![声優/歌手・伊藤美来6thシングル『Plunderer』インタビュー](https://img2.animatetimes.com/2020/02/5e4a56bdb6817_044492e82b8774d46b85255873e23ff7.jpg)
アニメ『プランダラ』と、2019年で出会ったファンの期待を背負って駆け抜ける、アーティスト・伊藤美来、2020年の第一歩│伊藤美来6thシングル『Plunderer』インタビュー
多くの出会いに恵まれた伊藤さんの2019年
――改めて2019年は伊藤さんにとってどんな1年になりましたか?
伊藤:ずっと走り続けていた1年だったと思います。止まることなく常に何かに取り組んでいたら、あっという間に1年が終わっていました。スピーディーで中身の濃い1年でしたね。
また、ありがたいことに、伊藤美来を新たに知ってくれた方も去年は多かったような気がします。それはTwitterやSNSのコメントを見ていて実感しますし、お手紙を送ってくれたり、お渡し会で初めてお会いする方が多かったことから、新しい出会いに恵まれた1年でした。
――『閃きハートビート』のインタビューの際に、2018年9月の時点でTwitterのフォロワーが10万人突破したと綴っていましたが、2020年1月現在のフォロワー数は25万人と、1年半足らずで15万人も増えているんですよ。
伊藤:そうなんですか!? すごい!!
関連記事
#伊藤美来 さん5thシングル『閃きハートビート』インタビュー│fhána・佐藤純一氏が手がけた楽曲の魅力と、みっく年表で振り返る2018年のアーティスト活動 https://t.co/8L00nujuSq pic.twitter.com/bEyvuHN5lY
— アニメイトタイムズ公式 (@animatetimes) February 2, 2019
――だからおっしゃる通り、伊藤さんのことを新たに知ってくれた方が増えた年なのは間違いないのかなと。
伊藤:それは声優としての2019年の活動にも繋がっている気がします。昨年は様々なコンテンツ、たくさんのキャラクターたちと出会う機会をいただけましたし、それらに付随したイベントやライブに呼んでいただきました。
――アニメで挙げるなら『BanG Dream! 2nd Season』弦巻こころ、『五等分の花嫁』中野三玖、『フラグタイム』森谷美鈴など、大役が多かったですね。
伊藤:以前より作中で重要なキャラクターを任せていただける機会が増えたので、役者としてちょっとは成長できた1年だったんじゃないかなと思います。
そして、アーティストとしての2019年は、1月にリリースした『閃きハートビート』と1年間ずっと一緒に過ごしてきた印象があります。フェスや大型ライブなど様々なイベントで歌う機会が多かったので、声優業と同じく、アーティスト業においても、知ってくれた方が多かったんじゃないかなと思います。
7月には2ndアルバムの『PopSkip』をリリースして、たくさんの方に届けることができたと聞きました。私のことを知ってくれた方が増えたからこそ新たな伊藤美来を見せなきゃと、ストイックに楽曲に向き合ったアルバム制作を経て、アーティストとしての意識がちょっと強くなれたのかなと思う1年でしたね。
――ちなみに2019年の目標としては、インプットを大事にしたいとのことでしたが、こちらは達成できましたか?
伊藤:一昨年に達成できなかった目標を去年も継続して掲げていましたが、一昨年と比べるとだいぶ達成できたと思います! 例えば、色々な人に勧めてもらった映画をたくさん観ることができたり。
――『鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト』でマンスリーアシスタントを担当した際は、鷲崎健さんオススメの『ブルース・ブラザース』や『七人の侍』、『仁義なき戦い』などを借りては毎週感想をおっしゃられていましたよね。
伊藤:はい(笑)。あとはマーベル作品が好きな子から借りることもありました。胸を張って詳しいと言えるほどではありませんが、このまま生きていたら出会わなかったであろう作品に触れられたので、インプットはできた方だと思います!
――あとインプットと言えば、11月にはアニメイベント「Anime NYC」に出演するためにニューヨークに行ったそうですね。現地の伊藤さんの様子はアニマックスの番組『MUSIX TV』の特集でも観られるそうですが、ニューヨークはいかがでしたか?
伊藤:世界って本当に広いんだなと実感しました! 今までほぼ都内でしか生活してこなかったので(笑)。ニューヨークには4日間ほど滞在していたので、本当に色々なところを観られましたし、街の方ともお話することもできました。
自由の女神やタイムズスクエア、街の雑貨屋さんに行ったり、ステーキを食べたりと、慣れない英語を一生懸命に喋りながらニューヨークを満喫できて。中でもブロードウェイのミュージカルが本当に素敵で、とても楽しかったです! そんなニューヨークで経験したことも、濃密なインプットになりました。気分はニューヨーカーです!
――ちなみに英語の方は……?
伊藤:もう……全然です(笑)。放送では拙くて恥ずかしい英語が流れていると思いますが、それも含めてケラケラと笑いながら楽しんでいただけたらと(笑)。