![モンストアニメ新シリーズ『ノア 方舟の救世主』福島 潤×小倉 唯×オーイシマサヨシ座談会](https://img2.animatetimes.com/2019/08/5d4ba2dac4b7b_7ff240a462ec32aacdc4bc9f66c51eb4.jpg)
アニメ『モンスターストライク』新シリーズ「ノア 方舟の救世主」福島 潤さん×小倉 唯さん×オーイシマサヨシさん座談会|挑戦的な手法で収録したバトルやアクション
2013年からサービススタートしたスマホアプリ『モンスターストライク』は2015年から、アニメ「モンスターストライク」公式YouTubeチャンネルにてアニメ配信もスタートし、現在も好評配信中!
このたび7月27日よりアニメ「モンスターストライク」新シリーズ「ノア 方舟の救世主」がスタート。
これを祝して、先日7月13日・14日に幕張メッセで行われたミクシィのXFLAGの一大イベント「XFLAG PARK 2019」に出演したオラゴン役の福島 潤さん、パンドラ役の小倉 唯さん、新シリーズの主題歌「Hero」を歌うオーイシマサヨシさんの豪華座談会が実現!
スマホアプリ『モンスト』とモンストアニメの魅力や、モンストアニメ新シリーズの見どころなど語ってくれました!
『モンスト』はコレクター心と少年心をくすぐられるゲーム。様々なコラボも魅力!
――『モンスターストライク』(以下、『モンスト』)をプレイしたことはありますか?
オラゴン役 福島 潤さん(以下、福島):はい。まずコレクター心をくすぐられるゲームだなと思います。魅力的なキャラや使ってみたくなるキャラばかりですし、以前から登場しているキャラも強くなっているし。
僕は2年前からプレイし始めて、タイミング的に遅いかなと思ったけど、自分なりのペースで追いつけていけるし、いろいろ楽しむことができて、本当によくできたゲームだなと思います。今も毎日、遊ばせていただいています。
新シリーズ主題歌担当 オーイシマサヨシさん(以下、オーイシ):僕はリリース当初にハマってプレイしています。ゲーム性の素晴らしさに加えて、コレクター性もあって少年心をくすぐられるんですよね。キャラの種類や獣神化などでパワーアップするところとか。
福島:コラボもおもしろいですよね。
オーイシ:そうなんです!
福島:毎回、「まさかコレとコラボするとは!?」みたいな新鮮な驚きがあって。コラボがあるたび、全部集めています。
――また世界累計利用者数が5千万人を超えるゲームなので、出演が決まると反響も大きいのでは?
パンドラ役 小倉 唯さん(以下、小倉):ゲームやアニメを通じて私がパンドラを演じたことを知ってくださった方からたくさんの声をいただきました。
それもファンの方だけではなく、知り合いのお子さんやお父さんがプレイしているとか、美容室の方からも「いつも声聴くよ」と言われたり。
幅広い年齢層の方がプレイされているので、「私がパンドラの声をやっているんだよ」と言ったら、たくさんの人に認識してもらえると思うとうれしい気持ちでいっぱいです。
福島:だってパンドラ優秀だもん! 強いし、僕も神化も進化も、両方使ってますから。
小倉:うれしいです(笑)。
福島:オラゴン使わないもん!……いや何でもないです(笑)。
▲パンドラ(CV:小倉 唯)
ゲームでは表現しきれない世界観やキャラクターへの感情移入があり、更にゲームが楽しくなる『モンストアニメ』
――ゲームだけではなく、アニメも配信されていますが、アニメに出演して感じた印象を教えてください。
福島:ゲームにとどまらず、いろいろな表情や動きができるので、アニメもすごく好きです。オラゴンはよくツッコまれたり、飛ばされたりするところとか、泣いたり、わめいたり、喜怒哀楽が激しいキャラなので演じていて楽しいです。
物語もレンたち人間界のお話だけでなく、モンスター界のお話もやったり、ゲームのバックボーン、向こう側の世界が広がっているなという感覚がして、とてもワクワクしています。
小倉:ゲーム収録では、絵に自分の声だけで表情や動きを付けるけど、アニメだと動く映像があるので、両方やれることでキャラへの理解度が増していったと思います。
特にパンドラは動きが特徴的なキャラに化けていったなという印象があって。
例えばパンドラの袖は長いんですけど、アニメではその袖を使っておもしろい動きをするので、アフレコでは毎回、「どんなアドリブ入れようかな?」と考えるのも楽しいです。
また「ドララ」という言葉も当初はそんなに連発してなかったのに、アニメでアドリブを増やす時に使う頻度が高くなった気がします。
福島:わかる! 僕も「オラ~」ってよく言うもん。
小倉:あとパンドラってすっとんきょうなことをよくするキャラですけど、物語の重要な役割を担っているので、作品に欠かせない役割をさせていただいていることを実感できるし、やりがいも感じています。
福島:そしてアニメを見ているとゲームもより楽しくなります。
小倉:確かにそうですよね。
福島:プレイ中に「そういえば、このキャラにはああいう過去があったな」と思い出したりすることもよくあるし。ぜひゲームとアニメ、両方楽しんでほしいですね。
――ちなみにオーイシさんは『モンスト』のアニメをご覧になったことは?
オーイシ:もちろんです! 「これは劇場版じゃないのかな?」と思うくらいクオリティが高くて。特にバトルシーンはすごいですよね。
小倉:とてもきれいですよね。
福島:個人的にはオラゴンの質感が気に入ってます(笑)。
オーイシさんのパンドラの印象は「萌え袖」!? オラゴンは一番注目したいキャラ
――ご自身が演じるキャラクターの印象をお聞かせください。まず福島さん演じるオラゴンについてお願いします。
福島:オラゴンは僕の願望を詰め込んだキャラだなと思いました。僕はもう子供には戻れないけど、自分の少年時代の記憶と、「昔、もっともっと遊びたかったな」という叶えられなかった願望を、オラゴンを通して実現したり、子供時代に戻って遊んでいる感覚で演じさせていただいています。
――実はすごく人間臭いキャラだなと思いました。
福島:反応が素直なんですよね。だから真っすぐな気持ちがセリフに乗っかればいいかなと思ってやっています。
――次は小倉さん演じるパンドラについてお願いします。
小倉:ゼウスおじいちゃんのパンドラの箱をうっかり開けちゃうという設定から既におっちょこちょいでドジだけど、嫌みではなく、放っておけないと思わせるところが魅力かなと思います。
パンドラは失敗しても落ち込まず、いつもポジティブですが、私もたまにドジなところや変に前向きなところもあるので私に似ているかもと思いつつ(笑)。
収録の時はいつもテンションを上げて、私も楽しみながら演じています。またパンドラは周りを常に巻き込んでしまう子なので、シリアスなシーンでも他のキャラに引っ張られないように心がけています。
彼女はどこにいてもパンドラであり続けるところも魅力的なところかなと思っています。
福島:オラゴンとは真逆ですね。オラゴンは接する人によって態度がコロコロ変わるから。だから幅を大切にしています。
――ではお互いのキャラについての印象もお聞かせください。
福島:パンドラは真っ先に手に入れたキャラですから。ゲームでも大切に遊んでいますし、アニメでも今回ピックアップされるということで楽しみです。これから先、絡んでいけるのかなと思うと楽しみでしかたないです。
ちなみに「出てこいや~!」がすごく好きでした。
小倉:あれはかなりディレクションがありまして、何回も収録したんです。
福島:本当に!? 完璧だったよ! 超かわいかった!
小倉:ありがとうございます。実はオラゴンの声を初めて聴いた時、潤さんだとわからなくて。
福島:ちょっと加工されているしね。
小倉:こういう役も演じるんだって、とても意外でした。でもキャラクター性とすごくマッチしていて、憎めないし、愛らしくて、みんなに好かれるキャラだなと思いました。見た目もかわいいですね。
福島:頑張ります!
――オーイシさんはオラゴンとパンドラにどんな印象がありますか?
オーイシ:パンドラはビックリするくらいの萌え袖で……。
小倉:あれは萌え袖なんですか?(笑)
福島:そうか、萌え袖なんだ!
オーイシ:萌え袖を遥かに超えてますけど(笑)、めっちゃかわいいキャラだなと思います。オラゴンは0話から登場していて、彼の元にヒーローが集まってくるので、一番注目していきたいキャラです。
福島:「ハッピーバースデー! オラさまー」はすごく気合いを入れてます。
オーイシ:そうなんですね(笑)。
▼「モンストアニメ」第0話
パンドラが異世界でストライクワールドを救う最後のヒーローと出会う「ノア 方舟の救世主」がスタート! 挑戦的な手法で収録したバトルやアクション!?
――7月27日より新シリーズ「ノア 方舟の救世主」が始まります。(取材は7月13日・14日に開催されたミクシィのXFLAGの一大イベント「XFLAG PARK 2019」にて行いました) パンドラは物語の中心にいる1人ですが、演じていてどんな印象を感じましたか?
小倉:驚きの連続でしたね。初めての世界観で、パンドラがいつもと違う世界に来てしまったというところから始まりますが、新キャラも登場するし、ストーリーの設定も割とシリアスで。
でもケセドというキャラがこのシリーズの鍵を握る存在で、仲間との絆や人の心の動き方、伝えたいメッセージも込められていて、とても良いシナリオだなと思いました。
あと映像面でもバトルシーンがとても迫力があるし、絵もきれいです。アフレコの時の映像も今まで見たことがないものが……。
XFLAG PICTURES担当:モーションキャプチャーのアクターさんがアクションをしている様子をビデオコンテ(動画コンテ)に入れさせていただいて。
福島:そうなんだ!
XFLAG PICTURES担当:アクターさんの動きも合成されていて、ダンボールで怪物を作ってもらったりとかして。
小倉:だから動画コンテだけでも1つの作品を見ているような気分でした。これがどうキャラに落とし込まれるのか、楽しみで、実際に1話を見たら素晴らしくて、バトルの迫力や動きにまでちゃんと反映されていて驚きました。
あとノア役の斉藤壮馬さんが、実際の人が演じているから呼吸する動きなどもわかりやすくて、息芝居も入れやすかったとおっしゃっていました。
だから今までと違う感覚で、皆さん、バトルシーンをアフレコできたんじゃないかなと思います。
福島:いいなあ。僕もバトルしたい。
一同:(爆笑)
▲ノア(CV:斉藤壮馬)
――オーイシさんはその「ノア 方舟の救世主」の主題歌「Hero」を担当されていますが、どんな曲になったのか、ご紹介お願いします。
オーイシ:曲名通り、とてもヒロイックな歌詞で、みんなを助けていきたいという内容になっています。
お気に入りの歌詞は「なんだかんだ言ったって僕たちがヒーローさ」で、結果的に自分自身がヒーローになるべきなんだと背中を押してくれたり、勇気づけてくれるのが好きです。
サウンドはラウドロックを基調にしているけど、疾走感やさわやかさがあって、ノアっぽい曲になっていると思います。
またバックには玄人が聴くとうなるような音が流れているので、そのあたりもじっくり聴いていただけたら。
――レコーディングの際に心がけたことはありますか?
オーイシ:熱く、カッコよく、みんなが一緒にノレる曲になればと思って、レコーディングに臨みました。
――元気で明るく、エネルギッシュな歌声や曲調なので、EDで流れるとワクワクするし、次回が更に楽しみになりました。
オーイシ:ありがとうございます。毎回の物語の最後から次への期待感につながればいいなと思っています。
『モンストアニメ』は皆さんに元気や活力を与えてくれていると思いますが、ヒーローソングもそんな側面もあるので、聴いて元気になったり、エネルギーを補充してもらえたらうれしいです。
▼アニメ「モンスターストライク」~ノア 方舟の救世主~ 主題歌『Hero』が収録されているCD
新キャラのノアは常にポジティブ、ケセドは鍵を握るキャラ。敵キャラのデザインにも注目! パンドラの新たな面も!?
――「ノア 方舟の救世主」の見どころや注目ポイントは?
小倉:やっぱり、5人目のヒーローであるノアを含めた新キャラとバトルシーンですね。
あとパンドラは今まで事件を起こすだけで、行動に対して責任を持つことがなかったんですけど(笑)、今回はバトルに参戦していたり、今までに見られなかった、ちょっと頼もしい姿も感じていただけると思います。
私自身、最初は「どこまでやっていいのかな?」とちょっと戸惑いましたが(笑)、頑張りました。
もちろん彼女らしさも見られます。他のキャストの皆さんも素敵なお芝居をされているので、期待を裏切らない作品になったと思います。
――パンドラに、新ヒーローのノア、彼をサポートするオペコ、パンドラと共にやってきたケセドなど、4人を中心に物語が進んでいきますが、それぞれの性格や思惑の違いもおもしろいですね。
小倉:4人は本当にバラバラですが、いいチームだなと思います。ある出来事をきっかけに絆を深めていきます。ノアはどんなことがあっても常にポジティブで。
ケセドはかなりハチャメチャでコミカルなキャラであり、重要な存在なので、彼の行動にも注目していただきたいです。
――そしてノアやパンドラの前に立ち塞がる敵も今までにないデザインであり、個性的です。
小倉:敵はとっても気持ち悪いです(笑)。完成した映像を見ても「こんなに気持ち悪くなるんだ」と思ったし、すごい迫力でした。
――全体的にコミカルなシーンとシリアスなシーンのバランスもいいですね。
小倉:毎回、緩急がついた展開や演出になっていて、後半になってくるとパンドラも心の内を話すシーンがあったり、それぞれのキャラの心情が丁寧に描かれているので、お子さんだけでなく、大人が見ても感じる部分が多い作品になったかなと思います。
ゲームやアニメの随所に感じる挑戦とリアルイベントなどでどんどん広がっていく『モンスト』ワールドが魅力!
――改めて『モンスト』の魅力やおもしろさとは?
福島:ゲームはもちろんおもしろいけど、アニメも見るとキャラを使う時に背景がわかるし、ゲームでは聞けない声やセリフがあったり、物語が見えてくるのでより楽しめます。
そして『XFLAG PARK』のように『モンスト』ファンがリアルで集まれるお祭りもあるのも素晴らしいことだなと思います。
『モンスト』は常にいろいろなことにチャレンジしていることも肌で感じられるし、熱量がある作品だからたくさんの人が引き付けられているんじゃないかなと思います。
小倉:『モンスト』は様々な展開やコンテンツがあるので、ゲームから入る方もいれば、アニメから入る方もいたり、入口がたくさんあるのがいいですよね。
サービス開始からターゲットを絞らず、幅広い年齢層や性別を問わず、長い期間、たくさんの方が楽しめて、愛されていることに魅力的である理由の1つだと思うし、『XFLAG PARK 2019』にこんなにたくさんの方が来てくださることでわかると思います。
オーイシ:いいゲームは外に飛び出していくものという持論があって。『XFLAG PARK』のようなイベントがあったり、アニメもレギュラー配信に加え、劇場版になったり、主題歌や音楽なども楽しんでもらったり、どんどんメディアミックスが進んでいるところが魅力かなと思います。
そしてゲームをプレイするだけではなく、実際に触れられるとか、見られるといった付加価値もどんどん付いていっていますが、僕も今回、主題歌を担当させていただいたり、『XFLAG PARK 2019』に初参加させていただき、歌わせていただくことでその役割を少しでも果たせたらいいなと思っています。
そして今後もすそ野がどんどん広がっていくことを期待しています。
――では最後に読者の皆さんへメッセージをお願いします。
オーイシ:今回、初めて『モンストアニメ』の主題歌を歌わせていただき、とても光栄です。スマホアプリの『モンスト』はプライベートでずっと楽しんでいたので、お話をいただいた時はすごくうれしかったです。
あとノアを演じる壮馬君はとても仲の良い声優さんで、「一緒に作品を盛り上げようね」と話したので、このシリーズを盛り上げていければいいなと思っているし、その力になるように一生懸命、主題歌「Hero」を歌っていきますので、ぜひ聴いてください。
小倉:パンドラは数年に渡って演じさせていただいて、私にとっても思い入れのあるキャラなので、「ノア 方舟の救世主」でも重要な役どころとして参加できることがとてもうれしいです。
そしてアニメはYouTubeで配信されていることで世界中の方にも見ていただけると思うし、私も全力で演じていますので、日本中、世界中の方に見ていただき、『モンスト』が世界中にもっと広がっていくことに期待しています。
福島:アニメがTVではなく、YouTubeで毎週、配信されるというスタイルも新しいし、ゲームやアニメなど様々なチャレンジをずっと行っているという印象があります。
勢いがあるし、今までになかったものを生み出してくれるタイトルだと思っています。ゲーム、アニメ、イベントすべて一緒に楽しみながら盛り上がっていきましょう。
そしてまだ『モンスト』に触れていないあなた! 遅くないですよ。2年前から始めた僕も楽しめていますから。
まずはアニメを見てからでもいいし、好きなキャラを見つけたらそれを手に入れる目的でゲームを始めるのもOKです。
僕らが命をかけて、吹き込んでいる声を、アニメ、そしてゲームでも聴いてほしいし、たくさんの方に『モンスト』の世界に入ってもらえることを楽しみにしています。
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