早乙女太一さん&中島かずきさんが登壇した「映画『プロメア』大ヒット記念ゲキ×シネ×プロメア一夜のチャンピオン祭」公式レポートが到着!
『天元突破グレンラガン』や『キルラキル』など、数々の熱いアニメを生み出んだ今石洋之監督と、脚本の中島かずきさんのコンビが再びタッグを組んで送り出した映画『プロメア』がロングラン大ヒット上映中です。
この度、2019年8月5日(月)に開催された、【映画『プロメア』大ヒット記念ゲキ×シネ×プロメア一夜のチャンピオン祭】の公式レポートが到着。
イベントには、消防隊<バーニングレスキュー>に所属する主人公・新人隊員ガロの宿敵となるリオ役の早乙女太一さんと、脚本の中島かずきさんが登壇しました。
映画『プロメア』 大ヒット記念ゲキ×シネ×プロメア一夜のチャンピオン祭公式レポート
ゲキ×シネは劇団☆新感線の人気舞台の映像を映画館で楽しむ話題の映像エンターテインメント。
中島かずきは劇団☆新感線の座付き作家として数々の舞台脚本を手掛けており、今回『プロメア』とコラボする『蛮幽鬼』(2009年上演)も中島が脚本を手掛けました。
早乙女太一、堺雅人も同舞台に出演しており、『プロメア』の主要キャラクター、リオとクレイのキャスティングに際しては『蛮幽鬼』での演技が念頭にあってオファーがなされたといいます。
様々な繋がりから生まれた今回のコラボ上映イベント、『蛮幽鬼』上映後に早乙女と中島が登壇すると会場からは大きな拍手が起こり、早乙女は「今日は全部で6時間ですか。長時間でおしりと腰が心配です(笑)最後まで楽しんでいって下さい」と挨拶。
MCから今回の企画経緯を聞かれた中島は「先ず『プロメア』が皆さんの情熱でここまで成長しまして、もうすぐ興行収入が10億いきそうなんですね。その流れを見ていて、堺くん、太一くんが出ている『蛮幽鬼』を何故上映しないんだという声も聞こえていたので、一度に観られる企画があると面白いのではないかと思って新感線側に相談したら動いてくれて。おまけについさっき新幹線の舞台に出ていた太一くんまで来てくれて夢の様な企画になりました。僕が一番嬉しいんです。ありがとうございます」と観客に熱い感謝の言葉を述べました。
劇団☆新感線の舞台『けむりの軍団』への出演終わりに駆けつけた早乙女も会場の熱気に驚きつつ、「ここまですごいことになっているとは知らなかったので、皆さんが広げてくれているんだなと思うと本当に嬉しいです」とコメント。
今回のイベント名である“チャンピオン祭り”というネーミングに対してMCから質問を受けた中島は「新感線で“いのうえ歌舞伎”とはまた違った楽しい芝居をやる時に“チャンピオン祭り”って名前を付けてきたんですが、『プロメア』の配給の東宝さんでも僕らが子どもの頃ゴジラとかアニメーションを一緒に上映する“東宝チャンピオン祭り”っていうのがありまして。それが好きで新幹線でも“チャンピオン祭り”っていう名前にしたので、東宝さんに戻ってきた感じですね(笑)」と今回のイベントタイトルの秘密を明かしました。
劇団☆新感線デビュー作だった『蛮幽鬼』についての思い出を聞かれた早乙女は、「13歳の頃に初めて『髑髏城の七人』を観てすごく感動したんです。自分が新幹線に出れるなんて微塵も思っていなかったので、すごく嬉しかったのを覚えていますね。当時はお芝居に苦手意識があって怖かったんですが、剣の方で頑張ろうと思ってひたすら練習していました」と当時を振り返りました。
新感線特有の立ち回りが多い展開について中島が「僕はト書きを一行書いているだけなんですけどね」とトボけると、早乙女が「“壮絶な”って書いただけで大変な事になりますから(笑)字は少ないんですけど(笑)」とツッコミを入れるなど軽妙なやり取りで会場を笑わせました。
中島の脚本について早乙女は「『プロメア』もそうですけど、かずきさんの書くまっすぐな熱さや勢い、馬鹿馬鹿しさやカッコ良さというのがもの凄くシンプルでストレートなので、もっと多くの人に観て貰いたいです」とコメント。
逆に中島は早乙女の魅力について「何かを背負わせたら日本一だと思うんですよね(笑)『プロメア』もバーニッシュという一族を率いている男なんですが、つい何かを背負わせたくなる(笑)」と語りました。
ここで最近『プロメア』の応援上映を観たという中島にMCが感想を求めると「面白い。お客さんが一緒に台詞を叫んでくれるんですよ。サザンのライブでお客さんが“そうね大体ね!”って返す感じ(笑)舞台だと言葉でしか表現できないから名前も台詞も音にした時に響く言葉をかなり意識して書いているので、応援の様子を見ながら口に出したら気持ちのいい台詞なんだなと(笑)作った身としては感謝です」とコメント。
早乙女も中島の書く台詞について「舞台上だからこそ言える台詞が多くて、普通だと恥ずかしいくらいどストレートだったりするんですけど、舞台で照明や音楽と一緒になるともの凄くカッコ良くみえるんです」と中島ならではの台詞について語った。
最後に早乙女が「こんなに応援して頂いて本当に嬉しいです。皆様のお蔭です。感謝しています」と挨拶し、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。
イベント概要
日時:2019年8月5日(月)
会場:新宿バルト9 スクリーン9
登壇者:早乙女太一、中島かずき(脚本)(敬称略)
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『プロメア』作品情報
STORY
世界大炎上―― 全世界の半分が焼失したその未曽有の事態の引き金となったのは、突然変異で誕生した炎を操る人種〈バーニッシュ〉の出現だった。
あれから30年――攻撃的な一部の面々が〈マッドバーニッシュ〉を名乗り、再び世界に襲いかかる。
対バーニッシュ用の高機動救命消防隊〈バーニングレスキュー〉の燃える火消し魂を持つ新人隊員・ガロ(松山ケンイチ)と〈マッドバーニッシュ〉のリーダー・リオ(早乙女太一)。
熱き魂がぶつかりあう、二人の戦いの結末は。
STAFF
原作:TRIGGER・中島かずき
監督:今石洋之
脚本:中島かずき
キャラクターデザイン:コヤマシゲト
美術:でほぎゃらりー
美術監督:久保友孝
色彩設計:垣田由紀子
3DCG制作:サンジゲン
3Dディレクター:石川真平
撮影監督:池田新助
編集:植松淳一
音楽:澤野弘之
音響監督:えびなやすのり
タイトルロゴデザイン:市古斉史
主題歌:「覚醒」「氷に閉じこめて」 Superfly(ワーナーミュージック・ジャパン)
アニメーション制作:TRIGGER
製作:XFLAG
配給:東宝映像事業部
CAST
ガロ・ティモス:松山ケンイチ
リオ・フォーティア:早乙女太一
クレイ・フォーサイト:堺雅人
アイナ・アルデビット:佐倉綾音
レミー・プグーナ:吉野裕行
バリス・トラス:稲田徹
ルチア・フェックス:新谷真弓
イグニス・エクス:小山力也
エリス・アルデビット:小清水亜美
ヴァルカン・ヘイストス:楠大典
ゲーラ:檜山修之
メイス:小西克幸
ビニー:ケンドーコバヤシ
デウス:古田新太
ビアル・コロッサス:柚木涼香
公式サイト
公式Twitter(@promare_movie)