高柳知葉さん＆山口愛さんが語る、みらとあおの可愛さの秘訣とは？　冬アニメ『恋する小惑星』声優インタビュー連載第1回

おふたりが考える、個性豊かな登場人物の魅力とは？

――第1話には地学部をはじめ色々なキャラクターが登場しましたが、おふたりからご覧になった各キャラクターのポイントについてお聞かせください。まずはモンロー先輩こと、地学部部長の森野真理は？

高柳：声がいい！

山口：そう！　声がいい！

高柳：本当に素敵なお姉さまで、あんな先輩がいたら絶対にもっと部員集まるじゃんって思っちゃいます（笑）。先輩に近づきたくて入部すると思う！

山口：もうモテモテだよ（笑）。

――みらたちが入部する前の文化祭では、天文部としてセクシープラネタリウムなる催し物をしていましたね（笑）。

山口：私とは一番遠いキャラクターだと思いました（笑）。本当に大人っぽくて高校生に見えないですから！

高柳：部の中でも圧倒的に大人びていて、色々なことを俯瞰的に見てくれるんですよね。こんな部長がいれば安心して活動できるなって、先輩らしい先輩だと思います。

山口：見ていて癒やされるよね。せかせかしてないところも素敵で！

高柳：どんな部活でもギスギスしなさそう！（笑）　揉めごとが起きても「あらあら、どうしたの～？」「お菓子食べる～？」って言ってくれそうだよね。

――地学部副部長で地質班の桜先輩こと、桜井美景は？

高柳：モンロー先輩とは対を成す存在だと思っていて、モンロー先輩だけだとほわほわするところを桜先輩がビシッと締めてくれるんです。

だから、とてもバランスの良いふたりが奇跡的に集まった部活だと思います（笑）。去年までバラバラに活動をしていたふたりなのに完璧な相棒みたいで！

山口：合併して大正解だったと思います！　ふたりのおかげで部としてのバランスがバッチリ取れているんですよね。

高柳：それにおっとりしたモンロー先輩の雰囲気と、ちょっとせかせかした桜先輩の雰囲気、ふたりの会話の緩急は聞いていて気持ちよくて。

山口：あとはツッコミが最高！

高柳：そう！　桜先輩のツッコミがないと成立しない！

――そういえば地学部のツッコミ役は桜先輩くらい……？

高柳：完全にツッコミに回るのは桜先輩だけかもしれないですね……！

山口：すずもツッコむことはあるものの、意外とボケも多いんですよね。あおはツッコめなくてアワアワしちゃうので（笑）。

――そんな地質班の2年生、イノ先輩こと猪瀬 舞についてはいかがでしょう。

高柳＆山口：可愛い～！

高柳：先輩とは……。

高柳＆山口：思えない！

山口：私も未だに台本を読んでいて「あっ、そういえば先輩だった！」ってなります。

高柳：しかも、イノ先輩は丁寧語で後輩にも接してくれるから、余計に先輩だってことを忘れちゃうよね。高校2年生でそんなに立派に育って……！（笑）

でも、たまに自分の好きな分野の話になると一気にテンションが上がるのがまた愛おしいというか、本当に好きなんだなって感じるんだよね。

普段はワタワタしてるけど、自分の好きだったり得意な分野では色々な専門用語を使って語っていて。そういうときは先輩だなって思うんだよね。

山口：私は第1話の反復横跳びが本当に大好きで！　運動が得意そうじゃない動きが好きで可愛くて、でも本人は一生懸命（笑）。

高柳：あとは眉毛が可愛い（笑）。

山口：そう、オン眉が可愛い！　もう見た目も何もかもが可愛い！

高柳：だから地学部の中での可愛い担当は、圧倒的にイノ先輩です！　みらは……ボケ担当（笑）。

――地学部以外だと、みらの幼馴染のすずちゃんこと鈴矢萌も登場しました。

山口：大好きです！

高柳：分かる～好き～！　たまにとんでもねぇ女だって思うけど（笑）。地学部じゃないけど、これだけ地学部に馴染むコミュ力の高さ！　外野で見ているからこそ、困ったときに同い年とは思えないしっかりしたアドバイスをしてくれるんだよね。

お家の仕事のお手伝いをしているから、同級生の中でもちょっとお姉さんな部分はあるのかなって感じていて。……まぁこんなにボケボケの幼馴染がいたら、必然的にしっかりしなくちゃいけないんだろうけど（笑）。

山口：ただ、すずもボケ……というか、テンションの差が激しい子で、自分が好きな女の子や可愛い女の子を相手にすると暴走してしまう（笑）。あと、すずを演じる上田（麗奈）さんの演技を初めて聞いたときは、思わず感動して「すずだ！」ってなりました！

高柳：上田さんの声にならない悲鳴というか、どこから出しているんだろう……って思っちゃう声が本当に大好きです！

――最後は地学部顧問の遠藤 幸です。

山口：もしかしたら先生が一番ボケているんじゃないかなと（笑）。厳密に言えばボケてるというよりは、何を考えているか分からないと言いますか。

高柳：本当にボケているのか、それとも空気を良くするために先生なりに考えた上での言動なのかのどちらかだと思います。そういう普段はひょうひょうとしている先生ってたまにいますよね。

――たしかに、かなり親しみやすい先生ですよね。

高柳：学校にいたら、先生だけどあだ名で呼ばれて好かれるタイプですよね。しかも女性の先生で髪も短くてカッコいいところもあって！

山口：見た目はクールそうに見えるけど接しやすくて、先生だけど生徒と同じ目線で話せるような気を遣わない素敵な先生だと思います。

高柳：そう考えると本当にいい先生が地学部の顧問をしてくれたなぁ（笑）。あの先生じゃなければこんなに自由にできないと思います！