「Original Entertainment Paradise -おれパラ- 2019 〜WA!!!!〜」両国千秋楽レポート|音楽の穴は音楽で埋める!12年の絆を見せつけたおれパラ12周年千秋楽
2019年12月22日(日)、両国国技館において「Original Entertainment Paradise -おれパラ- 2019 〜WA!!!!〜」の千秋楽が開催されました。
「Original Entertainment Paradise」(おれパラ)は、ランティスレーベルの男性声優たちによる音楽の祭典。2008年に岩田光央さん、小野大輔さん、鈴村健一さん、森久保祥太郎さんの4名で始まり、現在は小野大輔さん、鈴村健一さん、森久保祥太郎さん、寺島拓篤さんの4名をホストメンバーとし、ゲストを迎えて開催されています。
2019年は12周年を迎え、12月7日(土)・8日(日)は神戸ワールド記念ホールで、12月21日(土)・22日(日)は両国で、全4公演が開催されました。本稿では、両国千秋楽の様子をお伝えします。
<ホストメンバー>
小野大輔さん
鈴村健一さん(1曲のみ出演)
森久保祥太郎さん(buzz★Vibesとしての出演)
寺島拓篤さん
<12/21・22ゲスト>
豊永利行さん
青いっぱいのオープニング
この日は、12年で初めての緊急事態が発生。なんとホストメンバーの1人、鈴村健一さんが体調不良で出演できないと発表されていました。
それでもステージに小野大輔さん、森久保祥太郎さん、寺島拓篤さんのホスト3名が登壇すると、一斉に立ち上がって大きな歓声とクラップが響きました。
オープニングの曲は、昨年一新された「O.E.P! ORE!!!!」! それぞれのソロパートもある曲ですが、鈴村さんの分はもちろんメンバーでカバー。会場も、フォローするみたいに大きなクラップとコールを送っているように見えました。
通常の会場は、オープニングとアンコールは推しのカラーのペンライトを点灯しているものなのですが、この日は今までに見たことがないくらい青色のペンライトがいっぱい! 青は鈴村さんのカラーです。
鈴村さんが来られないからこそ、鈴村さんの色でオープニングを迎える会場と、鈴村さんの穴を感じさせないホストメンバーのパフォーマンスに、これまでずっと語られてきた"おれパラファミリー"という言葉がしっくりきました。
家族が体調を崩したら、ゆっくり休んでもらえるようにみんなでフォローするものだよね、と。12年積み重ねてきたからこその温かい熱気に、オープニングなのにすでに感動です。
「O.E.P! ORE!!!!」の途中で、両国2daysのゲスト・豊永利行さんも登場。おれパラには4年ぶりという豊永さんですが、「ORE!」コール&レスポンスのときには「俺」をかけてきたりと、あっというまに会場を豊永色に染め上げます。
「来た来た来たー、両国千秋楽!」とリーダーの小野さん。小野さんから順に自己紹介をしてひととおり盛り上がった後、森久保さんから鈴村さん欠場の報告があり、豊永さんが「鈴村さーん! 代わりを務めさせていただきます!」と鈴村さんの代理のつもりでステージに立つ意気込みを語りました。
森久保さんが「鈴村健一の分も俺たちこのメンバーで盛り上げます。みなさんも一緒に楽しんでくれますか!?」と問うと、会場からも大きな返事が返されました。