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『ダリフラ』TVアニメ第2話 PlayBack

『ダーリン・イン・ザ・フランキス』TVアニメ第2話 Play Back:イチゴのかわいさが際立つ!しかし序盤にして心痛める展開に……!?

2018年1月より放送中のTRIGGER×A-1 Pictures 共同制作によるオリジナル TV アニメーション『ダーリン・イン・ザ・フランキス』(ダリフラ)。本稿では、イチゴのかわいさ、ヒロのためを思った衝撃の行動が話題となった第2話「繋がるということ」本編の内容を筆者が感じた印象と共に振り返っていきます。

 

第2話よりオープニング&エンディングを映像と共に!
第1話は世界観を見せるため、尺をまるまる使っているアニメも多い。そうなったとき、2話の楽しみは何かと言われれば、第1話でなかったOPとEDの曲とアニメーション!と答えるでしょう。しかも今作のオーニング主題歌は、中島美嘉さんが歌う「KISS OF DEATH(Produced by HYDE)」ということで話題性も高かった。






それがどんな曲なのか、それにどんなアニメーションが付くのかというのは、かなりの期待があった。アニメのOP映像は、その作品の物語をこれから先の展開含めて端的に表している場合が多い。

ところどころに挟まれるシリアスなカットや誰?的なものは当然気になったし、おそらくこの先を見ていけばその謎が解消されていくだろう。

それとフランクスが想像以上に表情豊かだったこともここで見ることができた。ロボットがキャラクターと言っていた理由がよくわかるOPアニメーションだった。


イチゴがひたすらにかわいい第2話!そしてヒロに対する想いも……
さて、第2話だが、とにかくイチゴ(CV: 市ノ瀬加那)のかわいさが際立っていた。まず最初から猫語である。「にゃにゃ? お前はこの辺の子なのかにゃ~?」というセリフの破壊力たるや! この一言で、第1話で優等生に見えていたイチゴへの認識を改めなくてはならなくなった。


その他にも、こういうキャラクターと説明するわけではなく、絵とセリフで理解が深まっていくところもオシャレだ。フトシ(CV: 後藤ヒロキ)はひたすらご飯と食べていたし、Aパート最後のゴロー(CV: 梅原裕一郎)の絵なども愛嬌があった。

それとロボットモノとして、1話でインパクトのあったアクションを見せたので、今度はパイロットスーツのディテールやフランクスの機構をかなり細かいところまで見せてくれていた。

コネクトという用語もそうだが、一体誰がこんなコックピットを思い付いたんだろうという刺激的なデザイン。きっとこれ自体が、この物語の主題に深く関わっているのではないかと考えてしまった。

もちろんその他にも気になる専門用語がたくさん散りばめられていたのだが、考察しなくても、徐々に説明が追加されていくと思うので、あえてスルーしておく。

そんなロボットモノの醍醐味はしっかり抑えつつも、物語的には、「イチゴ vs ゼロツー」という図式がはっきりとわかった回で、監督やキャストがインタビューでも語っていた通り、やはり群像劇……キャラクターそれぞれにあるドラマがあるのだろうなと感じた。

たとえばゾロメ(CV: 田村睦心)とミツル(CV:市川 蒼)が、ヒロ(CV:上村祐翔)をあそこまで毛嫌いする理由は何なのか。過去に何があったのか。そしてイチゴのヒロに対する思いなどなど、伏線があらゆるところに敷かれていっていた。

で、問題だったのが、模擬戦でのイチゴとヒロのキスシーンだ。キスが何なのかがわかっていないコドモたちでも、それが特別な何かであるということ遺伝子的に組み込まれているのか、イチゴの表情演技が本当に素晴らしかった。

そしてさり気なくキス後に挟まれるゴローのカット……。これも完全に伏線であろう。

にしても、冒頭であんなに可愛いシーンを見せたイチゴにキスをさせておきながら、「何も感じないみたいだ」と真顔で発言をするヒロが、好感度的に心配になった(笑)。いや、それは冗談だが、それほどまでにそういう感情がない。

戦うこと以外何も教えられていないコドモたちが置かれている環境がとても気になるシーンでもあった(ヒロはいまのところ、フランクスに乗りたいということしか考えられていないので)。

 
焦るイチゴと余裕のゼロツー、第3話では……
EDへの入り方も絶妙で、イントロが物語にかかってくる『シティーハンター』方式。一体誰に向けて言ったのかというイチゴの衝撃発言からのEDは、XX:me(ゼロツー・イチゴ・ミク・ココロ・イクノ)が歌う「トリカゴ」。こちらは楽曲のMVのような作りで、学生服で少女たちが荒廃した都市を走るような感じだったが、とにかく絵が素晴らしくて、コマ送りで見たいほどだった。


すべてにおいてクオリティが高いダリフラ第2話もとても濃かったですが、WEB予告を見る限り、第3話ではミツルが活躍する話になりそうだ。第2話で、ペアとしてまったく主張がなく、かなり特殊な空気を放っていたミツルが、果たしてどういう男なのか。そして2話では焦るイチゴと余裕のゼロツーという対比も見られたが、第3話でゼロツーがどうなるのかも楽しみにしてほしい。



[文/塚越淳一]

 

作品概要
■放送情報
TOKYO MX:1月13日より毎週土曜23:30~
とちぎテレビ:1月13日より毎週土曜23:30~
群馬テレビ:1月13日より毎週土曜23:30~
BS11:1月13日より毎週土曜23:30~
ABC朝日放送:1月13日より毎週土曜26:29~
メ~テレ:1月13日より毎週土曜26:39~
広島ホームテレビ:1月18日より毎週木曜27:00~
BSS山陰放送:1月19日より毎週金曜26:18~
BBCびわ湖放送:1月22日より毎週月曜26:45~
※放送開始日・放送日時は編成の都合等により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

■主題歌情報
・オープニング主題歌
アーティスト:中島美嘉
曲名:KISS OF DEATH(Produced by HYDE)
作詞・作曲:HYDE
編曲:HYDE/Carlos K.

・エンディング主題歌
アーティスト:XX:me(キス・ミー)
作詞・作曲・編曲:杉山勝彦

■スタッフ
原作:Code:000
監督:錦織敦史
副監督:赤井俊文
シリーズ構成:錦織敦史/林直孝(MAGES.)
キャラクターデザイン/総作画監督:田中将賀
メカニックデザイン:コヤマシゲト
アクション監修:今石洋之
ミストルティンデザイン:中村章子
叫竜デザイン:岩崎将大
美術設定:塩澤良憲
美術監督:平柳 悟
色彩設計:中島和子
3Dディレクター:釣井省吾/雲藤隆太
3DCG:スタジオカラー/A-1 Pictures
モニターグラフィックス:座間香代子
撮影監督:佐久間悠也
音楽:橘 麻美
音響監督:はたしょう二
編集:三嶋章紀
制作:TRIGGER/A-1 Pictures

■キャスト
ヒロ:上村祐翔
ゼロツー:戸松遥
イチゴ:市ノ瀬加那
ミツル:市川蒼
ゾロメ:田村睦心
ココロ:早見沙織
フトシ:後藤ヒロキ
ミク:山下七海
ゴロー:梅原裕一郎
イクノ:石上静香
ハチ:小西克幸
ナナ:井上麻里奈
フランクス博士:堀内賢雄

■ストーリー
彼らは夢を見る。
いつの日か大空へはばたく夢を。
ガラスによって遮られたその空が、どれだけ遠いものだと知っていても。
遠い未来。
人類は荒廃した大地に、移動要塞都市“プランテーション”を建設し文明を謳歌していた。
その中に作られたパイロット居住施設“ミストルティン”、通称“鳥かご”。
コドモたちは、そこで暮らしている。
外の世界を知らず。
自由な空を知らず。
教えられた使命は、ただ、戦うことだけだった。
敵は、すべてが謎に包まれた巨大生命体“叫竜”。
まだ見ぬ敵に立ち向かうため、コドモたちは“フランクス”と呼ばれるロボットを駆る。
それに乗ることが、自らの存在を証明するのだと信じて。
かつて神童と呼ばれた少年がいた。
コードナンバーは016。名をヒロ。
けれど今は落ちこぼれ。
必要とされない存在。
フランクスに乗れなければ、居ないのと同じだというのに。
そんなヒロの前に、ある日、ゼロツーと呼ばれる謎の少女が現れる。
彼女の額からは、艶めかしい二本のツノが生えていた。

「――見つけたよ、ボクのダーリン」

●TVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」×「アニメイトタイムズ」コラボページ
https://www.animatetimes.com/darli-fra/

TVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」公式サイト
TVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」公式ツイッター(@DARLI_FRA)

(C)ダーリン・イン・ザ・フランキス製作委員会
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