劇場版『ゴブリンスレイヤー』梅原裕一郎さんインタビュー|1日がかりの収録のメリットと改めて感じた声優陣の「あうんの呼吸」
雪山を舞台にしたスピード感&大迫力のバトルに注目! 彼の周りの女性キャラの動向も!?
――劇場版の見どころ、注目ポイントは?
梅原:舞台が雪山で、TVシリーズとは違った環境の中でどう戦うか、どうゴブリンたちを倒すのかがカギになっています。最後の決戦はスピード感のある、ものすごい迫力のアクション映画のような映像になっているので必見です。
――あとゴブリンスレイヤーに好意を抱く女神官や妖精弓手(エルフ)、牛飼娘がどう接し、関係が進んでいくのかも気になります。それにしてもゴブリンスレイヤーはモテますよね。
梅原:そうですね(笑)。各メンバーのことを気にかけたり、優しい部分もあるけど、ゴブリンをせん滅することしか、今は頭にないと思います。
――改めて『ゴブリンスレイヤー』という作品の魅力とは?
梅原:硬派な作風はゴブリンスレイヤー自身の性格がそのまま作品に投影されているんじゃないかと思いますし、彼のことを知れば知るほど、その生きざまに共感してもらえるところが魅力かなと。
また彼を取り巻くキャラたちにもそれぞれドラマがあり、関わり合うことで生まれる人間模様が素晴らしいなと思います。そしてファンタジー作品らしい、迫力のあるバトルと戦略性に見ている人たちの心を離さないのではないでしょうか。
今回は劇場上映ということで、大スクリーンで良い音響の元、楽しんでいただけるので、きっと手に汗握りつつ、存分に作品の魅力を堪能していただけると思います。
劇場版を見る前に「冒険の準備」を。ゴブリンスレイヤーの旅はまだまだ続く
――では1年ぶりのアニメを楽しみにされている皆さん、この記事で初めて本作を知った方へメッセージをお願いします。
梅原:まず、今まで応援してくださりありがとうございます。期待に応えられる作品になったと思いますので、原作ファンの方はもちろん、アニメファンの方にもぜひ見てほしいです。
まだ作品に触れたことがなくて、この劇場版で『ゴブリンスレイヤー』の世界に興味を持っていただいた方にはTVシリーズを見たり、原作を読んでいただければと思います。
劇場版からでももちろん楽しめますが、事前に公式サイトやアニメ、原作で各キャラについて調べておくともっと楽しんでいただけると思うので、よろしければ冒険の準備もお忘れなく(笑)。
まだまだ原作は続いていますので、アニメもこれで終わるとは僕は思っていません。皆さんの応援があれば、またゴブリンスレイヤーとして旅が続けられると信じていますので、今回の劇場版をご覧になっていただき、引き続き応援よろしくお願いします。
★劇場パンフレット:2月8日(土)から各劇場にて販売
劇場パンフレットでは、ゴブリンスレイヤー役・梅原裕一郎さんの単独インタビュー&グラビア、また、女神官役の小倉唯さんと令嬢剣士役の上坂すみれさんの対談&グラビア、さらに原作の蝸牛くも氏と尾崎隆晴監督との対談が掲載されています。
作品情報
劇場アニメ「ゴブリンスレイヤー GOBLIN’S CROWN」
2020年2月1日(土)新宿バルト9ほかにて公開!
※公開劇場情報は、作品公式HPにてご覧ください。
スタッフ
原作:蝸牛くも(GA文庫/SBクリエイティブ刊)
キャラクター原案:神奈月昇
監督:尾崎隆晴
脚本:倉田英之
キャラクターデザイン:永吉隆志
アニメーション制作:WHITE FOX
キャスト
ゴブリンスレイヤー:梅原裕一郎
女神官:小倉唯
妖精弓手:東山奈央
牛飼娘:井口裕香
受付嬢:内田真礼
鉱人道士:中村悠一
蜥蜴僧侶:杉田智和
魔女:日笠陽子
槍使い:松岡禎丞
令嬢剣士:上坂すみれ
(C)蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤーGC製作委員会