松岡禎丞さんも参加した『ド級編隊エグゼロス』OP歌う謎のユニット HXEROS SYNDROMES×BURNOUT SYNDROMES 熊谷和海さん座談会
声優とラップの相性の良さを再確認。ライブではどうパフォーマンスするのかお楽しみに
――曲を聴いた時の印象やお気に入りフレーズを教えてください。
フーディー:バーチャル世界の中で閉じ込めておくのはもったいないくらいの、スケール感の曲なので、ぜひBURNOUT SYNDROMESにもライブで演奏してもらいたいです。もしライブでやるとすれば、1DJ、2MCでやるんじゃないかなと個人的には思ってます。
熊谷:それだとFUNKY MONKEY BABYSじゃない?
フーディー:確かに(笑)。どうライブでパフォーマンスするのか、楽しみにしています。
HX-15:この曲も現実世界では叩けないフレーズやテクニックが満載で。もしフーディーが言ったフォーメーションでやるとしたら廣瀬君も張り切って映像を作るんじゃないかな。本人もやる気みたいですよ。
たこやき:ラップに挑戦するにあたって、いろいろなヒップホップの曲を聴いたら、「いいものだな」と改めて発見しました。JP THE WAVYさん、呂布カルマさん、Creepy Nutsさんの曲はすごくカッコいいし、韻の踏み方もインテリジェンスがあって。この「ʘcean」を聴いて、「いいな」と思ってくれた方はヒップホップの曲に触れてみていただきたいです。
熊谷:あと今、アニソンのクラブイベントも盛んに行われていますが、そこで流れてもいいように意識して作った部分もあります。いつかBURNOUT SYNDROMES主催で開催できたらいいですね。
「Love is @ U.F.O」は女子目線で男子を見た、明るく元気な曲。女性キャラにもリンク
――もう1曲の「Love is @ U.F.O」は、ポップでキャッチーなサウンドと女の子の恋への憧れが見事にマッチ!
熊谷:カップリング曲はシングルに収録される意味を持たせたいなと思って、作ったり、セレクトしていますが、「ʘcean」が男性目線での女性のミステアリアスさを歌っているので、この曲では女の子から見た男の子って宇宙人みたいじゃないかという発想から作りました。サウンド的にもこの曲はアップテンポで明るく、元気な感じで対照的でおもしろいかなと思います。
――歌詞は恋に憧れる女の子を歌っていますが、『エグゼロス』のヒロインの雲母が烈人を恋だとまだ認識していないけど意識しているところと通じるものがあるような。
熊谷:雲母だけではなく、他の女の子もそうじゃないかなと思っていて。『エグゼロス』に出てくる女の子はみんな、ピュアだと思ったので。
熊谷さんのUFO愛が歌詞にも反映!?
――あと至るところにUFOっぽさが詰め込まれていて。UFOが隠されているのではと言われている「エリア51」や「ジグザグ飛行」とか、「Channeling」や「Dowsing」の連呼はUFOを呼ぶ時の掛け声みたいだなと思いました。
熊谷:僕、『ケロロ軍曹』がとても好きで、子供の頃から読んでいたので、オカルト系の知識もあって。UFOは「Wake Up H×ERO!」で歌っている、自分の好きの1つで、だからこそ、語彙力にも説得力が出たのかなと。「エリア51」の「51」は「恋」みたいでいいなとずっと思っていたし。長い時間をかけて熟成された好きが詰め込まれているし、「Wake Up H×ERO!」にもかかっていて、3曲で1つになっていると思います。
――1曲目がカッコよく、2曲目がクールで、3曲目がかわいくと違うタイプでバランスもいいですね。
熊谷:種類をバラバラにしたくなるんですよね。アニソンが好きで、いろいろなシングルを買いますが、カップリングもしっかり聴く派なんですけど、違うベクトルのカップリングだとそのアーティストの知らない魅力を知ることができて嬉しくなったので、その経験を大切にしたいし、聴いてよかったと思ってもらえるものを今後も作っていきたいです。