深町寿成さん、ランズベリー・アーサーさんが「一対一では、ほぼ初共演」でキャラの対比を意識|おとぎ話×音楽がコンセプトの『音戯の譜~CHRONICLE~』BLASSKAIZ(ブラスカイズ)収録レポ&インタビュー
サンエックス×日本コロムビアによるコンテンツ『音戯の譜~CHRONICLE~』(通称、オトクロ)の第3弾シングル「BLASSKAIZ(ブラスカイズ)」、「Alice×Toxic(アリストキシック)」、「一寸法師」が、2019年7月31日(水)に発売。
第1弾シングル「Momotroop(モモトループ)」と「セツダン倶楽部」、第2弾シングル「Bremüsik(ブレームジーク)」と「無色の空と嗤う糸」に続く、第3弾シングルの発売によって、全ユニットが出そろうことに。
アニメイトタイムズでは、シングル発売記念としてキャストインタビューを実施!!
本作は、「おとぎ話」×「音楽」がコンセプトとなる音戯(おとぎ)の世界で、童話やおとぎ話をモチーフにしたキャラクターたちが音楽の力を持つ譜人(うたいびと)として、音楽で対盤(ライブバトル)を繰り返し、望む“終止符(おしまい)”を手にしようと奮闘する物語です。
小さくかわいいキャラ姿・ミュートや、キャラクターの魅力についてなど、気になる本作を少しでも解明すべく、第3弾シングルのドラマパート収録現場に潜入。
第5回目の今回は、深町寿成さん、ランズベリー・アーサーさんがキャストを務め、『青ひげ』をモチーフにした「BLASSKAIZ」の収録レポート&キャストインタビューをお届けします!
こちらもチェック!
■「Momotroop」仲村宗悟さん、山中真尋さん、熊谷健太郎さん、鈴木崚汰さんインタビュー
■「セツダン倶楽部」土田玲央さん、中島ヨシキさん、濱健人さんインタビュー
■「Bremüsik」天﨑滉平さん、野上翔さん、笠間淳さん、渡辺紘さんインタビュー
■「無色の空と嗤う糸」橋本晃太朗さん、沢城千春さん、山下誠一郎さんインタビュー
■「オトクロ」グッズ一覧はこちら!
美しい女性を崇拝する『青ひげ公』の物語の収録に狂気のかけらは……
「BLASSKAIZ(ブラスカイズ)」は、独特な美意識を持つ青ひげ公こと、ディースバッハ男爵がある出来事をきっかけに知り合ったレネ・ユンカーを執事に迎え、“終止符(おしまい)”の力で、ディースバッハ男爵の望む“美”で世界を満たそうと画策する物語。
ボーカル担当のディースバッハ男爵を深町さん、バイオリン担当のレネをランズベリーさんが演じます。
シングルCDに収録される楽曲「Rosen Melodie ~蒼い薔薇の旋律~」は、バイオリンの物悲しくも華麗なる蒼の旋律と、甘い毒のような歌声が印象的な楽曲。狂気と耽美な歌詞で紡がれる歌声が鼓膜へと流れ込む、極上のシンフォニックロックです。
ドラマパートでは、ディースバッハ男爵がレネと出会い、“終止符(おしまい)”を目指す経緯が、聴いている“あなた”に語られる「BLASSKAIZ DRAMA TRACK 01」。
「セツダン倶楽部」の夜雀の登場により、ディースバッハ男爵とレネの絶妙な関係性が垣間見える「BLASSKAIZ DRAMA TRACK 02」と、これまでとはまた違った構成です。
早速、収録スタジオへ! 4本のマイクが並んだ収録ブースに「BLASSKAIZ」の二人がそろうと、丁寧に自己紹介を交わし、真ん中2つにスタンバイ。
キャラクター設定や台本内での心情、オリジナル用語の確認だけでなく、会話の時々にドイツ語での表現が入るディースバッハ男爵役の深町さんは、イントネーションの確認にも余念がありません。
今回、ディースバッハ男爵の領地に暮らす人々や「セツダン倶楽部」の夜雀も登場しますが、ドラマのほとんどは二人による会話劇。イスに並んで座った二人は、顔を突き合わせて真剣な表情を見せたり、楽しそうな笑顔を見せたりと、コミュニケーションを深めていきます。
ディースバッハ男爵は、芝居がかった大げさなキャラクターですが、深町さんは適度にリラックスした状態で、時に上から声を出すように体を伸ばす動きや、マイクに近づき語り掛けるように演技。
レネはどことなく感情がつかめず、淡々としたキャラクターから、ランズベリーさんは力みのない真っすぐな姿勢に。最初は、キャラクターの感情を探るように何度かやり直したり、執事らしく振る舞うシーンで左手を腰の後ろに添えて姿勢を正したり、表現を工夫しながら向き合っていました。
途中から、サブキャラクターを演じるキャストが加わった際には、改めて挨拶を交わし、緊張をほぐそうとしてか、二人は積極的に話し掛け、収録ブースには笑い声が。
レネの登場シーンがしばらくない間も、ランズベリーさんは「中で公(レネのディースバッハ男爵の呼び方)を見守ります」と、みんなの掛け合いから何かを吸収しようとするかのようにブース内で見学していたり。
街の雑踏を表すガヤ録りでは、二人も自主的に参加し、別の街を表現してほしいという複数パターンのオーダーにも、全員で納得のチームワークを発揮したりと、一丸となって収録に臨んでいました。
そんなディースバッハ男爵とレネの凝縮された関係性や、まるで聴いている“あなた”も「BLASSKAIZ」の世界に入り込んだかのような気分を、ぜひ味わってみてください!