【『龍が如く7 光と闇の行方』クリア後の感想レポ】勇者が巨大電マを片手にデリヘルでザリガニを呼んでスジモンゲットだぜ!
“パロディ”敢えてのバカゲー路線
「龍が如く7」がメディアで注目を集めたのは主人公交代とRPGへのゲームシステム変更だけではない。
デリヘル(デリバリーヘルプ)、ドラゴンカート、スジモン図鑑などとにかく何かを彷彿とさせる要素が目白押しなのだ。
デリヘルについてはファンタジー系RPGでの召喚獣だと言えば分かりやすいだろう。春日一番がスマホでデリヘルを注文すると、バトル中にキャラクターが登場し、代理で攻撃やサポートをしてくれるというもの。このネーミングセンスが「龍が如く」らしくてとにかくニクい。
公式で発表されているが、桐生一馬の他に作品屈指の人気キャラクター真島吾朗(CV.宇垣秀成さん)、冴島大河、堂島大吾(CV.徳重聡さん)、渡瀬勝(CV.西 凜太朗さん)がデリヘルでも登場する。
さらに、伝説の極道たちは、お金を払うことでバトル中に強力な助っ人キャラクターを呼び出せる「デリバリーヘルプ」にも参戦!
— 龍が如くスタジオ 公式 (@ryugagotoku) January 9, 2020
堂島 大吾の「極道たちの挽歌」は、東城会が誇る武闘派極道たちが集結します! pic.twitter.com/n0NfkT6LYP
特に、堂島大吾のデリヘルはシリーズをプレイした方にとっては必見の内容になっているので、ぜひご発注いただきたいところだ。勿論、ザリガニのナンシーちゃんを含めて色濃いキャラクターが多数登場するため、ぜひ全てのデリヘルを試して欲しい。
また、RPGになったことについてもここで触れておきたい。近年の主流となっているアクションRPGではなくコマンド選択型のRPGなので、ボタンを押せば相手を攻撃して、次の行動を考えるまでに余裕もある。しっかりとレベルを上げて対策を取れば、手強いボスでも確実に仕留めることができるようになった。
逆に言うと、準備不足で言った場合、地力の差が色濃くでるため、「これは今は勝てないわ」と諦めが尽きやすいとも言える。
レベルを上げて、装備を整えてボス戦を迎える。この要素が今作のテーマである成り上がりとマッチしている点も、ゲーム全体のコンセプトがしっかりと整えられていたことの証明だろう。