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木津つばささん×小林裕介さんによるミュージカル『アルスラーン戦記』記念対談!

ミュージカル『アルスラーン戦記』開幕目前! ミュージカル版 俳優・木津つばささん&アニメ版 声優・小林裕介さんによるWアルスラーン対談をお届け!!

荒川弘さん(漫画)×田中芳樹さん(原作)による、アニメ化もされた人気コミックスが原作のミュージカル『アルスラーン戦記』。

2019年9月5日(木)~8日(日)、大阪公演がCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて、2019年9月11日(水)~16日(月・祝)に、東京公演がTHEATRE1010にて開催されます。

ミュージカル上演を目前に、ミュージカルでアルスラーンを演じる俳優・木津つばささんと、アニメでアルスラーンを演じる声優・小林裕介さんのWアルスラーン対談が実現!

『アルスラーン戦記』&アルスラーン愛あふれるトークをご覧ください。

驚きのミュージカル化で、劇中歌や大軍勢の表現に興味津々☆

――『アルスラーン戦記』のミュージカル化を知った時、出演することが決まった時の感想は?

ミュージカル版アルスラーン役・木津つばささん(以下、木津):『アルスラーン戦記』はアニメも見ていたし、すごい作品ということがわかっていたので、ミュージカル化すると聞いた時には驚きました。

そして、アルスラーン役のお話をいただいて、とても光栄なことだなと思いつつ、僕にできるのかなという不安もありました。

30年に渡って紡がれた大作で、これまでコミカライズやアニメ化もされ、たくさんの方に愛されている作品なのでプレッシャーも大きくて。

でも、関わらせていただく限りは、素敵なステージになるように頑張ろうという気持ちでいっぱいです。

アニメ版アルスラーン役・小林裕介さん(以下、小林):僕もお話を聞いた時はビックリしました。舞台ならわかるけど、ミュージカルという点も驚きで。

『アルスラーン戦記』は、たぶん華やかではなく、むしろ泥臭く戦いやドラマが描かれている気がして、そこが魅力でもあるんですけど、ミュージカルにするとなるとまったく想像がつかなくて。

だからワクワクしているし、ただもう楽しみで。(木津さんに)もう、歌のレッスンはやっているんですか?

木津:はい。歌も殺陣の稽古も始まっています。

小林:曲はどんな感じなんですか?

木津:原作が重厚なお話なので、歌も割と重めで(笑)。

あと、10万とかの軍勢が作中に登場しますが、それを今回アンサンブルの10人でやらなきゃいけなくて。

小林:すごいですね!?

木津:熱量と気合で乗り切るしかないですね。ちなみに、アニメでも限られたキャストさんで大軍勢を演じるのは、大変じゃないですか?

小林:そうですね。一生懸命声を上げて、後は科学の力で(笑)。

でも、すごい熱量を発する人×10万だと思うので、1人の発する熱量はきっと変わらないし、すごい圧があれば伝わると思います。

あとは、「頑張ってください」としか言いようがありません。

木津:頑張ってくれるのはアンサンブルの人たちなので。何かあったら、舞台袖から僕も声を出そうかな、くらいは思っています(笑)。

小林:(アンサンブルの皆さんは)ある時はパルス軍、ある時は敵を演じたり、衣装替えも大変そうですね。

今、お話を聞いていても全体像が想像つかなくて。楽しみでしょうがないです。

――木津さんは今回、関わる前から『アルスラーン戦記』をご存じだったようですが、アニメや原作をご覧になって感じた作品の印象は?

木津:パルス王国の王太子として生まれたアルスラーンが、子供の頃から過酷な状況を乗り越えていく姿や、キャラクターそれぞれ1人ひとりに信じる正義があり、それを信じて戦っていくストーリーは、魅力的だなと思いました。

また、アルスラーンには、彼と一緒に戦い、支える仲間たちがいますが、みんな個性的で、今回(そんなキャラクターたちを)演じる役者陣もまた個性的で。

皆さんの演技も素晴らしく、稽古の段階から「ああ、これは『アルスラーン戦記』だな」と実感しています。

アルスラーンを演じる2人が意識する点は“芯の強さ”

――お2人は、アニメとミュージカルとフィールドは違いますが、同じアルスラーンを演じています。アルスラーンの印象と、演じる時に心がけることは?

小林:僕がアニメで演じたのは、もう4年前になりますが、いまだに覚えています。

彼の成長譚に尽きるストーリーなので、最初は幼さも見える、外の世界のことを知らない子が、突然どん底まで落ちて……という、想像を絶する状況で。

でも、いずれは王となる立場なので、経験や資格を積み重ねていかないと、いざ王国を奪還した時に何もできず、崩壊してしまうかもしれない。だから、どのポイントで王となる決意や意志が変わったのかを、自分の中では明確につけていきました。

最初の転機は(父王の部下・)カーラーンの死で、ここから何かを大きく変えなくちゃいけないな、と考えていました。

逆に、最初から変えないようにしようと考えたのは芯の強さで、自分の中にこうしたいという明確な意志があり、それを言葉にできる強さが、僕は芯だと思っていて。

でも、ワガママなように聞こえると急に現代的になってしまうので、あくまで気品ある王族としての、発言の仕方や口調など繊細に作っていった記憶があります。

木津:ありがとうございます!

小林:え?(笑) 何がですか?

木津:こんな貴重なお話を、直接聞ける機会はなかなかないので、勉強になります。

僕は、演じ始めてからまだ短い期間ですが、アルスラーンの成長物語なので彼の芯の強さを、ドラマや戦闘ではもちろん、ミュージカルなので歌でも伝えられるので、常に意識しながら稽古に取り組んでいます。

小林:ちなみに、今回はどこまでのエピソードをやるんですか?

木津:〇〇のエピソードまでやります。
※こちらは是非舞台を観てお確かめください

小林:えっ!? 上演時間はどれくらいなんですか?

木津:2時間ちょっとです。だからスピード感とテンポ感があるミュージカルになります。

実は最初も、いきなりあのシーンから……(小林さんへ説明)。

小林:それは壮絶ですね! 積み重ねとか(今)話した部分は忘れてください(笑)。

この短時間でどうやってキャラクターの成長を見せていくか悩みますね……。

アニメと同じやり方では成立しないだろうし……難しいな。ゾワっとしますね。

好きなシーン&キャラと言えば……木津さんにとって「小林さんは神」!

――『アルスラーン戦記』で好きなシーンや印象的なエピソードを挙げてください。

小林:この作品では、人が死ぬシーンに大きな意味があったり、(それが)きっかけで大きく流れが動くことが多いんですよね。

(エトワールの後見役・)バルカシオン伯が死んだシーンは、(敵軍の騎士・)エトワールがこちらの陣営につくきっかけになったり。

また、(アルスラーン側の将・)バフマンの死のシーンは原作とアニメでは違っていて、アニメでは(アルスラーンの宿敵・)ヒルメスと対峙した時に亡くなって、アルスラーンの迷いや不安が最高潮になっている時にバフマンが死んでしまう絶望感は、とてつもなくて。

あと、この作品は希望が見えるシーンが小さくて、ポツポツと重なって段々と大きくなるけど、絶望のシーンの大きさはハンパではなくて、一撃でどん底まで突き落とされてしまうような。

だからバフマンの死はかなり強烈で、はがゆさしかなかったです。真実を知る者がいない状態で、更に進む道を閉ざされてしまうくらいショックだったと思うし、一番印象に残っています。

木津:コミック1巻で、アニメでも描かれているシーンで、奴隷の少年に連れ去られてからありえないことが次々と起こりますが、初めてアルスラーンは外の世界を垣間見るんですよね。

奴隷解放という目標を掲げるきっかけにもなったし、世界の広さを実感できた瞬間でもあって、好きなシーンです。

彼の想いも理解できたし、アルスラーンの親友になりたいと思いながら今、演じています。

――アルスラーン以外で好きなキャラを教えてください。

小林:みんな、カッコいいからなあ。声がついて、思っていた以上に頼りになるなと思ったのは(アルスラーンの腹心・)ダリューンですね。

細谷(佳正)さんの包み込むような、慈愛に満ちていながらも覇気がハンパじゃない声、一見矛盾しているようにも思えてしっかり共存しているあの声を聞いてからダリューンがより一層魅力的になったし、いまだに大好きです。

木津:やっぱりアルスラーンしかいません!

アニメを見た時に「声優さんってすごいな」と、鳥肌が立ったことを覚えてます。『アルスラーン戦記』はコミックを読んでからアニメに入ったので、命が吹き込まれているのが実感できて。

コミックを読んでいた時にイメージした声やお芝居を軽く超えていて、すごいなって。

小林:ありがとうございます(笑)。ちなみにアニメを見たのは何歳の頃ですか?

木津:17歳の時です。

小林:マジか……それが一番衝撃かもしれない(笑)。

木津:元々、アニメが好きで、声優の専門学校に通っていたこともあって。ちょうど、初めてある作品で声優のお仕事をやらせていただいた後なので、なおさら尊敬しかないんです。

マイク前で会話させていただいたんですけど、肩の力を抜いてと思いながらも、どんどん凝っていって。だから声優さん、そしてアルスラーンを演じられた小林さんは神様です。

木津さんがリアルな衣装に苦戦!? アニメとミュージカルで、ダリューン役キャストの共通点も明らかに……

――ミュージカルの台本をご覧になったり、実際に衣装を着用した感想は?

木津:台本を読んだ時、限られた時間の中でぎゅっと濃縮して、魅力を詰め込んでいて、キャラが多い中で1人ひとりにちゃんとスポットが当たっていて、素晴らしいなと思いました。

あとは、これを僕らがしっかり演じて、具現化するだけだと気合が入りました。

そして衣装を着て、メイクして、アルスラーンになった時、これはもう後戻りできないなと(笑)。

撮影の時は緊張のあまり、顔の筋肉がバッキバキで笑えませんでした。

――衣装もかなりリアルでカッコいいですね。鎧も重そうで。

木津:鎧は重くないけど、マントが大変で。ずっとつけっぱなしなので重いし、はためかせながら動いたりするので。途中から身を隠すためのマントになるので若干、軽くはなりますけど。

公式HPをご覧になっていただくと、おわかりになっていただけると思いますが、登場人物がマントだらけで。

マイクのさばき方に気を付けること、そしてアルスラーンは幼少期から剣術を教わっていながらも実戦経験がほとんどなかったので、戦いの中で上達していくところも意識しています。

小林:僕も公式HPでPVも拝見させていただきましたが、2.5次元ってすごいなと思いました。

実は、今回の対談のお話をいただいて、「何を話せばいいんだろう?」と思ったんですけど、自分が演じた他の作品が2.5次元ステージになっていることが多くて、実際に舞台を見た方から「しっかりキャラや世界観を踏襲していて、見ているだけで愛を感じる」とお聞きして。

その上で、このミュージカルのPVを見たら、言っていた意味がわかりました。各キャラごとに剣のさばき方にも特徴があるんですけど、PVを見ただけでキャラらしさが出ていて、動きや表情で見せてくれるだけでなく、ちゃんと汲み取っていて、舞台役者さんってすごいなと。

木津:ありがとうございます! 頑張ります!

――セットや舞台美術も気になるところです。

木津:まだ完成したものは見ていませんが、イメージはイラストなどで共有できています。

こまごまと物が置いてあるというよりも、シンプルだけどちゃんと作品の世界観を表現していて。そして、役者の芝居やパフォーマンスで、シーンをイメージさせるような感じになっているかなと思います。

どんなセットになっているのかは、ぜひ劇場で確認してください。

――現在、稽古中とのことですが、稽古場の雰囲気など教えてください。

木津:みんな、仲良く和気あいあいとした雰囲気ですね。元々、過去に共演したり、知っている方も多かったので、仲良くなるペースも早くて、一緒にご飯に行ったり。

でも、締めるところは緊張感を持って、いい感じで稽古に取り組めています。

――アルスラーンの敵であるヒルメス役の伊万里 有さんは、公式コメントで、木津さんへの止まらない愛情が(笑)。

木津:ありがたいことですけど、「いいのかな?」と(笑)。いつも仲良くしていただいてうれしいです。

――稽古場では、木津さんが座長として引っ張る感じですか? それともムードメーカー?

木津:引っ張ってはいないですね(笑)。アルスラーンが助けられて、周りの人の温かさに包まれているように、僕も皆さんに助けてもらっています。

ムードメーカーはダリューン役の加藤 将くんで、ダリューンとは性格が全然違う、天然な方んです(笑)。

小林:そこは、アニメのダリューン役の細谷さんも同じかも。いつも現場のムードメーカーになってくださってるんですよ。

木津:そうなんですね!

あと、引っ張ってくれるのは伊万里さんかな。このビジュアルなのに、稽古場で頻繁に変顔しますから。めちゃくちゃふざけてくるんです。

皆さん、楽しくて、いつも和気あいあいとしてますね。そしてやる時にはやる、そんな人たちなので、安心して稽古に臨めています。

ミュージカルでの歌うシーンで心がけていることや、2.5次元ステージで感じる魅力♪

――ミュージカルなので、別に歌のレッスンもされているんですよね?

木津:ミュージカル指導の先生や歌の先生からレッスンしていただいていますが、僕は本格的なミュージカルへの出演は初めてなので、歌い方はもちろん、歌詞をセリフのように伝えないといけないと、よく言われています。

小林:実は、僕もミュージカルをやっていた時期があって。

木津:そうなんですか!?

小林:僕が以前、出演した作品も戦争モノで。重厚な雰囲気の中で、生きている人たちの明るいシーンも取り上げることでメリハリがありましたが、この作品はどうなるのかなと。

道中で仲間たちと気さくにおしゃべりできるかというと、常に追われているから難しいだろうなと思ってしまうんですけど。

木津:確かに難しいんですけど、挑戦しがいもありますね。

――木津さんはこれまで、様々な2.5次元系のステージに出演されていますが、おもしろさや難しさなど感じていることを教えてください。

木津:おもしろいところは、今回のように声優さんに会えるところ(笑)。元々アニメファンの僕としては、もはや感動しかありません。

あと、原作があるので、どこまで表現して、どこまでステージ上で世界を広げることができるか。おもしろさと同時に責任感も感じつつ、やはり作品とキャラを背負う意味もわかりますから。

また、作品ファンの方は、アニメやコミックのビジュアルと似ている、似ていないという部分はどうしても出てしまうけど、どこまで納得してもらうことができるか。お芝居や熱量で、どれだけ皆さんを引き込めるかは、いつも意識しています。

だからこそ、僕が演じたキャラを「好きになりました」と言っていただけるのが、すごくうれしいです。

――小説やコミック、アニメでは描かれていなかった部分や新たな発見も?

木津:行間やコマの中で、キャラたちがどう動いているのか、それをリアルに表現できるのは生身の役者だからかなと思っていて。

顔の表情や細かい筋肉の動きで、発しているセリフと違う内面を表現できたり、感じていただけたりするところも、2.5次元ステージの良さかなと思います。

――小林さんの2.5次元ステージに対する印象はいかがですか?

小林:僕は、今まで実際に見たことがないんですけど、PVやCMを見ると、舞台ならではのおもしろい演出や舞台じゃないとできない細かい表現を、その道のプロの方がやられるからこそ、アニメとは違うおもしろさや魅力が生まれるんじゃないかなと思います。

特に今回は、殺陣がすごく大変だろうなと。

僕は、舞台で殺陣を見るのがすごく好きで。臨場感があるし、日本刀と洋刀ではさばき方も全然違うと思うし、その時代の武器だからこその殺陣の付け方も楽しみにしています。

ぜひ、舞台に釘付けにさせていただきたいです。

木津:ヤバい! 頑張ります!

小林さんからの熱いエールを受け、木津さんが原作・アニメファンならではの楽しみ方も提案!!

――では小林さんから木津さんへの激励のメッセージをお願いします。

小林:今、お話を聞かせていただいて、木津さんも僕がアニメの1期の時に感じていたプレッシャーと同じ状態なのかなと。

主人公を演じる座長だったけど、1話では何もできなかったし、細谷さんやヴァフリーズ役の津田英三さんが優しく声をかけてくれて、溶け込んでいけたので、変に主役だからと気負わずに。

そして、あまりアニメに引っ張られないでほしいなと思います。僕も元々、かつてのアニメ化の際に山口勝平さんが演じられていたアルスラーン役を代替わりでやることになって、過去の作品を見るべきか、見ないべきか悩みました。

僕の場合は、絵柄も演出も変わるし、変にとらわれるとディレクションについていけなくなるので、あえて見ずに自分が思うままにやったら、視聴者の方に受け入れていただけました。

今回のミュージカルでも、舞台だからこそ演じられるアルスラーンを演じてほしいんです。素直に感じたまま、木津さんらしいアルスラーンを演じてもらえたらいいなと思っています。

木津:ありがとうございます!

小林:勝平さんも、僕も、木津さんも既に作品に触れているし、目指すところは同じになると思うけど、解釈の違いが出てくるのは個性なので、それを潰すくらいなら、自分が思う通りにやったほうが絶対にいいものになると思います。

木津:アドバイスをいただけて心強いです。

――ミュージカルの見どころや注目ポイントを教えてください。

木津:アニメ化やコミカライズされている大作をミュージカル化することは、まさに挑戦で。皆さんがイメージするものにはならないかもしれないけど、想像を超える素晴らしいステージにするつもりで一丸となって作っています。

元々、作品ファンだった方に「やっぱり『アルスラーン戦記』っていいな」と、新たな魅力を感じてもらえるように。戦記物なので殺陣はもちろん、歌でどうキャラの心情を表現するのかも注目していただきたいです。

原作やアニメなどで「あっ、あのシーンこうだったな」と、思い出しながら見る楽しみ方もあるので、原作やアニメなどを事前に読んでから来ていただいてもいいし、何も考えずに楽しめるステージになっているので気軽にご覧になっていただければ。

そして見終わった後に、「明日も頑張ろう!」と元気になってもらえるステージになるように、精一杯演じたいと思っています。

――ミュージカルを楽しみされている方へメッセージをお願いします。

小林:僕もミュージカル化と聞いた時はビックリしたし、原作ファンの方もきっと同様だったと思いますが、今回お話しをお聞きして、こんなに作品を大好きな人たちが作る舞台だったら、皆さんも安心して見られると思います。

まだ、舞台自体をご覧になったことがない方には、このステージをきっかけに劇場に足を運んでほしいし、舞台好きの方はこのミュージカルからアニメもご覧になっていただけたらうれしいです。

アニメと2.5次元の垣根を越えて楽しんでほしいです。そしてまた盛り上がって、ファンの方が増えてくれればと思います。

ぜひ、このミュージカルを楽しんでください。

木津:ミュージカル化が発表された後に、期待や激励の声をたくさんいただいて。アルスラーンを演じられることは決して当たり前でもなく、大きなチャンスと重要な役目をいただいたと、ひしひしと感じています。

ここまで『アルスラーン戦記』を紡いできた皆さんから受け取ったバトンなので、大切に演じて、小林さんたちアニメチームの方にしっかりパスを送れるように。

もし何かあったら、すぐに小林さんに助けを求めようかなと思っています(笑)。

小林:それだと毎回、稽古にいないといけないですね(笑)。

木津:今まで、いろいろな方がアルスラーンを演じられていますが、後々に「あんなアルスラーンもいたな」と記憶に残るパフォーマンスができたらと思っています。

今までなかった、今までに見たことがない『アルスラーン戦記』を作ろうとカンパニー一同、全力で稽古に取り組み、ステージ上で体現しますので、僕らの挑戦と、新たな『アルスラーン戦記』をぜひ劇場で体感してください!

ミュージカル「アルスラーン戦記」概要

原作コミックスシリーズ累計発行部数650万部を突破!
荒川弘(漫画)×田中芳樹(原作)最強タッグが描く世界最高の歴史ファンタジー、2019年9月、ついにミュージカル化!

●日 程
大阪:2019年9月5日(木)~9月8日(日) 全6公演
東京:2019年9月11日(水)~9月16日(月・祝)全9公演
※公演回数・日時は変更の可能性があります

●劇場
大阪:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(大阪府大阪市中央区大阪城3番6号)
東京:THEATRE1010(東京都足立区千住3-92千住ミルディスⅠ番館 10F)

●チケット
一般席8,800円(税込/全席指定)
※未就学児の入場は不可となります
来場者特典:荒川弘先生 描きおろし複製ミニ色紙
チケット情報は公式HPまで

●スタッフ
漫画:荒川弘(講談社「別冊少年マガジン」連載)
原作:田中芳樹(光文社カッパ・ノベルス刊)

演出/脚本:伊勢直弘
作詞:うえのけいこ
音楽:石塚玲依
美術:乘峯雅寛
舞台監督:清水スミカ
照明:田中徹
音響効果:天野高志(RESON)
衣裳:瓢子ちあき
ヘアメイク:新妻佑子
特殊造形:林屋陽二
アクション指導:六本木康弘
振付:當間里美
歌唱指導:うえのけいこ
宣伝美術:五島英一
演出補佐:菊地創
演出助手:三国由佳(SPM)
制作:Office ENDLESS
主催:エイベックス・ピクチャーズ株式会社

●出演者
【アルスラーン】木津つばさ
【ダリューン】加藤将
【ナルサス】斉藤秀翼
【エラム】熊谷魁人
【ギーヴ】山田ジェームス武
【ファランギース】立道梨緒奈
【アルフリード】岩戸千晴
【キシュワード】村田洋二郎
【カーラーン】内堀克利
【ザンデ】滝川広大
【バフマン】佐久間祐人
【ヒルメス】伊万里有
【アンサンブル】平山トオル 菅原健志 甲斐祐次 白崎誠也 杉浦勇一 松村凌太郎 SOH 佐織迅 門田 奈菜 山﨑 紫生
※出演者は変更になる可能性がございます。

ミュージカル『アルスラーン戦記』公式サイト
公式Twitter

(C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ
(C)2015 荒川弘・田中芳樹・講談社/「アルスラーン戦記」製作委員会・MBS
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