音楽
Run Girls, Run!1stアルバムへの軌跡と現在地|インタビュー

『Run Girls, Run!』1stアルバム『Run Girls, World!』への軌跡と現在地|インタビュー

それぞれのソロ曲について

――これまでの活動を振り返っていただきありがとうございました。ここからはアルバムに新録される新曲についてお聞かせ下さい。まずは、ソロ曲からいきましょう。林さんのソロ曲『りんごの木』について森嶋さんはいかがでしたか?

森嶋:『りんごの木』ですね。私、この曲は無限再生していまして。はやまるに聴いてるよって何度もメッセージを送ってたんですけど、本当はもっと流してて(笑)。

林:会話の途中でもタイミング関係なく「りんごなう」ってね(笑)。

森嶋:私、本当にすっごい聴いてて。勝手にコールも入れてるからね(ドヤッ)。

――ちなみにどんなコールかお聞きしてもよろしいでしょうか?

森嶋:「りんごの木」ってフレーズが2回出てくるんですけど、そこを大声で叫ぶだけ!簡単でしょ?

林・厚木:(笑)

森嶋:楽しいよ?

林:よかった(笑)


 

――厚木さんはいかがでしょう?

厚木:早くライブで皆に聴いて欲しい楽曲ですね。私は、歌詞の「たかまる と はやまる」の韻の踏み方がメッチャ好きで。聴いててめっちゃ気持ちよくって、すぐフレーズ覚えちゃった。可愛いし、カッコいいのがはやまるっぽくて好きなんですよ。

――なるほど。林さんからも『りんごの木』について聞かせて下さい。

林:まず、曲が“ド”タイプなんですよ。こんなに私が好きで歌いやすくって、共感できる曲がいただけて本当に嬉しいです。大人になりたいけど、なり切れない。そんな瑞々しい気持ちが歌詞からも伝わってきますよね。聴いた人たち皆が元気になって欲しいなって思います。

――そろそろ18歳の誕生日を迎える林さん(5月15日が誕生日)ですが、『りんごの木』って例えば10年後の28歳になった時に歌ってもシビれる曲になると思うんです。

林:そうですよね! 歌えば歌うほど味が出る感じもありますし。その時々で解釈も変わりそう。

――何年経っても色褪せない名曲感ありますよね。

林:だからこそ、今の年齢で歌うことに意味がある気がするんですよ。“瑞々しいりんごの木”に仕上がっているので。

――ありがとうございます。続いては森嶋さんの『Darling Darling』にいってみましょう。

林:この曲は……素直にめちゃくちゃ可愛いですよね。それにすごくキャッチーだからついサビを口ずさんじゃう。一番を聞いたら2番でコールを入れられるくらいの分かりやすさもあるし。みんなで盛り上がれる曲だよね。もっちーにピッタリ。

厚木:本当に「これぞ!森嶋優花」って曲じゃない?それがオタクとして本当に嬉しいですね。全体的に可愛い構成なんですけど、サビの直前に裏声になったりする塩梅が堪らないですね……。

林:(森嶋さんの)可愛さが増してるよね。こんなに可愛いんだって思った(笑)。

森嶋:照れるやないかい!

――お二人からはべた褒めですね。

森嶋:こんなに可愛いって2人に言ってもらえて私の狙い通りです(ニヤリ)。『Darling Darling』はイントロがはじまった瞬間に「可愛い!!!」ってなる曲なんですよ。それが分かっていたので、レコーディングに臨むまでの間にこの曲をどう表現しようってずっと考えていました。

いっぱい練習しながら、色々と試してみたんですけど……。木皿さん(木皿陽平)からのディレクションで「もっと出していいよ!」が入ったんですよ。

マイク前で一人でレコーディングしていてもランナーさんたちの姿が思い浮かんできたり、ステージに立っている自分が思い浮かんだりして。そういったことがつながって『Darling Darling』が完成しましたね。


 

――最後は厚木さんのソロ曲『逆さまのガウディ』ですね。

林:私、今回のソロ曲であっちゃんにラップ曲が来ないかな?って思っていたんですよ。

厚木:え〜本当すごい!どうしてそう思ったの?

林:私ね、ずっとあっちゃんの声にラップが合うと思っていたの。あっちゃんの声をしっかりと堪能できるというか。

厚木:そうなんだ〜。嬉しい♪

林:あはは(笑)。ベースラインがすごくカッコよくって……。すごく、大好きです!

――どこか挙げるとすれば?

林:Aメロのベースですね。カッコよすぎます。

厚木:ラップパートもデモの時はあそこまで色々な音がバチバチに入っている感じじゃなくって。もう少し静かなラップだったんです。でも、完成版を聴いてみたらすごくやんちゃなサウンドに仕上がっていて、本当に神ですよね。


 

――森嶋さんの感想もお聞きしたいです。

森嶋:ハイ! はやまるのソロ曲は一緒に歌っちゃったり、叫んだりという感情になるんですけど、あっちゃんの曲は自然と体が動いちゃう曲だと思っていて。体は動くんだけど、じっくりと聴き込んでしまうみたいな。

新しいあっちゃんの魅力が楽曲に詰まっているので、多くの方に聴いていただきたいです。この曲はライブで披露していくごとに変化していきそうな感じもあるよね。

厚木:そうだね〜。私も歌えば歌うほど魅力が増すんじゃないかなって思ってます。『逆さまのガウディ』は一言で表現できないんですよね。

イントロから最高で、全体のアレンジもすごく凝ってるし。普通、ラスサビ辺りで声を張るポイントを作って曲の盛り上がりが作られることが多いですよね。

――そうですね。

厚木:『逆さまのガウディ』は逆で。ラスサビを優しく歌ってる感じになっているんですよ。聴く度に新しい発見があって、魅力が見つかってまた聴きたくなるみたいな曲なので、いっぱい聴いて欲しいなって思います。

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