映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』のマキア役・声優 石見舞菜香さんインタビュー ――小さな子も大人の方も共感できるシーンが必ずあるはず
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』など数々の名作を手がけてきた脚本家の岡田麿里さんが初めて監督を務めたオリジナル劇場アニメ『さよならの朝に約束の花をかざろう』。10代半ばの外見のまま、数百年も生き続ける伝説の存在「イオルフ」の少女マキア。
赤ん坊の時に親を亡くし、マキアの息子として育てられてきた人間のエリアル。流れる時の中、特別な絆で結ばれた母と息子を中心に、さまざまなキャラクターの思いが複雑に絡み合っていくファンタジー長編です。
アニメイトタイムズでは、少女の外見のまま、親を失った赤ん坊の母になる主人公のマキアを好演した石見舞菜香さんにインタビュー。
「私の中で宝物な時間が多い作品」と語る本作やマキアに対する思いはもちろん、「声優・石見舞菜香」が生まれる最初のきっかけとなった作品との不思議な繋がりについても話していただきました。
事務所入所から3か月で受けたオーディションでマキア役に
──『さよならの朝に約束の花をかざろう』という作品やマキアとの出会いは、オーディションだったのですか?
石見舞菜香さん(以下、石見):はい。オーディションでした。でも、アニメのオーディションにしては珍しく、キャラクターの絵の資料は無かったんです。作品の世界観やいくつかの台詞が書かれた紙をいただいて、「それを読んで感じたままに演じてみてください」という形のオーディションでした。
──その時の第一印象を教えて下さい。
石見:感情がたかぶるシーンの台詞もあったので、心にすごく響くというか……。感情がすごく動かされる作品という印象を受けました。(聞いたことのない)カタカナの単語がいろいろと書いてあったので、ファンタジーなのだろうとは思ったのですが、感情のたかぶる台詞には、自分とも重ねられるような台詞もあって。とても作品の世界に入っていきやすいファンタジーだなと思いました。
──マキアがお母さんであるということは、オーディションの時点で知っていたのですか?
石見:たしか、いただいた資料のキャラクター説明の中にも「母として揺らぐことはない」と書かれていたと思います。お母さんの役は今まで演じる機会が無かったので、どうしようと思って……。実写映画の母と子をテーマにした作品を観て、想像したりはしていました。
──オーディションの感想を教えてください。
石見:事務所に入って3ヶ月目くらいのときに受けたオーディションだったので、スタジオで受けるオーディションに全然慣れていなかったんです。だから、本当に緊張し過ぎて……。当時の日記を読み返すと、反省ばかりが書いてあるくらい、自信の無いオーディションではありました(笑)。
でも、ディレクションの時、音響監督さんがわざわざブースの中に入って来て下さって、すごく丁寧に説明してくださったんです。そういった意味では、すごく緊張はしたのですが、安心感はありました。
──オーディションの結果は、どのような状況で知ったのですか?
石見:マネージャーさんから事務所に呼び出されて知りました。台本と一緒に「決まったよ」って教えてもらい、びっくりしました。オーディションを受けて、その役に決まったのはマキアが初めてだったんです。
しかも、初めての主人公役でもあったので、もちろんすごく嬉しかったのですが、「主人公って、どうすれば良いんだろう」という不安もありました。
【ニュース】『あの花』『ここさけ』の岡田麿里さんが初監督に挑む! 『さよならの朝に約束の花をかざろう』劇場公開決定! https://t.co/lDiqw1EttY pic.twitter.com/c7Ywy6q4ir
— アニメイトタイムズ公式 (@animatetimes) 2017年7月6日
アフレコの1年前にメインキャストで読み合わせ
──台本を最初に読んだときの感想を教えて下さい。
石見:台本を大事に抱えて帰り、急いで自分の部屋に入って読んでみました。最初はお話全体を感じようと思って、自分のセリフなどはあまり意識をせず、物語全体を読んだのですが、号泣しました(笑)。言葉では表せないような気持ちがいっぱい生まれて、涙が止まりませんでした。こんなにも素晴らしい作品を私が壊してはいけないので、絶対に頑張らなきゃと思った事を覚えています。
──完成した作品を試写で拝見したのですが、人が生きていく上で感じるいろいろな気持ちが濃縮されたような作品で。たぶん、10代の石見さんがまだ感じたことないような感情も描かれていたのかなと思いました。
石見:そうですね。まだ母親になったことも無いので(笑)。
──あったら、すごくびっくりです(笑)。
石見:あはは(笑)。だから、そういった母親として気持ちもそうですし。エリアルとの生活は、マキアにとっては幸せな日々なんですけど、その中にある苦しみ……(歳を取らない)マキアに対する周囲の目についてなどもリアルに描かれていて。自分では感じたことはなかったですけれど、理解をすることはできる感情が多かった気がします。
──台本を受け取ってから、すぐにアフレコだったのですか?
石見:アフレコの前に、「読み合わせ」があったんです。役者の芝居に合わせて絵を作りたいということで、カメラも回ってる中、それぞれの台詞を読んで合わせました。アフレコは、それから1年後でした。
──読み合わせでは、細かくディレクションを受けるというより、一度みんなで通してやってみようという感じだったのでしょうか?
石見:そうだと思います。あまりにも外れてしまっていたら「ここはこういうシーンだから」というアドバイスをいただいたりもしたのですが、とりあえずは思ったままに台詞を合わせました。
マキア役に決まった時は、自分のほっぺたをつねった
──初めて共演者と掛け合いをしながらマキアを演じたときの感想を教えてください。
石見:お仕事をはじめてすぐだったので慣れてないし、すごく緊張もしてしまって……。周りの方に何度も「台本を置いて、一回深呼吸しようか」と言われて、みんなで深呼吸をしたくらい心が落ち着かない状態でした(笑)。でも、皆さんと一緒にお芝居をしていると、どんどんマキアちゃんになれた気がしました。
──石見さんの過去のインタビューを読ませていただいたのですが、憧れの声優さんとして、本作でマキアの友人のレイリアを演じている茅野愛衣さんの名前を挙げられていましたね。本作よりも前に、茅野さんと共演されたことはあったのですか?
石見:この作品の読み合わせの時に、初めてお会いしました。
──憧れの相手に会えた時には、どのような気持ちになりましたか?
石見:茅野さんはもちろんなんですけれど、茅野さんがめんまちゃんを演じられていた『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』という作品を観て、私は、このお仕事に就きたいと思ったんです。だから、本作の岡田監督は『あの花』の脚本を書かれた方ですし、エリアル役の入野(自由)さんも主人公のじんたんを演じていらっしゃったので……。
──自分の人生を変えた作品の脚本家、主人公、メインヒロインが勢揃いの現場だったのですね。
石見:そうですね(笑)。お仕事なので、そういう自分の中の何かは捨てて、現場へ行っていましたが……。やっぱり感動しました。マネージャーさんから、役が決まったことを聞いた時には信じられなくて、自分のほっぺたをつねりました(笑)。
──すごく若いのに古典的なリアクションですね(笑)。
石見:マネージャーさんにも「初めてほっぺたをつねる子を見たよ」と言われました(笑)。それくらい信じられなくって。それに、私は自分のお芝居に自信があったわけではないですし、オーディションの日のこともすごく反省していたので……。喜びよりも不安の方が大きかったというか。なおさら、私がこの作品を壊さないようにしないと、という気持ちでした。
──ちなみに、石見さんは『あの花』を観る以前から、アニメはよく観ていたのですか?
石見:ちょうど、いろいろなアニメを見始めた時期でした。でも、『あの花』はリアルタイムで観ていたわけではないんです。私、春の生まれなのですが、誕生日には家族で秩父の芝桜を観に行くのが毎年の行事になっていて。秩父に行った時、ちょうど『あの花』とコラボ中で、たくさんポスターが貼ってあったんです。それを見て、この作品を観てみたいなと思い、DVDを買ったのがきっかけでした。
──『あの花』のどのようなところに魅力を感じたのですか?
石見:言葉で説明するのは難しいんですけど……感情が揺さぶられるというか、お話の中でリアルなことが多くて。
(茅野さんの演じる)めんまちゃんは幽霊で、現実の世界ではそんなことは有り得ないんですけど、他人ごとには感じられないというか。作品の世界の中でキャラクターたちの心が動くところは、こちらの世界の私たちと一緒だなと感じて、引き込まれたりしました。茅野さんのお芝居もすごくて圧倒されて、「私もお芝居で心を動かせる人になりたい」と思ったのが最初でした。
──では、声優を目指しはじめた当時、「いつか岡田さんの作品に出たい」とか、「茅野さんと共演したい」などと思っていたりはしたのでしょうか?
石見:もちろんです! ずっと夢で、常に妄想していました(笑)。
──その気持ちが、ほっぺたをつねるというリアクションに繋がるわけですね(笑)。
石見:でも、夢が叶う瞬間って信じられないですよね。一周回って冷静というか、「キャー」とかなるのではなく、(無表情にほおをつねりながら)こういう感じでした。ちゃんと痛かったので、夢では無いなって(笑)。
「そのままで良いんだ」と思えた岡田監督からの言葉
──読み合わせから本番のアフレコまで、1年も時間があったとのことですが、その間、石見さんは他の作品でたくさんの経験を積んでいたことだと思います。アフレコに臨む時には、心境などの変化はありましたか?
石見:自分に自信が無かったこともあって、本番まで1年間も時間が空くのは、「この1年の間に実力をつけてきてください」ということなのだと思っていたんです(笑)。だから、脚本は毎日毎日、暗記するくらい読んで、いろいろなことを深く考えるようにはしていましたが、ずっと不安でした。
でも、本番の前に岡田監督とお話しさせていただける機会があって。不安に思っていることをお話ししたら、「もちろん技術的な成長も必要なところはあるけれど、いっぱいいっぱいな石見さんのお芝居がマキアだったから、変わらずに変わって」と言ってくださったんです。
──「変わらずに変わる」というのも難しそうです。
石見:「そんなに成長しなきゃ、成長しなきゃとは思わなくても大丈夫だし、慣れないで欲しい。作られたものではなく、その時の心で選んだから」と言って下さったので、少し心が落ち着きました。成長できるように頑張らなきゃいけないけど、今の自分も大切にしなきゃいけないんだなと思いました。
──嬉しい言葉ですね。気が楽になった……というのは少し言葉が悪いですが、緊張は和らいだのでは?
石見:求められているものが自分でちゃんと認識できたことで、少し安心はできました。
──では、アフレコに向けて岡田監督からは、「マキアとは、こういう子で……」と言った細かな説明を受けたというよりも、作品やマキアと向き合う上でのスタンスのようなものについてお話があった感じですか?
石見:そうですね。「キャラクターのイメージを作り込んで固めて、それに近づこうとするよりは、そのままでいいから感じたままにやってごらん」と仰っていただきました。
──岡田監督から、そのような言葉ももらって臨んだアフレコ本番、実際にはどのようなお気持ちでしたか?
石見:やっぱり緊張しました(笑)。
──やっぱり、しましたか(笑)。
石見:すっごい緊張してしまって……。岡田監督も「大丈夫?」って、すごく心配してくださいました。最初は緊張もあって固くなってしまったし、頑張らなきゃという思いで、少し背伸びしたお芝居をしてしまったんです。
そうしたら、岡田監督がブースの中に来て下さって、「今、不安でしょう? 不安な気持ちは前半のマキアも同じだから。形を整えなくても全然良いから、不安な気持ちのままでぶつかってごらん」という言葉をいただいて。「そのままで良いんだ」と思いながら、臨みました。
エリアルの母親であり続けることをずっと意識
──マキアは、10代半ばで外見の成長が止まり、数百年の寿命を持つイオルフの少女ですが、当然、心は成長も変化もしていると思います。変わっていくところと、変わらないところがすごく複雑なキャラクターですが、どのようなことを意識しながら、マキアを演じていたのでしょうか?
石見:最初は頼りない感じの積極的に行動できない女の子なんですけれど。だけど、エリアルをはじめとした、いろいろな人と出会って、いろいろなことを経験していくことによって、一人の母親というか……素晴らしい女性に成長していくのは素敵だなと思いました。
──その成長は、マキアを演じていく中で自然に表現できたのですか?
石見:セリフも最初はビクビクして「あ、あの……」という感じでしたが、だんだんと時間が流れていく中、しっかりしてきたなというのは、脚本でも分かっていました。でも、やっぱり、ずっとエリアルの母親であり続けるのは難しかったです。エリアルはどんどん成長して、見た目も変わっていくので。
──赤ん坊の時にマキアに助けられたエリアルは、どんどん成長していきますからね。
石見:岡田監督からも、「私たち作っている側から見たマキアは母親だけれど、お客さんから観たマキアは少女なので、エリアルが同じくらいの見た目に成長した時、ちゃんと母親じゃないと女の子に見えてしまう」ということを教えていただきました。たしかに、そうだなって。だから、マキアはエリアルの母であり続ける、ということはずっと意識していました。
──エリアル役の入野さんとは、現場でどのようなお話をしたのですか?
石見:入野さんは、読み合わせの時からずっと、お芝居について、いろいろなことを教えて下さいました。例えば、読み合わせで私が感じたシーンの印象が(スタッフの想定と)違っていたところがあったんですけれど、入野さんが「もしかしたら、このシーンは、もっとこういう感情なのかもしれないから、この感情をプラスして、それをもっと大事にしてみたら変わるんじゃない?」といったことを教えてくださって。ずっとずっと、すごく助けていただきました。
入野さんはすごく不思議な方で、気持ちを引っ張り出して下さるんです。ひとつの言葉がすごく「ここ!」ってところにズドンと来るというか……。それによって、練習の時にはできなかった表現が生まれたりすることもあったので。私が最後まで母親を頑張れたのは、入野さんのお声あってのことです。
──マキアと同じイオルフの少女で友人でもあるレイリア役の茅野さんとは、どのようなお話などをしましたか?
石見:茅野さんは、まさにレイリアみたいな存在で。私が「どうしよう」って悩んで、ブースの中で縮こまっている時も、手を引っ張って外に連れ出してくれました。外の空気を一緒に吸いながら、「落ち着いて」って声をかけて下さったり、精神的にすごく支えてくださいました。
「こんなにも嬉しい言葉があるのか」と思った岡田監督の言葉
──この『さよ朝』という作品は、石見さんにとって、どのような存在になりましたか?
石見:もちろん、今まで関わらせていただいた作品は、すべてが同じだけ大切です。だけど、やっぱり、初めて主演という形でやらせていただいた作品ですし、私が声優として今ここにいるのも、この作品で一緒にお仕事をさせていただいた方々のおかげ……というか、影響を受けたことがきっかけではあるので。人生の中でそういうきっかけになる作品って、一つしかないですよね。だから、そういった方々とお仕事ができたのも特別な気持ちでした。
それに、今まで関わらせていただいた作品の中でも、そのキャラクターを演じることが決まってから収録するまでの時間が一番長かった作品なので。一番、長い時間考えていたというのもあって。私の中で宝物な時間が多い作品です。
あと、アフレコが終わった時のことですが、岡田監督から「舞菜香ちゃんで良かった」という言葉をいただいた時には、泣きそうになりました。こんなにも嬉しい言葉が世の中にあるのかってくらいに、嬉しい気持ちになりました(笑)。
──完成した作品は、もうご覧になりましたか?
石見:はい。大号泣でした(笑)。収録の時も、1年間ずっと脚本を読んできたから展開を知っているのに、やっぱり泣いてしまったシーンもありました。
ついについに公開!!たくさんの方に劇場で観ていただきたい物語です。先日、マキアちゃん(舞菜香ちゃん)と現場でちょこっとお話したのですが、少しお話するだけで二人して涙…でした。ぜひ、ぜひ劇場でご覧ください!! https://t.co/n8nSOSYqDq
— 佐藤利奈 (@rinasatoh) 2018年2月19日
──では、2月24日の上映開始も迫ってきた、今の心境は?
石見:本当にいろいろな方に観ていただきたいと思います。ちっちゃな子にも観て欲しいです。岡田監督と P.A.WORKSの堀川憲司社長(本作ではプロデューサーを担当)が試写で全国のいろいろな映画館に行ってらっしゃったんです。その中で、小さな子が「ままがだいすきになりました」という感想を書いてくれたものを岡田監督が写真に撮って送ってくださって。素敵だな、きっとそんな小さな子にも感じるものがあったのだなって思ったんです。
だから、きっと、小さな子も大人の方も共感できるシーンが必ずあるはずです。成長によって、そういうシーンも変わっていくんだろうなという印象もあります。長く愛していただけるような作品だなと思うので、本当にいろいろな方に観ていただきたいです。
[取材・文・写真/丸本大輔]
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作品情報
ストーリー
縦糸は流れ行く月日。横糸は人のなりわい。
人里離れた土地に住み、ヒビオルと呼ばれる布に日々の出来事を織り込みながら静かに暮らすイオルフの民。10代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つ彼らは、“別れの一族”と呼ばれ、生ける伝説とされていた。
両親のいないイオルフの少女マキアは、仲間に囲まれた穏やかな日々を過ごしながらも、どこかで“ひとりぼっち”を感じていた。そんな彼らの日々は、一瞬で崩れ去る。
イオルフの長寿の血を求め、レナトと呼ばれる古の獣に跨りメザーテ軍が攻め込んできたのだ。絶望と混乱の中、イオルフ一番の美女レイリアはメザーテに連れさられ、マキアが密かに想いを寄せる少年クリムは行方不明に。
マキアはなんとか逃げ出したが、仲間も帰る場所も失ってしまう…。虚ろな心で暗い森をさまようマキア。そこで呼び寄せられるように出会ったのは、親を亡くしたばかりの“ひとりぼっち”の赤ん坊だった。
少年へ成長していくエリアル。時が経っても少女のままのマキア。同じ季節に、異なる時の流れ。変化する時代の中で、色合いを変えていく二人の絆―。ひとりぼっちがひとりぼっちと出会い紡ぎ出される、かけがえのない時間の物語。
スタッフ
監督・脚本:岡田麿里
副監督:篠原俊哉
キャラクター原案:吉田明彦
キャラクターデザイン・総作画監督:石井百合子
メインアニメーター:井上俊之
コア・ディレクター:平松禎史
美術監督:東地和生
美術設定・コンセプトデザイン:岡田有章
音楽:川井憲次
音響監督:若林和弘
主題歌:rionos「ウィアートル」(ランティス)作詞:riya 作曲・編曲:rionos
アニメーション制作:P.A.WORKS
製作:バンダイビジュアル/博報堂 DY ミュージック&ピクチャーズ/ランティス/P.A.WORKS/Cygames
配給:ショウゲート
キャスト
マキア:石見舞菜香
エリアル:入野自由
レイリア:茅野愛衣
クリム:梶 裕貴
ラシーヌ:沢城みゆき
ラング:細谷佳正
ミド:佐藤利奈
ディタ:日笠陽子
メドメル:久野美咲
イゾル:杉田智和
バロウ:平田広明
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