『ゴールデンカムイ』江渡貝弥作役・内田雄馬さんのインタビュー公開! 最初はグルメがメインの“飯テロアニメ”と思っていたが……!?
TOKYO MX、読売テレビ、札幌テレビ、BS11にて放送&FODにて独占配信の、TVアニメ『ゴールデンカムイ』第二期。このたび、今期から登場の新キャラ・江渡貝弥作(えどがいやさく)を演じる、内田雄馬さんの公式インタビューが公開となりました。
江渡貝は、母親の歪んだ愛情で人間の剥製作り手を染めるようになったという役。そんな超ヤバめのキャラクターを、内田さんはどう演じたのか? アフレコ現場の様子はどうだったのか? 最初、本作のことを“グルメがメインの飯テロアニメ”と思っていたそうですが……!?
<バックナンバー>
□ 【ヤバイ奴ら File:1】杉元佐一役・小林親弘さん、アシ(リ)パ役白石晴香さんインタビュー
□ 【ヤバイ奴ら File:2】鶴見中尉役・大塚芳忠さんインタビュー
□ 【ヤバイ奴ら File:3】土方歳三役・中田譲治さんインタビュー
□ 【ヤバイ奴ら File:4】尾形百之助役・津田健次郎さんインタビュー
□ 【ヤバイ奴ら File:5】谷垣源次郎役・細谷佳正さんインタビュー
□ 【ヤバイ奴ら File:6】二瓶鉄造役・大塚明夫さんインタビュー
□ 【ヤバイ奴ら File:7】江渡貝弥作役・内田雄馬さんインタビュー
TVアニメ『ゴールデンカムイ』江渡貝弥作役・内田雄馬さんの公式インタビューを公開!
――原作を読まれたときの感想を教えてください。
江渡貝弥作役・内田雄馬さん(以下、内田):最初はグルメがメインの“飯テロアニメ”だと思っていたんです。みんなで「ヒンナヒンナ」と言いながら、美味しいご飯を食べるんだろうな、と(笑)。でも原作を読んだら、刺青人皮の争奪戦を巡って登場人物の並々ならぬ思いが描かれていて、そういう人間ドラマの深さがすごく印象に残りました。かと思えば、ハードなだけでなく、美味しそうにご飯を食べるほっこりとしたシーンもあって。その両方があることで人が生きていく中でのギャップが楽しめるのも、この作品の魅力だと思いました。
――江渡貝というキャラクターの第一印象を教えてください。
内田:クセが強かったですねー(笑)。キャラクターのことを詳しく知る前は、最初に抱いていた原作のイメージに引きずられて、普通の好青年だと思っていたんです。でも読み進めていくうちに、想像とは全然様子が違うとわかって。剥製に対するのめり込み方が常人離れしていたり、急に感情が爆発したりするようなシーンが出てきたので、これはとんでもなくヤバい人だぞ、と(笑)。普通にお母さんと会話していると思ったら、それが剥製だったりしますしね。もう、びっくりですよ。一方で、どうしてそうなったのかわかるような描かれ方もされていたので、彼の心に根付いているものを大切にしながら演じたいとも思いました。
――江渡貝役を演じる上で、とくに意識したことはありますか?
内田:表面的な言葉だけだと、彼のぶっ飛んだ部分ばかりに目が向いてしまうんですけど、その裏側には人の愛に飢えていたり自分を認めてくれる人を探しているといったすごく純粋な欲求があるんですよね。人とあまり深く関わらずに生きてきた感じがありますし、だからこそ誰かと関わって、しかも自分のことを「素晴らしい」と認められたときに、初めて居場所をもらえたような気持ちにもなる。しかも、コミュニケーション能力が幼いせいで、それをすごく素直に喜んだり駄々をこねたりして表現するんです。なので、体は大人だけど心の中がちょっと子供っぽいところから来る、彼の純粋な言葉を表現できたらいいのかな? と思いながら演じました。
――難波(日登志)監督や音響監督の明田川(仁)さんからは、演技について何かオーダーはありましたか?
内田:基本的には、自分が現場に持っていったイメージを尊重していただきました。その上で、最初はあまり会話が得意じゃなさそうな感じを出しつつ、そこから鶴見中尉とのやり取りで変わっていく部分はけっこう大事にしながら録っていった記憶があります。
――江渡貝は鶴見中尉との出会いに大きな影響を受けるわけですが、大塚(芳忠)さんとの芝居で何か感じるところはありましたか?
内田:それはもう! 江渡貝くんは鶴見中尉の手のひらの上で動かされているというか、鶴見中尉の圧倒的な存在感に取り込まれながら、それに心地良さすら感じているようなところがありますからね。ですので、僕も流れに身を委ねるまま、鶴見中尉が発する言葉のひとつひとつに乗っかっていくことを大切にしながらやれたんじゃないかと思います。
――自分の中にある演技の新しい引き出しを使ったような感覚はありますか?
内田:江渡貝くんみたいな感情の振り幅が大きいキャラクターはなかなかやらせていただく機会がなかったので、そこは演じていて楽しかったですね。すごく心根のいいところも含めて、こういう役をやれてよかったな、という感覚があります。
――アフレコ現場の雰囲気はいかがでしたか?
内田:経験豊富な方ばかりですし、皆さんの本番に入るときのスイッチの切り替えがすごいと思いました。それまではわりとほんわかした空気が流れているんですけど、いざ本番が始まってスイッチが入ると一気に重厚感のある引き締まった現場になるんです。作品自体に深くて重いドラマがあるからこそ、現場でのオンオフが際立つようなところもあったと思います。
――収録中の出来事で印象に残っていることはありますか?
内田:月島軍曹役の竹本(英史)さんといっぱいしゃべりました。お互いに辛いものが好きとか、他愛もない世間話なんですけど、それがすごく楽しかったです(笑)。
――最後に、本作に参加されての感想とファンへのメッセージをお願いします。
内田:江渡貝くんは本当に振り幅が広いキャラクターで、一見ふざけているように見えても彼は本気でそう思っているし、その純粋性が魅力につながっている気がします。演じていても、普通の大人だったら言わないことを思いっきり言えてしまうような、江渡貝くんならではの感情のスイッチの入れ方が新鮮で楽しかったですね。ご覧になった方も、いきなり出てきて次の回には最期を迎える壮絶な展開にびっくりしたんじゃないかと(笑)。
――この作品には、登場して数話で鋭い爪痕を残して去っていくヤバいキャラクターがいますが、江渡貝もそのひとりですね。
内田:そうですよね。そういった意味では、自分の芝居がどう見えるのかドキドキしていますし、すごく楽しみでもあります。皆さんには、第二期の頭を飾った彼のヤバさを記憶にとどめていただくと同時に、これからもまだまだ続くアニメの放送を最後まで楽しんでいただけると嬉しいです。
<バックナンバー>
□ 【ヤバイ奴ら File:1】杉元佐一役・小林親弘さん、アシ(リ)パ役白石晴香さんインタビュー
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□ 【ヤバイ奴ら File:6】二瓶鉄造役・大塚明夫さんインタビュー
□ 【ヤバイ奴ら File:7】江渡貝弥作役・内田雄馬さんインタビュー
作品情報
≪ストーリー≫
明治時代後期。「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、
ある目的のために大金を手に入れるべく北海道にいた。
そこにアイヌから奪われた莫大な埋蔵金という、一攫千金のチャンスが舞い込む。
埋蔵金は網走監獄に収監中の男によって隠匿され、24人の脱獄囚の身体に刻まれた刺青がその在り処を示す手がかりだという。
そんな折、ヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。
名をアシ(リ)パというその少女は、埋蔵金を奪った男に父親を殺されていた。
さらに杉元の動きに呼応するように、
かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちの動きも顕在化。
果たして、雄大な北の大地を舞台に巻き起こった一攫千金サバイバルの行方は……!?
≪キャスト≫
杉元佐一:小林親弘
アシ(リ)パ:白石晴香
白石由竹:伊藤健太郎
鶴見中尉:大塚芳忠
土方歳三:中田譲治
尾形百之助:津田健次郎
谷垣源次郎:細谷佳正
牛山辰馬:乃村健次
永倉新八:菅生隆之
ほか
TVアニメ『ゴールデンカムイ』第一話をFODにて常時無料配信中!
TVアニメ『ゴールデンカムイ』が現在FODにて常時無料配信中! 第一話を見逃してしまった方や、まだご覧になっていない方はぜひこの機会にFODでの配信をご利用ください!
【FOD概要】
フジテレビが運営する動画配信サービスです。PC・スマートフォン・タブレットから、いつでもどこでもご利用いただけます。
サイト名:FOD
利用料金:FODプレミアム(月額888円(税抜))
対象端末:PC(WIN・MAC)スマートフォン、タブレット(iOS対応端末・AndroidTM対応端末)
作品情報
TVアニメ『ゴールデンカムイ』
原作コミックスシリーズ累計830万部突破!
マンガ大賞2016/第22回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」受賞!
冒険・歴史・文化・狩猟グルメ・GAG&LOVE 和風闇鍋ウエスタン!
話題の極上エンターテイメントコミック、ついに!まさかの!TVアニメ化!
第二期 10月8日(月)より放送開始!!
第一期 再放送&配信中!!
■TVアニメ『ゴールデンカムイ』第二期放送・配信情報
TOKYO MX:10月8日より毎週月曜23:00~
読売テレビ:10月8日より毎週月曜25:59~
札幌テレビ:10月8日より毎週月曜25:44~
BS11:10月8日より毎週月曜25:00~
時代劇専門チャンネル:10月12日より毎週金曜26:00~
FOD(見放題独占):10月8日より毎週月曜23:00配信
■TVアニメ『ゴールデンカムイ』第一期(第一話~第十二話)再放送・配信情報
TOKYO MX:毎週土曜21:00~
札幌テレビ:毎週月曜25:44~
とちぎテレビ:毎週木曜23:00~
青森朝日放送:毎週土曜25:35~
南海放送:毎週木曜26:09~
FOD(見放題独占):全話配信中 ※第一話は常時無料配信中
【イントロダクション】
北の大地・北海道に渦巻く野心!!
アイヌから奪われた金塊を巡る生存競争サバイバル、新章突入ッッ!!!
アイヌの埋蔵金を求めて旅を続ける、「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一とアイヌの少女・アシ(リ)パ。だが、埋蔵金の在り処を示した刺青を持つ24人の脱獄囚を追う中で、新たな事実が浮かび上がる。埋蔵金を奪い、アシ(リ)パの父を殺した人物とされる「のっぺら坊」こそが、アシ(リ)パの父だというのだ。事の真偽を確かめるには、網走監獄に収監中の彼に会うしかない。
「脱獄王」の白石由竹やキロランケを仲間に加えた二人の旅は、小樽から札幌、夕張へとその歩みを進めていく。一方、彼らと埋蔵金の争奪戦を繰り広げる第七師団の鶴見中尉や新撰組「鬼の副長」土方歳三の勢力も、それぞれの野望を胸に次なる行動に打って出る……。明治時代後期、北の大地に勃発した一攫千金サバイバルは、さらに苛烈さを増していく!
原作は「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の、野田サトルによる大ヒット漫画。既刊のコミックス1~15巻でシリーズ累計830万部を突破し、マンガ大賞2016や第22回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」に輝いた実績も持つ、いまもっともアツい漫画である。TVアニメ化にあたっては、第一期に引き続いて新進気鋭のアニメーションスタジオであるジェノスタジオのもとに難波日登志監督をはじめとする実力派スタッフが集結。
埋蔵金を巡るアクション&サスペンスを軸に、狩猟、グルメ、歴史などの五感を刺激する多彩な魅力が炸裂する極上のエンターテイメントが、2018年10月、再びアニメーションとなって帰ってくる!
●3分で振り返り!TVアニメ「ゴールデンカムイ」第一期スペシャル映像公開中
【スタッフ】
原作:野田サトル(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:難波日登志(「Fate/Grand Order -First Order-」)
助監督:川越崇弘
シリーズ構成:高木登(「黒子のバスケ」)
キャラクターデザイン:大貫健一(「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」キャラクター作画監督)
メインアニメーター:羽山淳一
銃火器設定:渡辺浩二
プロップ設定:浅沼信也
動物設定:墨佳遼
美術監督:森川篤
色彩設計:茂木孝浩
撮影監督:戸澤雄一朗
CGディレクター:奥村優子/濱田康平
編集:定松剛
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
アイヌ語監修:中川裕
音楽:末廣健一郎
第一期オープニングテーマ:MAN WITH A MISSION「Winding Road」
第一期エンディングテーマ:THE SIXTH LIE「Hibana」
第二期オープニングテーマ:さユり×MY FIRST STORY「レイメイ」
第二期エンディングテーマ:eastern youth「時計台の鐘」
アニメーション制作:ジェノスタジオ
製作:ゴールデンカムイ製作委員会
【キャスト】
杉元佐一:小林親弘
アシ(リ)パ:白石晴香
白石由竹:伊藤健太郎
鶴見中尉:大塚芳忠
土方歳三:中田譲治
尾形百之助:津田健次郎
谷垣源次郎:細谷佳正
牛山辰馬:乃村健次
永倉新八:菅生隆之
家永カノ:大原さやか
キロランケ:てらそままさき
インカ(ラ)マッ:能登麻美子
二階堂浩平:杉田智和
月島軍曹:竹本英史
鯉登少尉:小西克幸
TVアニメ「ゴールデンカムイ」公式サイト
TVアニメ「ゴールデンカムイ」公式ツイッター(@kamuy_anime)
原作「ゴールデンカムイ」公式サイト
原作「ゴールデンカムイ」公式ツイッター(@kamuy_official)