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- 二城利月
- 元アニメイトタイムズの編集者で、現在はフリーのライター。アニメ、声優、VTuberの記事など作ってます。
──序盤のシナリオを読ませていただきまして、序盤から陣営同士の戦闘がバンバン出てきますが、その中でも駆逐艦組は日常パートというか平和な役を担っているように感じました。
長縄:戦いはエンタープライズさんとか赤城さんたちがやっていて、私達は友情というか、そういった心境を中心に描かれていますね。
山根:心情面を担当というか、戦闘は本当にエンタープライズさんたちにお任せして、私達は心の動きを担当するって感じです。
大地:ここ(自分を指差す)がこうなっちゃってるので(二人から離れる)……。ただ、今後どういう展開になっていくのかは……まだ言えません(笑)。
長縄:思わせぶりー(笑)。
──3人の推しキャラや、アニメに出てほしいキャラなどが居たら教えてください。
長縄:ト書きにいないけど映像には居るというキャラクターがいっぱいいて、おそらくみなさんも第1話や第2話を見ていくうちに、色々なキャラクターを発見すると思います。「果たしてその子は今後しゃべるのか?」というのが私達も気になっています。
大地:キャラクターがたくさんいて、一人でも多く出そうというのが伝わってくるので、愛だなと思いながら見ています。二人は兼役(他のキャラクターも演じること)してるの?
山根:してます!
長縄:してないんです、私。
※編集注:ゲーム版で大地さんはロドニー、山根さんはペンシルバニア、ヨークも演じています。
大地:兼役出てきてないよね?
山根:出てきてないですね。
大地:私も出てきてなくて。
山根:でもト書きには居た! 居てびっくりした。
大地:私はト書きにもまだいなくて、「出てきてくれないかなー、いつか出てくれないかなー」と思っています。
長縄:私も見たい! 二人の兼ねてる役の演技を見てみたい!
大地:全然違うタイプのキャラクターをやらせていただいているので、その子たちが出てきたらいいなと思っています。
──ご自身以外のお二人のキャラクターの印象はいかがでしょうか?
山根:第1話はまず、全然相手のことを知らない関係からスタートするんです。
ジャベリンとラフィーはすぐに仲良くなっていったので、マイペースで隣にいつもいてくれる安心感が大きくなっていってるんだろうなと思います。
逆に綾波は、あんなにゲームの中で「綾波ちゃん!」と言ってるのに、今回初めて会うシーンでは仲良くなれそうだなという印象から入って。戦闘シーンで実は……となるので、そこからジャベリンの中ではモヤモヤ感があると思うんですよね。
仲良くなりたいのに、お互いの立場みたいなものがあって、どうすればいいんだろうという思いをずっと持っています。
長縄:マイク前に立っている時はラフィーの気持ちでずっと居たりするので、ラフィーの気持ちで見ちゃうんですけど、ジャベリンは「なんか頑張ってるなー」という感じ。明るくていろんな子に手を差し伸べていい子だなという感じなんですよね。なんでも頼れそうというか。
綾波は今回敵同士になるのですけど、最初出会ってラフィーが名乗った時点から、彼女の中では綾波のことを友達だと思っているんじゃないかなと。なので友達認定を一番早く勝手にしましたね。
大地:ラフィーもジャベリンも、"友達"というワードが出てきましたけれど、特にジャベリンは「友達になろう」というオーラをたくさん出してきてくれて、そういう子たちが綾波の周囲に今まで居たのかなと思いますす。
重桜の雰囲気を考えると、「そんなにフレンドリーに接してくれる仲間が居たんだろうか」と思ってしまって……。そうするとすごくエモーショナルな出会いのシーンなんですよね。
私個人としては、綾波も初期艦としてみんなと仲良くしたいんですけれど、いろいろな事情があってうまくいかないという。それを今後どうしていくんだろうというのが気になりますし、ジャベリンとラフィーがすでに仲がいいのもすごく羨ましいしなという印象を抱いています。
──最後にファンへ向けてメッセージをお願いします。
長縄:ラフィーをゲームの時から演じていて、ラフィーがこんなに動いてしゃべる日が来るなんて! と思っています。
第1話を見た時にすごく感動したんですよね。ジャベリンや綾波と話してるラフィーを見て、お友達いっぱいできるといいなと。
初期艦3人組がこれからどうなっていくのか、切なくなるのかな、心配だな、など思いつつ、これからが楽しみです。
エンタープライズさんや赤城さんの戦いもどういう風になっていくのか、すごく楽しみです。私もアズールレーンの1ファンとして、アニメが始まったらみなさんと一緒でドキドキしながら見ると思うので、一緒に楽しみましょう!
大地:改めて考えてみると、『アズールレーン』はまだ2周年でアニメが始まることはすごくスピーディーな展開だなと感じます。
でも、そもそも『アズールレーン』というアプリが配信されるまで数年はかかってると思うんです。それにプラス2周年と考えると、"やっと来たアニメ化"だと私は思っていて。
そこまでみなさんが早いと思えるタイミングでアニメ化ができたというのは、本当にたくさんの人たちがアズールレーンの魅力に気づいて、有名にしてくれたからこそできたことなので、まずはそこに感謝したいなと思います。改めてありがとうございます。
そしてそういう人たちが納得して楽しんでいただけるクオリティの作品になっていると私は思っています。ハイクオリティな作品がみなさんのおかげで作れているんだよ、みんなと一緒に作っているんだよと思っていただければより楽しめるのではないかなと。
今後も変わらぬ応援を続けていただければ、きっと応えてくれるコンテンツだと信じているので、ぜひよろしくお願いいたします。
山根:1周年記念の時にアニメ化が発表されて、みなさんも1年の間「アニメ化はどうなってるんだろう」と期待しながら待っていたかと思います。その中で2周年というおめでたい時を迎えた今、アニメが始まるというのが運命的というか幸せなことだなと思っています。そこに携わることができたことが本当に嬉しくて……。
『アズールレーン』という作品をすごくいいものにしたいという気持ちがこもったアニメになっているので、みなさんも『アズールレーン』という作品をすごく愛してくださってると思いますが、その愛のままに第1話に身を委ねていただければ嬉しいなと。
そして、引き続きゲームもアニメも応援していただけたらなと思います。
[取材・文/二城利月 撮影/相澤宏諒]
某美少女ゲーム雑誌の編集、アニメイトタイムズの編集を経て、現在はフリーで活動中のライター。主にアニメ、声優、VTuber、ゲーム、車などの記事を作ってます。好きなアニメは『ガルパン』、『艦これ』、『はいふり』、『ラブライブ!』、『ゆるキャン△』、『放課後ていぼう日誌』など。聖地巡礼が好きで、ハマるとすぐ飛んでいきます。
■2019年10月3日より放送開始!
・TOKYO MX 10月3日(木)より毎週23:30~
・サンテレビ 10月3日(木)より毎週25:30~
・KBS京都 10月3日(木)より毎週25:30~
・BS11 10月3日(木)より毎週23:30~
・AT-X 10月4日(金)より毎週22:00~
※リピート放送 毎週(月)14:00~/毎週(木)6;00~
※放送日時は変更となる可能性がございます。
■10月4日(金)18:00~ ※WEB最速配信
・dアニメストア
・dアニメストア(ニコニコ支店)
・dアニメストア for Prime Video(Amazon支店)
■10月7日(月)12:00以降、順次配信開始
・AbemaTV
・GYAO!
・Amazon Prime Video(見放題)
・dTV
・FOD
・Hulu
・J:COMオンデマンド
・ビデオパス
・milplus
・アニメ放題
・U-NEXT
・niconico
・バンダイチャンネル
・ひかりTV
・Amazon Prime Video(レンタル)
・Google Play
・YouTube
・HAPPY!動画
・Rakuten TV
・TSUTAYA TV
・VIDEX
・ゲオTV
・ビデオマーケット
・DMM,com
・GYAO!ストア
・あにてれ
・ふらっと動画
■10月8日(火)23:30以降、毎週火曜23:30配信開始
・ニコニコ生放送
■10月10日(木)0:00以降、順次配信開始
・PlayStation(TM)Video
物語の舞台は、我々の知らない、地表の71%が水で覆われた青き星。異世界より突如現れた、異形の敵「セイレーン」。圧倒的な力を有する外敵に対抗するべく、人類は4大陣営を中心に世界的な連合組織「アズールレーン」を結成した。
自由を敬う「ユニオン」
栄光を重んじる「ロイヤル」
結束を讃える「鉄血」
羈絆を尊ぶ「重桜」
そんな人々の英知を結集した「キューブ」を用いて誕生されたのは、鋼鉄の艨艟(もうどう)たちの力を有する少女たち。
時に勇壮、時に美しく、時にダイナミック――陣営の垣根をも乗り越えた彼女たちの活躍により、セイレーンの侵攻が食い止められ、その勢力がほぼ撃退されたように見えた。
しかし「セイレーンの力を用いるべきか否か」という理念の違いからか、はたまたフネではなく、ヒトとしての彼女たちの思いからか――「重桜」と「鉄血」に代表された一部の勢力が「アズールレーン」から離脱し、「レッドアクシズ」として活動を開始した。
そんな「レッドアクシズ」の動向を監視するため、「アズールレーン」は大洋の中で新たな基地を新設し戦力を集結。状況は一触即発。少女たちの運命はまだ誰も知らない……
碧き航路に祝福を――
「アズールレーン」の少女たちは、世界の外より訪れた謎の敵「セイレーン」の大攻勢を退けた。
しかし、戦いはいつの世も変わることはない。かつて人類が海の覇権を争ったのと同じように、理念の違いから「アズールレーン」と「レッドアクシズ」は対立。
そして時は流れ――
原作:Manjuu Co.,Ltd.,/Yongshi Co.,Ltd.「アズールレーン」(Android/iOS用スマートフォンアプリゲーム)
監督:天衝
シリーズ構成:鋼屋ジン
キャラクターデザイン
/総作画監督:野中正幸
美術監督:扇山秋仁、後藤俊彦
美術設定:塩澤良憲
色彩設計:林可奈子
CGディレクター:木村亮
撮影監督:千葉大輔
編集:武宮むつみ
音響監督:土屋雅紀
音響制作:ダックスプロダクション
音楽:西木康智
音楽制作:ストレイキャッツ
音楽プロデューサー:木皿陽平
アニメーション制作:バイブリーアニメーションスタジオ
エンタープライズ:石川由依
ベルファスト:堀江由衣
赤城:中原麻衣
綾波:大地葉
ラフィー:長縄まりあ
ジャベリン:山根希美 ほか
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