石原夏織さん2ndアルバム『Water Drop』インタビュー|一滴の雫のようにここから大きく世界に広がっていきたい――
ご自身の誕生日間近である8月5日に2ndアルバム『Water Drop』をリリースする石原夏織さん。TVアニメ『魔王様、リトライ!』OP主題歌「TEMPEST」や新曲「SUMMER DROP」を含む全11曲が収録されたアルバムとなっています。
このアルバムリリースに先駆け、新曲のレコーディング真っ只中の石原夏織さんにインタビュー! アルバムのコンセプトや新曲「SUMMER DROP」についてたっぷり語っていただいたほか、6月17日に発売したばかりの1stLIVETOUR「Face to FACE」のBD&DVDの見どころなどについてもお話をお伺いしました。
アルバムのイメージは「ひとしずくが大きく世界に広がっていく感じ」
――1stアルバムはすごくいろんなテイストの曲が入っていましたが、次の2ndアルバム『Water Drop』はどんなコンセプトなのでしょうか?
石原夏織さん(以下、石原):今回も挑戦した事のない曲も含めて、色々な曲にチャレンジさせていただくんですけど、『Water Drop』ということで“ひとしずく”── 一曲一曲、アルバム自体を一滴の”しずく”として捉えて、ここから大きく世界に広がっていくような大きな括りでコンセプトを設けてみました。
――石原さんは”滴”という言葉でどんなイメージをしますか? 例えば雨の滴だったり、ドリンクに付いてる滴だったり、イメージがあれば教えていただければと。
石原:もともと持っていたイメージは、木の葉っぱから零れ落ちてくるようなイメージでした。
――ありがとうございます。次の質問ですが、これはこのアルバムだけに限った話ではないのですが、レコーディングに入る前に石原さんなりの準備やルーティーンがあったりするのでしょうか?
石原:まず現場に行く前に発声練習、発声して、声を温めた状態にして、そのまま現場向かいます。現場に持っていく物も決まっているものがあって、「スロートコート」っていう喉にいいお茶みたいなのがあるんですよ。それを、自分で作って持っていっています。
――なるほど。それを飲みながらレコーディングする感じですね。では続いて、「夜とワンダーランド」はどんなイメージの曲ですか?
石原:夜を駆けるような疾走感のあるダークなバンドサウンド曲になっています。久々にこういう雰囲気の曲を歌わせていただきました。
――かっこいい系の曲なのでしょうか?
石原:そうですね、かっこいいと思います。いつものダンスとかとは違う曲なんですが、今まであまり挑戦してきたことのない曲だったので、歌うまではすごい緊張しました(笑)
――分かりました、ありがとうございます。ジャケット撮影はもうされたのでしょうか?
石原:はい! 衣装は「Water Drop」ということでブルーの服を着ました。今まで水色はありましたが、ブルーの衣装を来たジャケットは初めてかもしれません。あと、まだ仕上がりは見れてないのですが(インタビュー時点)、水面に写り込んだ風船で”しずく”を表現してみました。
――楽しみにしています。今回のアルバムは、もちろん石原さんのファンの方に聴いてもらいたいと思うのですけれど、新しく聴いてもらいたい方や、どんな人に聴いてもらいたいと思ってます? 例えば、同世代の女の子なのか、ちょっとドライブにみんなで行く時にかけてもらいたいとか、そういうイメージがあれば教えて下さい。
石原:本当に色んなジャンルに今回挑戦したので、誰がいいかな……。私のことを全然知らない人に聴いてもらっても、けっこう面白いアルバムになるんじゃないかなって思っているので、そういった方とかですかね。
あとはせっかく夏に出すってこともあるので、お出かけの時とか、陽ざしの良い天気の海沿いを歩いてる時とか……。そうでなくても、出かける方がいらっしゃったら、ぜひかけてほしいです。