深町寿成さん、ランズベリー・アーサーさんが「一対一では、ほぼ初共演」でキャラの対比を意識|おとぎ話×音楽がコンセプトの『音戯の譜~CHRONICLE~』BLASSKAIZ(ブラスカイズ)収録レポ&インタビュー
ユニット属性の異なる「Momotroop」ら明るいキャラクターの反応を大予想!
――改めて、今回の「おとぎ話」×「音楽」というコンセプトなどを最初に聞いた時の感想はいかがでしたか?
ランズベリー:あまりないコンセプトなので、新鮮ですよね。
公式HPや公式Twitterを見ても、どういう風に展開していくのか、イマイチ自分でつかみきれていないところがあって。オーディションで合格したという話を聞いた時に、受かった喜びと共に、つまりこれはどういうコンテンツなんだろう、という疑問も沸いてきたんです。
でもその後、お話を聞いて、楽曲やドラマCDが出て、まだまだいろいろな展開があるようなので、なるほどなと。“対盤(ライブバトル)”というシステムが新しく、他に聞かないので、それがどういう展開になっていくのかなとか。
例えば、作中には“終止符(おしまい)”がありますけども、それ以外でもリアルに連動して争って、シーズンごとに勝者を決めるとか、今回のライブバトルのシーズンでは、優勝したユニットにご褒美がありますとか。いろいろと発展ができそうな、楽しそうな展開がありそうだなと思って、ワクワクしますね。
深町:僕は概要とかをいただいて、音楽をユニットごとに発表していくコンテンツだと聞いていたので、見ての通り、本当にユニットごとに全然カラーが違っていて。
カラーも違えば、持っている楽器もまた全然違うので、そういう部分が楽曲に反映されるのかなと思うと、楽曲の幅やジャンルがかなり広くなるんじゃないかなと思って。そういった意味で、実際に楽曲が発売されるのはすごく楽しみになりましたね。
――今回、第2弾シングルの「無色の空と嗤う糸」にディースバッハ男爵が、「BLASSKAIZ」のドラマには「セツダン倶楽部」から夜雀が登場していますが、共演されている以外で他に気になるキャラクター、ユニットはあります?
ランズベリー:「Alice×Toxic (アリストキシック)」が結構、気になりますね。ちょっとヤバそうな人たちの集まりっぽいので、そこにレネが入ったら、どういう温度感になるのかなみたいな(笑)。
レネみたいに感情の起伏が小さい、スンッとしたキャラが入ると、レネがずっとツッコミ役になるのか。「もっと、しゃべりなよ~」とみんなが集まってきて、好き放題に流され、レネがいじられ役になるのか、どちらになるんだろうみたいな。
普段一緒にいるのが、ディースバッハ男爵だから、意外と苦じゃなさそうだし(笑)。
深町:そういった意味だと、確かにそうですね(笑)。
今回「セツダン倶楽部」から夜雀がゲストで来て、僕は「無色の空と嗤う糸」で、ノノ様やカン、クモオとも絡ませていただいたんですけど、逆にまったく絡んだことがないユニットと絡むと、どうなっちゃうんだろうと。
例えば、「Momotroop」は明らかにカラーが違うので、このユニットメンバーと会話したら、どうなるかがまったく想像がつかないです。
ランズベリー:普通にディースバッハ男爵がいじられて終わるとか(笑)。「Momotroop」はみんな普通そうなので、「変わったやつがいる!」とか、「なんか……ヤバいやつ」みたいな雰囲気になっていそう。
――遠巻きに見ている感じはありそうですね。
深町:でも、「Momotroop」は“走り出したら止まらない、爆走ミクスチャーロック”と紹介されているので、走り出したら止まらない感があるのかなと。ディースバッハも違う意味で、結構走り出したら止まらないところがあるので、混ぜたらどうなっちゃうんだろうと思います。
ランズベリー:確かに、どちらかと言ったら暴走機関車みたいな感じのキャラですよね。
深町:“混ぜるな危険”感があるかなという意味で……。
――「Momotroop」のメンバーが、逆にディースバッハ男爵の暴走にノッてきちゃう、みたいな?(笑)
深町:はい。どうなってしまうんだろうみたいな(笑)。
ランズベリー:モモセは、「面白いやつだな」みたいにノッてきて、他の三人は冷静に、ドン引きしているかも(笑)。
深町:確かに、ツッコまれそう。イヌタケとか、ツッコミ担当な感じしますもんね。
ランズベリー:うんうん。
――ディースバッハ男爵は「セツダン倶楽部」「無色の空と嗤う糸」というダークサイドの濃いユニットと共演されているので、「Momotroop」や「Bremüsik」などの明るいキャラクターたちと共演したら、また違った一面が見えそうな感じもします。
深町:その状態が、すごく想像できないので、逆に興味深いなと思っています。