![TVアニメ第2期『おそ松さん』第20話を【振り返り松】](https://img.animatetimes.com/news/visual/2018/1519967706_2_1_d61a7b54c97714a8704f63f1e47af57f.jpg)
20話越しに判明した「やっぱりちゃんとしてなかった」説 TVアニメ第2期『おそ松さん』/第20話「こぼれ話集2」を【振り返り松】
TVアニメ『おそ松さん』の各話エピソードを視聴者の声とともに振り返る【振り返り松】。第2期・第20話は、イヤミ司会の生放送バラエティっぽくスタート。OP・EDのほか本編も“ワイプ”にスタジオのダヨーンを映し放送されました。
ちなみに「こぼれ話集2」なので、本編はオムニバス形式。ここでは、一部エピソードをピックアップして振り返ります。
6つ子を模した中華まんが登場する「松まん」からはじまった今回の本編。「カラピノ」ではカラ松、「財布」ではおそ松、「確定申告」ではチョロ松と、6つ子それぞれにメインを張るエピソードがあり、視聴者を楽しませました。
なかでも十四松メインの「あらいぐま十四松」は、洗うことが好きすぎて禁断症状に陥るという、可愛さと狂気を兼ね備えた物語。「あらいぐまは可愛いし、バックで流れている音楽はメルヘンチックなのに、オチが怖い……」「ダヨーンがワイプで喜んでいたのもひっくるめて可愛かったのに(笑)」と言った声がわきました。また、「十四松は動物化しても本来のキャラが消えないからすごい。というか、狂気が際立つ気がする」との声も。十四松のキャラクター造形が文字通り“常人離れ”していることも証明する短編となっていました。
また、トド松メインの「トド松逝く」も、衝撃の展開! 兄5人のボケに1人で突っ込み続けるトド松がその反動で狂気のボケを繰り出し、場を騒然とさせる話となっていました。ともあれ、この展開に関しては「トド松がそろそろ次の形態に移行しそう!」と視聴者。完全に化けるのをいまかいまかと待ち望んでいる様にも思えました。トド松といえば、兄たちに比べてコミュ力もリア充度も高いほか、内緒でバイトをしたりスマホを持ったりするなど、謎の多い存在。それゆえ、化けの皮が剥がれることも多く、これまでにもたびたびどよめかせてきました。今回のボケも、その“序章”のように感じる人がいたようです。最終回まであと数話というところで、まだ新しい姿を見せるか……!?
そして「出動!チャントシター!!」でシュール爆発。怪物を倒すべく「チャントシターで出動だ!」と叫んだ6人が一向に出動しないという、痺れるエピソードを見せてくれました。これには、「こういう話大好き!」との声続々。「『出動』と言っておいてその場にとどまり続ける様は童貞ニートの6つ子そのもの」といった考察が捗っていたほか、「これを真顔でやりきるおそ松たち、本当にシュールだし末恐ろしい」と、この先への期待を示す言葉もあがっていました。第2期・第1話で流れた名曲「ちゃんとした合体のテーマ」と、ちゃんとしたロボの再来も嬉しかったですよね!
『おそ松さん』特有の「おわり」でバッサリ落とす構成は、オムニバスとの相性もぴったり。衝撃のオチを様々なシチュエーションの短編とともにテンポよく見せてくれました。かと思えば、「こぼれ話集2」全体のオチに“彼”を持ってきて繋がりを見せる遊び心も……!(まだ観ていない方はぜひ配信等で) 視聴者はさぞかしお腹いっぱいになったことでしょう。ただ、ダヨーンのワイプにはまだまだ気になるところが。「どこでどんな反応を見せていた?」「あの反応はどういう理由だった?」など考えはじめるとキリがありません! また観返したくなってしまいますね。
作品情報
TVアニメ『おそ松さん』第2期
テレビ東京ほかにて毎週月曜深夜1時35分より放送中!
【スタッフ】
原作:『おそ松くん』 赤塚不二夫/「週刊少年サンデー」(1962年~1969年)他で連載
監督:藤田陽一
シリーズ構成・脚本:松原秀
キャラクターデザイン:浅野直之
アニメーション制作:studio ぴえろ
【声優】
おそ松:櫻井 孝宏
カラ松:中村 悠一
チョロ松:神谷 浩史
一松:福山 潤
十四松:小野 大輔
トド松:入野 自由
トト子:遠藤 綾
イヤミ:鈴村 健一
チビ太:國立 幸
デカパン:上田燿司
ダヨーン:飛田 展男
ハタ坊:斎藤 桃子 ほか