『とある科学の超電磁砲T』高岡瓶々さん演じる木原幻生、マッドサイエンティストなどと思われがちですが……|《大覇星祭編》完結記念 声優インタビュー第15回
2020年1月から放送中の『とある科学の超電磁砲<レールガン>』シリーズ第3期にあたる、TVアニメ『とある科学の超電磁砲T』。魅力的で個性的なキャラクターたちが登場し、さまざまな戦いが繰り広げられた《大覇星祭編》も第15話の放送で、ひとつの完結を迎えました。アニメイトタイムズでは、そのキャラクターを演じた声優陣に、《大覇星祭編》をたっぷりと振り返ってもらうメールインタビュー連載を実施中です。
今回の連載最後となる第15回は、木原一族の執念深さに恐ろしさを感じた人も多いであろう、《大覇星祭編》で食蜂操祈の前に立ちはだかったマッドサイエンティスト・木原幻生を演じる高岡瓶々さんがいよいよ登場。高岡さんの回答も、演じる役“らしさ”に溢れていました。
食蜂操祈との心理戦は見応え充分、その裏にあった浅倉杏美さんとのやり取り
――『とある科学の超電磁砲』にはどんなイメージを持っていますか?
高岡瓶々さん(以下、高岡):未来の学園都市を舞台に特殊能力を持った学生たちが戦う物語。人物がそれぞれ魅力的(大人より大人)で、カッコよかったり笑えたり、すごく面白い作品だと思います。
――アフレコ現場はどんな雰囲気でしたか?
高岡:長いシリーズ物なので皆さん和気アイアイとしていて、とても楽しく収録できました。難しい専門用語が並んだセリフが多く、「みんな大変だね」と言ったら「アンタのせいだよ(笑)」と。
返事が……。うん、確かに幻生が悪い……。
――木原幻生を演じる際にこだわっていたことを教えてください。
高岡:老人でありながら己の欲するままに突き進むバイタリティーや、どんなときでも笑みを絶やさない不屈の精神。マッドサイエンティストなどと思われがちですが……いいえ、人生を楽しんで生きてるだけなんですよ、たぶん。
――木原幻生と食蜂との戦いは見どころでしたが、そこでの掛け合いなどで印象に残っていることなどはありますか?
高岡:裏の裏を読みあう心理戦。熱いものがありましたが、やはり「しまったぁ~」からの「バカなのかしら?」ですかね。
個人的には浅倉(杏美)さんにバレンタインのチョコを貰っちゃったので食蜂くんが勝って本当に良かったです。