小林愛香さんがメジャーデビューシングル「NO LIFE CODE」を2月26日にリリース! 「この曲と一緒に人生を歩んでいきたい」と語るほどの1枚を愛香さん自身がご紹介!!
前向きで自分を肯定してくれる歌詞に涙。特に刺さったフレーズは?
――歌詞の「日によって天気も荒れたり晴れたり 退屈しない」はまさにポジティブシンキング! またパーティやレストランなどの「ドレスコード(服装規定)」にかけて、何にも縛られず、自由に生きていこうというメッセージやパワーにあふれた曲ですね。
小林:歌詞を見て、自分を肯定されたような気がして。デモを聴いただけでも感動して涙したのに、歌詞を見ながら聴いたら更に心の中に入ってきて。曲をいただくまでメジャーデビューする実感があまり湧かなかったんですけど、曲を聴いて「この曲でまた歩き出すんだ」と喜びがふつふつと湧き上がってきました。
どの歌詞も心に響くんですけど、特に2サビの「道はいくつだってあって 行きたい人にだけは見えて」が大好きで。保育士になる夢があったので、免許を持っているんですけど、今は歌手の道を歩んでいる私の背中を押してくれているような気がして。“今の自分でいいんだよ”と応援されている気持ちになって、この曲と一緒に人生を歩んでいきたい、頑張っていきたいなと思いました。
――歌詞の「いま何かしたい!」という気持ちを大切に、ですね。サウンドはギターロックでカッコイイけど、ガーリーなところもあって。
小林:サウンドもカラフルですね。かわいさとカッコよさ、いろいろな魅力がてんこ盛りです。
――シンプルに聴けるのに、1番と2番でギターの演奏が違っていたり、構成を変えていたり、遊びやこだわりも詰まった曲だなと驚かされました。
小林:おしゃれですよね。歌詞だけでなく、サウンドやアレンジの自由さでテーマが更に際立って。田代さんって天才だなと改めてリスペクトです(笑)。
――また曲中に「JUMP!」と叫んだり、クラップのリズムがあったりとライブチューンにもなっていますね。
小林:皆さん、参加してください! と言わんばかりの(笑)。この曲だけでなく、カップリングを含め、全3曲ライブを意識して作っています。歌詞の中で何度も登場する「NO LIFE CODE」はみんなにも歌ってほしいし、ライブでどんどん作り上げていく、進化していく曲だと思っています。
――レコーディングも気持ち良く歌えたのでは?
小林:前向きな曲だけど、かわいさを出しすぎると強さがなくなってしまうので、芯を通して歌うように心がけました。
「こんなにかわいいMV見たことありません」
――CDのアートワークとMusic Videoについてお聞かせください。
小林:皆さんにかわいいって言ってもらえる自信があります。こんなにかわいいMVは見たことありません。なんてハードル上げまくりですけど(笑)。ジャケットのイメージをそのまま映像化していて、クラフト感があったり、1回しかトライできない、失敗が許されないシーンもあったり、いろいろな挑戦をしました。私の思うかわいいが詰まっていて、カラフルな世界観なので見ているだけで笑顔になったり、前向きになれますよ。
CDのアートワークはイラストレーターのかとうれいさんとのコラボレーションというのも画期的ですし、衣装も「NO LIFE CODE」のテーマやイメージで作っていただきました。腕の部分に素材が違うファー(毛皮)が使われていたり、左右同じじゃなければいけないとか固定概念にとらわれず、自由な発想で、このシングルのテーマを体現しています。
――ではカップリング曲のお話も。「ゆらゆらら」も「今日は今日で全部オーライ」の歌詞に象徴されるように肯定的な内容ですね。
小林:タイトルのように心も気持ちも揺らいでいるけど、「それでもいいじゃん!」とか「たまに揺らぐのも人生だよ」みたいな。憂うつな日や迷う時があるのは「特別なことじゃない」し、常に前向きじゃなくてもいいんだよと優しく包み込んでくれる曲で、私の中ではドラマのいいシーンで流れそうだなとすぐ想像が浮かびました。
――サウンドも1曲目とは対照的にゆったりめで。
小林:デモをいただいた時はクールでダンサブルなクラブミュージックという印象があって、色で例えたら「青」で。その後のアレンジでイメージが変わって、温かみがある「オレンジ」に。同じ音なのに、ここまで劇的に変わるのかと音楽の楽しさや可能性を教えてくれました。
リズムはそこまでアッパーではなく、歩いている時くらいの心地いいテンポで。そして聴いていると心がポカポカ温かくなってきて。レコーディングは1曲目と違って、優しく、息多めで歌っています。レコーディングは普段の4倍疲れました(笑)。
私的には癒されソングかなと思っています。生活の中に自然と溶け込んできて、ずっと聴いていたくなる曲です。お仕事や勉強に疲れた時など心地いい揺らぎを感じてください。
――3曲目の「Crazy Easy Mode」は曲名や歌詞などちょっと変わっている感じですが……。
小林:実はパンダの曲なんです。田代さんから「最近、ハマっているものある?」って聞かれて、「パンダが好き」ですと答えたら「パンダ曲作るよ」って(笑)。
――なるほど! 「ガラスの向こう あくびしてる」や「モノクロームだけで視線くぎ付け」など確かに! またサビの曲名フレーズの連続は頭の中でグルグルとループしそうです。
小林:一度聴いたらいつまでも頭から離れないでしょうね。またライブでみんなに歌ってほしいところでもあります。
――サウンドもアッパーだけどキャッチーさやポップさがありますね。
小林:私のイメージでは生意気なガールズバンドのボーカルを意識して歌いました。かわいらしさを残して、あまりビブラートは使わず、ちょっとツンとして、怒りながら歌っているような。Dメロは私の中でも挑戦だったし、クセになると思います。ぜひ聴いて、ハマってください。あと歌詞を見るとある仕掛けに気付くと思うので見つけてください。