『群れなせ!シートン学園』宣伝隊長・津田健次郎のシートン学園観察ファイルVol.01|第1話~第3話で自身が演じた♂動物キャラを解説
2020年1月より放送中のTVアニメ『群れなせ!シートン学園』。本作の宣伝隊長であり、各話♂動物役として全話出演する声優・津田健次郎さんに各話を振り返っていただきながら、ご自身が演じた様々な♂動物のキャラクターについての解説。そして放送を控える4話の見どころをご紹介いただきます。さらに特別コーナーとして主要キャラの紹介&独自のキャッチフレーズも付けていただきました!
第1話から第3話を振り返って
第1話「おおかみ親分(ボス) ランカ -ランカとジンとヒトミの話-」
すべてのスタートということで、人間(♂)のジンとオオカミ少女・ランカの出会いや、シートン学園とは何? という感じで主要キャラの登場と世界観をプレゼンした回でしたね。人間はジンと瞳しかいなくて、メスは擬人化していてかわいい姿で、オスは二足歩行ではあるけど、ほぼ動物そのものという設定もおもしろいなと思いました。
第2話「なぜ雌達は○○○を口にするか -ユカリとミユビとクルミの話-」
瞳の発案で料理部を結成し、そこに昔食べた幻の料理を求めてコアラ(♀)のユカリも入部希望してくるわけですが、その料理の正体が強烈で。2話にしてモザイクがかかるという(笑)。ユカリに加えてナマケモノ(♀)のミユビ、ネコ(♀)のクルミも登場して、料理部がにぎやかになった回でもありました。
第3話「愛するものたちと脱ぐもの -ミキとキングとシホの話-」
生徒会長でハダカデバネズミ(♀)のミキは、服を着ていることが恥ずかしいという、ユニークなキャラクターです。ハダカデバネズミはキャストの女性陣から人気がある動物みたいですが僕は知らなくて。そして、ライオン(♂)のキングとインパラ(♀)のシホの恋愛ドラマもここからスタートします。肉食獣と草食獣の禁断の愛が始まるのでしょうか(笑)。本筋とは独立した見せ方で変わった手法だなと思いました。
津田さんが演じた各話♂動物キャラ解説
第1話 ヒグマのリーダー/厨房のゴリラおじちゃん
初回ということで正直、僕自身も手探り状態でした。キャラを明確に変えていったほうがいいのか、それとも僕がやってますというのがバレでいいのか、迷いましたけど、基本的にはバレでいいかなと。ヒグマは大きいので迫力といかつさを出して不良っぽく演じました。
食堂の厨房にいるゴリラおじちゃんは特に設定もドラマもないので見た目からイメージして、あとは食堂のおっちゃんっぽく演じました。
第2話 園芸部・部長(イノシシ)/荒本先生(アラモサウルス)
料理部が食材をもらいにきた園芸部の部長(イノシシ)は、ジンには取り付く島もなかったのに、クルミにはコロっと態度を変える、ダメな先輩です(笑)。見た目にも寄せて演じてみたけど、見てくれた皆さんはどう思ったのでしょうか?
荒本先生はアラモサウルスというとても大きい恐竜で、登場シーンは校舎の外にいるんですけど、(ジン役の)石谷春貴君と「どうやって教室に入るんだろうね?」「どう授業してるのかな?」と話したことが印象的でした。
第3話 ハダカデバネズミ/野間ドン(ライオン)
生徒会室でミキに見せる映像の中で流れる、映画の予告編に登場した女性(デバ美)の演技をしているハダカデバネズミも演じました。あまり濃いキャラクターにせず、普通に演じました。女性の演技なのに普通って何なんだという話ですけど(笑)。
野間ドンはキングに絡んでくる嫌なライオンでした。