舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.1-公演レポート！ ド派手にぶち上がる！ 圧巻のラップバトル

クールな風格、MAD TRIGGER CREW

その頃、別ブロック予選ではヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”の碧棺左馬刻・入間銃兎・毒島メイソン理鶯ら三人が、濃密で艶のあるビジュアルとアウトローならではの空気感を漂わせながら、対戦相手をあっさり撃破。うむを言わせぬ迫力とクールな風格、挑発的なフロウで圧勝し、勝ち進む“MAD TRIGGER CREW”の三人。

左馬刻の闘争本能むき出しで挑むようなライム、銃兎のスタイリッシュさに隠されたエグい煽り、理鶯の撃ち込んでくるリリックの容赦なさ、など、イケブクロとはまた異なる形の力強さで観客の感情をわしづかみにしていきます。

決勝トーナメントに駒を進めたヨコハマの次の対戦相手はアカバネ・ディビジョン“North Bastard”VSイケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”のどちらか。

｢勝ち進んで来い一郎。お前は必ず俺がぶっ潰す｣と、やはり一郎と同じく強く因縁に執着する左馬刻。

そんな左馬刻の前に現れたのは、かつてヨコハマで薬の売人をしていた狐久里梁山(こくりりょうざん)。その所業が左馬刻の怒りを買い、ヨコハマから追放されたことに強い恨みを抱いている男でした。一喝したのち相手にせず追い払う左馬刻でしたが、狐久里梁山は｢俺は大きな力を手に入れた｣と気味悪い言葉を残し去って行きます。