香:島﨑信長
マシュ・キリエライト:高橋李依
オルガマリー・アニムスフィア:米澤円
レフ・ライノール:杉田智和

(C)TYPE-MOON / FGO ANIME PROJECT

その他の作品の見る順番

この他にも、『Fate』シリーズには日常にフォーカスした作品やギャグやコメディに振り切った作品なども存在しており、ここではそんな作品群をまとめました。ある程度のキャラクターさえ把握していれば問題ない作品も多いので、気に入ったキャラクターが登場するものを見てみるのもおススメです。
 

『衛宮さんちの今日のごはん』

『Fate/stay night』の主人公・衛宮士郎の特技である「料理」をテーマにしたスピンオフ作品。本編ではシリアスなバトルを繰り広げていた、マスターとサーヴァント全員が、穏やかな日常を過ごしているのが特徴。本編シリーズと同様にufotableが制作を担当しており、料理の作画は本当に見ていてお腹が空いてくるほどのクオリティです。

描かれるエピソードは、心あたたまるほんわかしたものが多いのですが、『Fate/stay night』に思い入れがある人にとっては「泣ける」作品にもなっています。[HF]ルートで明かされる設定が組み込まれていたりもするので、『Fate/stay night』に関連した作品の締めくくりとして見るのがオススメです。
 

衛宮さんちの今日のごはん

あらすじ

Fate×料理が織りなす美味しく優しい世界――

そこは少し賑やかなどこにでもある食卓の光景。
春も、 夏も、 秋も、 冬も、
衛宮さんちでは毎日美味しい料理がふるまわれる。

さて今日は何を作ろうか

キャスト

衛宮士郎:杉山紀彰
セイバー:川澄綾子
遠坂 凛:植田佳奈
間桐 桜:下屋則子
ライダー:浅川悠
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
藤村大河:伊藤美紀
ランサー:神奈延年
アーチャー:諏訪部順一
キャスター:田中敦子
アサシン:三木眞一郎
間桐慎二:神谷浩史
柳洞一成:真殿光昭
葛木宗一郎:てらそままさき
美綴綾子:水沢史絵
衛宮切嗣:小山力也

(C)TAa・KADOKAWA・TYPE-MOON / 「衛宮さんちの今日のごはん」製作委員会

 
 

 

『Carnival Phantasm -カーニバル・ファンタズム』

『Carnival Phantasm -カーニバル・ファンタズム』は、TYPE-MOONの10周年を記念して制作されたOVA。『かんなぎ』でも知られる、武梨えり先生によるアンソロジー『TAKE MOON』を原作としており、『月姫』『Fate/stay night』といった作品に登場したキャラクター達が共演するハイテンションギャグコメデイです。監督を『瀬戸の花嫁』や『天体戦士サンレッド』など、傑作コメディ作品を手掛けてきた岸誠二さんが務めており、本作でもそのセンスは遺憾なく発揮されています。

どちらかというと、コアなTYPE-MOONファン向けの作品ではあるのですが、テンポよく繰り出されるギャグに次ぐギャグの数々は、『Fate/stay night』を知っているだけでも笑い転げること間違いなし。今もなおファンの間で愛される「ランサーが死んだ!」という伝説のネタが生まれた作品でもあります。

また、『カーニバル・ファンタズム 3rd Season』のBlu-rayには、特典として『Fate/Prototype』のショート映像が収録。もはや新品で手に入れるのはかなり難しく視聴手段が限られてしまいますが、シリーズの原作者・奈須きのこさんによる未発表小説を下敷きとした『Fate/stay night』の原型ともいえる作品となっています。運よく手に入れられた際はご覧になってみてください。
 

カーニバル・ファンタズム

あらすじ

「月姫」「MELTY BLOOD」「Fate/stay night」に登場する、 歴代のTYPE-MOONキャラたちが一堂に会して繰り広げられるドタバタコメディー。
アンソロジーコミック「TAKE MOON」を原作とした、ゲーム本編では決して見ることの出来ない夢の共演をここに具現化!

キャスト

アルクェイド:柚木涼香
遠野志貴:野島健児
シエル:佐久間紅美
遠野秋葉:ひと美
琥珀:高野直子
翡翠:松来未祐
弓塚さつき:南央美
レン:水橋かおり
セブン:戸松遥
シオン・エルトナム・アトラシア:夏樹リオ
有間都古:倖月美和
リーズバイフェ・ストリンドヴァリ:渡辺明乃
セイバー:川澄綾子
衛宮士郎:杉山紀彰
遠坂凛:植田佳奈
アーチャー:諏訪部順一
間桐桜:下屋則子
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
ランサー:神奈延年
ライダー:浅川悠
バーサーカー:西前忠久
キャスター:田中敦子
アサシン:三木眞一郎
ギルガメッシュ:関智一
言峰綺礼:中田譲治
間桐慎二:神谷浩史
葛木宗一郎:中多和宏
藤村大河:伊藤美紀

(C)TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

 
 

『Fate/Grand Carnival』

Fate/Grand Carnival

キャスト

【1st Seasonキャスト】
藤丸立香:関根明良
マシュ・キリエライト:高橋李依
レオナルド・ダ・ヴィンチ:坂本真綾
ネロ・クラウディウス:丹下桜
クー・フーリン(ランサー):神奈延年
クー・フーリン(キャスター):神奈延年
クー・フーリン〔オルタ〕:神奈延年
クー・フーリン〔プロトタイプ〕:中井和哉
赤兎馬:緑川光
アキレウス:古川慎
アタランテ:早見沙織
アルテミス:沢城みゆき
オリオン:神奈延年
アルトリア・ペンドラゴン:川澄綾子
ガウェイン:水島大宙
シュヴァリエ・デオン:斎藤千和
カーミラ:田中敦子
イシュタル:植田佳奈
女王メイヴ:佐倉綾音
謎のアルターエゴ・Λ:早見沙織
ニトクリス:田中美海
ランスロット:置鮎龍太郎
トリスタン:内山昂輝
エリザベート・バートリー:大久保瑠美
謎のネコV:中田譲治
謎のネコW:野中藍
謎のネコX:川澄綾子
謎のネコY:田中敦子
ナレーション:中田譲治

【2nd Seasonキャスト】
藤丸立香:関根明良
マシュ・キリエライト:高橋李依
エドワード・ティーチ:西前忠久
諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕:浪川大輔
ワルキューレ(オルトリンデ):田中美海
ジル・ド・レェ:鶴岡聡
風魔小太郎:花江夏樹
子ギル:遠藤綾
ジェロニモ:江川央生
クリストファー・コロンブス:大塚芳忠
マーリン:櫻井孝宏
アーラシュ:鶴岡聡
森長可:谷山紀章
ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス:三木眞一郎
巌窟王 エドモン・ダンテス:島﨑信長
ジェームズ・モリアーティ:土師孝也
チャールズ・バベッジ:稲田徹
フランケンシュタイン:野中藍
エレシュキガル:植田佳奈
刑部姫:福圓美里
レオナルド・ダ・ヴィンチ:坂本真綾
ニトクリス:田中美海
茨木童子:東山奈央
酒呑童子:悠木碧
アルトリア・キャスター:川澄綾子
ジャガーマン:伊藤美紀
シトナイ:門脇舞以
クー・フーリン(ランサー):神奈延年
ドゥムジ:神尾晋一郎
アナウンス:千春
オペレーター:小岩井ことり
謎のネコX:川澄綾子
謎のネコV:中田譲治
謎のネコW:野中藍
謎のネコY:田中敦子
謎のネコZ:櫻井孝宏

(C)TYPE-MOON / FGC PROJECT

 

 

『マンガでわかる!Fate/Grand Order』

『Fate/Grand Order』公式サイトで連載中のWEB漫画『マンガでわかる!Fate/Grand Order』をショートアニメとして映像化した作品。数ある『Fate』シリーズの映像化の中でも飛び抜けてぶっ飛んだ作風で、『FGO』をプレイしていると思わず共感できるギリギリを攻めたネタの数々や、シュールギャグが魅力です。「まんがで分かる」とタイトルにはありますが、本作を見て『Fate』シリーズの知識を得ようとするのは大変危険(?)です。

様々な『Fate』シリーズのサーヴァントが登場するのですが、ほとんどのサーヴァントがキャラ崩壊一歩手前の状態になっており、シリアスな本編での姿を知っていると、ギャップでより笑えます。サーヴァントの予備知識がある『FGO』プレイヤーなら、どのタイミングで見ても問題ないですが、映像作品のみを追いかけている場合は、なるべく多くのシリーズ作品を見てからの視聴がオススメ。現在はYou Tubeの『FGO』公式チャンネルで誰でも見られるようになっています。
 

 

『ぐだぐだオーダー』

本作は2016年末の「Fate Project 大晦日TVスペシャル First & Next Order」において、『Fate/Grand Order』の公式サポート漫画『Fate/ぐだぐだオーダー』を原作として放送されました。現在もYouTube「Fate/Grand Order チャンネル」で視聴できるので、ぜひ一度目を通してみてください。


 
■スタッフ
原作:経験値/TYPE-MOON
監督・構成・脚本・絵コンテ・キャラクター原案・キャラクターデザイン・総作画監督:経験値
作画監督:日下部智津子
色彩設計:篠原真理子
撮影監督:加藤友宣
音響監督:納谷僚介
編集:右山章太
アニメーションプロデューサー:長野敏之
アニメーション制作:TROYCA
 
■キャスト
ノッブ:釘宮理恵
おき太:悠木碧
かわいいローマ:丹下桜
アルトリア先輩:川澄綾子
ライダーさん(stay night):浅川悠
ナレーション:バッキー木場
 

『Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~7人の最強偉人篇~』

Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~7人の最強偉人篇~

キャスト

藤丸立香:島﨑信長
マシュ・キリエライト:高橋李依
オルガマリー・アニムスフィア:米澤円
ロマニ・アーキマン:鈴村健一
レフ・ライノール:杉田智和
氷室鐘:中川里江
蒔寺楓:結下みちる
三枝由紀香:中尾衣里
美綴綾子:水沢史絵
柳洞 一成:真殿光昭
佐伯直美:若林直美

(C)TYPE-MOON / FGO ANIME PROJECT

 

『Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない』

Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない

あらすじ

藤丸の素朴な疑問に英霊たちが振り回される新感覚FGOショートギャグ!

キャスト

藤丸立香:島﨑信長
マシュ・キリエライト:高橋李依
レオナルド・ダ・ヴィンチ:坂本真綾
シャーロック・ホームズ:水島大宙
ゴルドルフ・ムジーク:伊丸岡篤
フォウ:川澄綾子

(C)TYPE-MOON / FGO PROJECT

 

『Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない 〜大忘年おたのしみ会2023〜』

Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない ~大忘年お楽しみ会2023~


(C) TYPE-MOON / FGO PROJECT

番外編:『Fate』シリーズ以外のTYPE-MOONのアニメ化作品の見る順番

『Fate』シリーズ以外のTYPE-MOON作品も世界観やいくつかの用語が共通していることがあります。ここでは番外編として、『Fate』シリーズ以外のTYPE-MOON作品のアニメを紹介します。
 

『真月譚 月姫』

 

あらすじ

物語の主人公である遠野志貴は、幼い頃に一度死にかけた後、「モノ」の壊れやすい部分を黒い線として捉えることのできる特別な眼「直死の魔眼」を持つようになった。とはいえその能力をもてあましていたときに、偶然出会った女性からたしなめられ、その眼の力を封じる眼鏡を受け取ったおかげで、外見上、普通の少年として平凡な生活を送ることができた。しかし、子供の頃から預けられていた親戚の家から、実家に帰ることが決まった頃と時を同じくして起きる、全身の血液を抜かれて人が殺されていく連続猟奇殺人事件が、志貴の生活を非日常へと急激に変化させてゆくこととなる。

キャスト

遠野志貴:鈴村健一
アルクェイド・ブリュンスタッド:生天目仁美
シエル:折笠富美子
遠野秋葉:伊藤静
翡翠:かかずゆみ
琥珀:植田佳奈
乾有彦:櫻井孝宏

(C)TYPE-MOON/「真月譚 月姫」製作委員会

 
 

劇場版『空の境界 第一章 俯瞰風景』

劇場版「空の境界」俯瞰風景

あらすじ

「行こう、行こう、行こう、行こう―――」私はただ望んだだけ。この窓の外の世界を。彼に連れて行ってほしかっただけ。それは、少女たちの飛び降り自殺が相次いだ夏の終わりの物語。彼女たちは、突発的に廃墟と化したビルの屋上から空へと踊る。そして落下。待っているのは死。学校も異なり、互いに交友関係もなく、一切の関係性と自殺の理由も見いだせぬまま不可解な自殺事件として報道されるなか、唯一、その関連を見いだした者がいた。最高位の人形師で魔法使いになれなかった魔術師の蒼崎橙子、その人である。むしろ、「理由がない」ことが共通点だ、と。そして、浮遊と飛行の差違。この連続殺人事件の捜索に乗り出したのは、万物の生の綻びこと死線を視る力「直死の魔眼」を持つ両儀式。彼女には、この事件に関わらざるを得ない事情があった―――。望まぬまま得た力により、虚空に舞う少女たちの幽霊をその瞳に捕らえる式は果たして、なにを思うのか。たとえば、それはともすれば同じ道を辿っていたかもしれない同胞への哀れみ、または同族嫌悪。たとえば、それは大切な存在を危うくする者への敵意。あるいは、実に明確な殺意。そんなものがないまぜになったまま、式は痛ましい現場となったビルへと向かう・・・・・・それが、幾重にも張り巡らされた罠への序章にすぎないことも知らずに。第一の事件。第一の駒。その先に待っているのは無限螺旋。今、終焉に向けてすべてが動きだす。

キャスト

両儀式:坂本真綾
黒桐幹也:鈴村健一
蒼崎橙子:本田貴子
黒桐鮮花:藤村歩
巫条霧絵:田中理恵

(C)奈須きのこ/講談社・アニプレックス・ノーツ・ufotable

 

劇場版『空の境界 第二章 殺人考察(前)』

あらすじ

私は、おまえを犯したい。春、着物姿の君を見つけた。声をかけた。怪訝そうに返された。やがて君は、ほんの少しだけ僕と言葉を交わすようになる。けれど、君には誰とも共有できない秘密があった―――それは、抑えきれない破壊衝動。これは高校生だったころ、16歳の両儀式と黒桐幹也が出会う物語。あえて他者と交わろうとしない式にどうしようもなく惹かれた幹也は、なにかと関わろうとする。それが恋とも気付かずに。やがて、わずかではあるが同じ空間を共有するようになった彼らは、そのとき確かに平穏だった・・・・・・街では連続猟奇殺人事件が起こっていたけれど。そんなある日、幹也は式の内に存在する、もうひとりの織という人格と出会う。肯定の式と否定の織。相反する、けれど同じ思考と嗜好を持つ一人のシキは、幹也という訪問者に徐々に乱されていく。かくして、幹也はひとつの予感を胸に抱く。夜毎、猟奇殺人を繰り返しているのは誰、か。けれど予感を肯定することなんて、最初(はな)っからできなくて、己が見てきたその姿を信じることしか出来なくて、でも、だからこそ真実を確かめたくて、彼は密かに決意する―――けれど、この考察が真実にたどり着くのは、3年後。両儀の家の跡取りたる条件、知られざるシキたちの関係、血だまりに佇む少女、いつのまにか導かれていた運命、式と幹也の軌跡の幕開けが描かれる第二章「殺人考察(前)」。

キャスト

両儀式:坂本真綾
黒桐幹也:鈴村健一
荒耶宗蓮:中田譲治

(C)奈須きのこ/講談社・アニプレックス・ノーツ・ufotable

 

劇場版『空の境界 第三章 痛覚残留』

あらすじ

――はい。とても……とても痛いです。わたし、泣いてしまいそうで―― 繁華街で起こった殺人事件。被害者は四肢を引きちぎられていた……。犯人探しをする橙子、依頼を受けた式、別ルートから事件にふみこんでしまう黒桐。やがて判明する事件の全容とは?

キャスト

両儀式:坂本真綾
黒桐幹也:鈴村健一
蒼崎橙子:本田貴子
黒桐鮮花:藤村歩
浅上藤乃:能登麻美子

(C)奈須きのこ/講談社・アニプレックス・ノーツ・ufotable

 

劇場版『空の境界 第四章 伽藍の洞』

劇場版「空の境界」伽藍の洞

あらすじ

「私は、弱い私を殺す。お前なんかに――――両儀式は渡さない」

不慮の事故から、二年。
昏々と眠り続けた両儀式は、ずっと「死」に触れていた。そして、同時に畏れていた。
やがて覚醒。
しかし彼女を待っていたのは、深い孤独と望まぬ景色。
失ったのはずっと同じ器の中で常に一緒だった片割れ「織」。
得たのは万物の死の線が視えてしまうという異形の力「直死の魔眼」。
ともに両儀家が知らず、式という存在に辿り着くためにつちかってきたことへの報復にして結果だった。
夢見ることが好きだった、織。
深い殺人衝動を抱えた、織。
今はもうどこにも、いない。
たとえようもない喪失感と死の感触に少女はガランドウになる。
それが器を求める霊体にとって最高の標的となることにも気づかずに―。

そんな少女を見守る少年がいた。いや、青年と言うべきか。名は黒桐幹也。
彼の勤め先の上司は玲瓏な美を持つ女性で人形遣いで魔術師で、けれど今はただの工房「伽藍ノ堂」のオーナーで。名を蒼崎橙子という。

ある日、橙子は式に会いに行く。名目はなんだってよかった。
一応はカウンセラー。なぜか会おうと思ってしまった、それが縁(えにし)。
一見、ゆるやかに過ぎる時間。しかし終わりはやってくる。
ある夜、ガランドウの器を求めて霊体は肉を持ち襲いくる。
刹那、彼女の目に映るのは凶々しくも静謐な死をつかさどる、線。手にはナイフ。煌めく瞳。
かくして少女は自身の四肢で歩き出すことを決意する。

キャスト

両儀式:坂本真綾
黒桐幹也:鈴村健一
蒼崎橙子:本田貴子

(C)奈須きのこ/講談社・アニプレックス・ノーツ・ufotable

 

劇場版『空の境界 第五章 矛盾螺旋』

あらすじ

「アラヤ、何を求める」「――――真の叡智を」「アラヤ、何処に求める」「――――ただ、己が内にのみ」臙条巴はすべてのことから逃げていた。自分を追いつめる、すべてのものと決別して。けれど、逃げ切れず追いつめられたそのときに、ひとりの少女と巡り逢う。彼女の名前は両儀式。着物に赤い革ジャンをまとい、夜な夜な町を徘徊する、これまで一度も会ったことのない不思議な存在で、誰よりも美しかった―――

キャスト

両儀式:坂本真綾
黒桐幹也:鈴村健一
蒼崎橙子:本田貴子
黒桐鮮花:藤村歩
秋巳大輔:東地宏樹
荒那宗蓮:中田譲治

(C)奈須きのこ/講談社・アニプレックス・ノーツ・ufotable

 

劇場版『空の境界 第六章 忘却録音』

あらすじ

「泣いて謝ったって、絶対に許さないんだから──!」おそらくは請け負う内容に「不可能」という言葉ほど似つかわしくないであろう「伽藍の堂」に舞い込んだ、とある依頼。それは黒桐幹也の妹である鮮花に託された。内容は自身が通う礼園女学院での不可解な出来事。犯人は妖精、だという。果たして鮮花はその勝ち気さ故に、師である魔術師こと蒼崎橙子から「修行」と命じられ「調査」のために冬休みの閑散とした学園へ。しかし、悔しいかな妖精を視る力を持たぬ彼女の為に用意された「秘密兵器」とは、なんと――――憎っくき恋敵(?)の両儀式。

キャスト

両儀式:坂本真綾
黒桐幹也:鈴村健一
蒼崎橙子:本田貴子
黒桐鮮花:藤村歩
黄路美沙夜:水樹奈々
玄霧皐月:置鮎龍太郎

(C)奈須きのこ/講談社・アニプレックス・ノーツ・ufotable

 

劇場版『空の境界 第七章 殺人考察(後)』

あらすじ

「殺人と殺戮は違うんだ。覚えてる、コクトー? 人は、一生に一人しか人間を殺せないって」心の底から「特別」になりたかった。その願いが選択を誤らせた。否、あえて過ちへと導かれた。当時、それは最高にして唯一の方法だと信じて疑わなかったのだから。それは4年前のこと。1995年。彼と彼女は出逢う。翌1996年、彼女は眠りに堕ちる。しかし、仄暗く芽生えた思いは、人知れず育まれ続けていた。その二年後の1998年。彼女は目覚め、新たな時を刻み出す。同時に、彼女を得る為の思惑も人知れず蠢いて…………今、4年後の1999年。彼女をとらえる全ての仕掛けは破綻した、はず、だった。しかし、歯車は狂い出す。4年ぶりに繰り返される通り魔殺人。夜ごと行われる人殺しは、彼女の内に潜む殺人衝動と、もう何処にもいない「織」を否応なく思い出させていた。殺している、のは果たして「誰」だろう。だからこそ、再び彼女は夜の街を徘徊し。それゆえに、彼は彼女のために夜を往く。殺人と殺戮の違い、特別である事と普通である事の違い、狂気と正気の違い、その正誤ではなく己の在りようだけが大切だったはずなのに、比べる事に囚われて――――――。望んだのは、とても当たり前に大切な人と当たり前に生きていく、それだけの事なのに。その事をないがしろにした故の咎を、負う。

キャスト

両儀式:坂本真綾
黒桐幹也:鈴村健一
蒼崎橙子:本田貴子
黒桐鮮花:藤村歩
荒那宗蓮:中田譲治
白純里緒:保志総一朗

(C)奈須きのこ/講談社・アニプレックス・ノーツ・ufotable

 

劇場版『空の境界 終章/空の境界』

あらすじ

――――四年前の一九九五年の三月 彼は、彼女に出会った。

キャスト

両儀式:坂本真綾
黒桐幹也:鈴村健一

(C)奈須きのこ/講談社・アニプレックス・ノーツ・ufotable

 

劇場版『空の境界』未来福音』

劇場版「空の境界」未来福音

あらすじ

よう、追いついたぜ、爆弾魔 1998年8月3日、猛暑の盛り。倉密メルカを追って、両儀式は現れた。「――よう。追いついたぜ、爆弾魔」その直後、式は爆発に巻き込まれる。彼には『未来を予見する力』があった。同じ夏。礼園女学院の生徒・瀬尾静音はひょんなことから、黒桐幹也に出会う。無条件に自分の言葉を信じてくれた幹也に、淡い恋心を抱いた静音。静音は、幹也に長年培ってきた悩みを打ち明ける。「わたし、未来が視えるんです」それから数年後、また暑い夏がやってきた。瓶倉光溜は雇い主の依頼で、その娘の未那と共に、「未来が視える」占い師の元を訪ねる――。未来を視る者たちがつくり出す舞台は、多くの主役たちによって回っていく。幸せ(未来)は、キミ(現在)の側に。

キャスト

両儀式:坂本真綾
黒桐幹也:鈴村健一
蒼崎橙子:本田貴子
瀬尾静音:井口裕香
瓶倉光溜:石田彰
両儀未那:金元寿子

(C)奈須きのこ/講談社・アニプレックス・ノーツ・ufotable (C)奈須きのこ/星海社・アニプレックス・講談社・ノーツ・ufotable

 

『魔法使いの夜』作品情報

魔法使いの夜

キャスト

未発表

(C)奈須きのこ・TYPE-MOON / アニプレックス・ノーツ・ufotable
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