杉元役・小林親弘さん、『ゴールデンカムイ』第二期BD&DVD発売記念イベントでお渡し会初体験ながら神対応連発!
2018年12月16日(日)に秋葉原・アニメイトAKIBAガールズステーションにて「TVアニメ『ゴールデンカムイ』第二期Blu-ray&DVD発売記念イベント ~小林親弘さん(杉元佐一役)と過ごすゴールデン忘年会~」が開催されました。
物語がラストバトルに突入する直前の時期、抽選により選ばれた女性ファンで埋め尽くされた会場に、こうしたイベントへの参加は初めてという杉元佐一役・小林親弘さんが登壇。
始まる前はかなり緊張された様子だったものの、イベント中は爆笑に次ぐ爆笑で、最後のお渡し会でもファンひとりひとりに神対応を連発するなど参加者大満足のイベントとなっていました。
粒揃いの質問に次々答えていく超濃密な質問コーナー
極度の緊張から、観客の温かな拍手でステージに迎えられながらも若干挙動がアヤしい小林さん。ステージと客席の近さにも驚きつつ、ニカッと笑うステキなスマイルがさっそく観客を魅了します。
自身がこうしたイベントに初めて参加するため、観客のみなさんにも初参加だという方に手を挙げてもらったところ、けっこう手が挙がって驚いた様子。「あっ多い! すごい、いっぱいですね! じゃあ、一緒にがんばりましょう!」と、さっそく連帯感も生まれたようです。
▲今回は「ゴールデン忘年会」ということで、まずはエア乾杯から。小林さんが音頭を取って、全員でエアグラスを掲げます。
最初のコーナーは「小林さんのお話?聞かせて…」。タイトルの元ネタはゴールデン道画劇場#14「ヤマシギの恋占い編」での杉元のセリフ「恋のお話?聞かせて…」ですね。
開演前に観客のみなさんに書いていただいた質問をBOXに入れ、小林さんがどんどん引き、どんどん答えていくのですが、さすがは『ゴールデンカムイ』の熱烈なファンばかりのイベント。質問のレベルが高い!
1問目は「杉元を演じる時に、ここは力を入れているというところは?」というもの。
小林親弘さん(以下、小林)「杉元自身がすごく魅力的な人なので、部分部分で力を入れるというよりは、物語に乗っかって連れて行ってもらっている感覚でやっています。
意識して力を入れたシーンは、第十七話のアシㇼパさんに故郷で食べた「干し柿」の話をするところと、まだ放送されてないんですけど、最後にある人物に言葉をぶつけるシーンがありまして。そこは自分の持てるものをすべて乗っけてぶつけようと思って演じました」
2問目は「杉元を演じる上で大変だったことは?」
小林「けっこう危機的な状況に陥ることが多かったキャラクターなのに、急に「ヤダかわいい」とか言う時もあるし(笑)。いろんな顔を見せてくれる人なので、そこに乗っかるのが最初は大変でした。
オーディションの段階からそういうシーンが色々あって、『なんていろんな一面のある人なんだろう』みたいに感じたので。ギャグシーンの次の瞬間に『殺すぞ』という眼で人を見ていたりとか、『なんだこの人は!?』と思っていたんですけど。
結局それは戦争を体験した普通の若者だったと自分は理解して、演じることができたので。だから演じ分けが一番大変ではありましたけど、そこが彼の魅力でもあったので、すごく面白く最後までやらせていただいたなと思っています」
▲1問1問に丁寧に答えていく小林さん。杉元や作品への想い入れの強さが伝わってきます。
3問目は「杉元の一番好きなシーン」
小林「悩みますよね。ランキング形式なら『ギャグシーンはここ! かっこいいとこはここ!』とか言えるんですけど。一番はやっぱり干し柿のところですかね。杉元が普通の若者として、アシㇼパさんの言葉にほろっと癒されるところで、僕なんか何回観ても泣いちゃうシーンなんですよ。家で練習しても泣いて、本番も泣いて、家帰って思い出して泣くみたいな(笑)。特に想い入れが強いシーンですね」
4問目は「ご自身の一番自慢できるところとダメだなと思うところを教えてください」という、小林さん自身への質問。
小林「自慢できるところ!? あるかな……。え~と、お酒が好きなところかな(笑)。ダメだなと思うところは、お酒に弱いところですね(笑)。この間も『ゴールデンカムイ』のみんなでアイヌ料理を食べに行きまして。あまりにも楽しすぎて、途中からいつ(中田)譲治さんが帰ったかとか全然憶えてなくて(笑)。
気がついたら『あ、家だ』みたいな。それくらい呑むと楽しく過ごしちゃうといいますか」
それはそうと先日再び皆で
— 小林親弘 (@kobayasidesuyo) 2018年10月29日
アイヌ料理店ハルコロにお邪魔しました。楽しすぎた...
写真は
不死身のす...譲治さん(笑)#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/Ybtxdsoktj
▲小林親弘さんの公式ツイッターより
5問目は「杉元の優しさと狂暴さのギャップを印象づけるために気を配っている点は? そして一緒にチタタ(プ)したいキャストは?」
小林「一緒にチタタ(プ)したいキャストは、(伊藤)健太郎さんですね。やっぱり杉元組のみんなで鍋囲んで。または、チタタ(プ)を絶対にしなさそうな鶴見とか。どうやるんだろうって(笑)。
鶴見陣営の人たちはチタタ(プ)などアイヌ文化に参加することがなかったので、いつか仲良くなったら一緒にアイヌの踊りとかやれたらいいなって。そんな日は来るのだろうかって思いますけど。
あとギャップのほうは、最初は自分でメリハリをつけようとか思っていたんですけど、杉元に関しては物語が引っ張ってくれるというか。周りの人を見て、キロランケがヤバい奴とわかったら『鶴見中尉の手下か?』って急に入れますし。アシㇼパさんがふざけていたらツッコミも言えるし。
そういうふうに、すぐ乗っかれる感じというか。脚本もそうなっているので、ギャップで気を配っているところはあんまりないかもしれないですね」
▲杉元のかわいらしさを代表する第十話の福寿草のシーンなど、杉元はキャラクターの描き方自体にメリハリがあり、小林さんも「物語が連れていってくれる」と評していました。
6問目は「『ゴールデン道画劇場』#10『カムイ大爆笑編』を歌った時のことを教えてください」
小林「あ、僕のデビューシングルですね(笑)。これは色々ありますよ!
実は、第一期から続けて第二期の収録を順番にやっていたので、『カムイ大爆笑編』を録ったのは「干し柿」の収録をした直後だったんです。だから、僕は第十七話の台本の裏に『カッカッカムイの』の『ここ強調!』とか書いてありまして(笑)。
すっごいしんみりして終わった後に、キロランケ役のてらそま(まさき)さんが『やるかい?』って。『……やりましょうか』って集まって、歌いました。
ただ、元ネタの歌とすごく似てるじゃないですか。どうしてもアレに釣られちゃって、『違う! そっちじゃないんだ!』って収録がストップするみたいなことがありまして。
牛山役のノムケン(乃村健次)さんなんか張り切っちゃって、『ノムケンさん、もっと下がって!』とか。5人で息を合わせるのに時間がかかりつつ、あれが出来上がりました。想い出の1曲ですね、あれは。何かの機会があったら、5人で生で歌いたいですよね」
7問目は「本気の耳長お化けをお願いします」
小林「これ大丈夫なんですか!? アニメとは関係ないですよ! しかも、うるさいかも。顔とか、えらいことになるんじゃないかな。じゃ、マイクを離しつつ。これをキサラリだと思って」
▲「う゛ぇろろろろごうろろろあ゛あ゛ッッ!!」
8問目は「チタタ(プ)は面白かったですか?」
小林「あっ、これは僕が先日やった? そうなんですよ。ジビエ料理を食べに行って、そこでチタタ(プ)をやらせていただく機会がありまして。面白かったです」
先日、櫻井トオル君に誘ってもらって、ジビエ料理店に行って来ました!チタタプさせてもらったり穴熊を食べたり・・楽しい1日でした~! pic.twitter.com/YxRl51kcLY
— 小林親弘 (@kobayasidesuyo) 2018年12月13日
▲小林親弘さんの公式ツイッターより
小林「面白かったですけど、チタタ(プ)ってみんなで交代しながら叩くものだというのは、その通りだなと思いました。すっごい疲れるんですよ。ずっと叩いていたら『肩が痛い! 換わって!』みたいな。でもみんな『ウェ~イ♪』って。『なんて厳しい人たちだ!!』と思いながらやってましたね。
でも、面白かったです。だからみなさんも、みんなで一緒にジビエ料理を食べに行く機会があったら、チタタ(プ)やってみてください。心がひとつになれます。僕は誰にも協力してもらえなかったけど」
続いて9問目ですが――
▲小林「ペンネーム、谷垣の胸毛。これ、手を挙げにくくないですか!? ああっ、谷垣の胸毛さん!? あるんですか、胸毛?」
9問目は「杉元はアシㇼパちゃんのことを『さん』付けで呼んでいますけど、どういった気持ちを込めて呼んでいますか?」
小林「これは最大限の敬意を込めて。杉元とアシㇼパさんの関係って、ひと口では説明できないというか。いい相棒でもあるし、心の伴侶というか、自分にないものをお互い補い合っているというか。
出会ってすぐに『さん』付けで呼んでいますしね。だからお互いへの敬意みたいなものがあるんじゃないかな。アシㇼパさんだけは自然に出ちゃうというか。『さん』付けするのは作中でアシㇼパさんだけっていうような、特別な関係という想いでやっていましたね。
こうして話しているのが谷垣の胸毛さんだと思うと、複雑な心境ですね(笑)」
10問目は「よくわからないキャラだと思いますが、尾形のことをどう思いますか?」
小林「ピンポイントですね(笑)。なんか、最初に登場した時は得体の知れない強いヤツみたいな感じで。第二期になって合流してからは、やっぱり頼もしいですよね。第二十一話の温泉の回でも、戦うことになったら尾形に背中を預けられるというような信頼感はあると思いますけど。
この先の展開を知っている人には、ちょっとフクザツなことではありますが、今のところはとっても頼りになる人だと杉元も思っていると思います」
小林「あと、尾形役の津田(健次郎)さんとは、めっちゃ仲良しです! よくパスタ食べに行きますし。元々津田さんが、うちの事務所(円・演劇研究所)を卒業して声の仕事に入った方だったので、よく事情も知っていらっしゃって。
『親弘くん、大変かい?(津田さんの声色)』とか言われて、いい声だなって(笑)。『パスタ食べててもいい声!』みたいな。そんな感じですごくお世話になっていますね。
津田さんだけでなく、アシㇼパ役の(白石)晴香ちゃんとか、細谷(佳正)くんとか、健太郎さんとか、譲治さんもそうですし。ごはんを食べに行く機会が『ゴールデンカムイ』のメンバーは多くて。収録が終わった後もロビーでおじさんたちがチョコ食べてるみたいな(笑)。
みんなの誕生日には必ずケーキで祝うんですよ。『収録終わったらケーキ食べようね!』みたいにおじさんたちで盛り上がっているっていう。内容は殺伐としているのに、ロビーに出るとみんなでケーキを食べてるみたいな不思議な現場です。
譲治さんはずっとコミックを読んでいらっしゃって、『ここのセリフはどういう意味なのかな』って考えていらっしゃったりとか、みんな原作のことが大好きで。ゲストで来られた二瓶役の(大塚)明夫さんとかも、すごい意気揚々と来て『俺なんでもやるよ! 杉元もやるよ! レタ(ラ)もやるよ!』みたいな。
テスト中もずっと、雪が落ちる音の『ポタッ』とかまでやったりとか、すごいノリノリで楽しんでくださっているのがこっちも嬉しくなっちゃって。
辺見役の関(俊彦)さんなんかは『これはどういう番組なの!? 僕、これで大丈夫なのかな!?』って(笑)。『いや、ステキですよ♥』みたいな。でも終わったら『あぁ、楽しかったねぇ~。いいよね、こういうの』ってニコニコしながらお帰りになられて。
ひとりひとりが濃いんですよね。江渡貝役の内田(雄馬)くんとかは『なんか……どうしたらいいんですかね?』みたいな。宇佐美をやられた松岡(禎丞)さんも『いや、なんか……すごい変態ですね』って言ったりとか、みんな戸惑いを覚えながら。
松岡さんと、門倉を演じられている安原(義人)さんが来られた回が、ちょうど『ラッコ鍋』のお話だったんですよ。だから『どういう番組なんだろう……?』って。いきなり相撲取るわけですからね」
▲放送時には「ラッコ鍋」がトレンド入りし、ついには世界ランキングにも入るという偉業も成し遂げました!
11問目は「ラッコ鍋収録時のエピソードをお聞きしたいです」という、素晴らしくタイムリーな質問。
小林「これも色々ありまして。収録する日の朝、現場に入って一番そわそわしていたのはてらそまさんですかね。『これ、どういうことなの!?』みたいな。『よう…久しぶり、ってどう言うの?』『どうですかねぇ~』みたいな。白石役の健太郎さんなんかはノリノリで『今日は行くよ! やっちゃうよ!』『あ~、やっちゃうんだぁ』みたいな。
細谷くんなんかは『いやぁ、どれくらいやったらいいんですかね……?』とか。でも結果的にはめちゃめちゃ気合いが入っていて。谷垣がインカㇻマッに『ラッコ鍋のせいです…』って言われて、『ラッコ!!』ってセリフを言うシーンがあるんですけど、そこを3回くらい録り直しているんですよ。
ディレクターの方が『今ので頂きました』って言っても、細谷くんが『すいません!』って手を挙げて、『もう1回! 今の「ラッコ!!」じゃ納得できなかったので!』って。周りもみんな『えぇ~!? 何が違ったんだろう!?』みたいな(笑)。
理由は僕もわからないんですけど、それくらいみんな『ラッコ鍋』に対する気合いがあったと思います。男たちが相撲を終えて、『やったぜ!』って後ろを振り返ったら、アシㇼパ役の晴香ちゃんが――」
▲汚物を見るような顔。
12問目は「一番気になるキャラクター」
小林「やっぱりウイルクとか、すごく気になるんですけどね。あとは、キロランケが本当は何を考えているんだろうとか、尾形の本当の狙いは何なんだろうとか。すごく先が楽しみですね」
13問目が最後の質問で「杉元佐一役に決まって一番変化があったことは何ですか?」
小林「自分は舞台ばっかりやってきたので、こんなにも多くの方に観てもらえる機会というのがとても少なかったんですよ。これだけ多くの方に『ゴールデンカムイ観たよ』とか、『あそこのシーンが良かったよ』とか、同業の方にも言っていただけて。
いろんな人とこうやってお話する機会も貰えたりとか、そういうことが一番変化があったところですね」
生コメンタリー上映会は、あの伝説のド●フ回!
次のコーナーは、小林さんの生コメンタリー付きでみんなで楽しむ上映会。そして小林さんが選んだのは「第十一話 殺人ホテルだよ全員集合!!」でした。あの伝説のド●フ回です。
小林「1話でまとまっていて、色々ドタバタしていて楽しめるんじゃないかと。変態も出てくるし、作品らしいごはんも食べるし、ギャグもあるし。そしてなにより『先生』が誕生するという回なので。盛りだくさんなんですよね」
小林「北海道開拓の村に行った時に、この建物のモデルが実際にあったんですよ。この階段もあって、牛山ごっこしましたからね。『女将…』って(笑)。
みんな観てるだろうからネタバラシしますけど、この人おじいちゃんですからね。最初は男の方が演じるのかなって思っていたんですけど、大原(さやか)さんでしたね。妖しさが凄かったですよ。おじいちゃんには見えないなぁ」
小林「出ましたよ、世界最強の壁ドン! 壊れるっていう(笑)。また家永がなんとも思ってない。壁ドンされ慣れているんでしょうね」
小林「この白石の芝居で、キロランケ役のてらそまさんが本番中に吹き出しました。収録が止まりました」
小林「おじいさんと牛山が。これ家族で観てたら『あ~』ってなりますよね」
小林「いきなりバトル物が始まるんですよね。この、作品が違う感じ! 『ゴールデンカムイ』で唯一ですよね、お互いのオーラを確かめ合うっていう。後ろにいる2人は、顔がポカ~ンとしてますね」
小林「どうしたアシㇼパさん!? 食べてもいいオソマって説明も、どうなのかって思いますけど。カレーって言わないんだって」
小林「さぁ来ますよ!(牛山「大事なのは…チンポだ!」)なに言ってるんでしょうね!?
(杉元「男は寒いと縮むんだよ?」)作中で一番杉元が言い訳してるシーンですね!
(牛山「その男のチンポが『紳士』かどうか…」)ホントなに言ってるんでしょうね、この人は。
(杉元ら「先生ごちそうサマー」)ここ息が合いましたね」
小林「目が(笑)。乃村さんは3回くらいトライしてましたね。『もっと激しく!』とか言われてました。面白かったなぁここ」
小林「いやぁ、これは横に立っていて、殺意が湧いてきましたね。そりゃあ蹴りますよ。
(家永「とんでもないッ、何かの見間違いですうう」)腹立ちますね。もう許さない顔してますから。『成敗するぞ!』って顔してるんですよね」
小林「もうハッチャメチャですよね。そりゃ逃げるわ。
(家永「全身チンポ野郎」)すごいこと言うな」
小林「ここ、いい顔するんですよね。なにその顔!」
小林「(階段が滑り台になって)この仕組み、なんで作ったんだろう(笑)。
(白石の頭にタライ)なぜ作ったんだ、この仕組みを!?」
小林「ここのセリフ(家永「あなたの完璧はいつだった?」)は好きなんですよね。ひとりひとりに哲学があるというか。牛山も響くところがあったから、助けたんでしょうね。紳士だな」
小林「さぁ来ますよ。一発OKだった名ゼリフが!(アシㇼパ「チーンポ先生ぇ~~~ッ」)あははっ! 北の大地に響き渡る!」
小林「いやぁ、懐かしかったですね。こんなにたくさんの方と観られるなんていうのも人生初です。
直接こうしてお会いして、みなさんとお話できる会というのが初めてだったので、『ありがとうございます』という言葉しかないくらいですね。この『ゴールデンカムイ』という作品を好きになっていただいて、こうやって会いに来てくださったというのは、こんなに嬉しいことはないですよ。
僕の人生の中でも宝の時間です。ありがとうございました!」
最後はお渡し会で、特製のクリスマスカードと、小林さんからのぬくもりとしてホッカイロが手渡されました。
▲お渡し会では、参加者ひとりひとりとしっかり会話も!
イベントを終えて
――今日のイベントはいかがでしたか?
小林「僕も初めてだったんですけど、おひとりおひとりが温かかったですよね。楽しかったです。初めてを、お客さんに救っていただいたというか。始まる前はめちゃめちゃ緊張していて、控室にもボクシングの試合前みたいな緊張感があったんですけど、いざ始まったらみなさんが温かくて、あっという間でしたね」
――あれだけ粒揃いな質問も驚きました。最後が小林さん自身への質問というのも神がかっていましたし。
小林「そういえばそうですね。(質問BOXからの)引きが良かったんですね」
――物語もいよいよラストを迎えます(イベント開催時点)。
小林「第二十三話の『蹂躙』の最後で杉元が『青い目』って言って、はたしてのっぺら坊と会ってどうなるんだっていうところや、土方と犬童が鎖で繋がっているというのもあるので、いろんな人がいろんな結末を迎えることになります。
そのひとつひとつが本当に濃いし、驚くような展開もあるので、アニメで初めて観る方はショックを受け過ぎないように、原作で知っている方は『とうとう来たな』と思いつつ、楽しんでいただければと思います。
それと、自分が特に大事にしたセリフが第二十四話にはあるので、そこを楽しみに観ていただければと思いますね」
――その第二十四話の放送は、12月24日の夜です。
小林「僕も絶対に、TOKYO MXの夜11時の最速放送で観るので、みんな一緒にそこで観ましょう! 僕も24日はずっと稽古をしていると思うんです。翌日の作品の。だからひとりで自宅にいるだろうなという気がします。
こんなクリスマスイブの夜に、あんなことが起こるなんてすごい! みたいな。だからドキドキしながら一緒に楽しみましょう!」
[取材・文/設楽英一]
第ニ期 放送情報
とちぎテレビ:2019年1月4日より毎週金曜23:00~
青森朝日放送:2019年1月5日より毎週金曜25:35~
中国放送:2019年1月15日より毎週火曜25:45~
FOD(見放題独占)にて全話配信中 ※第一話は常時無料配信中
【スタッフ】
原作:野田サトル(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:難波日登志
助監督:川越崇弘
シリーズ構成:高木登
キャラクターデザイン:大貫健一
メインアニメーター:羽山淳一
銃火器設定:渡辺浩二
プロップ設定:浅沼信也
動物設定:墨佳遼
美術監督:森川篤
色彩設計:茂木孝浩
撮影監督:戸澤雄一朗
CGディレクター:奥村優子/濱田康平
編集:定松剛
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
アイヌ語監修:中川裕
音楽:末廣健一郎
オープニングテーマ:さユり×MY FIRST STORY「レイメイ」
エンディングテーマ:eastern youth「時計台の鐘」
アニメーション制作:ジェノスタジオ
製作:ゴールデンカムイ製作委員会
【キャスト】
杉元佐一:小林親弘
アシㇼパ:白石晴香
白石由竹:伊藤健太郎
鶴見中尉:大塚芳忠
土方歳三:中田譲治
尾形百之助:津田健次郎
谷垣源次郎:細谷佳正
牛山辰馬:乃村健次
永倉新八:菅生隆之
家永カノ:大原さやか
キロランケ:てらそままさき
インカㇻマッ:能登麻美子
二階堂浩平:杉田智和
月島軍曹:竹本英史
鯉登少尉:小西克幸
Blu-ray&DVD情報
「ゴールデンカムイ」Blu-ray&DVD 第四巻
[Blu-ray]<初回限定版>¥9,800+税 GNXA-2124
[DVD]<初回限定版>¥8,800+税 GNBA-2724
2019年1月30日(水)発売
【メーカー特典】
Blu-ray/DVD初回限定版 第四巻~第六巻をご予約・ご購入されたお客様には、「原作者・野田サトル書き下ろしドラマCD」をプレゼント!
対象法人・店舗など詳細は公式サイトをチェック!
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※詳細は公式サイトキャンペーンページをチェック!
【第四巻 初回限定版特典】(Blu-ray/DVD共通)
◆イベントチケット優先販売抽選申込券
日程:2019年7月7日(日)
〈昼の部〉開場13:15/開演14:00 〈夜の部〉開場17:15/開演18:00
会場:よみうりホール
出演者:小林親弘、白石晴香、伊藤健太郎、中田譲治、津田健次郎、細谷佳正、乃村健次、竹本英史、小西克幸、THE SIXTH LIE(予定)
※第五巻にも「イベントチケット優先販売抽選申込券」封入
◆身体に刻まれた刺青を剥ぎ、金塊を手に入れろ!
大貫健一描き下ろしアウターケース&ゴールデンインナージャケット
◆特製32Pブックレット
◆名言ステッカー
【映像特典】
◆ノンテロップOP/ED
◆PV&番宣CM集
◆ショートアニメ『ゴールデン道画劇場』
【収録話】
第十三話~第十六話
【収録分数】本編94分+特典
※発売日、仕様、特典、キャンペーン内容は都合により予告なく変更する場合がございます。
(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会