『FGO』ジャンヌ・ダルク特集! バトルではパーティを守る盾役! 物語では黒きジャンヌとの関連性やキャラクター性に迫る幕間の物語が魅力に【※注意:最終降臨画像アリ】
そもそもジャンヌ・ダルクとはどんなキャラクター?
実在の人物が元になっているジャンヌ・ダルク。“聖人”とも呼ばれたフランスの英雄で、イングランドとの間で行われた百年戦争の後期に活躍しました。様々な作品でモチーフにされているので、名前だけでも知っている方も多いことでしょう。
神の声を聴いたとして17歳で故郷のドンレミ村を発ち、当時のフランスの王・シャルル七世との面会を経て信頼を得ると、兵を率いてオルレアンを解放。その後は異端として火刑に処されますが、後に復権裁判が開かれ、彼女が生きた時代よりかなり後の1920年には列聖を果たすことに。
Fateシリーズの作品では、ジャンヌと縁の深いキャスター(CV:鶴岡聡さん)の回想に登場した『Fate/Zero』、“赤”と“黒”ふたつの陣営計14基のサーヴァントが争う“聖杯大戦”に召喚された『Fate/Apocrypha』、アルテラ陣営のサーヴァントとして『Fate/EXTELLA』に参戦し、その続編『Fate/EXTELLA LINK』にも登場しています。
特に『Fate/Apocrypha』ではヒロイン的な立ち位置となっており、黒い令呪をその手に宿したホムンクルスの少年(CV:花江夏樹さん)のことを何かにつけて気にかけていました。
彼女のクラス“ルーラー”は聖杯戦争の概念を守るために召喚される管理者で、クラス特性として他のサーヴァントの真名を知ることができる“真名看破”と、他のサーヴァントに強制的に行使できる令呪を二画持つ“神明裁決”を持ち、『FGO』でもこのふたつはスキルとして再現されています。
サーヴァント戦においてはこのふたつのスキルと手にした聖なる旗の宝具の存在から、まさしく鉄壁の城塞のような活躍を見せてくれるハズです!
『FGO』の物語では第1部「Observer on Timeless Temple」第一特異点「邪竜百年戦争 オルレアン」のキーキャラクターだったので、覚えている人は多いかと思います。
また時代は違いますが、彼女と同じフランスのサーヴァントである、マリー・アントワネット(CV:種田梨沙さん)との関係性は特筆すべきポイント。
そしてもうひとつ忘れてはいけないのが、初期のトレーラー映像です。この映像で彼女は“この領域に集った一騎当千、万夫不当の英雄たち”に向けて、互いに背中を預けて戦って欲しいと呼びかけています。まだ第1部をクリアしていない方は、この彼女の言葉をぜひとも覚えておいてください。
まさしく鉄壁! その旗はパーティを守る強固な盾となる……!!
ステータス
属性:秩序・善
筋力:B
耐久:B
敏捷:A
魔力:A
幸運:C
HP&ATK
レベル1:2420/1482
レベル50:9544/5586
レベル90:16500/9593
宝具:我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)
ランク:A- → A 種別:結界宝具
宝具は“我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)”。これは彼女が生前から携えていた旗が宝具となったもので、使用中はジャンヌ自身が攻撃できなくなるものの、この旗を中心とした範囲内を天使の祝福によって守護します。
ゲーム中の効果としては、味方全体に1ターンの無敵を付与し3ターンの間防御力が上昇。さらに2ターンのHP回復効果が付与されます。
サイドストーリーが描かれる“幕間の物語”での宝具強化前はスタンで行動出来なくなるデメリットがありましたが、それも強化後は消滅。代わりに敵から付与されてしまった弱体状態を解除できるように!
味方を守る効果をこれでもかと盛り込んでおり、最序盤からイベントの度に実装される高難易度クエストまで活躍することは間違いありません。また腰に剣を下げてはいますがそれを抜くことはなく、この旗を槍のように振り回して戦います。
加えて『FGO』では使用されないものの、彼女にはもうひとつ、剣の宝具“紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)”があります。こちらは種別が“特攻宝具”となっており、使用後ジャンヌは消滅してしまうという代物。
火刑に処された彼女の最期を攻撃的に解釈した武器で、発動した場面は『Fate/Apocrypha』や『Fate/EXTELLA』、『Fate/EXTELLA LINK』で見ることができます。興味のある方はぜひ!
竜の魔女との関係性は?
第一特異点「邪竜百年戦争 オルレアン」では、同じルーラーながら彼女と同じ顔の“竜の魔女”ことジャンヌ・ダルク〔オルタ〕とぶつかることになります。
本来ジャンヌにオルタ化する要素はないのですが、とある人物の願いによって生まれました。
そんなジャンヌ・ダルク〔オルタ〕は、イベント「ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊」にて、“復讐者(アヴェンジャー)”として初登場します。先日の更新で追加されたジャンヌの“幕間の物語”「我が神はここにありて III」では、再び“復讐者(アヴェンジャー)”として登場するフラグとなるかのようなエピソードも……!
ほかにもネロ祭ではジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィを加えた3人のジャンヌでチームを組んだことも。
またジャンヌ・ダルク〔オルタ〕とは別のアヴェンジャーのサーヴァントですが、イベント「監獄塔に復讐鬼は哭く」で登場した際に、巌窟王 エドモン・ダンテス(CV:島﨑信長さん)から苛烈な敵意を向けられています。その辺りの詳細は今後の紹介記事で触れますのでご期待ください。
この時、一緒に登場する場面のある天草四郎時貞(CV:内山昂輝さん)は、ジャンヌと同じくルーラーのサーヴァント。『Fate/Apocrypha』では争った相手なのですが、『FGO』ではかつて戦った相手と肩を並べる形に。
加えて2016年のクリスマスイベント「二代目はオルタちゃん ~2016クリスマス~」でも、とある理由から協力しあっていました。
ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕にも関わるところがありましたが、やはりジャンヌ自身の幕間の物語ということでそのキャラククター性に切り込んでいるところがあります。
ジャンヌ・ダルクが存在せず、イングランド側がフランスを占領してしまった世界に、主人公と赴く「我が神はここにありて I」。
夢の中で無人島に迷い込み、彼女を火刑に処した聖職者ピエール・コーションとジャンヌ自身の母親と邂逅する「我が神はここにありて II」。
それと先述した「我が神はここにありて III」。
ジャンヌ・ダルクを召喚できた方は、この3つのエピソードはぜひ最後までチェックを!
このほかにもメディア〔リリィ〕の幕間の物語に登場するとのこと。加えてバレンタインイベントでジル・ド・レェ〔セイバー〕 からのお返しとして貰える“ジャンヌファンクラブセット”のフレーバーでは、“JK”や“神風”といった別バージョンの存在が匂わされています……!!
以上、ルーラーのサーヴァント、ジャンヌ・ダルクの紹介をお届けしました。彼女はアルトリアと同じく他のFateシリーズでもかなり活躍するサーヴァントです。特に『Fate/Apocrypha』での活躍は顕著ですので、『FGO』で気に入ったという方は、アニメや東出祐一郎氏の原作小説で彼女の活躍をご覧になってみてください。
なお、次回はジャンヌ・ダルク〔オルタ〕とジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィをの特集をお届けします。
[文・胃の上心臓]
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