石原夏織さん2ndアルバム『Water Drop』インタビュー|一滴の雫のようにここから大きく世界に広がっていきたい――
石原さんの思う”夏”のイメージとは?
――その夏らしい曲ということで、新曲の「SUMMER DROP」について、夏の王道ソングらしい曲だと思うんですが、レコーディングはいかがでしたか?
石原:歌うこと自体がライブ以来だったので、「この歌、歌いこなせるかな」ってちょっと不安でした。けれど、実際歌い始めて見たら、最初はギアがかかってない感じだったんですけど、しばらくしたらいつも通りに戻って、曲調もあって楽しみながら歌えました。あ、早く夏が来てほしいなって思いました。歌いながら。
――収録中のエピソードなどありますか?
石原:ライブだと、「こうした方がいいよ」ってアドバイスをもらって色々やっていくんですけれど、久々に歌だけに関してレコーディングでアドバイスをもらいながら歌ったのがとても久々で、すごい楽しいなって思いました。
――2ndアルバムは、より成長した石原さんが見れるって感じですね。続いて歌詞についてお気に入りのところや「これわかる」といったポイントなどはありますか?
石原:冒頭の1A「まぶしい陽射し浴びて 高鳴る胸のコドウ 特別な夏が今 はじまりそうな予感」とかが個人的に好きです。個人的に夏がすごい大好きで、やっぱり陽ざしの感じとか、日が伸びた感じ。あと気温の感じとかで、自分の中で「夏が来るよ!」みたいな、ちょっと暗いニュースとかも多かった中でも、そういう周りが変化してきて、陽ざしが変わってきた時に、その中でも「何か楽しそう」って思えるんです。
毎年思うんですけど、今年は特に強く思ったので、この歌詞見た時に、この気持ちすごく分かるなーって、言おうとしてることはちょっと違うかもしれないけど、すごく実感がある気持ちの部分なので、すごく好きです。
――石原さんの中の、ちょっと理想の夏の過ごし方や、「今年はこうしたい」といったイメージや想像してることはありますか?
石原:花火行きたいです、行けるか分からないですけど。毎年思うのは花火に行きたくなるのと、今年は家族で沖縄に行けたらいいねってって思うので、夏は沖縄に行くことが、今の私としては理想です。
――「SUMMER DROP」の話に戻るんですが、ライブ映えしそうな曲だと思うんですけど、歌ってる時に、こんな振りいいなとか、イメージがあったりしますか?
石原:実は振りはもう付いたんですけど、個人的に曲を聴いて、この歌は、自分の中でのMV曲になる歌では珍しいくらい明るくて元気で、ポップな感じだから、いつもはかっこいい振りとかだったんですよ。でもそうじゃなくて、難しくないもので、かわいく、みんながちょっとでも、ライブとかでやらなくても、家で真似したくなるような振りになったらいいなーっていうのをお願いしていました。
だからいつもよりはちょっと振り数減らしてもいいかなー、でもその分、印象に残るキャッチーな振りになったらいいなーってお願いをして、今回は見事叶いました(笑)。