声優・安野希世乃さんの2ndミニアルバム『笑顔。』より、リリース記念イベント「ぼくたちのヴィーナス」の公式レポ到着
『冴えない彼女の育てかた』加藤恵役や『マクロスΔ』カナメ・バッカニア役などで知られる声優の安野希世乃さんが、2018年11月7日(水)にリリースした7曲入りの2ndミニアルバム『笑顔。』。
そのリリース記念イベント「ぼくたちのヴィーナス」が、11月18日(日)に、ゲートシティ大崎のフリースペース「アトリウム」で行われました。以下より、そのオフィシャルレポートが到着したのでご紹介します。
イベントは、ミニライブからスタート。濃紺のワンピースとブーツ姿でステージに登場した安野は、流れ始めたイントロに合わせて、両手でリズムを取りながらダンスする。最初に披露したのは、ミニアルバム『笑顔。』のリード曲「ぼくのヴィーナス」。
ミディアムテンポの優しく柔らかいポップスで、安野本人が作詞を担当した曲だ。幸せな気持ちだけを詰め込んだという歌詞を、アルバムタイトル通り、満面の笑顔で歌っていく。間奏では、観客の手拍子に「みんなクラップありがとう~」と返礼し、ラストは伸びやかな高音を披露。ドラムの軽快なアウトロに合わせてステップを踏んだ後、指でVのマークを作ってフィニッシュした。
「2ndアルバムを無事にリリースすることができました。みなさん、アルバムの名前を知ってますか?」と観客にマイクを向けると、「笑顔。!」と大きな声でレスポンスが。現在放送中のラジオ番組「ふわふわな話をしようかな、どうしよっかな。」(FMヨコハマ)の告知をして、「ふわっとゆるい番組なので、ぜひ楽しんでいただけましたら嬉しいです」とコメントした。
そして2曲目は、EPOの作詞・作曲による「ふわふわとしてる」。これもミディアムテンポの優しい曲で、タイトル通りふわふわ感がたっぷり。2階のテラスまで、ぐるりとステージを囲む観客と目を合わせて手を振りながら、爽やかな笑顔で歌っていく。〈おはようのキッスもハグも〉という部分では、「秘密ね」という感じで、人差し指を唇に当ててみせた。
彼女にとって、ゲートシティ大崎でのフリーライブは、1stミニアルバム『涙。』の時に続いて2度目。「最初の時は夏でしたが、今回は11月。会場がクリスマスモードたっぷりですね。『ふわふわとしてる。』も、鐘の音が入ってたりして、クリスマス感があるんです」とひと言。客席の後ろには大きなツリーがあり、クリスマスムードの中でのライブにとても楽しそうだった。
3曲目は、ミニアルバムの中で唯一のアップテンポなナンバー「Wonder Shot」。事前に観客とコール&レスポンスの練習をしてから、楽曲がスタート。1曲目2曲目とは違う張りのある強いボーカルで、みんなのテンションを高めていく。
コール&レスポンスの箇所に行き着くと、「ここですよ! みなさんの声を聞かせてください!」とアピール。ファンの歌声が一般観客も見つめる「アトリウム」に響き渡った。「みなさんの大きな声、気持ちよかったです!」と満足そうな表情を見せ、カメラを構えるポーズで楽曲をフィニッシュした。
最後の曲は、TVアニメ『カードキャプターさくら クリアカード編』の新オープニングテーマであり、彼女の1stシングルでもある「ロケットビート」。2018年の彼女の代名詞と言える曲で、30分にわたるミニライブを締めくくった。
ライブの後はファンと一緒の記念撮影。「みんな、Wonder Shotですよ。誰も見たことない瞬間を見せてください」と、楽曲に絡めてファンにポーズを要求し、「ヴィーナスポーズで、wonder Shot!」という掛け声とともに、来場者みんなの笑顔に満ちた1枚が撮影された。そこからイベントは、ハイタッチ&特典お渡し会に。ファンの一人一人とコミュニケーションをかわす彼女の姿は、とても幸せそうだった。
飾らない人柄と柔らかい笑顔、そしてちょっと天然な言動がファンを惹きつける安野希世乃。その魅力がたっぷり振りまかれたイベントになった。
(text:鈴木隆詩)
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公式サイト
安野希世乃 official Twitterアカウント