
『劇場版 声優男子ですが・・・?』上村祐翔さん、梅原裕一郎さん、河本啓佑さん、小林裕介さん、白井悠介さん、本城雄太郎さん、山本和臣さんインタビュー|僕たちがそろえば、無敵だ。
良い意味でちゃんとしようって思わなくなった
——シーズン1から5年という時を経て、メンバー同士の印象が変わった点があれば教えてください。
河本:別現場で会うと「やっぱりかっこいいんだな」と思います。『声優男子ですが・・・?』では、割とフランクな顔が見られますが、アフレコ現場だとプロの声優としての違う顔が見られるので「すごい人たちと番組をやっているんだな」と感覚があって。
年を重ねるたびに全員がいろいろな経験をしていくので、会うたびメンバーの成長した顔に驚くことが多いです。
小林:僕は逆に、現場で会った時は『声優男子ですが・・・?』の収録をしているときと変わらないな、と感じます。
普通、番組のテンションと自然体でいるときのテンションは違うものですが、みんな同じテンションなんです。
素の状態で番組をやれるようになったのは、1番感じた変化で、全員落ち着いたんだな、と思います。
——番組が進むにつれ、小林さんはだんだんお茶目になってきたように感じました。
白井:恥じらいがなくなったのかな。
小林:恥じらいがないことがお茶目なの?(笑)
白井:(笑)
梅原:年をとったからかも。
白井:年!?
小林:(白井さんと梅原さんを見て)君たちもきっと5年後に分かるよ。
梅原・白井:(笑)
小林:最初は“自分が1番しっかりしなきゃ”と思っていましたが、そういうところをコウ(河本さん)が担ってくれるので、「いいや、丸投げで!」と思えるぐらい信頼できるようになった気がします。
(ニヤニヤする河本さん)
河本:さっき、イベントでパイロット版を見たばかりなので、今のみんなはより変な気恥ずかしさが消えているように感じます。
▼パイロット版が上映された劇場版決定記念イベント
#上村祐翔 さん #河本啓佑 さん #小林裕介 さん #本城雄太郎 さん #山本和臣 さん #白井悠介 さんが5年前を振り返る! 「AGF2019」×「声優男子ですが・・・?」劇場版決定記念イベントをレポート https://t.co/5uAmi1pwzF #声男
— アニメイトタイムズ公式 (@animatetimes) November 25, 2019
小林:良い意味でちゃんとしようって思わなくなった。
上村:うんうん。“そんなに考えすぎなくていいんだ”って。
山本:パイロット版を見ただけでも、その中で今の自然体な状態に近づいている感じはありました。最初は、(河本さんが)竹刀をバンバン床に打ちつけていたのに、後半はやさしくなっていたから。
一同:(笑)
小林:それはキャラがブレているから(笑)
河本:それからコーナー「声優男子塾」につながっていきます。
山本:キャラ変してね(笑)
——本城さんはメンバーに対する印象で何か変化はありましたか?
本城:最初のパイロット版では上村さんからチャラそうな感じが滲み出ていました。
上村:(笑)
本城:今振り返ってみるとなかなか衝撃的な映像でしたが、だいぶフランクで大学生だった頃の良いところは残しつつ、親しみやすいお兄さんのような存在になりました。決してオネエではありません。
河本:それはみんな分かってるよ(笑)
一同:(笑)
本城:キャラ作りだから一応言ったほうがいいのかな、と。
上村:ありがとう。気をつかってくれる素敵な後輩です(笑)
——逆に、メンバーの中で変わっていないな、と思うところはありますか?
梅原:ある意味、白井さんは変わっていないだろうな、と思います。
山本:(パイロット版よりも)だいぶ大きくなってるよ。
白井:体型はだいぶ変わりました(笑)
梅原:あと、ずっと形態模写をやっているんだな、と。
白井:いや、そこじゃない(笑)
一同:(笑)
梅原:白井さんは5年間変わらない良さが出ているので、最初から“完成”されていたのかな、と思います。
白井:僕自身、確かに変わっていないと思いますが、意識は変わってきたのかなと思います。まさに、パイロット版ではみんな手探り状態で、どのくらい面白くしたりふざけたりすればいいのかわかりませんでした。
実際にオンエアの映像を見て、すごく面白く編集してくださったり番組として完成度が高いものを作ってくださったりしていたので、スタッフさんにすべて任せても大丈夫という信頼関係がすでにできていたように思います。
それ以降やりたいことをやろう!と思いましたし、信頼関係があったからこそ、僕は思いきり番組をやってこれたかな、と思います。
——先ほど、白井さんに対して“良い意味で完成されていて変わらない”とおっしゃっていましたが、形態模写以外で何かありますか?
全員:(爆笑)
白井:ほら~~!!!(笑)
梅原:難しいですね~(笑)
一同:(笑)
梅原:白井さんは出会ったときから常に全力でやってくださいます。むしろ若い僕のほうが尖っていったほうがいいかもしれませんが、それを年上の白井さんが担ってくださるので、そこは信頼して、とりあえず白井さんが(話を)落としてくれるだろう、という部分があります。
白井:いやいやいや。
梅原:たまに落ちないときがありますけど。
白井:全然落ちないよ!
山本:落ちて落ちて!
梅原:そこは白井さんに頼もしさを感じます。