ルルーシュのお誕生日を声優・福山潤さんとお祝い!『コードギアス 反逆のルルーシュ お誕生日上映会&ライブビューイング』公式レポート到着
2019年2月9日に公開が決定している、劇場総集編3部作の「その後」を描いた、完全新作映画『コードギアス 復活のルルーシュ』。去る12月1日には、新宿バルト9にて『コードギアス 反逆のルルーシュ お誕生日上映会&ライブビューイング』が開催されました。
こちらは、ルルーシュ役の福山潤さんと一緒に、ルルーシュのお誕生日をお祝いするイベント。
劇場3部作より完結編『皇道』の上映や、福山さんのトークショーを実施。福山さんはこれまでの12年間を振り返り、TVアニメ版当時のエピソードなども語ってくれました。今回、当日の模様を記した公式レポートが到着したので、ここに公開していきましょう。
『コードギアス 反逆のルルーシュ お誕生日上映会&ライブビューイング』オフィシャルレポート
「反逆のルルーシュ」と「反逆のルルーシュR2」を合わせた全50話を再構成し、全編新規アフレコ収録と新作カットを追加して、劇場総集編3部作として新たに生まれ変わった『コードギアス 反逆のルルーシュ』。このたび、ルルーシュの誕生日(12月5日)を盛大に祝福するイベント「お誕生日おめでとう上映会&ライブビューイング」が、2018年12月1日(土)、新宿バルト9にて開催された。
劇場総集編3部作の完結編となる第3部『皇道』の上映後には、ゲストとしてルルーシュ役の福山潤さんが登壇。全国15ヵ所の映画館にてライブビューイングも実施され、ここでしか聞けない貴重なトークが繰り広げられた。
サンライズの谷口(廣次朗)さんが司会進行を務め、これまでの12年間を振り返っていく。「反逆のルルーシュ」の放送が始まった2006年10月より前、オーディションの話からトークはスタート。
当時、周囲から逆じゃないかと言われていたという、ルルーシュとスザクのキャスティングについて福山さんは「僕も櫻井(孝宏)さんも両方の役を受けたんですけど、僕はルルーシュ一択のつもりでした」と明かし、さらにルルーシュについて「彼は生まれ出た瞬間にポキっと折れて45度に真っ直ぐ伸びちゃった(笑)」と捻くれた純粋さを福山さん流に表現。
また、声を低くしてルルーシュを演じることを求められた福山さんが「オーディションではそんな風にやっていなかったんですけど…」と反論するも、「オーディションはあくまで芝居の方向性を見るもので、キャラクターや声をそこで固めることはしません! なので、声を低くしてください!」と谷口(悟朗)監督に一刀両断されたエピソードを声色まで含めて再現し、場内は爆笑に包まれた。
さらに、谷口監督、2人の音響監督(井澤基さん、浦上靖夫さん)の3人体制で演出をつけていた現場では、「3人連続言葉を変えて同じことを言われるフルボッコで。浦上さんからは『悪魔になりなさい』と目を見ながら言われ、3人のギアスにかかり続けました(笑)」と、試練が続いたテレビシリーズのアフレコ収録の日々を振り返った。
その他にも、収録現場に全てのことが事細かく記されている設定資料が用意されていたという話、実は『コードギアス』以外の作品ではあまり厳しくない(?)疑惑など、福山さんからみた谷口監督の人間性が立体的に浮かび上がってくる爆笑エピソードが次々と繰り広げられた。
続いての話題は2016年11月開催の10周年記念イベント「コードギアス 反逆のルルーシュ キセキのアニバーサリー」にて発表された全編新規アフレコ収録の劇場総集編3部作へ。
第2部『叛道』の収録時に、喉に違和感を覚えた福山さんが、初めて自ら「今日はここまでしか出来ません」とルルーシュの収録中止を申告した話も。
また、アッシュフォード学園での日常描写がなくなったことで変化するルルーシュの見え方、再編集により当時とは違う話の流れで行われた収録の難しさなど、TVシリーズとの差異について福山さんから直接語られる貴重な時間が過ぎていった。そして、「お誕生日おめでとう上映会&ライブビューイング」の締め括りとして、12月5日に誕生日を迎えるルルーシュに向け、ゲストと観客を含めた全員でバースデーソングを合唱。ルルーシュの代わりに福山さんが花束を受け取り、場内は祝福の拍手に包まれた。
大盛況のトークショーも終わりが近付き、2019年2月9日(土)公開の完全新作映画『コードギアス 復活のルルーシュ』の予告編第2弾がスクリーンで上映され、場内は興奮の拍手に包まれた。福山さんが「僕の声優人生を変えてしまった作品」と評する『コードギアス』シリーズ。
最後は、福山さんが「相変わらずこの作品は色んなことを教えてくれないので、僕にもよくわからないことが多いんですよ。だって未だにクレジットが無いんですけど(笑)、タイトルが『復活のルルーシュ』なので、何がどのように復活するのかを見届けて頂ければと思います。公開まであと10週です。2月9日に劇場に足を運んで頂けたら幸いです」とまとめ、多くのファンに祝福されたルルーシュの「お誕生日おめでとう上映会&ライブビューイング」は幕を閉じた。
『コードギアス』シリーズとは
2006年に『コードギアス 反逆のルルーシュ』全25話、2008年に続編『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』全25話がTV 放送され、一大ムーブメントを巻き起こし、スピンオフ作品やコミカライズ、イベントや舞台化など、多方面に渡りメディアミックスを展開。放送から10 年以上経った現在でもファンから熱い支持を得る、2000年代を代表するヒット作品のひとつです。
2017年10月~2018年5月にかけて、TVシリーズ全50話を3本の映画に再編集し、全編新規アフレコ収録と新作カットを追加した劇場3部作が順次公開。2019年2月9日公開の完全新作映画『コードギアス 復活のルルーシュ』は劇場3部作の「その後」の物語です。
作品情報
『コードギアス 復活のルルーシュ』
2019年2月9日(土)公開(全国約120館予定)
配給:ショウゲート
STORY
光和2年。世界は再編成された超合集国を中心にまとまり、平和な日々を謳歌していた。
しかし、平和は突如として終わりを告げる。仮面の男・ゼロとして、ナナリーの難民キャンプ慰問に同行したスザクが謎のナイトメアフレームに敗れ、2人は連れ去られてしまった。シュナイゼルの密命を受け、戦士の国・ジルクスタン王国に潜入した
カレン、ロイド、咲世子はそこで、謎のギアスユーザーに襲われる。そして、その場には襲撃者に“元嚮主様”と呼ばれる、C.C.が居た。
かつて神聖ブリタニア帝国の大軍すらも打ち破った無敵の王国を舞台に、人々が描く願いは、希望か絶望か。
果たして、ギアスのことを知るジルクスタン王宮の面々と、
C.C.の思惑とは――。
STAFF
監督:谷口悟朗
脚本:大河内一楼
キャラクターデザイン原案:CLAMP
キャラクターデザイン:木村貴宏
ナイトメアフレームデザイン原案:安田朗
ナイトメアフレームデザイン:中田栄治
メカニカルデザイン・コンセプトデザイン:寺岡賢司
メインアニメーター:木村貴宏、千羽由利子、中田栄治、中谷誠一
美術監督:菱沼由典
色彩設計:柴田亜紀子
撮影監督:千葉洋之
編集:森田清次
音響監督:井澤基、浦上靖之
音楽:中川幸太郎
オープニング主題歌:家入レオ「この世界で」
エンディング主題歌:UNIONE(ユニオネ)「リバイブ」
挿入歌:ALI PROJECT「美しき獣たちの為の」
配給:ショウゲート
製作:サンライズ、コードギアス製作委員会
CAST
C.C.:ゆかな
スザク:櫻井孝宏
ナナリー:名塚佳織
カレン:小清水亜美
ロイド:白鳥哲
咲世子:新井里美
シャムナ:戸田恵子
シャリオ:村瀬歩
フォーグナー:大塚明夫
シェスタール:島﨑信長
ビトゥル:高木渉
クジャパット:津田健次郎