「アイドルマスター シンデレラガールズ 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Funky Dancing! 」Blu-ray発売記念!「Dimension-3」声優インタビュー|藍原ことみさんが緊張した!? 青木志貴さんがヤバいと思った「バベル」の裏話
演じているからこそわかるアイドルの推しポイント
――ご自身が演じるアイドルの好きなところなんかも聞いていければと。
青木:飛鳥ちゃんは、そもそもの中二病っぽい、言葉遊びをするような部分が好きでもあり、収録するうえで「ヴッ!」って思う部分でもありますね。
一同:(笑)。
――「ヴッ!」といいますと?
青木:ルビがないと読めない漢字とか、聞いたことのない単語がめちゃめちゃ出てくるんです。彼女のおかげで無駄に漢字が読めるようになったり、知らない単語を理解できるようになりました(笑)。
藍原:一緒~!
青木:好きでもあり、悩ましい部分でもあります。志希ちゃんもそうなんですけど、独特の世界観を持つ子に個人的にすごく惹かれるので、オーディションで役が決まったときはめちゃめちゃ嬉しかったですね。
――収録も大変そうですね。
青木:ライブのあいさつでも「○○役の○○で~す」と言うときにみなさんアドリブで台詞を入れたりする方も多いと思うんですけど、僕は彼女の言葉がいまだに理解できないことも多いので、唐突にその場で飛鳥さんっぽい台詞を言おうとしてもなんも出てこないんですよ!(笑)
藍原:分かる!(笑)
青木:いつも、台本書いている方ホントにすげーなと思っていて。ちょっと脳みそ分けてほしいですね(笑)。
藍原:私も同じなんですけど、単語を調べても意味が分からないときがあるんです。
――一ノ瀬志希は科学用語みたいなものも駆使していますよね。
藍原:私、化学の成績“2”だったので……(笑)。
一同:(笑)。
――なおさら大変そうです(笑)。そういった苦労をまるで感じさせないほど、完璧に演じてらっしゃっているわけですね。
青木:あと個人的に飛鳥ちゃんの好きなところは、カッコいい、ボーイッシュに見えるタイプで、本人もたぶんカッコよく思われたいとは思うんですけど、意外と私服ではずっとスカートしかはいてないところ。
コミュとかカードのボイスもそうで、意外と女の子っぽい一面が多いというギャップがすごく好きですね。
僕自身はプライベートではスカートを全然はかないんですけど、彼女は自分から選んでプライベートにスカートばっかりはいている子だったりするので、そういう実は女の子っぽい一面もいっぱいあるということをもっと多くの方に知っていただけたら嬉しいです。
――それは素敵なポイントですね。
藍原:私も志希ちゃんの好きなところはいっぱいあるんですが、なんといっても圧倒的なビジュアル。女の子が憧れるしかないセクシーさとキュートさの両方を兼ね備えています。あのルックスには「可愛い、大好き!」と言うしかないですよね。魂を吹き込んでいる私自身もめちゃくちゃ憧れている、崇めている部分があります。
青木:志希にゃんには女性ファンも多いもんね。
藍原:そうだね。しかもどんどん女性の比率が多くなっているような感じもあるんですよね。「Dimension-3」を好きな人も女性が多い印象なんだけど、飛鳥ちゃんはどう?
青木:どうだろう? 女性人気もあるとは思うので半々くらいだと思うけど。
藍原:志希ちゃんはいわゆるカッコいい系ではないんですが、女の子のファンが多いのには彼女のカッコよさがあると思います。
台詞も考え方もイイ女すぎるのがまた。彼女は18歳なんですけど、30歳の私が参考にしようと思うほどで。台詞だけ見ると「偉そうだな」って思われそうなことでも、彼女なら許されちゃうんですよね。ドヤ! っていうのがはまっちゃうところが、たまらなく素敵です。
ギャップもあるにはあるんですけど、「実はか弱いの」みたいなシーンがあまりないどころか、どんどんなくなってきていて(笑)。
一同:(笑)。
藍原:最初のころはもう少し「仕事が自分の中でうまくいってない」みたいなシーンもあった気がするんですけど、最近は完全無欠! みたいな感じが前面に出ていると思います。そういうところも「カッコいいなあ、一ノ瀬志希」ってなりますね。
――見た目は隙だらけそうでも中身は抜け目ないです。
藍原:そうなんですよね。考えてないようでちゃんと考えていますから。恐ろしい子です。