「Original Entertainment Paradise -おれパラ- 2019 〜WA!!!!〜」12周年神戸公演初日レポート|様々な“WA!!!!”が広がる12周年目の笑顔
今年はロックじゃないよ、buzz★Vibes! 森久保祥太郎さんステージ
最後は森久保祥太郎さん。森久保さんといえばロックなステージでおなじみですが、今年の森久保さんはキーボードのShinnosukeさんとともにbuzz★Vibesとして登場です。
1曲目は「GAMBLING」。会場は森久保さんカラーのピンクと、buzz★Vibesカラーの紫が、ノリノリの曲にあわせて揺れていました。
2曲目は発売前の新曲「Calling U」。1月スタートのTVアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』のOP主題歌です。がっつりキーボードを聴かせるパートもあってかっこいい!
『魔術士オーフェン』は、25周年を迎えるライトノベルで、1998年と1999年のTVアニメでも主人公を演じた森久保さんが2020年も主人公・オーフェンを続投すると話題の作品。
さらにbuzz★VibesがOP主題歌を担当し、Shinnosukeさんが作中の劇伴も担当しているということで、森久保さんも「こんな嬉しいことはありません」と喜びを顕にしました。
3曲目に入る前に、スペシャルサポートメンバーとして「ウルトラ寿司ふぁいやー」の3人を召喚。ウルトラ寿司ふぁいやーは、本来は7人組のインディーズバンドですが、今回はボーカルのしょーりん、Jぺい、そしてサックスのまじくんの登壇です。
3曲目は、ウルトラ寿司ふぁいやーとともにbuzz★Vibesのデビュー曲「Screamin’ 2nite」。
ウルトラ寿司ふぁいやーのコーラスとサックスも入って、以前よりさらにかっこいい曲に仕上がっていて、会場も一緒になって歌ったり手を振ったりと楽しんでいました。
いい味を出していたウルトラ寿司ふぁいやー、実は森久保さんがSNSで出会って口説き落としたのだそうで、ニューシングルのアレンジもウルトラ寿司ふぁいやーが手掛けたとのこと。
森久保さんが「今年僕が出会った音楽の輪を、おれパラの"WA"にもってきてもいいんじゃないかと思うんですけど、どうですか、みなさん!」と語ると、会場は盛大な拍手でウルトラ寿司ふぁいやーとの"WA"を歓迎しました。
この日には語られませんでしたが、実は今年のおれパラの登壇ジングルも、ウルトラ寿司ふぁいやーが手掛けたものなのだそうです。
うまくいかなくて絶望することもあるけれど、絶望から始まるモノもある。どうせ絶望するなら楽しんじゃいたい、と4曲目は10月23日に発売された新曲「ZETSUBOU FUNK」。テレビドラマ『カフカの東京絶望日記』オープニングテーマです。
テーマが絶望なのに、聞いているとなんだか楽しくなれちゃう不思議な曲で、会場も「ZETSUBOU FUNK」「Let's go FUNK」など、力いっぱいコールしていました。
最後の曲は「buzz★Parade」。会場もいっしょに踊って盛り上がりますが……なんと途中でウルトラ寿司ふぁいやーが自身の曲「全てはエンターテインメント」に切り替わるというギミックが盛り込まれています。曲が切り替わるたびに振りも変わって忙しないのですが、それがきれいにハマって非常に面白かったです。
みんなで踊って、ウルトラ寿司ふぁいやーも混ざって、まさに楽園(パラダイス)!
最後にみんなでコーレスをしてステージを終えました。