牧野由依さんがピアノアンサンブルで弾き語り、ウイスキーを片手に恋愛に対する情熱をチェック――オンラインライブ「マキノファーム9月の収穫祭・おうちで15(イチゴ)狩り」レポート
ライブ後の“飲み会”では楽曲の制作裏話から心理テストも!
ライブ後は、ラフな格好に着替えた2人が再登場して、打ち上げと称した“まき飲み”を実施。先ほどまでみせたアーティストとしての格好いい姿とはまた違った、素の2人によるトークが繰り広げられました。
この時点で約1,800人(最終的には2,000人を突破)もの人が見てくれていることに嬉しさをにじませつつも、そこはやはり“まき飲み”。
コメントも参考にして、お互いの呼び方を“すーぎー”と“ゆーい”にしてみたり、みんなで乾杯したかと思えば、ライブ前に食べられなかったお弁当を食べ始めたりと、自由そのもの。
ちなみに、牧野さんが飲んでいたのはウイスキーのロック。ただ、スタッフのサービスが過ぎたのか、ほぼ原液のような状態だったようです。
「ベロンベロンになった牧野さんを見てみたい」とのコメントも見受けられましたが、本人曰くそういう状態にはならないらしく、そういう姿を見ることはなさそうです。
一方、杉本さんが手にしていたのは、韓国のドラマにハマって飲みたくなったという韓国の焼酎。そんな2人は、歌う前に飲むものの話やいま食べたいもののこと、はては配信でのギフト機能にも興味津々。気になったことをとりあえず話す、普通の飲み会状態となっていきます。
もちろんライブの話題にもなり、曲のアレンジについて杉本さんは「ぶっちゃけ大変でした」と苦労をにじませます。
具体的な楽曲やセットリストについては、「ノクターン」から「もどかしい世界の上で」へのアレンジの裏話も明かしていました。かなり大変ではあったものの、絶対にこれまでの牧野さんにはないものを残してやる! との意気込みだったそうです。
また、今回の選曲については、普段あまり披露できていなかった曲をやりたいとの思いが牧野さんにあったらしく、「髪とヘアピンと私」でスタートしたのはそのためだといいます。
さらに、セットリストで別の候補と悩んでいたことや、「ソルフェージュ」は自分で作詞作曲したのに歌いにくいトリッキーな曲であるといったぶっちゃけ話まで飛び出します。難解な曲に挑戦し続けることに、牧野さんは「ドM体質になった」と笑っていました。
ほかにも、「ふわふわ♪」はタイトルの語感と内容のギャップが大きく、歌詞に出てくる登場人物がすごいと話す2人。
その流れから、用意した本を使って「心理テスト」をしてみることとなり、『突然出現したUFOが発していた音』のお題から「恋愛に対する情熱度」が判明。過去の恋愛エピソードまで披露する羽目となっていました。
最後に次回の配信ライブ『マキノファーム11月の収穫祭・おうちで15(イチゴ)狩り』が発表されると、本人も視聴者も大喜びでした。こちらも杉本さんがゲスト出演されますので、さらに息の合った2人の素敵なパフォーマンスをお楽しみに!
[取材・文/千葉研一]
『マキノファーム9月の収穫祭・おうちで15(イチゴ)狩り』
セットリスト
M01. 髪とヘアピンと私(TVアニメ『ARIA The NATURAL』挿入歌)
M02. DESTINY
M03. 三月物語
M04. ソルフェージュ
M05. ウンディーネ(TVアニメ『ARIA The ANIMATION』OPテーマ)
M06. もどかしい世界の上で(TVアニメ『N・H・Kにようこそ!』EDテーマ)
M07. ふわふわ♪(メルパルク仙台CMソング)
M08. Cluster