夏アニメ『とある科学の一方通行』5つの見どころ紹介|最強にして最凶の“悪”アクセラレータ(CV:岡本信彦さん)が死者を操る術をもつ少女と出会い物語が動き出す!
鎌池和馬先生によるエンタテイメントノベル『とある魔術の禁書目録』。
『とある科学の超電磁砲』に続くスピンオフコミックのひとつとなる『とある科学の一方通行』のTVアニメが、いよいよ2019年7月より放送開始となります。
本稿では、本作の見どころを5つに分けてご紹介します。学園都市最強の超能力者(超能力者(レベル5))にして、最強にして最凶の“悪”と謳われるアクセラレータ(CV:岡本信彦さん)を主役に据え、一体どのような物語が描かれるのかに注目を。
1.学園都市最強の超能力者(レベル5)・アクセラレータがその闇に挑む!
TVアニメ3期+劇場版まで制作された、鎌池和馬先生によるエンタテイメントノベル『とある魔術の禁書目録』。
7人の超能力者(超能力者(レベル5))の第三位・御坂美琴(CV:佐藤利奈さん)を主人公に据えたスピンオフコミック『とある科学の超電磁砲』もTVアニメ化され、人気を博しました。
本作『とある科学の一方通行』はそんな“「とある」シリーズ”のスピンオフコミックのひとつで、人気キャラクター・アクセラレータが主人公を務めます。
時系列は“絶対能力進化(レベル6シフト)計画”の後、天井亜雄(CV:鈴木達央さん)に関するエピソードでラストオーダー(CV:日高里菜さん)に出会った直後。
上条当麻(CV:阿部 敦さん)に敗北し、ラストオーダーと出会った直後のアクセラレータがどんな出来事に巻き込まれていたのか。ぜひお楽しみに!
2.主人公のキャラクター性からか今回はダークな雰囲気
“最強にして最凶の『悪』――アクセラレータが、学園都市の『闇』をなぎ払う!!”というキャッチコピー通り、本作では学園都市の暗部が主な舞台となります。
『禁書目録』や『超電磁砲』でも学園都市の闇が描かれ、そこにキャラクターたちが立ち向かっていくという点はシリーズの大きな要素のひとつでした。
その2作と今回の『一方通行』の大きな違いと言えば、主役を務めるアクセラレータ自身が上条当麻や御坂美琴と違い闇の側の人間であること。
それもあって作品の雰囲気からして異彩を放っており、終始ダークな空気が流れています。
シスターズ(CV:ささきのぞみさん)との一件から、正しいだけの人物ではないことが明らかなアクセラレータ。
性格的な面からか中々荒っぽい手段を取ることも多く、普通に協力を求めても理由がなければ助けてはくれません。もちろん当麻のようにわざわざ面倒ごとに首を突っ込むことも、ほとんどないと言えるでしょう。
しかしラストオーダーやシスターズが絡むとなれば話は別。独自の信念から“悪”の道を往くアクセラレータが、学園都市の暗部とどのような戦いを繰り広げるかに期待です。
3.エステル=ローゼンタール(CV:久保ユリカさん)は“魔術”サイドの人物か!?
本作で新たに登場するヒロイン・エステル。死者を操る術を扱うということで、“科学サイド”ではなく“魔術サイド”のキャラクターであることが予想されます。
ということは、学園都市の闇だけでなく魔術サイドのキャラクターも複雑に絡まりあって物語が進むことになるのでしょうか。
“科学と魔術”が交差するというと『禁書目録』を思い出す人は多い事と思いますが、主人公が当麻ではない点がやはり本作の要。天井亜雄の事件の後に、既にアクセラレータが魔術サイドと絡んでいたことは驚きです。
本作時点のアクセラレータが、魔術が引き起こす現象をどのように捉えていたのかは注目したいところ。もしかしたら『禁書目録』も含め今後のシリーズへの伏線になる可能性も!?
4.ラストオーダーをはじめとした“シスターズ(シスターズ)”も活躍!?
美琴のクローンである2万人ものシスターズをアクセラレータが殺害することで、超能力者(レベル5)のさらに上の領域に手を伸ばそうとした“絶対能力進化(レベル6シフト)計画”。
この試みの後にアクセラレータがラストオーダーを救った直後が本作と言うことで、シスターズの登場も予想されます。
ラストオーダーともミサカネットワークで情報を共有している彼女たちが、アクセラレータと共闘する可能性も……!?
その場合アクセラレータとどんなやり取りを行うのか、そして「とある」シリーズと言えばバトルも熱いので、そちらでの活躍があるやも知れません。
5.学園都市の科学者&研究者にまともな奴はほぼいない
聖音高等学校に所属する研究者としてキャラクター紹介にある菱形幹比古(CV:逢坂良太さん)ですが、これまでのシリーズを知っているファンなら真っ先に黒幕ではないかと疑う人物です。
それは何故かと問われれば、これまで「とある」シリーズに登場してきた研究者や科学者たちを思い返してみるとわかります。
テレスティーナ・木原・ライフライン(CV:大原さやかさん)、木原数多(CV:藤原啓治さん)といった“木原”姓を持つ連中をはじめ、ほかにも子供たちを実験動物扱いするようなまともじゃない皆様ばかり。
もちろん研究者や科学者だからといって全員が全員悪人ではありませんが、やはり疑わざるを得ない面があるのは明らか。
それでも“警備員(アンチスキル)”の黄泉川愛穂(CV:甲斐田裕子さん)や、その昔馴染みである芳川桔梗(CV:冬馬由美さん)をはじめ、子供たちを守ろうと動く大人たちがいるのもまた事実。
闇を作り出している大人たちと、そこから救い出そうとする大人たち。そのどちらもが、本作でもきっと登場することでしょう。
『とある科学の一方通行』の5つの見どころをご紹介しました。『禁書目録』『超電磁砲』と雰囲気こそ違いますが、そこはやはり“「とある」シリーズ”のひとつ。
本作から新たに登場するキャラクターはもちろん、各作品をまたいで活躍するキャラクターも多数登場します。ぜひシリーズに初めて触れる方も、これまで追いかけてきたという方も一度視聴してみてはいかがでしょうか。
[文・胃の上心臓]
TVアニメ『とある科学の一方通行(アクセラレータ)』作品情報
放送情報
2019年7月よりAT-X、TOKYO MX、MBS、BS11にて放送開始予定!!
STAFF
原作:鎌池和馬+山路新
キャラクター原案:はいむらきよたか・山路新
監督:鎌仲史陽
シリーズ構成:杉原研二
キャラクターデザイン:八重樫洋平
音響監督:明田川仁
音楽:井内舞子
アニメーション制作:J.C.STAFF
CAST
アクセラレータ:岡本信彦
ラストオーダー:日高里菜
エステル=ローゼンタール:久保ユリカ
主題歌
オープニングテーマ:THE SIXTH LIE
エンディングテーマ:sajou no hana
公式サイト
とあるプロジェクトポータル
とあるプロジェクト公式ツイッター(@toaru_project)