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TVアニメ『ブラクロ』梶原岳人が語る2年半演じてきた主人公・アスタの変化

TVアニメ『ブラッククローバー』梶原岳人さんが語る2年半演じてきた主人公・アスタの変化/インタビュー

 

初期から見た目も内面も成長しているアスタ。彼の成長に追いつく芝居を

――ここまで演じてきて感じたアスタの成長や変化は?

梶原:『週刊少年ジャンプ』のバトルもの&長編ものによく見られる、初期の頃に比べて、わかりやすい変化があります。顔つきや体つきも変わっていますし、黒の暴牛に入って、仲間と一緒に切磋琢磨しながら成長していく姿を見ると他人事には思えなくて。

僕自身も環境が変わっていく中で、感じ方や考えた方も変わっているので、自分と重ね合わせる部分があり、感情移入しながら演じたり、原作を読んだりしています。そして作品の中で成長する姿を見ると、自分も成長しなくちゃいけないなと思わせてくれるんです。

――アスタは最初、魔法帝を目指すためにはどうすればいいのか必死でしたが、仲間ができたことで、自分のことだけではなく、仲間のためにも戦えるようになって、今ではクローバー王国を救うという使命も背負うようになり、背負うものがどんどん増えて、重くなっています。

梶原:演じる時はひたすらガムシャラにやっているんですけど、オンエアでは客観的に見られる自分がいて、アスタが自分の信念を持って、守りたいものや人のために体を張っているんだなと実感することが多くて。決して1人で戦っているわけではなく、仲間や困っている人たちを助けながら自分の理想を目指して突き進んでいるので、アスタが背負う重いものを受け止めて、演じなければいけないと思いながら毎回、収録に臨んでいます。

 

第64話から現在までで印象的なエピソードとは?

――前回のインタビューでは第63話「何でも無い」まで振り返っていただきましたが、第64話「運命の赤い糸」から先日放送された第129話「悪魔メキギュラ」までの中でお気に入りのエピソードを挙げてください。

梶原:ネロがセクレだった頃のエピソードを描いた第123、124話の「ネロ、追憶そして」が特に感動しました。500年という時を超えて、再会するのがアツくて。魔法帝が石像化されている間、ネロはずっと意識がある状態で過ごしてきて。もう会えないかなと思っていたところに魔法帝が復活したけど、またお別れになってしまうというのが感慨深くて。とてもいい話でした。

あとエルフの民との戦いが終わり、クローバー王国に戻ったアスタとネロが魔法議会で裁判にかけられた第122話「真っ黒けっけ」も印象深いです。

議長たちに断罪されそうなアスタたちを助けるために黒の暴牛の仲間たちが突入して来て。仲間の温かさを感じたし、そこまで大切に思ってくれているんだと。アスタの気持ちで演じていたからこそ、うれしかったです。どのエピソードも大切で、印象深いので、ピックアップすると最近の話数になってしまいますね(笑)。


(C)田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会
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