『Fate/GrandOrder』“概念礼装”特集! 苦しくも楽しい、あの航海の日々を振り返る、ギリシャ礼装編【連載10回】
初の本格イベント配布礼装!「ムーンライト・フェスト」
『FGO』初の本格的なイベントとなる「月の女神はお団子の夢を見るか?」にて実装されたイベント礼装。とくにリアルタイムにプレイしていたプレイヤーにとっては、初めて限凸した星5礼装が「ムーンライト・フェスト」だったという人も多いのでは。
描かれているのは、第2部5章でもかなり重要なキャラクターとなったオリオン(こちらは熊の姿ですが)とアルテミス。
お月見といえば団子ですが、アルテミスが食べているのは実は団子ではなく大福。
イラストを担当したⅠ-Ⅳさんによると、餅と団子は使っている米が違うため、オリオンがついた餅をアルテミスに食べてもらうため、当初の予定だった団子を大福に変更したからなのだとか。……単に餅を丸めたものが団子だと思っていたので、勉強になりました。
性能面では、「自身のスター発生率&クリティカル威力を15%(限凸で20%)アップ」と、さすがに最新の礼装から見劣りしますが、スター発生アップとクリティカル威力アップという効果の組み合わせ自体はかなり優秀で、イベント後にギルガメッシュや沖田、ドレイクなどスターの生産に優れたサーヴァントが立て続けに実装されていたこと、星5礼装の選択肢が限られていたのも相まって、結構な期間活躍してくれた記憶があります。
とくに第2部第5章と同時に実装された、クリティカルに特化したタイプの新サーヴァントである超人オリオンとの相性は抜群。全サーヴァント中でも最高クラスの攻撃力をもつ、超人オリオンのクリティカルダメージをさらに伸ばすことが可能になります。超人オリオンを召喚できた方は、セットで運用してあげるのも面白いと思います。
オリオンもアルテミスも、比較的ギャグテイストなイベントで出張ることの多かったキャラクターだけに、今回の活躍で大幅にイメージが変わったという方も多いのでは。クリア後には、月見イベント自体のストーリーも当時とは違った感慨を得られたり、新たな考察ができるような作りにもなっているので、改めて読み返してみるのもオススメです。